ハマー県のトルコ軍監視所前でバアス党員とその支持者が抗議デモ:トルコ国旗を引きずり下ろし、シリア国旗を掲げる(2020年10月6日)

ハマー県では、シリア人権監視団、ザイトゥーン(10月6日付)、バラディー・ニュース(10月6日付)などによると、ムーリク市に設置されているトルコ軍の監視所の前で、バアス党ハマー支部の呼びかけを受けて、バアス党員、学生、公務員らが抗議デモを行い、トルコ軍の撤退を求めた。

大型バスやトラックで現場入りしたデモ参加者数十人は、ムーリク町の監視所の門に掲げられているトルコ国旗を引きずり下ろし、シリア国旗を掲げた。

デモ参加者はまた、トルコ軍兵士ともみ合いになり、監視所に向けて投石を行った。

これに対して、トルコ軍は催涙弾で応戦した。

なお、ドゥラル・シャーミーヤ(10月6日付)によると、同様のデモはイドリブ県のマアッル・ハッタートに設置されているトルコ軍の拠点の前でも行われた。

https://youtube.com/watch?v=kp_pCOzQ5dY

 

AFP, October 6, 2020、ANHA, October 6, 2020、Baladi News, October 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 6, 2020、Reuters, October 6, 2020、SANA, October 6, 2020、SOHR, October 6, 2020、Zaitonmag, October 6, 2020などをもとに作成。

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