国連安保理でシリア情勢への対応を協議する会合(2019年9月30日)

国連安保理でシリア情勢への対応を協議する会合を開かれた。

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ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表は、23日に設置が発表された制憲委員会(憲法委員会)に関して「制憲委員会設置合意は、シリアの主権、統一、独立、領土保全の尊重、国連憲章と安保理諸決議の遵守といった基本原則に基づかねばならない」と強調した。

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シリアのバッシャール・ジャアファル国連代表は、制憲委員会がロシア、イランとの強い連携のもとに成功裏に設置されたとしたうえで、その活動が外国の干渉や妨害から遠ざけられねばならないと発言した。

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ロシアのワシーリー・ネヴェンジャ国連大使は、「我々の一部のパートナー(欧米諸国)がシリア復興に新たな条件をつけてようとしているに注目している…。彼らはこれまでは制憲委員会(憲法委員会)の設置が条件だとしてきたが、我々はいくつもの新たな口実がなされていることを目にしている」と述べ、欧米諸国が依然としてシリア復興に参与しようとしないことを非難した。

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ケリー・クラフト米国連大使は、シリア政府が12万8000人を恣意的に逮捕したと主張、「こうした行為は受け入れられない」と非難、釈放を求めた。

AFP, September 30, 2019、ANHA, September 30, 2019、AP, September 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2019、October 1, 2019、Reuters, September 30, 2019、SANA, September 30, 2019、SOHR, September 30, 2019、UPI, September 30, 2019などをもとに作成。

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