米中央軍(CENTCOM)は、10月29日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して12回の空爆を行ったと発表した。
このうちシリア領内での空爆は1回、マーリア市近郊のダーイシュに対して攻撃が行われた。
CENTCOM, October 30, 2015などをもとに作成。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がドゥーマー市など東グータ地方各所を空爆し、数十人が死傷した。
ドゥーマー市では野戦病院が被弾し、少なくとも8人(うち女児1人)が死亡した。
これに対して、反体制武装集団はダーヒヤト・アサド町を砲撃し、1人が死亡した。
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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ロシア大使館のあるアダウィー地区とマズラア地区に迫撃砲弾約10発が着弾した。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がラターミナ町を砲撃した。
一方、SANA(10月29日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、ハナースィル市(アレッポ県)・イスリヤー村街道一帯でシャーム自由人イスラーム運動などジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がスカイク村を砲撃した。
一方、SANA(10月29日付)によると、シリア軍がスカイク村一帯、カンスフラ村を攻撃し、反体制武装集団の司令拠点を破壊、戦闘員23人を殲滅した。
シリア軍はまた、カフルサジュナ村、マアッラト・ハルマ村でシャームの民のヌスラ戦線拠点を攻撃し、戦闘員11人を殲滅した。
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ダルアー県では、SANA(10月29日付)によると、アトマーン村、ヒルバト・ガザーラ町南部、ダルアー市各所でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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クナイトラ県では、SANA(10月29日付)によると、バアス市一帯に侵入しようとしたシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団をシリア軍が人民防衛諸集団とともに撃退し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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アレッポ県では、SANA(10月29日付)によると、シリア軍がアレッポ市サーフール地区、ラームーサ地区、カルム・フーミド地区、カルム・マイサル地区、カルム・タッラーブ地区、シャイフ・ルトフィー村、アーミリーヤ村、マアーッラト・アルティーク村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
AFP, October 29, 2015、AP, October 29, 2015、ARA News, October 29, 2015、Champress, October 29, 2015、al-Hayat, October 30, 2015、Iraqi News, October 29, 2015、Kull-na Shuraka’, October 29, 2015、al-Mada Press, October 29, 2015、Naharnet, October 29, 2015、NNA, October 29, 2015、Reuters, October 29, 2015、SANA, October 29, 2015、UPI, October 29, 2015などをもとに作成。
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アレッポ県では、SANA(10月29日付)によると、シリア軍がシャイフ・アフマド村、クワイリス航空基地一帯、ダイル・ハーフィル市、マドユーナ村、航空士官学校一帯でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
シリア軍はまた、サフィーラ市東部、タイバ村、ウンム・アルキーラ村でダーイシュと交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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スワイダー県では、SANA(10月29日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともにサアド遺跡でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダイル・ザウル県では、SANA(10月29日付)によると、ダイル・ザウル航空基地周辺に潜入しようとしたダーイシュ(イスラーム国)をシリア軍が撃退した。
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クナイトラ県では、クッルナー・シュラカー(10月29日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団幹部のムスタファー・イーサー・ハマド司令官が、ナースィリーヤ村にいたる街道で反体制武装集団に要撃され、死亡した。
AFP, October 29, 2015、AP, October 29, 2015、ARA News, October 29, 2015、Champress, October 29, 2015、al-Hayat, October 30, 2015、Iraqi News, October 29, 2015、Kull-na Shuraka’, October 29, 2015、al-Mada Press, October 29, 2015、Naharnet, October 29, 2015、NNA, October 29, 2015、Reuters, October 29, 2015、SANA, October 29, 2015、UPI, October 29, 2015などをもとに作成。
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ダルアー県では、シリア人権監視団が複数の活動家の話として、ロシア軍と思われる戦闘機がハーッラ市、アンタル丘、カフル・ナースィジュ村、アクラバー村に空爆を行ったと主張した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がフーシュ・ハッジュー村、サアン・アスワド村、タドムル市一帯を空爆した。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がタマーニア町を空爆した。
AFP, October 29, 2015、AP, October 29, 2015、ARA News, October 29, 2015、Champress, October 29, 2015、al-Hayat, October 30, 2015、Iraqi News, October 29, 2015、Kull-na Shuraka’, October 29, 2015、al-Mada Press, October 29, 2015、Naharnet, October 29, 2015、NNA, October 29, 2015、Reuters, October 29, 2015、SANA, October 29, 2015、UPI, October 29, 2015などをもとに作成。
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ロイター通信(10月29日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のユーフラテスの火山作戦司令室に所属するラッカ革命家戦線(自由シリア軍)のアブー・イーサーを名乗る司令官は、ダーイシュ(イスラーム国)の中心拠点であるラッカ市一帯を「軍事地区」に指定したと発表、ダーイシュのメンバーに対して「5日以内に離反する」よう警告するとともに、ラッカ市住民に支援を呼びかけ、同市攻略への意思を示した。

AFP, October 29, 2015、AP, October 29, 2015、ARA News, October 29, 2015、Champress, October 29, 2015、al-Hayat, October 30, 2015、Iraqi News, October 29, 2015、Kull-na Shuraka’, October 29, 2015、al-Mada Press, October 29, 2015、Naharnet, October 29, 2015、NNA, October 29, 2015、Reuters, October 29, 2015、SANA, October 29, 2015、UPI, October 29, 2015などをもとに作成。
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ヒムス県のハウラ地方で活動するアル=カーイダ系武装集団と「穏健な反体制派」と目される武装集団が「アッラーの綱につかまり、離れるでない」作戦司令室として糾合した。
「アッラーの綱につかまり離れるでない」作戦司令室に参加したのは以下の武装集団:
シャーム自由人イスラーム運動(ハウラ地方)
タッル・ザハブ・ムジャーヒディーン連合(ファールーク大隊、アッラーの剣大隊、ムラービティーンの旗大隊、ハウラ自由人特殊任務中隊)
アフガード・ウスマーン旅団
第313アクラブ自由人旅団
第114特殊任務旅団
アルブッディーン・アルスラーン旅団
アサーラ・ワ・タンミヤ戦線(ムクダード・ブン・アスワド大隊)
サアド・ブン・ムアーッズ大隊
殉教者マフムード・サアドッディーン大隊
アリー・ビン・アビー・ターリブ大隊
イスラーム・マフディー大隊
ティーバ殉教者大隊
殉教者アフマド・アブドゥルワーヒド大隊
第44ハウラ監視隊

AFP, October 29, 2015、AP, October 29, 2015、ARA News, October 29, 2015、Champress, October 29, 2015、al-Hayat, October 30, 2015、Iraqi News, October 29, 2015、Kull-na Shuraka’, October 29, 2015、al-Mada Press, October 29, 2015、Naharnet, October 29, 2015、NNA, October 29, 2015、Reuters, October 29, 2015、SANA, October 29, 2015、UPI, October 29, 2015などをもとに作成。
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国境なき医師団は声明を出し、ロシア軍とシリア軍による空爆が激化して以降の過去数週間で、シリア領内の病院12カ所が空爆され、患者や医療スタッフ合わせて35人が死亡、70人以上が負傷した、と発表した。
AFP, October 29, 2015、AP, October 29, 2015、ARA News, October 29, 2015、Champress, October 29, 2015、al-Hayat, October 30, 2015、Iraqi News, October 29, 2015、Kull-na Shuraka’, October 29, 2015、al-Mada Press, October 29, 2015、Naharnet, October 29, 2015、NNA, October 29, 2015、Reuters, October 29, 2015、SANA, October 29, 2015、UPI, October 29, 2015などをもとに作成。
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カタールのハーリド・アティーヤ外務大臣は、ジャズィーラ・チャンネル(10月29日付)のインタビューで、「我が軍がシリア領を踏みにじることはない…。なぜなら、彼ら(シリアの反体制派)は自分たちの国を自力で解放できるからだ。彼が望んでいるのは資金援助だ。彼らは人々に耳を傾けて欲しいと考えている」と述べ、シリアへの直接軍事介入を否定した。
また、「我々が目の当たりにしていること、そして恐れているのは、アラブ・ペルシャ紛争だ」とも述べた。
アティーヤ外務大臣は米CNN(10月21日付)とのインタビュー「もし軍事介入が、シリア国民を政権の蛮行から守ることになるのなら、我々はそれを行うだろう」と述べていた。
AFP, October 29, 2015、Aljazeera, October 29, 2015、AP, October 29, 2015、ARA News, October 29, 2015、Champress, October 29, 2015、al-Hayat, October 30, 2015、Iraqi News, October 29, 2015、Kull-na Shuraka’, October 29, 2015、al-Mada Press, October 29, 2015、Naharnet, October 29, 2015、NNA, October 29, 2015、Reuters, October 29, 2015、SANA, October 29, 2015、UPI, October 29, 2015などをもとに作成。
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ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、オーストリアの首都ウィーンでの米、ロシア、サウジアラビア、トルコ、イラン、エジプト、ヨルダンなどの外相会合に関して、「ウィーンでの会談の目的は、シリアで政治プロセスを開始するための保証することであって、この国の政府を代えるかどうかを議論することではない」と述べた。
一方、ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、ウクライナ情勢をめぐり欧米諸国がロシアに対して科している制裁をめぐる問題と、シリア領内での軍事作戦とを結びつけて「取引」することはない、と述べた。
『ハヤート』(10月30日付)などが伝えた。
AFP, October 29, 2015、AP, October 29, 2015、ARA News, October 29, 2015、Champress, October 29, 2015、al-Hayat, October 30, 2015、Iraqi News, October 29, 2015、Kull-na Shuraka’, October 29, 2015、al-Mada Press, October 29, 2015、Naharnet, October 29, 2015、NNA, October 29, 2015、Reuters, October 29, 2015、SANA, October 29, 2015、UPI, October 29, 2015などをもとに作成。
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中国の李克強首相は北京でドイツのアンゲラ・メルケル首相と会談した。
会談ではシリア情勢への対応も話し合われ、李首相は「シリア情勢を解決する必要がこれまで以上に増している…。もっとも重要なのは、政治的解決を実現し、バランスがとれ、包括的で開かれた政治対話を行う機会をつかむことだ」と述べた。
これに対してメルケル首相も「我々は外交的な政治解決を必要としており、解決策を導き出す必要がある。少なくとも、そのために必要なすべての参加者が集う対話の兆候が現れている」と述べた。
ARA News(10月29日付)などが伝えた。
AFP, October 29, 2015、AP, October 29, 2015、ARA News, October 29, 2015、Champress, October 29, 2015、al-Hayat, October 30, 2015、Iraqi News, October 29, 2015、Kull-na Shuraka’, October 29, 2015、al-Mada Press, October 29, 2015、Naharnet, October 29, 2015、NNA, October 29, 2015、Reuters, October 29, 2015、SANA, October 29, 2015、UPI, October 29, 2015などをもとに作成。
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