有志連合はシリア領内で3回爆撃を実施(2015年10月15日)

米中央軍(CENTCOM)は、10月15日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して24回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は3回実施され、アレッポ市近郊(1回)、ワフスィーヤ村近郊(1回)、マーリア市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われた。

CENTCOM, October 16, 2015をもとに作成。

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YPG、SACなどからなるシリア民主軍がハサカ市で記者会見(2015年10月15日)

西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が中心となって11日に設立が発表された武装連合組織「シリア民主軍」(通称「ジャサド」(JSD)がハサカ市で会合を開き、参加組織司令官らが出席、司令部を設置し、活動を本格化させた。

シリア民主軍は、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)、女性防衛部隊(YPJ)、シリア・アラブ同盟(SAC)、革命家軍、ユーフラテスの火山作戦司令室、サナーディード軍、ジャズィーラ旅団連合、シリア正教軍事評議会が参加している。

会合後の記者会見で、サナーディード軍のバンダル・シャイフ・バンダル・ハミーディー・ダッハーム・ハーディー氏は声明を読み上げ、「シリア革命」を真に代表する各武装部隊が民主的多元的シリアの実現をめざして、ダーイシュ(イスラーム国)などのテロ組織を殲滅するとの意志を表明した。

ARA News, October 16, 2015
ARA News, October 16, 2015

AFP, October 16, 2015、AP, October 16, 2015、ARA News, October 16, 2015、Champress, October 16, 2015、al-Hayat, October 17, 2015、Iraqi News, October 16, 2015、Kull-na Shuraka’, October 16, 2015、al-Mada Press, October 16, 2015、Naharnet, October 16, 2015、NNA, October 16, 2015、Reuters, October 16, 2015、SANA, October 16, 2015、UPI, October 16, 2015などをもとに作成。

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ハリールYPG報道官が、米国からのさらなる武器供与を示唆したムスリムPYD共同党首を批判(2015年10月15日)

西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊のライドゥール・ハリール報道官は、フェイスブックの公式ページを通じて声明を出し、米軍からの武器受給を示唆した民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首の発言を「越権行為」だと批判した。

ハリール報道官は声明で、「人民防衛隊の今後の作戦計画、とりわけ有志連合からの武器受給に関するムスリム共同党首の発言は…彼とは無関係なことへの干渉であり、単なる一政党の党首に過ぎない彼の責任を逸脱している」と述べた。

ハリール報道官はまた「ムスリム党首の見解は、彼個人、彼の政党の見解以外の何ものでもなく、我々には無関係だ」と付言した。

ムスリム共同党首は、米軍がシリア・アラブ同盟に投下した50トンの弾薬に関して「米国は西クルディスタンのクルド人部隊に50トンを供与した…。彼らは米国から高性能兵器を供与されているが、これらまだ使用されていない…。こうした支援は始まりに過ぎず、近い将来さらなる支援が行われるだろう」と述べていた。

ARA News(10月16日付)が伝えた。


AFP, October 16, 2015、AP, October 16, 2015、ARA News, October 16, 2015、Champress, October 16, 2015、al-Hayat, October 17, 2015、Iraqi News, October 16, 2015、Kull-na Shuraka’, October 16, 2015、al-Mada Press, October 16, 2015、Naharnet, October 16, 2015、NNA, October 16, 2015、Reuters, October 16, 2015、SANA, October 16, 2015、UPI, October 16, 2015などをもとに作成。

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『フィナンシャル・タイムズ』:シリア政府とダーイシュはガスの密売買で密接な協力関係にある(2015年10月15日)

『フィナンシャル・タイムズ』(10月15日付)は、シリア国内のエネルギー部門の従業員10人以上へのインタビューをもとに、シリア政府とダーイシュ(イスラーム国)が電力生産のためのガスの密売買などで密接な協力関係にある、と伝えた。

The Financial Times, October 15, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がヒムス県北部でも新たな軍事作戦を開始し、ヒムス県、ダルアー県、ハマー県、クナイトラ県で失地を回復(2015年10月15日)

ヒムス県では、SANA(10月15日付)によると、シリア軍が県北部および北東部で新たな軍事作戦を開始し、ダール・カビーラ村近郊のハーリディーヤ村で反体制武装集団を殲滅、同地を完全制圧した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍が侵攻を続けるダール・カビーラ市一帯をロシア軍の戦闘機が15回にわたり空爆し、反体制武装集団戦闘員6人を含む10人が死亡した。

またタルビーサ市一帯では、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

マサール・プレス(10月15日付)によると、シリア軍は、ロシア軍の空爆と並行して、ティールマアッラ村、タルビーサ市、ガントゥー市、ファルハーニーヤ村、ダール・カビーラ市を空爆・砲撃し、住民5人が死亡、数十人が負傷した(ARA News(10月15日付)によると、ティールマアッラ村での空爆では住民13人が死亡した)。

このほか、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動のアフマド・カッラ・アリー報道官は、クッルナー・シュラカー(10月15日付)に対し、ハウラ地方での14日のシリア軍による要撃で、ヒムス県における同組織の副司令官のアンマール・ハドル氏、ハウラ地方司令官の「アブー・バクル」氏が死亡したことを認めた。

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ダルアー県では、SANA(10月15日付)によると、シリア軍がダルアー市マンシヤ地区の建物群9カ所、Syriatelビル一帯、シャイフ・マスキーン市北東部の要所複数カ所を制圧した。

シリア軍はまた、ダルアー市旧税関地区南部、バジャービジャ地区、ハマーディーン地区、郵便局一帯でも反体制武装集団への攻勢を続けた。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍はフラーク市近郊の第52旅団展開地域一帯、ラフム村一帯、シャイフ・マスキーン市、ダルアー市各所を「樽爆弾」などで空爆・砲撃した。

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ハマー県では、SANA(10月15日付)によると、シリア軍がフールー村、サフサーファ村で反体制武装集団と交戦し、同地を制圧した。

シリア軍はまた、サムラーニーヤ村で反体制武装集団の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍が、サフサーファ村、フールー村を制圧後も、シリア軍、アラブ系・アジア系外国人戦闘員とジハード主義武装集団が、サルマーニーヤ村、サフサーファ村一帯で戦闘を続けた。

また、ARA News(10月15日付)によると、カフルヌブーダ町郊外の穀物サイロで、ジハード主義武装集団戦闘員がシリア軍に対して自爆攻撃を行い、兵士複数名が死傷した。

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クナイトラ県で、SANA(10月15日付)によると、シリア軍がアマル農場でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦し、アマル農場検問所を掌握、同地全体を完全制圧した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(10月15日付)によると、シリア軍がハラスター市北部農場地帯で進軍を続け、同地およびハラスター市、アルバイン市でイスラーム軍などからなる反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーライヤー市各所、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯、ムウダミーヤト・シャーム市近郊を空爆・砲撃、またダーヒヤト・アサド町一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

他方、クッルナー・シュラカー(10月15日付)によると、タッル市内で爆発が発生し、住民数十人が死傷した。

AFP, October 15, 2015、AP, October 15, 2015、ARA News, October 15, 2015、Champress, October 15, 2015、al-Hayat, October 16, 2015、Iraqi News, October 15, 2015、Kull-na Shuraka’, October 15, 2015、al-Mada Press, October 15, 2015、Masar Press Agency, October 15, 2015、Naharnet, October 15, 2015、NNA, October 15, 2015、Reuters, October 15, 2015、SANA, October 15, 2015、UPI, October 15, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、ナアーム村、ナアーム丘を制圧(2015年10月15日)

アレッポ県では、SANA(10月15日付)によると、サフィーラ市郊外のナアーム村、ナアーム丘をダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に制圧した。

シリア軍はまた、ジュッブ・サファー村、フマイマ村、カスィール・ワルド村、ナースィリーヤ村、ワディーア村、ダクワーナ村、スース丘、ナアーム丘、タッル・イスタブル村、タッル・ファーウール村で、ダーイシュの拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区をシリア軍が砲撃、またダイル・ザウル航空基地一帯での戦闘でダーイシュ(イスラーム国)戦闘員1人が死亡した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つタブカ市で、ミサイルによると思われる爆発が発生した。

一方、クッルナー・シュラカー(10月15日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)ラッカ州が、ラッカ県北部の支配地域出暮らす14歳以上の男性に対して、ダーイシュの警察当局に氏名などの登録を行うよう告知した、と伝えた。

この告知は13日に行われ、同報道は、ラッカ県での戦闘に備え、ダーイシュは徴兵制の施行に向けた準備を行っていると付言した。

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アッシリア人権監視団は、ダーイシュ(イスラーム国)がヒムス県カルヤタイン市で拘束していたキリスト教徒50人を12日に解放したことを確認したと発表した。

アッシリア人権監視団によると、ダーイシュは依然として、同市のキリスト教徒156人を拘束しており、そのうちの75人は女性だという。

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ハサカ県では、ARA News(10月15日付)によると、ダーイシュ(イスラーム軍)がハサカ市東部のカウカブ山のシリア軍連隊基地を襲撃した。

AFP, October 15, 2015、AP, October 15, 2015、ARA News, October 15, 2015、Champress, October 15, 2015、al-Hayat, October 16, 2015、Iraqi News, October 15, 2015、Kull-na Shuraka’, October 15, 2015、al-Mada Press, October 15, 2015、Naharnet, October 15, 2015、NNA, October 15, 2015、Reuters, October 15, 2015、SANA, October 15, 2015、UPI, October 15, 2015などをもとに作成。

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ロシア軍がダマスカス郊外県などで33回の爆撃を実施(2015年10月15日)

ロシア外務省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、ロシア軍が過去24時間で、シリア国内のイドリブ県、ハマー県、ダマスカス郊外県、アレッポ県、ダイル・ザウル県のダーイシュ(イスラーム国)など国際テロ組織の拠点32カ所に対して33回の空爆を実施したと発表した。

コナシェンコフ報道官によると、ダマスカス郊外県では、Su-34戦闘機を投入し、東グータ地方でバンカー・バスターBETAB-500を投下し、地対空ミサイル・システムを破壊した。

またSu-25戦闘機が、装甲車、四輪駆動車などを破壊したという。

アレッポ県では、ロシア軍戦闘機は、サフィール市郊外のカスィール・ワルド村近郊で、ダーイシュ(イスラーム国)が司令部として使用していた2階建ての建物を破壊したほか、アターリブ市では爆弾製造工場を破壊した。

イドリブ県では、ロシア軍のSu-34、Su-25がハーン・シャイフーン市一帯を空爆し、迫撃砲6問、四輪駆動車3台を破壊した。

一方、ARA News(10月15日付)によると、ロシア軍はハマー県北部で、イスラーム軍の拠点を空爆し、戦闘員7人が死亡した。

さらに、クッルナー・シュラカー(10月16日付)によると、ヒムス県ガントゥー市の空爆はロシア軍によるもので、これにより住民43人が死亡したという

AFP, October 15, 2015、AP, October 15, 2015、ARA News, October 15, 2015、Champress, October 15, 2015、al-Hayat, October 16, 2015、Iraqi News, October 15, 2015、Kull-na Shuraka’, October 15, 2015、October 16, 2015、al-Mada Press, October 15, 2015、Naharnet, October 15, 2015、NNA, October 15, 2015、Reuters, October 15, 2015、SANA, October 15, 2015、UPI, October 15, 2015などをもとに作成。

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エリヤソン国連事務副長「シリア国内の3、4つの地域で停戦を試みるべき」(2015年10月15日)

ヤン・エリヤソン国連事務副長は、ジュネーブでの記者会見で、ロシア軍の参入やシリア軍の反転攻勢本格化を受けるかたちで、シリア国内の3、4つの地域で停戦を試みるべきだと述べた。

ロイター通信(10月15日付)が伝えた。

AFP, October 15, 2015、AP, October 15, 2015、ARA News, October 15, 2015、Champress, October 15, 2015、al-Hayat, October 16, 2015、Iraqi News, October 15, 2015、Kull-na Shuraka’, October 15, 2015、al-Mada Press, October 15, 2015、Naharnet, October 15, 2015、NNA, October 15, 2015、Reuters, October 15, 2015、SANA, October 15, 2015、UPI, October 15, 2015などをもとに作成。

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シリア駐留ロシア軍が爆撃についての情報を交換するため、イスラエル軍との間にホットライン開設(2015年10月15日)

インテルファクス通信(10月15日付)は、ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官の話として、ロシア軍のシリア領内での空爆についての情報を交換するため、イスラエルとの間でホットラインが開設されたと伝えた。

コナシェンコフ報道官は「航空機の飛行に関する情報交換のため、シリアのフマイミーム基地(バースィル・アサド国際空港)のロシア空軍司令部とイスラエル空軍司令部との間にホットラインが開設された」ことを明らかにした。

AFP, October 15, 2015、AP, October 15, 2015、ARA News, October 15, 2015、Champress, October 15, 2015、al-Hayat, October 16, 2015、Interfax, October 15, 2015、Iraqi News, October 15, 2015、Kull-na Shuraka’, October 15, 2015、al-Mada Press, October 15, 2015、Naharnet, October 15, 2015、NNA, October 15, 2015、Reuters, October 15, 2015、SANA, October 15, 2015、UPI, October 15, 2015などをもとに作成。

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ドイツのメルケル首相「シリアに安定を実現するには、ロシア、地域大国を含んだ対話が必要」(2015年10月15日)

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、シリアなどからの難民・移民の欧州への流入の最大の原因がシリアでの紛争にあるとしたうえで、その解決に向けてロシアや中東地域各国などを含めた対話が必要だと述べた。

メルケル首相は「テロと暴力に苛まれているこの国(シリア)で安定を実現し、長期的な和平を実現するには、ロシアなどの大国、とりわけ地域大国を含んだ対話プロセスが必要だ」と述べた。

これを受けるかたちで、フランク=ヴァルター・シュタインマイヤー外務大臣はドイツ議会で、イラン、サウジアラビアを近く訪問し、シリア紛争解決に向け、「両国の橋渡しの支援をしたい」と述べた。

『ハヤート』(10月16日付)が伝えた。

AFP, October 15, 2015、AP, October 15, 2015、ARA News, October 15, 2015、Champress, October 15, 2015、al-Hayat, October 16, 2015、Iraqi News, October 15, 2015、Kull-na Shuraka’, October 15, 2015、al-Mada Press, October 15, 2015、Naharnet, October 15, 2015、NNA, October 15, 2015、Reuters, October 15, 2015、SANA, October 15, 2015、UPI, October 15, 2015などをもとに作成。

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ロシアのボグダノフ外務副大臣「ロシアはYPGを軍事支援していない」(2015年10月15日)

RT(10月15日付)によると、ロシアのセルゲイ・ボグダノフ外務副大臣は、トルコ政府が米・ロシアによる西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊への軍事支援に懸念を表明していることに関して、「もちろん、そのようなことはない、本件に関して私は何の情報も持っていない」と述べ、否定した。

AFP, October 15, 2015、AP, October 15, 2015、ARA News, October 15, 2015、Champress, October 15, 2015、al-Hayat, October 16, 2015、Iraqi News, October 15, 2015、Kull-na Shuraka’, October 15, 2015、al-Mada Press, October 15, 2015、Naharnet, October 15, 2015、NNA, October 15, 2015、Reuters, October 15, 2015、SANA, October 15, 2015、UPI, October 15, 2015などをもとに作成。

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イランのボロージェルディー国会国家安全保障外交政策委員長がアサド大統領と会談しシリア・イラン・ロシア・イラク対テロ戦線について協議(2015年10月15日)

シリアを訪問中のイランのアラーッディーン・ボロージェルディー国会国家安全保障外交政策委員長が、首都ダマスカスでアサド大統領と会談し、シリアを含む中東地域における「テロとの戦い」、とりわけシリア、イラン、ロシア、そしてイラクによる対テロ戦線の設置について意見を交わした。

SANA(10月15日付)によると、アサド大統領は会談で、イラン、ロシアといった友好国によるシリア支援が、シリア国民から高い評価を得ていると伝えるとともに、シリアにおける危機解決をめぐるイランの考え方、そしてシリアにおける「テロとの戦い」へのイランの支援が、紛争解決に向けた政治プロセスの成功に資すると強調した。

これに対し、ボロージェルディー国会国家安全保障外交政策委員長は、「テロとの戦い」におけるシリアとイランの戦略的関係の重要性を強調するとともに、「シリア・イラン・ロシア・イラク戦線設置を受け、テロとの戦いに進展があったこと」を歓迎していると述べたという。

ボロージェルディー国会国家安全保障外交政策委員長はまた、会談後の記者会見で、「我々はトルコの対シリア政策に反対している。我々はそのことをトルコの高官に何度も話した。我々はテロ組織の支援、テロリスト教練、武器供与が大きな間違いで、現場に悪影響をもたらすと考えている」と述べた。

SANA, October 15, 2015
SANA, October 15, 2015

 

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トルコのダウトオール首相「シリア政府、ダーイシュ、PYDは対トルコ国境を分割するために調整している」(2015年10月15日)

トルコのアフメト・ダウトオール首相は、トルコの民放テレビ局(Show TV)のインタビューで、シリア情勢に関して「シリア政府とダーイシュ(イスラーム国)、そして民主統一党の間で、シリアの反体制革命勢力に打撃を与え、トルコ・シリア国境を分割するための調整がなされている」と持論を展開した。

ダウトオール首相はまた「シリア政府はダーイシュのために自らの軍を撤退させ…、ダーイシュがこれにとって代わる一方、ダーイシュは、民主統一党のためにシリア北部のタッル・アブヤドから撤退した」と主張した。

ARA News(10月15日付)などが伝えた。

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サウジアラビア・トルコ外相会談:アサド大統領退陣の必要を改めて確認(2015年10月15日)

サウジアラビアのアーディル・ジュバイル外務大臣は、トルコを訪問し、アンカラでフェリドゥン・シニルリオール外務大臣と会談、シリア情勢などへの対応について協議した。

会談後、ジュバイル外務大臣は記者会見で、ロシア軍の介入により、シリアでの暴力や戦闘員流入が進行し、地域全体に悪影響を及ぼすと述べる一方、トルコとともに反体制派の支援を続けると強調した。

また紛争解決に向けた政治プロセスについては、2012年のジュネーブ合意に基づいた政治解決をめざすと述べるとともに、「ジュネーブ合意に基づく政治的解決によってもたらされる移行政府において、バッシャール・アサドはシリアの未来における何らの役割も担うことはない」と強調した。

一方、シニルリオール外務大臣も、ロシア軍のシリア介入が「誤り」でシリアに良い結果をもたらさないと述べるとともに、反体制派への支持継続、移行期の必要を主張、「我々はアサドが再びシリアを支配することを受け入れることはできない」と強調した。

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