米主導の有志連合はシリア領内で7回の爆撃を実施(2015年10月30日)

米中央軍(CENTCOM)は、10月30日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して21回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は7回、フール町近郊(2回)、ラッカ市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(4回)のダーイシュに対して攻撃が行われた。

CENTCOM, October 31, 2015などをもとに作成。

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イスラエル軍戦闘機がダマスカス郊外県東部にあるシリア軍とヒズブッラーの拠点複数カ所を越境爆撃(2015年10月30日)

クッルナー・シュラカー(10月31日付)は、イスラエル軍戦闘機がダマスカス郊外県カラムーン地方(レバノン国境地帯)にあるシリア軍とヒズブッラーの拠点複数カ所に対して越境空爆を行ったと伝えた。

現地の複数の消息筋によると、イスラエル軍戦闘機は4度にわたり空爆を行い、16発のミサイルを発射した。

4度にわたる攻撃のうちの2回はクタイファ市の第155旅団の拠点複数カ所を標的とし、また2回は西カラムーン地方のラアス・マアッラ町とラアス・アイン村の間に位置するヒズブッラーのイナーシュ拠点に対して行われた。

イスラエル軍戦闘機は、レバノン領空を侵犯した後に、シリア領空を侵犯し空爆を行ったという。

AFP, October 31, 2015、AP, October 31, 2015、ARA News, October 31, 2015、Champress, October 31, 2015、al-Hayat, November 1, 2015、Iraqi News, October 31, 2015、Kull-na Shuraka’, October 31, 2015、al-Mada Press, October 31, 2015、Naharnet, October 31, 2015、NNA, October 31, 2015、Reuters, October 31, 2015、SANA, October 31, 2015、UPI, October 31, 2015などをもとに作成。

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ラッカ県で活動していたシリア人活動家2人の斬首体がトルコのシャンウルファ市で発見される(2015年10月30日)

クッルナー・シュラカー(10月30日付)などによると、「ラッカは沈黙によって惨殺される」(http://www.raqqa-sl.com/)の活動家2人、イブラーヒーム・アブドゥルカーディル氏とファーリス・ハマーディー氏がトルコのシャンルウルファ市で首を斬られて死亡しているのが発見された。

「ラッカは沈黙によって惨殺される」の活動家のサルマト・ジャイラーニー氏によると、2人は29日晩に斬首されたと思われるという。

AFP, October 30, 2015、AP, October 30, 2015、ARA News, October 30, 2015、Champress, October 30, 2015、al-Hayat, October 31, 2015、Iraqi News, October 30, 2015、Kull-na Shuraka’, October 30, 2015、al-Mada Press, October 30, 2015、Naharnet, October 30, 2015、NNA, October 30, 2015、Reuters, October 30, 2015、SANA, October 30, 2015、UPI, October 30, 2015などをもとに作成。

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スワイダー県でシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、アレッポ県北部ではシャーム戦線がダーイシュと交戦(2015年10月30日)

スワイダー県では、SANA(10月30日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともにカスル村、サアド遺跡でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、ARA News(10月30日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマーリア市への進攻を試みたが、シャーム戦線がこれを撃退した。

AFP, October 30, 2015、AP, October 30, 2015、ARA News, October 30, 2015、Champress, October 30, 2015、al-Hayat, October 31, 2015、Iraqi News, October 30, 2015、Kull-na Shuraka’, October 30, 2015、al-Mada Press, October 30, 2015、Naharnet, October 30, 2015、NNA, October 30, 2015、Reuters, October 30, 2015、SANA, October 30, 2015、UPI, October 30, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がドゥーマー市(ダマスカス郊外県)、アレッポ市各所を爆撃・砲撃し、70人以上が死亡、150人以上が負傷(2015年10月30日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団やシリア民間防衛団などによると、ドゥーマー市へのシリア軍の砲撃により、57人が死亡、100人が負傷した(マサール・プレス(10月30日付)によると55人が死亡、200人以上が負傷、クッルナー・シュラカー(10月30日付)によると、47人が死亡、100人以上が負傷)。

一方、SANA(10月30日付)によると、ヌーラ村・マルジュ・スルターン村回廊一帯、マルジュ・スルターン航空基地南部、シャイフーニーヤ村、マイダアー町農場地帯、ドゥーマー市でシャームの民のヌスラ戦線、イスラーム軍と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまたダーライヤー市でアジュナード・シャーム・イスラーム連合の拠点を攻撃し、戦闘員9人を殲滅した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市フィルドゥース地区、サラーフッディーン地区、カッラーサ地区、シャイフ・サイード地区、ハーン・アサル村を空爆し、サラーフッディーン地区では子供2人が死亡、2人が負傷、フィルドゥース地区では10人が死亡、28人が負傷、カッラーサ地区では20人が死亡、42人が負傷した。

またシャイフ・サイード地区では、シリア軍とジハード主義武装集団が交戦し、後者の戦闘員3人が死亡する一方、アレッポ市西部のザフラー地区では反体制武装集団が米国製のTOW対戦車ミサイルでシリア軍戦車を攻撃した。

シリア軍と反体制武装集団はこのほかにも、ハーン・トゥーマーン村で交戦した。

なお、クッルナー・シュラカー(10月30日付)によると、カッラーサ地区への空爆はロシア軍によるものだという。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヒラール・シャイフ村などガーブ平原北部を空爆する一方、反体制武装集団はアトシャーン村でシリア軍の戦車2輌を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がドゥワイル村一帯でシリア軍と反体制武装集団が交戦した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がスカイク村、カスタン村を「樽爆弾」などで空爆し、子供3人を含む4人が死亡した。

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ラタキア県では、SNN(10月31日付)は、反体制武装集団がカフルダブラ村を奪還したと伝えた。

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ダルアー県では、SANA(10月30日付)によると、シリア軍がムザイリーブ町、ダルアー市避難民キャンプ一帯で反体制武装集団を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(10月30日付)によると、カッサーア地区、サーリヒーヤ区、ザバダーニー地区に迫撃砲弾20発が着弾し、1人が死亡、12人が負傷した。

AFP, October 30, 2015、AP, October 30, 2015、ARA News, October 30, 2015、Champress, October 30, 2015、al-Hayat, October 31, 2015、Iraqi News, October 30, 2015、Kull-na Shuraka’, October 30, 2015、al-Mada Press, October 30, 2015、Masar Press Agency, October 30, 2015、Naharnet, October 30, 2015、NNA, October 30, 2015、Reuters, October 30, 2015、SANA, October 30, 2015、SNN, October 30, 2015、UPI, October 30, 2015などをもとに作成。

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オバマ米大統領はシリア北部に米特殊部隊隊員50人弱の派遣を許可、シリア民主軍の支援が目的か(2015年10月30日)

AFP(10月30日付)は、米政府高官の話として、バラク・オバマ米大統領が、シリア北部でのダーイシュ(イスラーム国)との戦闘に米特殊部隊隊員50人弱を派遣することを許可したと伝えた。

派遣される米特殊部隊は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が計画しているとされるラッカ市攻略作戦を支援するものと思われる。

AFP, October 30, 2015、AP, October 30, 2015、ARA News, October 30, 2015、Champress, October 30, 2015、al-Hayat, October 31, 2015、Iraqi News, October 30, 2015、Kull-na Shuraka’, October 30, 2015、al-Mada Press, October 30, 2015、Naharnet, October 30, 2015、NNA, October 30, 2015、Reuters, October 30, 2015、SANA, October 30, 2015、UPI, October 30, 2015などをもとに作成。

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ロシア軍のシリア爆撃は1ヶ月で1,391回の出撃回数に及び、1,623の目標を破壊:ロシア軍が無差別爆撃を行っているとの報道は「作り話」(2015年10月30日)

ロシア国防省は9月30日から10月29日までの1ヶ月間でのシリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)やシャームの民のヌスラ戦線などのテロ組織に対する空爆作戦の成果を発表した。

それによると、過去1ヶ月でのロシア軍の出撃回数は1,391回で、1,623の目標を破壊したという。

破壊した目標の内訳は、司令連絡拠点249カ所、教練キャンプ51カ所、爆弾・爆発物製造所35カ所、武器弾薬庫131カ所、壕・拠点371カ所、野営キャンプなどの基地786カ所。

また西側メディアで、ロシア軍とシリア軍が無差別攻撃を行っているとの作り話が明確な証拠もなく連日が拡散されていると批判、病院、モスク、住居などが破壊されたとする情報では別の場所で撮影された廃墟の画像などが使用されていると指摘した。

その一例として、ロシア国防省は、ロシア軍の空爆で破壊されたとされるジスル・シュグール市のファールーク・ウマル・ブン・ハッターブ・モスクが損壊していないことを示す衛星画像を公開した。
http://eng.mil.ru/images/2015-10-29_mosque-EN-550.jpg

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍がガントゥー市、ティールマアッラ村の反体制武装集団拠点を空爆した。

また、クッルナー・シュラカー(10月30日付)によると、ロシア軍戦闘機がラスタン市を空爆し、子供1人、女性1人が死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍がタッル・マラク村、ハムダーニーヤ村を空爆した。

また、クッルナー・シュラカー(10月30日付)によると、ロシア軍はマアッラト・ヌウマーン市などを空爆し、民間人9人が死亡したという。


AFP, October 30, 2015、AP, October 30, 2015、ARA News, October 30, 2015、Champress, October 30, 2015、al-Hayat, October 31, 2015、Iraqi News, October 30, 2015、Kull-na Shuraka’, October 30, 2015、al-Mada Press, October 30, 2015、Naharnet, October 30, 2015、NNA, October 30, 2015、Reuters, October 30, 2015、SANA, October 30, 2015、UPI, October 30, 2015などをもとに作成。

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ロシアのボグダノフ外務大臣は、米、ロシア、サウジアラビア、トルコの4カ国外相会合で、シリア政府との和平交渉でロシアが招集できる反体制派の代表38人のリストを開示(2015年10月30日)

ロシアのセルゲイ・ボグダノフ外務副大臣は、オーストリアの首都ウィーンでの17カ国外相会合に先だって開かれた米、ロシア、サウジアラビア、トルコの4カ国外相会合で、シリア政府との和平交渉においてロシア政府が招集できる反体制派の代表38人のリストを開示したことを明らかにした。

ボグダノフ外務副大臣はまた、この38人のほかに自由シリア軍の代表者を和平交渉に参加させたいとの意向を表明したが、「率直に言って、我々は自由シリア軍全体を指揮する人物を知らない。我々は彼らが一つの組織として参加することを支持するが、今のところ、我々には、誰が自由シリア軍を代表しているのか不明確だ」と述べた。

ボクダノフ外務副大臣はそのうえで、「ムスタファー・ミスリーなど、自由シリア軍を代表しているという数人と協議したが、別の当事者は、我々は会ったこの数名が自由シリア軍には所属していないと考えている…。ロシアは自由シリア軍が存在するのであれば対話する用意がある」と付言した。

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クッルナー・シュラカー(10月30日付)は38人の氏名が列記されたペーパーの画像を公開した。

この画像に記されていた38人は以下の通り:

1. アッバース・ハビーブ(北東部諸部族代表)

2. アブドゥルカーディル・サンカリー(ビジネスマン代表)

3. アイマン・アスファリー(アスファリー慈善機構代表)

4. アミーナ・ウースィー(西クルディスタン移行期民政局代表)

5. アーリフ・ダリーラ(「ダマスカスの春」指導者)

6. アフマド・ウワイヤーン・ジャルバー(シリア革命反体制勢力国民連立元代表)

7. アフマド・ムアーッズ・ハティーブ(シリア革命反体制勢力国民連立元代表)

8. バドル・ジャームース(シリア革命反体制勢力国民連立元事務局長)

9. ワリード・ブンニー(シリア革命反体制勢力国民連立元事務局長)

10. ジャマール・スライマーン(俳優)

11. カドリー・ジャミール(変革解放人民戦線代表)

12. ルワイユ・フサイン(シリア国家建設潮流代表)

13. ラマー・アタースィー(シリア統一党書記長)

14. マージド・ハッブー(民主主義と和平のためのキリスト教運動代表)

15. マーズィン・マグリビーヤ(変革解放人民戦線)

16. マフムード・マルイー(民主国民運動委員会代表)

17. ミシェル・キールー(シリア民主フォーラム潮流代表)

18. ムナー・ガーニム(シリア国家建設潮流)

19. ムニール・ハミシュ(元工業大臣、ハイサム・マンナーア寄り)

20. ムハンマド・ファールーク・タイフール(シリア・ムスリム同胞団)

21. ムハンマド・ハバシュ(シリア・ムスリム同胞団)

22. ナムルード・スライマーン(在シカゴ・アッシリア教徒代表)

23. ランダー・カッスィース(多元的社会運動代表)

24. リーム・トゥルクマーニー(人権活動家)

25. S.・シャーミー(在イスタンブール・宗教指導者)

26. サーリフ・ムスリム(民主統一党共同党首)

27. サリーム・ハイル・ベク(ミンバル機構事務局長)

28. サミール・アイタ(シリア民主フォーラム)

29. サフワーン・アッカーシュ(共産主義行動党)

30. サンハーリーブ・バルスーム(ハサカ県の反体制活動家)

31. ファンナール・クート(ハサカ県の反体制活動家)

32. ファーティフ・ジャームース(平和的変革の道潮流代表)

33. ハーディー・バフラ(シリア革命反体制勢力国民連立前代表)

34. ハーリド・マハーミード(ビジネスマン代表)

35. ハーリド・イーサー(民主統一党)

36. ハーリド・ハウジャー(シリア革命反体制勢力国民連立代表)

37. ハサン・アブドゥルアズィーム(民主的変革諸勢力国民調整委員会代表)

38. ハイサム・マンナーア(カムフ機構代表)

Kull-na Shuraka', October 30, 2015
Kull-na Shuraka’, October 30, 2015
Kull-na Shuraka', October 30, 2015
Kull-na Shuraka’, October 30, 2015
Kull-na Shuraka', October 30, 2015
Kull-na Shuraka’, October 30, 2015

 

AFP, October 30, 2015、AP, October 30, 2015、ARA News, October 30, 2015、Champress, October 30, 2015、al-Hayat, October 31, 2015、Iraqi News, October 30, 2015、Kull-na Shuraka’, October 30, 2015、al-Mada Press, October 30, 2015、Naharnet, October 30, 2015、NNA, October 30, 2015、Reuters, October 30, 2015、SANA, October 30, 2015、UPI, October 30, 2015などをもとに作成。

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ウィーンでの17カ国外相会談で、ダーイシュ(イスラーム国)などのテロ組織の打倒を目指す共同声明を発表、アサド政権の進退には言及せず(2015年10月30日)

オーストリアの首都ウィーンで、米、ロシア、サウジアラビア、トルコ、エジプト、フランス、ドイツ、イラン、イラク、イタリア、ヨルダン、レバノン、オマーン、カタール、UAE、英国、EUの外務大臣、中国の外務副大臣、そしてスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表が一同に会し、シリア情勢への対応について協議、声明(ウィーン声明)を発表した。

al-Hayat, October 31, 2015
al-Hayat, October 31, 2015

声明によると、参加国は、シリア国内の暴力を早急に停止させる方法について議論、実質面で意見の相違が見られたが以下9点で合意に達した:

1. シリアの統一、独立、領土保全、世俗性を基礎とする。

2. 国家機構を維持する。

3. シリア人の権利を、民族、宗教のいかんにかかわらず保護する。

4. 戦争終結に向けたあらゆる外交努力を行う。

5. シリア全土で人道的なアクセスを保証し、すべての参加国がシリア国内の避難民、自国の難民支援を増加させる。

6. ダーイシュ(イスラーム国)とそのほかのテロ組織を、国連安保理での決議および参加国の同意に基づき打倒する。

7. 2012年のジュネーブ合意と国連安保理決議第2118号に従い、参加国は、国連にシリア政府と反体制派の代表を招集させ、信頼でき、包括的で、非宗派主義的な統治を樹立し、新憲法制定と選挙実施を行うための政治プロセスを推し進める。選挙は国連の監視下で行われ、透明性、信頼性といった点で国際水準を満たす自由且つ公正なものなければならず、また難民を含むすべてのシリア人が参加する。

8. こうした政治プロセスはシリア人によって主導され、シリア国民がシリアの将来を決する。

9. 参加国は国連とともに、この政治プロセスと並行して、全国規模の停戦の方法を探求、実施する。

また声明では、参加国の間で意見が対立している点について引き続き協議を続けるため、2週間以内に外相会合を開催すること明記された。

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ジョン・ケリー米国務長官は会合の前に「楽観はできないが希望は持っている。前進できると希望しているが、それは困難だ」と述べた。

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サウジアラビアのアーディル・ジュバイリー外務大臣はBBC(10月30日付)に対して「アサドは政治プロセスのなかで退任するか、力によって排除されるだろう」と述べた。

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フランスのローラン・ファビウス外務大臣は会合前に「テロリストに対するより効果的な戦いを行うことが優先事項でなければなれらない」としたうえで、「そのうえで政治的移行に向けたプロセスを構築すべきだ…。シリアの悲劇の大部分に責任があるアサドがシリアの未来になることはあり得ない」と述べた。

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一方、ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は「過激なテロ集団に打撃を与えない限り、政治的解決にいたるのは困難だ」と述べた。

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ジョン・ケリー米国務長官は、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣との共同記者会見で、会合において多くの点が合意されたと述べる一方で、「米、ロシア、イランがアサド大統領の進退について合意しないことを合意した」として、大統領の処遇をめぐる意見の相違が解消しなかったことを認めた。

一方、ラブロフ外務大臣は、「シリア国民がアサド大統領の進退を決定する」と述べた。

AFP, October 30, 2015、AP, October 30, 2015、ARA News, October 30, 2015、BBC, October 30, 2015、Champress, October 30, 2015、al-Hayat, October 31, 2015、Iraqi News, October 30, 2015、Kull-na Shuraka’, October 30, 2015、al-Mada Press, October 30, 2015、Naharnet, October 30, 2015、NNA, October 30, 2015、Reuters, October 30, 2015、SANA, October 30, 2015、UPI, October 30, 2015などをもとに作成。

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