エジプトのシュクリー外相はロシア軍によるシリア爆撃への支持を表明(2015年10月4日)

エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣は、UAEの衛星テレビ局アラビーヤ(10月4日付)に対して、ロシア軍によるシリア空爆がシリア国内の「テロとの戦い」に貢献するだろうと述べ、支持を表明した。

シュクリー外務大臣は、「(ダーイシュ(イスラーム国)やシャームの民のヌスラ戦線などといった国際テロ組織撲滅にむけた)努力において、ロシアが持ち得る能力を駆使して参入することは、シリアにおけるテロ包囲とその撲滅に影響を及ぼすと見ている」と述べた。

AFP, October 4, 2015、Alarabia.net, October 4, 2015、AP, October 4, 2015、ARA News, October 4, 2015、Champress, October 4, 2015、al-Hayat, October 5, 2015、Iraqi News, October 4, 2015、Kull-na Shuraka’, October 4, 2015、al-Mada Press, October 4, 2015、Naharnet, October 4, 2015、NNA, October 4, 2015、Reuters, October 4, 2015、SANA, October 4, 2015、UPI, October 4, 2015などをもとに作成。

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シリア軍は、ロシア軍の爆撃と並行して、ハマー県、イドリブ県、ラタキア県、ヒムス県などでファトフ軍の拠点を攻撃・爆撃(2015年10月4日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍は、ザカート村一帯、バッサ村を砲撃した。

一方、SANA(10月4日付)によると、シリア軍がアクラブ町で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を集中的に空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月4日付)によると、ロシア軍が空爆を行ったマアッラト・ヌウマーン市の郊外に位置するアービディーン村で、シリア軍がファトフ軍の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、タッル・マラク村、フバイト村でヌスラ戦線などのジハード主義武装集団に対して空爆を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がクルド山一帯を空爆した。

一方、SANA(10月4日付)によると、シリア軍が、ザーヒー村、バイト・アーラブ村などラビーア町一帯で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団に対して集中的に攻撃を加え、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(10月4日付)によると、シリア軍がタッルドゥー市、サアン・アスワド村、サムアリール村、ウンム・シャルシューフ村、ファルハーニーヤ村、ラービア村、ガジャル村、ザマーミール村、マハッサ地区でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

 

一方、クッルナー・シュラカー(10月5日付)によると、アレッポ市ザフラー地区(シリア政府支配地域)で爆弾が爆発し、1人が死亡、16人が負傷した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアマル農場一帯を「樽爆弾」などで空爆した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーライヤー市、ダーヒヤト・アサド町一帯を「樽爆弾」などで空爆した。

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アレッポ県では、SANA(10月4日付)によると、シリア軍がフマイマ村、ウンム・アマド村、ダイル・ハーフィル市、トゥライディム村、ブラート村、サブイーン丘、ジャディーダ村、アイン・サーイブ村、シャワーヤー丘、シャイフ・アフマド村、サフィーラ市東部、航空士官学校一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して空爆および特殊作戦を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月4日付)によると、シリア軍がブスラー・シャーム市、ダルアー市マハッタ(鉄道駅)地区で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点に対して正確な攻撃を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、タファス市・アトマーン村街道、ヒルバト・ガザーラ町南西部、西ガーリヤ村で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, October 4, 2015、AP, October 4, 2015、ARA News, October 4, 2015、Champress, October 4, 2015、al-Hayat, October 5, 2015、Iraqi News, October 4, 2015、Kull-na Shuraka’, October 4, 2015、October 5, 2015、al-Mada Press, October 4, 2015、Naharnet, October 4, 2015、NNA, October 4, 2015、Reuters, October 4, 2015、SANA, October 4, 2015、UPI, October 4, 2015などをもとに作成。

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アレッポ市内でYPGとアル=カーイダ系のヌスラ戦線が交戦(2015年10月4日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ブスターン・バーシャー地区、シャイフ・マクスード地区周辺で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

またアレッポ市アイン・タッル地区で男性1人が何者かの狙撃を受け重傷を負い、その後死亡した。

狙撃したのは、人民防衛隊の狙撃手だと疑われているという。

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アレッポ・ファトフ作戦司令室は声明を出し、アレッポ市シャイフ・マクスード地区一帯で続く西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などとの戦闘に関して、シャーム戦線に危機解決を委任すると発表した。
クッルナー・シュラカー(10月5日付)が伝えた。

AFP, October 4, 2015、AP, October 4, 2015、ARA News, October 4, 2015、Champress, October 4, 2015、al-Hayat, October 5, 2015、Iraqi News, October 4, 2015、Kull-na Shuraka’, October 4, 2015、October 5, 2015、al-Mada Press, October 4, 2015、Naharnet, October 4, 2015、NNA, October 4, 2015、Reuters, October 4, 2015、SANA, October 4, 2015、UPI, October 4, 2015などをもとに作成。

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シリア軍は、ロシア軍の爆撃と並行して、ハマー県、ヒムス県のダーイシュ(イスラーム国)拠点を爆撃、有志連合はハサカ県でYPGを爆撃支援(2015年10月4日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるウカイリバート町一帯でのシリア軍の空爆により、住民4人が死亡した。

一方、SANA(10月4日付)によると、シリア軍がラフジャーン村、ウカイリバート町東部で、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ハサカ市郊外南西部のアブドゥルアズィーズ山一帯で西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、ダーイシュ戦闘員10人が死亡した。

なお同地での戦闘によって、ダーイシュはこの2日間で27人の戦闘員を失っており、人民防衛隊側にも多くの死傷者が出ているという。

また、ARA News(10月4日付)によると、有志連合が、フワイジュ村などハサカ市南部および南西部郊外のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(10月4日付)によると、シリア軍が、シャーイル・ガス採掘所一帯、カルヤタイン市一帯、サアン村、ウンム・サフリージュ村、マクサル・ヒサーン村一帯をダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(10月4日付)によると、シリア軍がマーイル町、ダーラト・イッザ市、ナイラブ航空基地一帯、タッル・アラム村で反体制武装集団の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(10月4日付)によると、アウサ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(10月4日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米中央軍(CENTCOM)は、10月4日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して21回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は8回におよび、ハサカ市近郊(6回)、フール町(ハサカ県)近郊(1回)、タドムル市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, October 4, 2015、AP, October 4, 2015、ARA News, October 4, 2015、Champress, October 4, 2015、al-Hayat, October 5, 2015、Iraqi News, October 4, 2015、Kull-na Shuraka’, October 4, 2015、al-Mada Press, October 4, 2015、Naharnet, October 4, 2015、NNA, October 4, 2015、Reuters, October 4, 2015、SANA, October 4, 2015、UPI, October 4, 2015などをもとに作成。

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ロシア軍がイドリブ県、ヒムス県、ラッカ県でダーイシュなどの拠点への爆撃を続ける(2015年10月4日)

ロシア空軍(国防省)のイゴール・カリモフ報道官は、シリア領内での空爆に関して、過去24時間で、ロシア軍のSu-34、Su-24M、Su-25がシリア国内の10カ所に対して20回の空爆を行い、ダーイシュ(イスラーム国)など国際テロ組織のインフラを破壊したと発表した。

カリモフ報道官はまた、Su-34戦闘機がバンカー・バスターBETAB-500を投下し、ラッカ県の司令拠点複数カ所を破壊したことを明らかにした。

RT(10月4日付)などが伝えた。

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イドリブ県では、SANA(10月4日付)によると、シリア軍の支援を受けたロシア軍が、ジスル・シュグール市、マアッラト・ヌウマーン市で、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して空爆を実施した。

このうちジスル・シュグール市一帯に対する空爆では、教練キャンプ、避難所、爆弾・自爆ベルト製造教条、武器弾薬庫3棟、司令拠点4カ所が破壊されたという。

またマアッラト・ヌウマーン市一帯に対する空爆では、司令部複数カ所、倉庫、装備が破壊されたという。

これに関して、シリア人権監視団は、ロシア軍と思われる戦闘機が、ジスル・シュグール市郊外の国立病院一帯に対しても空爆を行ったと発表した。

なお、ジスル・シュグール市、マアッラト・ヌウマーン市一帯は、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、ジュンド・アクサー機構などからなるファトフ軍の支配地域で、ダーイシュの活動はほとんど見られない。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機が、ガルナータ村、ガジャル村、ウンム・シャルシューフ村など県北部を空爆し、子供2人を含む3人が死亡した。

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ラッカ県では、SANA(10月4日付)によると、シリア軍の支援を受けたロシア軍が、ダーイシュ(イスラーム国)の主要拠点の一つタブカ市を3回にわたって空爆し、同市郊外の教練センター、武器弾薬庫を破壊した。

AFP, October 4, 2015、AP, October 4, 2015、ARA News, October 4, 2015、Champress, October 4, 2015、al-Hayat, October 5, 2015、Iraqi News, October 4, 2015、Kull-na Shuraka’, October 4, 2015、al-Mada Press, October 4, 2015、Naharnet, October 4, 2015、NNA, October 4, 2015、Reuters, October 4, 2015、RT, Octobner 4, 2015、SANA, October 4, 2015、UPI, October 4, 2015などをもとに作成。

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ダルアー県で反体制武装集団メンバー450人、民間人法律違反者250人が集団投降、「解放区」の自治失敗などが要因(2015年10月3日)

SANA(10月3日付)などは、ダルアー県のイズラア市で、反体制武装集団メンバー約450人が地元和解プロセスの一環で治安当局に投降し、武器を引き渡したと伝えた。

投降した戦闘員はその後、放免となったという。

SANAはまた、このほかにもダルアー県各所(フラーク市など)で民間人法律違反者(指名手配者)約250人が当局に投降し、放免となり、投降者の数は700人に達したと付言した。

これに関して、ダルアー県の市民運動家の一人アリー・ミスリー氏はクッルナー・シュラカー(10月5日付)に対して、「和解は今回が初めてではなく、昨年にも多くの和解が行われた。しかし、これまでの和解は個人レベルで行われていた。これほど大規模な集団レベルでの和解はこれが初めてだ」と述べた。

ダルアー県各所で投降した民間人のなかには、シリア政府支配地域に対する反体制武装集団の砲撃による治安の悪化を受けて、無断欠勤を続けていた公務員・従業員らも含まれているという。

無断欠勤に伴い給与支払いを停止されていた彼らは、給与を得るために和解に応じた側面もあるという。

また、反体制武装集団によるいわゆる「解放区」での自治運営、治安対策の失敗も、民間人法律違反者の投降を後押ししていたという。

Kull-na Shuraka’, October 5, 2015、SANA, October 3, 2015などをもとに作成。

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ラタキア県北部にシリア軍戦闘機1機が墜落(2015年10月3日)

ARA News(10月4日付)は、ラタキア県トルクメン山(ラビーア町一帯)に、シリア軍戦闘機1機が墜落したと伝えた。

イドリブ県で活動するファトフ軍の前線司令官の一人、ムハンマド・ナスル氏によると、「反体制武装組織は、トルクメン山でシリア軍戦闘機を撃墜した。対空砲で戦闘機を狙い、撃墜した後、パイロットを逮捕した」という。

ARA News, October 4, 2015
ARA News, October 4, 2015

 

『ハヤート』(10月6日付)は、複数の反体制活動家の話として、墜落した戦闘機がMiG-23で、撃墜したのはラフマーン軍団だと伝えた。

AFP, October 4, 2015、AP, October 4, 2015、ARA News, October 4, 2015、Champress, October 4, 2015、al-Hayat, October 5, 2015、October 6, 2015、Iraqi News, October 4, 2015、Kull-na Shuraka’, October 4, 2015、al-Mada Press, October 4, 2015、Naharnet, October 4, 2015、NNA, October 4, 2015、Reuters, October 4, 2015、SANA, October 4, 2015、UPI, October 4, 2015などをもとに作成。

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シリア・ムスリム同胞団「ロシアへの防衛ジハードは義務」(2015年10月3日)

シリア・ムスリム同胞団は声明を出し、ロシア軍によるシリア領内での空爆開始を受け、ロシアに対するジハードを呼びかけた。

声明において、同胞団は「我々は今日、防衛ジハードが、武器を手にすることができるすべての者にとっての義務(ファルド・アイン)であることを確認する。これに基づき、我々は、このために同胞団のすべての力を結集する…。すべての派閥、武装組織、民族、宗教におけるすべてのシリア国民に対し、一丸となって独裁打倒と占領打破に向けて行動するよう呼びかける」と述べた。

AFP, October 4, 2015、AP, October 4, 2015、ARA News, October 4, 2015、Champress, October 4, 2015、al-Hayat, October 5, 2015、Iraqi News, October 4, 2015、Kull-na Shuraka’, October 4, 2015、al-Mada Press, October 4, 2015、Naharnet, October 4, 2015、NNA, October 4, 2015、Reuters, October 4, 2015、SANA, October 4, 2015、UPI, October 4, 2015などをもとに作成。

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ヒムス県タドムル市一帯でダーイシュ(イスラーム国)が女性住民にメンバーとの結婚を強要し、避難民が急増(2015年10月3日)

ヒムス県では、ARA News(10月3日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)によって支配されているタドムル市一帯からの避難民が「異常」に増加していると伝えた。

これに関して、マーヒル・アブー・タイイバを名乗る地元の活動家は、ARA Newsに対し、ダーイシュが最近になって、男性住民に対してダーイシュへの従軍を、女性住民に対してダーイシュ戦闘員との結婚を強要していることが、避難民増加の原因だと述べた。

一方、SANA(10月3日付)によると、タドムル市郊外のワーディー・ザカーラー北東部、カルヤタイン市一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、ARA News(10月3日付)によると、ハサカ市南部一帯に進攻していたダーイシュ(イスラーム国)が有志連合の空爆などを受け、同地から撤退した。

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スワイダー県では、SANA(10月3日付)によると、ガディール・アブー・シャルシューフ村でシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の車列を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(10月3日付)によると、サフィーラ市東部、ジュッブ・サファー村、ジャッブール村、ラドワーニーヤ村、アイン・サービル村、ターディフ市、バーブ市、シャワーヤー丘、航空士官学校一帯、マーリア市南部でシリア軍がダーイシュ(イシュラーム国)を空爆などで攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、ARA News(10月4日付)によると、ムーハサン市でダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員どうしが撃ち合いとなり、司令官の一人ハマーム・ラマダーン・トゥルキー氏(アブー・タマーム)が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、イスラーム軍がヤルダー市で男性5人をダーイシュ(イスラーム国)に内通しているとの断じ、処刑した。

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米中央軍(CENTCOM)は、10月3日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して16回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は6回におよび、ハサカ市近郊などのダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, October 3, 2015、AP, October 3, 2015、ARA News, October 3, 2015、October 4, 2015、Champress, October 3, 2015、al-Hayat, October 4, 2015、October 5, 2015、Iraqi News, October 3, 2015、Kull-na Shuraka’, October 3, 2015、al-Mada Press, October 3, 2015、Naharnet, October 3, 2015、NNA, October 3, 2015、Reuters, October 3, 2015、SANA, October 3, 2015、UPI, October 3, 2015などをもとに作成。

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クナイトラ県で、元ヌスラ戦線司令官のシャーム自由人イスラーム運動司令官がアフマル丘一帯での戦闘で戦死(2015年10月3日)

クナイトラ県では、「堪え忍ぶ者たちに吉報をもたらせ」合同作戦司令室は、クナイトラ県北部での作戦の第2段階を開始し、アフマル丘を制圧したと発表した。

この戦闘では、クッルナー・シュラカー(10月3日付)によると、アフマル丘での戦闘でシリア軍のサーミル・サーリフ・ハートゥーム大佐が戦死した。

一方、クッルナー・シュラカー(10月3日付)によると、アフマル丘一帯の戦闘で、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動の南部地区司令官のアフマド・ハリーファ・ムハイミード氏(アブー・ハリーファ)が戦死した。

ムハイミード氏は、シャームの民のヌスラ戦線の司令官だったが、その後離反し、「マラーヒムの兵」を名乗る武装集団に参加、ダルアー県のシャイフ・マスキーン町、ブスラー・シャーム市、第52旅団基地などでの戦闘に参加、最近になってシャーム自由人イスラーム運動に鞍替えしていたという。

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ダマスカス郊外県では、SANA(10月3日付)によると、シリア軍がダイル・アサーフィール市農場地帯、ダイル・サルマーン町農場地帯、カースィミーヤ町農場地帯、ドゥーマー市でシャームの民のヌスラ戦線、イスラーム軍などからなるジハード主義武装集団を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(10月3日付)によると、フライターン市、アレッポ市カースティールー・ライラムーン街道、ジュダイダ地区などでシリア軍がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月3日付)によると、インヒル市、ナーミル村西部、ダルアー市雛民キャンプ一帯、アッバースィーヤ地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(10月3日付)によると、タイバ村、タッルドゥー市、ラスタン市一帯、カフルラーハー市、サアン・アスワド村で、シリア軍がシャームの民のヌスラ戦線、ヒムス軍団、シャーム自由人イスラーム運動、ハーリド・ブン・ワリード旅団、ファールーク大隊と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、クッルナー・シュラカー(10月4日付)によると、県北部のマクラミーヤ村で、自由シリア軍第313旅団のイスラーム法務責任者のイブラーヒーム・アブドゥルアズィーズ・サイード氏が何者かに殺害され、遺体で発見された。

サイード氏は9月30日に開始されたロシア軍による空爆を受け、難を逃れていたが、その後、暗殺されたという。

AFP, October 3, 2015、AP, October 3, 2015、ARA News, October 3, 2015、Champress, October 3, 2015、al-Hayat, October 4, 2015、Iraqi News, October 3, 2015、Kull-na Shuraka’, October 3, 2015、October 4, 2015、al-Mada Press, October 3, 2015、Naharnet, October 3, 2015、NNA, October 3, 2015、Reuters, October 3, 2015、SANA, October 3, 2015、UPI, October 3, 2015などをもとに作成。

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ロシア軍がシリア軍の支援を受け、イドリブ県、ハマー県、ラッカ県での爆撃を続け、クッルナー・シュラカーによるとイドリブ県で一家9人を含む11人が死亡(2015年10月3日)

SANA(10月3日付)によると、シリア軍の支援を受けたロシア空軍戦闘機がイドリブ県、ハマー県、ラッカ県で前日に引き続き、空爆を実施した。

ロシア国防省のイゴール・コナシンコフ報道官によると、ロシア空軍は過去24時間で9カ所に対して20回にわたる空爆を行ったという。

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イドリブ県では、ロシア軍は、ジスル・シュグール市、マアッラト・ヌウマーン市の武器庫、自爆攻撃を行う戦闘員のための武器製造工場、車輌整備センター、教練キャンプ、車輌などを破壊した。

これに関して、シリア人権監視団は、ロシア軍戦闘機がフバイト村一帯、イフスィム町一帯を空爆し、イフスィム町では反体制勢力の自警団隊員を含む12人が死傷したと発表した(クッルナー・シュラカー(10月3日付)によると、イフスィム町でのロシア軍の空爆で、一家9人を含む11人が死亡した)。

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ハマー県では、ロシア軍はラターミナ町の司令部を破壊した。

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ラッカ県では、コナシンコフ報道官によると、ロシア軍はラッカ市近郊の司令部をSu-34によって正確に空爆し、地下倉庫を破壊したという。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、トルクメン山(ラビーア町一帯)にある「国際医療機関の病院」を空爆し、建物が被害を受けた。

ロシア軍戦闘機はまた、この空爆で、反体制武装集団の本部を空爆したという。

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https://youtu.be/MujuHXlsGLE
https://youtu.be/Aqt8mmBBOvk

AFP, October 3, 2015、AP, October 3, 2015、ARA News, October 3, 2015、Champress, October 3, 2015、al-Hayat, October 4, 2015、Iraqi News, October 3, 2015、Kull-na Shuraka’, October 3, 2015、al-Mada Press, October 3, 2015、Naharnet, October 3, 2015、NNA, October 3, 2015、Reuters, October 3, 2015、SANA, October 3, 2015、UPI, October 3, 2015などをもとに作成。

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ロシア軍参謀本部「30日に開始されたシリア領内59カ所以上に対する60回以上の爆撃で、ダーイシュ(イスラーム国)などテロ組織のインフラを破壊、600人の残党が欧州に向けて逃亡しようとしている」(2015年10月3日)

ロシア軍参謀本部は、9月30日に開始されたロシア空軍によるシリア領内での空爆に関して、59カ所以上の標的を60回以上にわたり空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)をはじめとする国際テロ組織のインフラを破壊したと発表した。

また報道官によると、ロシア空軍の攻撃により、戦闘員が戦線から逃亡を始め、うち「600人が欧州に逃亡しようとしている」と付言した。

『ハヤート』(10月4日付)などが伝えた。

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一方、シリア人権監視団は、9月30日に開始されたロシア軍によるシリア領内での空爆によって、民間人39人と戦闘員14人が死亡したと発表した。

また3日の空爆では、民間人15人が死亡したという。

AFP, October 3, 2015、AP, October 3, 2015、ARA News, October 3, 2015、Champress, October 3, 2015、al-Hayat, October 4, 2015、Iraqi News, October 3, 2015、Kull-na Shuraka’, October 3, 2015、al-Mada Press, October 3, 2015、Naharnet, October 3, 2015、NNA, October 3, 2015、Reuters, October 3, 2015、SANA, October 3, 2015、UPI, October 3, 2015などをもとに作成。

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ハンガリーのシーヤールトー外相「移民問題とシリア和平はロシアの協力が必要」(2015年10月3日)

シーヤールトー・ペーテル・ハンガリー外務貿易大臣はAFP(10月3日付)に対し、シリアの紛争および欧州における難民・移民問題を解決するため、ロシアと協力するよう呼びかけた。

シーヤールトー外務貿易大臣は「移民の根本原因に対処しなければならない。また、ジハード主義者と戦い、交渉を通じてシリアに和平をもたらそうとする国際社会の努力を強化しなければならない…。この二つの目的は国際社会とロシアの協力が必要だ」と述べた。

AFP, October 3, 2015、AP, October 3, 2015、ARA News, October 3, 2015、Champress, October 3, 2015、al-Hayat, October 4, 2015、Iraqi News, October 3, 2015、Kull-na Shuraka’, October 3, 2015、al-Mada Press, October 3, 2015、Naharnet, October 3, 2015、NNA, October 3, 2015、Reuters, October 3, 2015、SANA, October 3, 2015、UPI, October 3, 2015などをもとに作成。

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「ダーイシュ(イスラーム国)との戦い」の名のもとにPKKへの攻撃を続けるトルコのエルドアン大統領は、ロシアがダーイシュではなく反体制派を攻撃していると批判、シリア爆撃の再考を求める(2015年10月3日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はカタールの衛星テレビ局ジャズィーラ・チャンネル(10月3日付)に対して、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領はシリア領内でのロシア軍による空爆によって民間人数十人が犠牲になっていると断じ、空爆を再検討すべきだと主張した。

エルドアン大統領は、ロシア政府が空爆によってダーイシュ(イスラーム国)を狙うことをトルコ政府に対して確約したにもかかわらず、「ロシアの空爆は、アサドと戦うシリアの反体制派を標的としており、ロシア軍戦闘機はダーイシュ拠点を攻撃していない」と述べ、「この問題で悲しみの念を表明したい…。友好国であるロシアに対して、現在行っている措置(空爆)の再検討を求めたい」と述べた。

またエルドアン大統領は「トルコは、シリア領内でのロシアの空爆によって65人が死亡したとの情報を得ている…。彼ら(ロシア)は民間人の死者が出ていることから目を反らしている」と付言した。

さらに、シリア情勢に関しては「アサドが(権力の座に)とどまったかたちで、シリアに平和を構築することは不可能だ」と改めて強調した。

なお、トルコ政府は8月になって、ダーイシュとの「テロとの戦い」を行うとの姿勢を示したが、ダーイシュに対する攻撃はほとんど行っておらず、実際にはイラク、トルコ領内のPKK(クルディスタン労働者党)に対する攻撃を激化させ、民間人に死傷者が出ている。

AFP, October 3, 2015、Aljazeera.net, October 3, 2015、AP, October 3, 2015、ARA News, October 3, 2015、Champress, October 3, 2015、al-Hayat, October 4, 2015、Iraqi News, October 3, 2015、Kull-na Shuraka’, October 3, 2015、al-Mada Press, October 3, 2015、Naharnet, October 3, 2015、NNA, October 3, 2015、Reuters, October 3, 2015、SANA, October 3, 2015、UPI, October 3, 2015などをもとに作成。

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フランスのオランド大統領「ダーイシュ(イスラーム国)のみを爆撃すべきとロシアに伝える」(2015年10月3日)

フランスのフランソワ・オランド大統領は、2日に開催されたウクライナ和平協議に出席するためにパリを訪問中のロシアのヴラジミール・プーチン大統領との会談後の記者会見で、ロシア軍によるシリア領内での空爆に関して、プーチン大統領に対して「ダーイシュ(イスラーム国)のみを標的とすべきだ」と伝えたことを明らかにした。

オランド大統領はまた「アサドが交渉相手としてとどまる限り、政治トラックはいかなる前進もしないだろう…。私はプーチン大統領に、私が(シリアでの和平プロセスに)参加する目的について話した。それは、シリアの主権と国土保全への熱意であり、政権が支配する地域と、混乱が拡がり、おそらくは「カリフ国」になってしまうであろう別の当事者の支配地域にシリアを分割することを意図してはいない。宗教に基づいて国を分断すること…は国連の基本原則に矛盾している」と述べた。

『ハヤート』(10月4日付)などが伝えた。

AFP, October 3, 2015、AP, October 3, 2015、ARA News, October 3, 2015、Champress, October 3, 2015、al-Hayat, October 4, 2015、October 5, 2015、Iraqi News, October 3, 2015、Kull-na Shuraka’, October 3, 2015、al-Mada Press, October 3, 2015、Naharnet, October 3, 2015、NNA, October 3, 2015、Reuters, October 3, 2015、SANA, October 3, 2015、UPI, October 3, 2015などをもとに作成。

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ファロン英国防相「ロシア軍の爆撃のうち、ダーイシュ(イスラーム国)を標的としているのは全体の5%だけ」(2015年10月3日)

英国のマイケル・ファロン国防大臣は、『サン』(10月3日付)のインタビューに応じ、そのなかでロシア軍によるシリア領内での空爆に関して、「彼ら(ロシア軍)は、民間人の居住地域に爆弾を投下し、民間人を殺害している…。彼らはアサドと戦う自由シリア軍部隊に爆弾を投下している」としたうえで、ロシア軍の空爆のうち、ダーイシュ(イスラーム国)を標的としているのは全体の5%に過ぎないと非難した。

AFP, October 3, 2015、AP, October 3, 2015、ARA News, October 3, 2015、Champress, October 3, 2015、al-Hayat, October 4, 2015、Iraqi News, October 3, 2015、Kull-na Shuraka’, October 3, 2015、al-Mada Press, October 3, 2015、Naharnet, October 3, 2015、NNA, October 3, 2015、Reuters, October 3, 2015、SANA, October 3, 2015、The Sun, October 3, 2015、UPI, October 3, 2015などをもとに作成。

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チェチェン共和国のカディロフ大統領がプーチン大統領の要請を受け、シリアへの派兵を決定(2015年10月2日)

『ハヤート』(10月3日付)は、チェチェン共和国(ロシア連邦)のラムザン・カディロフ大統領が、ロシア軍が開始したシリア領内での空爆に関して、ヴラジミール・プーチン大統領の要請に応じ、「ダーイシュ(イスラーム国)と戦うためチェチェンからシリアに軍部隊を派遣することに同意した」と伝えた。

AFP, October 2, 2015、AP, October 2, 2015、ARA News, October 2, 2015、Champress, October 2, 2015、al-Hayat, October 3, 2015、Iraqi News, October 2, 2015、Kull-na Shuraka’, October 2, 2015、al-Mada Press, October 2, 2015、Naharnet, October 2, 2015、NNA, October 2, 2015、Reuters, October 2, 2015、SANA, October 2, 2015、UPI, October 2, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がクナイトラ県で反体制武装集団との戦闘を続ける(2015年10月2日)

クナイトラ県では、SANA(10月2日付)によると、シリア軍が人民防衛諸組織とともに、ハミーディーヤ村、ウーファーニヤー村、アブー・シャッタ村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(10月2日付)によると、ドゥーマー市、サマーディー村、ダイル・アサーフィール市、ザブディーン村で、シリア軍がイスラーム軍など反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(10月2日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, October 2, 2015、AP, October 2, 2015、ARA News, October 2, 2015、Champress, October 2, 2015、al-Hayat, October 3, 2015、Iraqi News, October 2, 2015、Kull-na Shuraka’, October 2, 2015、al-Mada Press, October 2, 2015、Naharnet, October 2, 2015、NNA, October 2, 2015、Reuters, October 2, 2015、SANA, October 2, 2015、UPI, October 2, 2015などをもとに作成。

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ロシア軍、シリア軍がアレッポ県、イドリブ県、ハマー県、ラッカ県、ラタキア県のダーイシュ(イスラーム国)など「国際テロ組織」への爆撃を続ける(2015年10月2日)

アレッポ県、イドリブ県、ハマー県、ラッカ県では、SANA(10月2日付)によると、シリア空軍の支援を受けたロシア空軍戦闘機が、ダーイシュ(イスラーム国)の司令部複数カ所、武器庫複数棟、車輌数十輌を空爆、破壊した。

これに関して、ロシア国防省は声明を出し、ロシア側監督チームが過去24時間でロシア空軍がらか県、ハマー県、イドリブ県内の12カ所を18回にわたって空爆したと発表した。

アレッポ県では、ロシア空軍は、ダーラト・イッザ市のダーイシュの司令部1カ所、司令拠点1カ所を空爆した。

ロシア国防省によると、空爆はSu-25複数機によって行われた。

ハマー県では、ロシア空軍は、カフルズィーター市北部で国際テロ組織のブラックリストに記載されたテロ組織の本部1カ所、車輌数十輌を空爆した。

またラターミナ町の拠点および司令部複数カ所、武器庫1棟も空爆によって破壊された。

なおロシア国防省によると、ロシア軍は、ハマー県では司令部1カ所、およびこの司令部に併設されたキャンプ1カ所、車輌数十両を空爆で破壊した。

イドリブ県では、ロシア空軍は、マアッラト・ヌウマーン市の爆弾製工場1棟、武器装備基地1カ所、車輌10台以上を空爆、またハーン・シャイフーン市の司令部を破壊した。

ラッカ県では、ロシア国防省によると、ロシア空軍は、ラッカ市近郊のダーイシュの司令部1カ所、教練キャンプ1カ所を空爆し、破壊した。

イゴール・コナシンコフ国防省報道官によると、空爆はSu-34戦闘機複数機が高度5,000メートルから正確に行われたという。

またARA News(10月2日付)は、複数の反体制消息筋の話として、ロシア軍のラッカ市一帯に対する空爆で、ダーイシュのメンバー12人が死亡したと伝えた。

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ラタキア県では、アラビー21(10月3日付)によると、ロシア空軍が、シリア政府支配下のバービナー村を誤爆した。

被害状況は不明だという。

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『ハヤート』(10月3日付)によると、ロシア空軍のイゴール・カリモフ報道官は、シリア領内での「テロとの戦い」の拠点としてロシア空軍が使用しているフマイミーム航空基地に、燃料補給機10機が配備されたと発表した。

これらの補給機は戦闘機への空中空輸を行うために配備されたという。

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ロシア連邦議会(ドゥーマ(下院)外交関係委員会のアレクセイ・プシュコブ委員長は、Euro 1(10月2日付)に対し、シリア領内でのロシア空軍の作戦が、3~4ヶ月は続くだろうとの見通しを示した。

プシュコブ委員長は「抜け出すことが困難な泥沼に落ちる危険は常にある。しかし、我々はモスクワで、作戦が3、4ヶ月はかかるだろうと話している」と述べた。

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SANA(10月2日付)によると、ロシア空軍の空爆と並行して、シリア軍も、アレッポ県、イドリブ県、ハマー県で空爆を行った。

アレッポ県では、シリア軍は、アレッポ市東部の航空士官学校一帯、ジャッブール村、フマイマ村、ジュッブ・サファー村を空爆し、ダーイシュの戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、マアルサト・ハーン村・マドユーナ村間の街道で「テロ集団」の車輌の二つの車列を空爆し、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の戦闘員を殲滅した。

このほか、シリア軍は、サーリヒーヤ村、ナアーム丘一帯、トゥライディム村、フワイジーナ村、カスィール・ワルド村、カッバーラ村、アイン・サービル村、アイン・ハンシュ村、タッル・ファーウール村、タッラト・サワーヤー村、ナイラブ航空基地一帯、アイン・ジャマージマ村、フマイマト・サギーラ村、ラスム・アッブード村、ダイル・ハーフィル市、ブライジュ村、タッル・イスタブル村、シャイフ・アフマド村、カフルハムラ村、ジュッブ・ガブシャ村、アレッポ市内ラームーサ地区、サラーフッディーン地区、ライラムーン地区、バニー・ザイド地区、カルム・ジャバル地区、ザバディーヤ地区でヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

ヒムス県では、シリア軍は、タドムル市およびその郊外(三角地帯)などで、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して正確な攻撃を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、フーシュ・ザバーディー村、ラジャム・カスル村、タッラト・タウィーラ農場で、シリア軍がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

ラタキア県では、シリア軍は、トゥールース村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を空爆し、教練キャンプ、武器弾薬庫を破壊した。

このほかダイル・ザウル県では、シリア人権監視団、ARA News(10月3日付)によると、ダイル・ザウル市およびその周辺で、シリア軍、国防隊とダーイシュ(イスラーム国)が激しく交戦した。

戦闘は、工業地区、ラサーファ地区、労働者住宅地区、ダイル・ザウル航空基地一帯で激しく行われ、シリア軍が同地一帯を空爆したという。

またSANA(10月2日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル航空基地、ティーム油田一帯を襲撃したが、シリア軍がこれを撃退した(SANA(10月3日付)によると、ダイル・ザウル市一帯の戦闘で、シリア軍はダーイシュのメンバー160人以上を殲滅したという。)

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https://youtu.be/L1okFkHayPs
https://youtu.be/2DZcj960fGo
https://youtu.be/kPW3t6oflh0
https://youtu.be/VUOKSJQ_YdI

AFP, October 2, 2015、AP, October 2, 2015、ARA News, October 2, 2015、Arabi 21, October 3, 2015、Champress, October 2, 2015、al-Hayat, October 3, 2015、Iraqi News, October 2, 2015、Kull-na Shuraka’, October 2, 2015、al-Mada Press, October 2, 2015、Naharnet, October 2, 2015、NNA, October 2, 2015、Reuters, October 2, 2015、SANA, October 2, 2015、UPI, October 2, 2015などをもとに作成。

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潘国連事務総長、国際テロ組織のみを爆撃の標的とするようロシアに要請(2015年10月2日)

潘基文国連事務総長は声明を出し、ロシア軍によるシリア領内での空爆開始に関して、国連の諸決議において「テロ組織」と認定された勢力のみに空爆を限定し、民間人の犠牲を回避するよう努めるよう求めた。

AFP, October 2, 2015、AP, October 2, 2015、ARA News, October 2, 2015、Champress, October 2, 2015、al-Hayat, October 3, 2015、Iraqi News, October 2, 2015、Kull-na Shuraka’, October 2, 2015、al-Mada Press, October 2, 2015、Naharnet, October 2, 2015、NNA, October 2, 2015、Reuters, October 2, 2015、SANA, October 2, 2015、UPI, October 2, 2015などをもとに作成。

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シリア国民連合がアル=カーイダ系組織などとともに、国連安保理議長声明で承認されたデミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表提案の作業グループを拒否(2015年10月2日)

シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表が提案し、国連安保理議長声明(S/PRST/2015/15)で設置への支持が表明された、シリア紛争解決に向けた四つの作業グループに関して、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動、ジハード主義部組織のイスラーム軍とともに、「シリア問題に関する国連の決議のほとんどを逸脱している」と非難し、拒否するとの意思を示した。

声明はまた、ロシア軍によるシリア領内での軍事活動についても拒否し、その責任はシリア政府にあると追及した。

AFP, October 2, 2015、AP, October 2, 2015、ARA News, October 2, 2015、Champress, October 2, 2015、al-Hayat, October 3, 2015、Iraqi News, October 2, 2015、Kull-na Shuraka’, October 2, 2015、al-Mada Press, October 2, 2015、Naharnet, October 2, 2015、NNA, October 2, 2015、Reuters, October 2, 2015、SANA, October 2, 2015、UPI, October 2, 2015などをもとに作成。

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ムアッリム外務在外居住者大臣が国連総会で演説「爆撃はシリア国内でテロと戦う唯一の勢力であるシリア・アラブ軍との協力がなされない限りは無駄なものとなる」(2015年10月2日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣が国連総会で一般討論演説を行った。

SANA(10月2日付)が伝えた。

ムアッリム外務在外居住者省の主な発言は以下の通り:

「安保理が国連憲章第7章に基づいて採択した(テロとの戦いに関する)諸決議は依然として紙の上のインクに過ぎない…。資金供与などを通じてテロを保護・支援する一部の国は依然として、この地域で過激派を育んでおり、シリアにテロリストを送り、彼らに武器を与えている」。

「テロは限度のない思想だ。この巨人が一端出現すると、それを国のなかだけで押さえ込むことはできない。ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線、そしてその他のアル=カーイダ系組織のテロは無実の人々を殺し、女性を奴隷扱いし、市民に迫撃砲を雨のように浴びせ、飲料水、電気を遮断し、歴史的文明的な史跡を破壊する」。

「選挙や議会によって政治を執り行っている先進国が、議会を持たず、女性の権利さえ認めていない国と同盟を結ぶことができるのか?」

「シリアは言葉と行動をもって、テロと戦い続ける。シリア軍は国からテロリストを浄化する能力を持っている…。テロとの戦いは、何よりもまず優先されるべき事項であるとともに、シリアは外国の干渉のない、シリア人どうしの対話を通じた政治プロセスを信じている」。

「シリアはジュネーブ2、モスクワ1および2への参加に同意してきたが、今日、みなさんの前でこう宣言したい。シリアはスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表が、ブレーンストーミングのために設置を提案した四つの作業グループへの参加に同意した、と」。

「「テロとの戦い」に向けた国際・地域同盟の設立を訴えるロシアのヴラジミール・プーチン大統領の呼びかけは、シリア政府が関心を払い、また支持してきたものである…。なぜなら、テロとの戦いは、空からだけでは行い得ず、これまで行われ得てきた(有志連合の)作戦はテロの拡散をもたらしただけだからだ。空爆はシリア国内でテロと戦う唯一の勢力であるシリア・アラブ軍との協力がなされない限りは無駄なものとなる。ロシア空軍がシリア領内で空爆を開始したとの発表、そしてこれがシリア政府の要請のもとに行われたこと…。これこそが、「テロとの戦い」に対するシリアの努力を支援する真の実効的な参加のありようだ」。

「EUや米国が課している非人道的な制裁がシリア人の生活状況の悪化をもたらした…。シリアは、移民が安全に帰国することを保障している。またすべての市民に差別なく人道支援物資が配給されるべく最大限の努力を続けている」。

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ムアッリム外務在外居住者大臣はまた、総会での演説のほか、イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣、潘基文国連事務総長と相次いで会談した。

AFP, October 2, 2015、AP, October 2, 2015、ARA News, October 2, 2015、Champress, October 2, 2015、al-Hayat, October 3, 2015、Iraqi News, October 2, 2015、Kull-na Shuraka’, October 2, 2015、al-Mada Press, October 2, 2015、Naharnet, October 2, 2015、NNA, October 2, 2015、Reuters, October 2, 2015、SANA, October 2, 2015、UPI, October 2, 2015などをもとに作成。

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マレーシアのラザク首相はシリア人難民3,000人の受け入れを表明(2015年10月2日)

マレーシアのナジブ・ラザク首相は、国連総会で一般討論演説を行い、シリア人難民3,000人を受け入れる用意があると述べた。

ARA News(10月2日付)などが伝えた。

AFP, October 2, 2015、AP, October 2, 2015、ARA News, October 2, 2015、Champress, October 2, 2015、al-Hayat, October 3, 2015、Iraqi News, October 2, 2015、Kull-na Shuraka’, October 2, 2015、al-Mada Press, October 2, 2015、Naharnet, October 2, 2015、NNA, October 2, 2015、Reuters, October 2, 2015、SANA, October 2, 2015、UPI, October 2, 2015などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県内でダーイシュ(イスラーム国)とムーハサン市住民の対立が激化(2015年10月2日)

ダイル・ザウル県では、ARA News(10月2日付)は、複数の消息筋の話として、ムーハサン市で、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーと、ダーイシュに追従していた同市の指導者との間で対立が激化し、ダーイシュと部族民兵の交戦が生じていると伝えた。

両者の緊張状態は数日前、ダーイシュの宗教警察(ヒスバ)が女性に対して厳格な規則を押しつけ、またダイル・ザウル航空基地一帯での戦闘に参加していた若者らや女性が逮捕され、公開処罰を受けたことで激化したという。

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ハサカ県では、ARA News(10月3日付)によると、ダーイシュのバラカ州が、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊との戦闘の末にアブドゥルアズィーズ山の大部分を制圧したと発表した。

これに対して、人民防衛隊はアブドゥルアズィーズ山一帯での戦闘でダーイシュ戦闘員28人を殲滅したと発表した。

AFP, October 2, 2015、AP, October 2, 2015、ARA News, October 2, 2015、October 3, 2015、Champress, October 2, 2015、al-Hayat, October 3, 2015、Iraqi News, October 2, 2015、Kull-na Shuraka’, October 2, 2015、al-Mada Press, October 2, 2015、Naharnet, October 2, 2015、NNA, October 2, 2015、Reuters, October 2, 2015、SANA, October 2, 2015、UPI, October 2, 2015などをもとに作成。

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南部戦線(自由シリア軍)「ロシア軍とイラン軍への攻撃は我々の部隊にとって合法的な標的」(2015年10月2日)

ダルアー県で活動する南部戦線(自由シリア軍)は、ロシア軍によるシリア領内での空爆開始を受けて声明を出し、「ロシア、イラン両政府はシリア国民の真の敵」としたうえで、占領への抵抗を保障した国際法に基づき「ロシア軍とイラン軍への攻撃は我々の部隊にとって合法的な標的とみなす」と発表した。

Kull-na Shuraka', October 2, 2015
Kull-na Shuraka’, October 2, 2015

AFP, October 2, 2015、AP, October 2, 2015、ARA News, October 2, 2015、Champress, October 2, 2015、al-Hayat, October 3, 2015、Iraqi News, October 2, 2015、Kull-na Shuraka’, October 2, 2015、al-Mada Press, October 2, 2015、Naharnet, October 2, 2015、NNA, October 2, 2015、Reuters, October 2, 2015、SANA, October 2, 2015、UPI, October 2, 2015などをもとに作成。

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オバマ米大統領「「穏健な反体制派」への軍事教練の失敗は、彼らが「樽爆弾」の攻撃を受けており、ダーイシュとの戦闘に集中できないため」(2015年10月2日)

バラク・オバマ米大統領は記者会見で、ロシアがダーイシュ(イスラーム国)と「イスラーム教スンナ派の反体制派」を区別せずに空爆していると述べた。

また「穏健な反体制派」への軍事教練の失敗に関して、彼らが「樽爆弾」の攻撃を受けているためにダーイシュとの戦闘に集中できないと主張した。

記者会見でのオバマ米大統領の主な発言は以下の通り。

「何よりもまず、シリアで何が起きているのか…を理解しよう。アサドに対する平和的デモが内戦に発展したのは、アサドが想像を絶する蛮行で抗議行動に対峙したからだ。だから、これは米国とシリアの当事者の間の紛争ではない。これはシリア国民と野蛮で非常な独裁者の間の紛争だ」。

「アサドが未だに権力の座にいるのは、ロシアとイランが支援してきたからだ…。彼ら(ロシア)は、圧倒的なシリア国民が拒んでいる体制をてこ入れしている…。だから、プーチン大統領との会談で、私ははっきりと、シリアの問題を解決する唯一の方法が政治的移行であり…、それを実現する唯一の方法が、アサドを移行させることだと言った…。これは私が行った判断ではなく、圧倒的大多数のシリア人が下した判断だ。だから、私は、プーチン大統領がアサドやイランを仲介して、政治的移行を推し進めるのであれば、彼とともに行動する用意があると彼に伝えた」。

「私はまた彼に、米国とロシア、そして全世界がISIL(ダーイシュ(イスラーム国)を殲滅するという点で利害が一致していると言った。しかし、プーチン大統領が何と言おうが、非常に明白なのは、彼はISILと、アサドの退陣を求める穏健なスンナ派反体制勢力をしていない。彼ら(ロシア)にとって、彼らはすべてテロリストだというのだ」。

「シリア国内の反体制組織への支援に関して、米国は軍事的解決を押しつけるつもりはないと明確の述べてきた…。しかしまた、我々はシリアの穏健な反体制派と関わっている…。なぜなら、シリアはいずれ倒れ、またアサド体制は倒れたとき、我々には、共にその破片を拾い集める…ことができる誰が必要だからだ…。それゆえに、我々は今後も彼らを支援し続ける」。

「私は…国防省による穏健な反体制派の教練プログラムが意図した通りには進んでいないと最初に認めた人間だ。国防省を同じことを言ったかと思う。その理由について率直に言うと、我々は彼らがISILに集中するよう試みたが、我々が得た応えは、「我々は毎日、シリア政府の樽爆弾攻撃を受けているのに、どうやってISILに集中できるというのか?」というものだった」。

「我々は、シリアを米国とロシアの代理戦争の場にしたくはない。我々にとって、それは誤った戦略だ。これは、ロシア、イラン、そしてアサドが大多数のシリア国民に対して行っている戦いだ。我々の戦いはISILに対するものであり、我々の戦いはすべての国際社会とともに行われており、流血、難民危機を終わらせるためのものである」。

AFP, October 2, 2015、AP, October 2, 2015、ARA News, October 2, 2015、Champress, October 2, 2015、al-Hayat, October 3, 2015、Iraqi News, October 2, 2015、Kull-na Shuraka’, October 2, 2015、al-Mada Press, October 2, 2015、Naharnet, October 2, 2015、NNA, October 2, 2015、Reuters, October 2, 2015、SANA, October 2, 2015、UPI, October 2, 2015などをもとに作成。

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菅官房長官「仮にロシアがダーイシュ以外の対象を攻撃したのが事実であれば、シリア情勢のさらなる悪化につながり、懸念せざるを得ない」(2015年10月2日)

菅義偉官房長官は2日午前の記者会見で、ロシアがシリア領内で開始した空爆について、米国が「無差別な軍事作戦だ」と批判したことに関連して、「仮にロシアがダーイシュ以外の対象を攻撃したのが事実であれば、シリア情勢のさらなる悪化につながり、懸念せざるを得ない」と述べた。

シリア情勢をめぐる日本政府の対応に関し、菅氏は「情勢の改善に向け、引き続き米国と連携しながら適切に対応したい」と語った。

sankei.comなどが伝えた。

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ロシア軍が「無差別爆撃」しているとされるシリアの反体制派とは?:『国際情勢紀要』所収論考(PDF版)より

青山弘之「シリア反体制武装勢力の同質性と異質性:アル=カーイダ系組織、ジハード主義者、「穏健な反体制派」
『国際情勢紀要』第85号(http://www.sekaiseikei.or.jp/kokujo2014.pdf)、2015年3月、125~133ページ

Ⅰ はじめに

シリアで紛争が発生してから2015年3月半ばで4年が経とうとしている。「アラブの春」の一環として始まったはずのこの紛争が「独裁政権」対「民主化運動」といったイメージとはほど遠く、混沌と暴力の応酬によって特徴づけられていることは今や周知の事実である。そこでは、シリア軍、国防隊、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(Yekîneyên Parastina Gel、略称YPG)、反体制武装勢力が入り乱れて戦いを続けるなか、米国が主導する有志連合が、一方でイスラーム国壊滅に向けて空爆を行いつつ、他方でバッシャール・アサド政権退陣をめざして「穏健な反体制派」を支援している。
本論では、現下の武力紛争における主要な当事者のうち、アル=カーイダ系組織、ジハード主義組織、「穏健な反体制派」といった言葉(カテゴリー)で分類されることが多い反体制武装勢力の組織間の関係に着目することで、その異質性と同質性を明らかにする。そのうえで、反体制武装勢力への支援や共鳴が持つ意味を考察する。なお2011年以降のシリア国内情勢の詳細な推移については「シリア・アラブの春顛末記――最新シリア情勢――」(https://syriaarabspring.info/)を参照されたい。・・・

イラン兵士数百人がシリア国内で本格化するとされている地上作戦に向けてシリアに派遣か?(2015年10月1日)

ARA News(10月2日付)は、複数の反体制筋、外交筋が、イラン兵士数百人が、シリア国内で本格化するとされている地上作戦を支援するために、シリアに派遣されたと主張している、と伝えた。

AFP, October 2, 2015、AP, October 2, 2015、ARA News, October 2, 2015、Champress, October 2, 2015、al-Hayat, October 3, 2015、Iraqi News, October 2, 2015、Kull-na Shuraka’, October 2, 2015、al-Mada Press, October 2, 2015、Naharnet, October 2, 2015、NNA, October 2, 2015、Reuters, October 2, 2015、SANA, October 2, 2015、UPI, October 2, 2015などをもとに作成。

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シリア・イスラーム評議会「ロシアとの戦いはもっとも偉大なジハード」(2015年10月1日)

トルコで活動するシリア・イスラーム評議会は声明を出し、ロシア軍がシリア領内での空爆を開始したことに関して「あからさまな内政干渉、侵略行為」と非難、「暴君を救済するため…攻撃と殺戮を行う占領軍であるロシア」に対して、「すべての勢力はあらゆる手段で戦闘を行わねばならず…、その戦いはもっとも偉大なジハードとみなされる」と発表した。

AFP, October 3, 2015、AP, October 3, 2015、ARA News, October 3, 2015、Champress, October 3, 2015、al-Hayat, October 4, 2015、Iraqi News, October 3, 2015、Kull-na Shuraka’, October 3, 2015、al-Mada Press, October 3, 2015、Naharnet, October 3, 2015、NNA, October 3, 2015、Reuters, October 3, 2015、SANA, October 3, 2015、UPI, October 3, 2015などをもとに作成。

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