シリア軍とアレッポ・ファトフ軍作戦司令室がアレッポ市北部のカースティールー街道一帯の回廊をめぐって攻防戦を続ける(2016年7月4日)

アレッポ県では、SANA(7月4日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、アルド・マッラーフ地区郊外のマッラーフ農場一帯で反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室、シャームの民のヌスラ戦線)と交戦の末、同農場およびその南部の農場の一部、アレッポ市ライラムーン地区の複数の建物群を制圧した。

この戦闘でシリア軍は、ヌールッディーン・ザンキー運動の戦闘員多数を殲滅したという。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(7月4日付)は、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室がアレッポ市ハーリディーヤ地区、バニー・ザイド地区に進軍するシリア軍を撃退、シリア軍兵士35人が死亡したと伝えた。

また、シリア人権監視団によると、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室は、アレッポ市ハーリディーヤ地区一帯でシリア軍車輌を米国製のTOW対戦車ミサイルで攻撃、これを破壊したほか、アルド・マッラーフ地区、ハンダラート・キャンプ一帯での戦闘では、クドス旅団などに所属するパレスチナ人戦闘員9人が死亡したという。

さらに、ARA News(7月4日付)によると、ヌスラ戦線がライラムーン地区のシリア軍拠点に対して爆弾攻撃を行った。

SANAによると、反体制武装集団はさらに、アレッポ市ナイル通り地区、ナイヤール地区、アズィーズィーヤ地区を砲撃し、6人が負傷した。

『ハヤート』(7月5日付)によると、シリア軍および親政権のシリア人・外国人民兵によるアレッポ市北部一帯の攻撃は、同市東部の反体制武装集団支配地域と市外を結ぶ唯一の兵站路であるカースティールー街道一帯の閉塞を目的としたもの。

このほか、シリア人権監視団によると、シリア軍はハイヤーン町を「樽爆弾」で空爆、また戦闘機(所属明示せず)がダーラト・イッザ市を空爆した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がキンサッバー町およびその周辺を複数回にわたり空爆する一方、シリア軍と「ヤルムークの戦い」作戦司令室がトルクメン山一帯で戦闘を続け、「ヤルムークの戦い」作戦司令室は米国製のTOW対戦車ミサイルでシリア軍車輌を攻撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がズグバ村一帯で反体制武装集団を攻撃する一方、反体制武装集団はハマー航空基地一帯を攻撃した。

一方、SANA(7月4日付)によると、シリア軍がタッル・ダッラ村・ルマイラ村回廊一帯でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ファトフ軍がフーア市、カファルヤー町を砲撃し、女性1人が負傷した。

また、SANA(7月4日付)によると、反体制武装集団がフーア市を砲撃し、女性1人が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍はジスリーン町を砲撃する一方、同町一帯の農場地帯、マイダアー町でジハード主義武装集団と交戦した。

この戦闘で、シリア軍はマイダアー一帯の複数カ所を制圧した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、7月2日に4件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県で発生し、イスラーム軍が砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は749件。


AFP, July 4, 2016、AP, July 4, 2016、ARA News, July 4, 2016、Champress, July 4, 2016、al-Durar al-Shamiya, July 4, 2016、al-Hayat, July 5, 2016、Iraqi News, July 4, 2016、Kull-na Shuraka’, July 4, 2016、al-Mada Press, July 4, 2016、Naharnet, July 4, 2016、NNA, July 4, 2016、Reuters, July 4, 2016、SANA, July 4, 2016、UPI, July 4, 2016などをもとに作成。

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ヒムス県でダーイシュがシリア軍との戦闘の末に複数の村を制圧(2016年7月4日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、マフザム町、タルファーウィー村一帯、マスアダ村、サーリヒーヤ村、ラジャム・タウィール村、ジュッブ・ジャッラーフ町東方のアルド・クライズ地区で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

この戦闘で、ダーイシュはタルファーウィー村を制圧、これに対してシリア軍もジュッブ・ジャッラーフ町一帯の複数の村を制圧したが、ダーイシュの反撃を受け、撤退したという。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がブーウマル村、ダイル・ザウル航空基地一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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ハマー県では、SANA(7月4日付)によると、シリア軍がマブウージャ村を襲撃しようとしたダーイシュ(イスラーム国)と交戦する一方、アブー・ハナーヤー村でダーイシュの車輌を攻撃、破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がシャッダーディー市南西部のマーリハ村一帯に進攻したダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、ARA News(7月4日付)、SANA(7月4日付)によると、治安当局がカーミシュリー市内ズフール地区で大量の爆発物、自爆ベルトを発見し、これを押収した。

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アレッポ県では、ARA News(7月4日付)によると、シャーム軍団、スルターン・ムラード旅団などからなる反体制武装集団が、トルコ軍の越境砲撃による支援を受けて、県北西部のトルコ国境地帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、タッル・シャギール村、シャーヒーン農場を制圧した。

一方、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は、マンビジュ市郊外のウンム・ルース村からダーイシュ(イスラーム国)を掃討、同地を制圧した。

AFP, July 4, 2016、AP, July 4, 2016、ARA News, July 4, 2016、Champress, July 4, 2016、al-Hayat, July 5, 2016、Iraqi News, July 4, 2016、Kull-na Shuraka’, July 4, 2016、al-Mada Press, July 4, 2016、Naharnet, July 4, 2016、NNA, July 4, 2016、Reuters, July 4, 2016、SANA, July 4, 2016、UPI, July 4, 2016などをもとに作成。

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ハサカ市でシリア軍とアサーイシュの戦闘続く(2016年7月4日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、3日に引き続き、ハサカ市北東部入口一帯でシリア軍と西クルディスタン移行期民政局アサーイシュが交戦した。

この戦闘で住民複数が巻き添えとなって負傷、またパレスチナ通り一帯の商店が休業を余儀なくされるなど都市機能が麻痺した。

AFP, July 4, 2016、AP, July 4, 2016、ARA News, July 4, 2016、Champress, July 4, 2016、al-Hayat, July 5, 2016、Iraqi News, July 4, 2016、Kull-na Shuraka’, July 4, 2016、al-Mada Press, July 4, 2016、Naharnet, July 4, 2016、NNA, July 4, 2016、Reuters, July 4, 2016、SANA, July 4, 2016、UPI, July 4, 2016などをもとに作成。

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西クルディスタン移行期民政局はハサカ県カーミシュリー市にロジャヴァ大学を新設すると発表(2016年7月4日)

ARA News(7月4日付)によると、西クルディスタン移行期民政局ジャズィーラ地区の教育委員会(教育省に相当)はハサカ県アームーダー市で記者会見を開き、カーミシュリー市に「ロジャヴァ大学」を新設すると発表した。

ロジャヴァ大学は医学部、通信技術工学部、石油学部、農学部、教育学部、理学部からなり、2016年秋から初年度の講義を開講する予定だという。


AFP, July 4, 2016、AP, July 4, 2016、ARA News, July 4, 2016、Champress, July 4, 2016、al-Hayat, July 5, 2016、Iraqi News, July 4, 2016、Kull-na Shuraka’, July 4, 2016、al-Mada Press, July 4, 2016、Naharnet, July 4, 2016、NNA, July 4, 2016、Reuters, July 4, 2016、SANA, July 4, 2016、UPI, July 4, 2016などをもとに作成。

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宗教関係者および裁判官39人が、ヌスラ戦線とタフリール軍の紛争を仲裁するための法廷を設置すると発表(2016年7月4日)

シャームの民のヌスラ戦線が3日にイドリブ県、ハマー県でタフリール軍幹部40人以上を拘束したことを受け、宗教関係者および裁判官39人が共同声明を出し、両組織の紛争を仲裁するための法廷を設置すると発表、両組織に対して仲裁を受け入れるよう呼びかけた。

共同声明に署名したのはファトフ軍の幹部の一人でウスラ軍の指導者のアブドゥッラッザーク・マフディー氏、ヌスラ戦線と第13師団の仲裁にあたったアブー・ハーリス・ミスリー氏、ファトフ軍の事実上の統括者のサウジアラビア人説教師のアブドゥッラー・フマイスィニー氏、シャーム自由人イスラーム運動の広報局は組織の幹部でイスラーム法学者のアブー・ムハンマド・サーディク氏ら。

著名者が設置発表した法廷は、アブー・ハーリス・ミスリー氏、アブドゥッラー・フマイスィニー氏、アブー・ムハンマド・サーディク氏らから構成されるという。

Kull-na Shuraka', July 4, 2016
Kull-na Shuraka’, July 4, 2016
Kull-na Shuraka', July 4, 2016
Kull-na Shuraka’, July 4, 2016

 

AFP, July 4, 2016、AP, July 4, 2016、ARA News, July 4, 2016、Champress, July 4, 2016、al-Hayat, July 5, 2016、Iraqi News, July 4, 2016、Kull-na Shuraka’, July 4, 2016、al-Mada Press, July 4, 2016、Naharnet, July 4, 2016、NNA, July 4, 2016、Reuters, July 4, 2016、SANA, July 4, 2016、UPI, July 4, 2016などをもとに作成。

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イスラエル軍は3日に占領下ゴラン高原のフェンスが流れ弾で損傷を受けたことの報復として、シリア軍に対して2回の攻撃を実施したと発表(2016年7月4日)

イスラエル軍報道官は、占領下のゴラン高原に設置されたフェンスがシリア領内での戦闘の流れ弾で損傷を受けたことへの報復として、イスラエル軍が3日夜、シリア軍に対して2回の報復攻撃を行ったと発表した。

攻撃の標的や使用された武器についての詳細については発表されなかった。

ロイター通信(7月4日付)が伝えた。

これに関して、ムハンマド・イブラーヒームを名乗る活動家はクッルナー・シュラカー(7月4日付)に対して、イスラエル軍による攻撃は、シリア軍がダマスカス郊外県・ダルアー県・クナイトラ県の県境に位置するいわゆる「死の三角地帯」で、反体制武装集団支配地域への攻撃を激化させたことを受けて行われたと述べた。

AFP, July 4, 2016、AP, July 4, 2016、ARA News, July 4, 2016、Champress, July 4, 2016、al-Hayat, July 5, 2016、Iraqi News, July 4, 2016、Kull-na Shuraka’, July 4, 2016、al-Mada Press, July 4, 2016、Naharnet, July 4, 2016、NNA, July 4, 2016、Reuters, July 4, 2016、SANA, July 4, 2016、UPI, July 4, 2016などをもとに作成。

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ダルアー県内の反体制武装集団支配地域でダーイシュによると思われる自爆テロが2件発生(2016年7月3日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(7月3日付)によると、反体制武装集団の支配下にあるインヒル市で自爆テロが発生し、女性と子供を含む8人が死亡した。

また、ARA News(7月3日付)によると、ハイト村で、ダーイシュ(イスラーム国)につながりがある武装集団メンバーと思われる男性が自爆攻撃を行い、反体制武装集団の戦闘員3人が死亡した。

AFP, July 3, 2016、AP, July 3, 2016、ARA News, July 3, 2016、Champress, July 3, 2016、al-Hayat, July 4, 2016、Iraqi News, July 3, 2016、Kull-na Shuraka’, July 3, 2016、al-Mada Press, July 3, 2016、Naharnet, July 3, 2016、NNA, July 3, 2016、Reuters, July 3, 2016、SANA, July 3, 2016、UPI, July 3, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ市一帯、ラタキア県北部などでヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団と攻防を続ける(2016年7月3日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市北部のアルド・マッラーフ地区一帯で、シリア軍、親政権民兵が反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室、シャームの民のヌスラ戦線)と交戦した。

アレッポ・ファトフ軍作戦司令室などは、アレッポ市ハーリディーヤ地区一帯、ハンダラード・キャンプ一帯での戦闘で、シリア軍側兵士25人以上を殺害したと発表した。

またアレッポ市東部の反体制武装集団支配地域では、シリア軍がスッカリー地区、シャイフ・サイード地区などを中心に空爆を行った。

これに対して、反体制武装集団側はシリア政府支配地域を砲撃した。

一方、SANA(7月3日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市ジュマイリーヤ地区、ハラブ・ジャディーダ地区を砲撃し、3人が負傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、トルクメン山のサッラーフ村および周辺の丘陵地帯で、シリア軍、親政権民兵が、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍、「穏健な反体制派」の連合組織「ヤルムークの戦い」作戦司令部と交戦、シリア軍が同地一帯を空爆・砲撃した。

クッルナー・シュラカー(7月3日付)によると、「ヤルムークの戦い」作戦司令室はサッラーフ村、カブカーヤ村を新たに制圧したという。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマアッラト・ヌウマーン市郊外のシャティーブ村を砲撃、これに対してファトフ軍がカファルヤー町を砲撃、2人が死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダルアー市内各所を砲撃、またマンシヤ地区などで反体制武装集団と交戦した。

ダーイル町でも、戦闘機が空爆を行い、反体制武装集団戦闘員1人が死亡した。

一方、SANA(7月3日付)によると、シリア軍がヌアイマ村、ダルアー市マハッタ地区などでシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(7月4日付)によると、ロシア軍戦闘機がハーン・シャイフ・キャンプを空爆し、パレスチナ人難民3人が死亡、5人が負傷した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、7月1日に4件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県で発生し、イスラーム軍が砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は745件。


AFP, July 3, 2016、AP, July 3, 2016、ARA News, July 3, 2016、Champress, July 3, 2016、al-Hayat, July 4, 2016、Iraqi News, July 3, 2016、Kull-na Shuraka’, July 3, 2016、July 4, 2016、al-Mada Press, July 3, 2016、Naharnet, July 3, 2016、NNA, July 3, 2016、Reuters, July 3, 2016、SANA, July 3, 2016、UPI, July 3, 2016などをもとに作成。

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ハサカ市でシリア軍と西クルディスタン移行期民政局アサーイシュが交戦(2016年7月3日)

ハサカ県では、ARA News(7月3日付)によると、ハサカ市北東部入口一帯で、シリア軍部隊と西クルディスタン移行期民政局アサーイシュが衝突し、シリア軍兵士2人が死亡、アサーイシュ隊員2人が負傷した。

また女性1人と子供2人が戦闘の巻き添えとなり、負傷したという。

AFP, July 3, 2016、AP, July 3, 2016、ARA News, July 3, 2016、Champress, July 3, 2016、al-Hayat, July 4, 2016、Iraqi News, July 3, 2016、Kull-na Shuraka’, July 3, 2016、al-Mada Press, July 3, 2016、Naharnet, July 3, 2016、NNA, July 3, 2016、Reuters, July 3, 2016、SANA, July 3, 2016、UPI, July 3, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がヒムス県東部の複数の村をダーイシュから奪還(2016年7月3日)

ヒムス県では、SANA(7月3日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともにジュッブ・ジャッラーフ町東部のムサイイード村、ムシャイリファ村、サーリヒーヤ村、ラジュム・タウィール地区、アルド・クライズ地区、第802地区を、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に制圧した。

シリア軍はまた、タドムル市南部のフナイフィース村、同市北東部のスフナ市のダーイシュ拠点を空爆した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が籠城を続けるマンビジュ市一帯で、ダーイシュと西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の砲撃戦と米軍主導の有志連合による空爆が続くなか、マンビジュ市北東部のアイン・ナヒール地区一帯で双方が激しく交戦した。

一方、県北部のトルコ国境近くにあるイーカダ村、ターティーヤ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と反体制武装集団が交戦した。

ARA News(7月3日付)によると、これにより反体制武装集団はタッル・アフマル村を制圧した。

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ラッカ県では、SANA(7月3日付)によると、シリア軍が県西部のタブカ市に至る街道の分岐路一帯を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(7月3日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地西部、サルダ山一帯、ダイル・ザウル市南西部パノラマ交差点一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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スワイダー県では、SANA(7月3日付)によると、シリア軍がカスル村でダーイシュ(イスラーム国)拠点を攻撃した。

AFP, July 3, 2016、AP, July 3, 2016、ARA News, July 3, 2016、Champress, July 3, 2016、al-Hayat, July 4, 2016、Iraqi News, July 3, 2016、Kull-na Shuraka’, July 3, 2016、al-Mada Press, July 3, 2016、Naharnet, July 3, 2016、NNA, July 3, 2016、Reuters, July 3, 2016、SANA, July 3, 2016、UPI, July 3, 2016などをもとに作成。

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シリア軍による激しい攻撃を受け、ダマスカス郊外県ジャイルード市名士はシリア政府高官との間で、シリア軍パイロットの遺体の返還と、イスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線などの戦闘員の退去に合意(2016年7月3日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、2日に始まったシリア軍の激しい空爆を受け、ジャイルード市の名士が2日深夜から3日未明にかけて、シリア政府高官と、同市からの武装集団の退去とシリア空軍パイロットの遺体引き渡しに応じることで合意した。

ジャイルード市の活動家によると、この合意を受けて、市内に展開していたイスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線などの戦闘員が撤退を開始したという。

また、イスラーム軍の戦闘員らは、パイロットの遺体をシリア軍側に引き渡したという。

同地では、6月30日に墜落したシリア軍戦闘機パイロットがイスラーム軍によって捕捉された後、7月1日、シャームの民のヌスラ戦線戦闘員によって殺害されていた。

これを受け、シリア軍は2日からジャイルード市を激しく空爆し、3日までに43人が死亡していた。

一方、東グータ地方では、シリア軍とイスラーム軍などからなる反体制武装集団がマイダアー町一帯、フーシュ・ダワーヒラ村一帯で交戦を続け、シリア軍が同地一帯の5カ所を制圧した。

AFP, July 3, 2016、AP, July 3, 2016、ARA News, July 3, 2016、Champress, July 3, 2016、al-Hayat, July 4, 2016、Iraqi News, July 3, 2016、Kull-na Shuraka’, July 3, 2016、al-Mada Press, July 3, 2016、Naharnet, July 3, 2016、NNA, July 3, 2016、Reuters, July 3, 2016、SANA, July 3, 2016、UPI, July 3, 2016などをもとに作成。

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ヌスラ戦線は米国の支援を受ける「穏健な反体制派」のタフリール軍の拠点を襲撃し、司令官ら40人を拘束(2016年7月3日)

『ハヤート』(7月4日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線は、イドリブ県およびハマー県一帯で、「穏健な反体制派」と目されているタフリール軍の拠点を襲撃、幹部らを拘束した。

ARA News(7月3日付)によると、ヌスラ戦線によるタフリール軍幹部の拘束は、解放軍メンバーの汚職をめぐる意見の対立が背景にあるという。

タフリール軍はSNSを通じて声明を出し、イドリブ県カフルナブル市にあるムハンマド・アブドゥルハイ・アフマド司令官の父親の家がヌスラ戦線の襲撃を受け、アフマド司令官やその家族が連行され、またこのほかにもイドリブ県ザーウィヤ山一帯の拠点、ハマー県内の拠点が襲撃を受け、ハマー地区部門のウィワイス・ハマドゥー司令官ら40人以上が拘束されたと発表、幹部の釈放をヌスラ戦線側に求めるとともに、ヌスラ戦線以外の武装集団に対して停戦に向けた介入と、問題解決に向けた司法委員会設置を呼びかけた。

タフリール軍は2016年2月に、シャーム戦線、第46師団、第312師団、第9旅団、第314ハック中隊によって結成された組織で、4,000人の戦闘員を擁し、米国から「穏健な反体制派」とみなされ、支援を受けていた。

ヌスラ戦線が「穏健な反体制派」を襲撃するのは、米・ロシアが敵対行為停止合意を発効した2月27日以降では、イドリブ県マアッラト・ヌウマーン市の第13師団の拠点襲撃に次いで2度目。

なお、第13師団はその後、アレッポ県西部でヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなる「新生ファトフ軍」との共闘関係を強めるようになった。

AFP, July 3, 2016、AP, July 3, 2016、ARA News, July 3, 2016、Champress, July 3, 2016、al-Hayat, July 4, 2016、Iraqi News, July 3, 2016、Kull-na Shuraka’, July 3, 2016、al-Mada Press, July 3, 2016、Naharnet, July 3, 2016、NNA, July 3, 2016、Reuters, July 3, 2016、SANA, July 3, 2016、UPI, July 3, 2016などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領はシリア難民にトルコ国籍を与えることを検討すると発言(2016年7月3日)

レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はキリス市での演説で、シリア人難民のなかで希望する者に対してトルコ国籍を与えることを検討している、と述べた。

AFP(7月3日付)が伝えた。

AFP, July 3, 2016、AP, July 3, 2016、ARA News, July 3, 2016、Champress, July 3, 2016、al-Hayat, July 4, 2016、Iraqi News, July 3, 2016、Kull-na Shuraka’, July 3, 2016、al-Mada Press, July 3, 2016、Naharnet, July 3, 2016、NNA, July 3, 2016、Reuters, July 3, 2016、SANA, July 3, 2016、UPI, July 3, 2016などをもとに作成。

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イマード・ムハンマド・ディーブ・ハミース新首相が発足(2016年7月3日)

アサド大統領は2016年政令第203号を発し、イマード・ムハンマド・ディーブ・ハミース内閣を発足させた。

ハミース新内閣の閣僚は以下の通り:

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イマード・ムハンマド・ディーブ・ハミース首相(バアス党、新任)
ファフド・ジャースィム・フライジュ副首相兼国防大臣(バアス党、副首相職は新任、国防大臣職は留任)
ワリード・ムアッリム副首相兼外務在外居住者大臣(バアス党、留任)
ムハンマド・アブドゥッサッタール・サイイド宗教関係大臣(無所属、留任)
マンスール・ファドルッラー・アッザーム大統領府担当国務大臣(バアス党、留任)
ムハンマド・イブラーヒーム・シャッアール内務大臣(バアス党、留任)
ハズワーン・ワッズ教育大臣(バアス党、留任)
ナジュム・ハマド・アフマド法務大臣(不明、留任)
フサイン・アルヌース公共事業住宅大臣(バアス党、留任)
アフマド・カーディリー農業・農業改革大臣(不明、留任)
ビシュル・ヤーズィジー観光大臣(不明、留任)――人民議会議員
ハッサーン・ヌーリー行政改革担当国務大臣(不明、留任)
ニザール・ワフバ・ヤーズジー保健大臣(不明、留任)
リーマー・カーディリー社会問題労働大臣(社会統一主義者党、留任)
アフマド・ハムウ工業大臣(不明、新任)
アディーブ・マイヤーラ経済対外通商大臣(不明、新任)
アーティフ・ナッダーフ高等教育大臣(不明、新任)
フサイン・マフルーフ地方自治問題担当国務大臣(不明、新任)
アリー・ザフィール通信技術大臣(不明、新任)
アリー・ガーニム石油鉱物資源大臣(不明、新任)
ムハンマド・ラーミズ・タルジャマーン情報大臣(バアス党、新任)
ムハンマド・アフマド文化大臣(不明、新任)
アリー・ハムード運輸大臣(不明、新任)
ムハンマド・ズハイル・ハルブートリー電力大臣(バアス党、新任)
マアムーン・ハムダーン財務大臣(不明、新任)
ナビール・ハサン水資源大臣(不明、新任)
アブドゥッラー・ガルビー国内通商消費者保護大臣(不明、新任)
アリー・ハイダル国民和解問題担当国務大臣(シリア民族社会党インティファーダ派、留任)
アブドゥッラー・アブドゥッラー国務大臣(不明、新任)
サルワー・アブドゥッラー国務大臣(アラブ社会主義連合党、新任)
ラーフィア・アブー・サアド国務大臣(シリア共産党、新任)
ワフィーカ・フスニー国務大臣(不明、新任)

AFP, July 3, 2016、AP, July 3, 2016、ARA News, July 3, 2016、Champress, July 3, 2016、al-Hayat, July 4, 2016、Iraqi News, July 3, 2016、Kull-na Shuraka’, July 3, 2016、al-Mada Press, July 3, 2016、Naharnet, July 3, 2016、NNA, July 3, 2016、Reuters, July 3, 2016、SANA, July 3, 2016、UPI, July 3, 2016などをもとに作成。

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イスラーム軍とヌスラ戦線によるシリア軍パイロット殺害への報復として、シリア軍はダマスカス郊外県ヤブルード市を激しく攻撃、20人以上が死亡(2016年7月2日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が東カラムーン地方のジャイルード市を激しく空爆・砲撃し、医療スタッフ2人を含む20人が死亡した。

クッルナー・シュラカー(7月2日付)によると、死者は民間人25人、負傷者は40人。

AFP(7月2日付)によると、攻撃は市内中心街の住宅地区、学校、医療センターなどに対して行われたという。

『ハヤート』(7月3日付)などによると、この攻撃は、6月30日に同地に墜落したシリア軍戦闘機のパイロットがイスラーム軍に捕捉されたのち、シャームの民のヌスラ戦線によって殺害された事件を受けたもので、シリア軍は声明で「イスラーム軍を名乗るテロリストによる卑劣な犯罪は制裁を免れない」と発表、報復を約束していた。

また、マナール・テレビ(7月3日付)は、ダマスカス郊外県ジャイルート市のイスラーム軍、シャームの民のヌスラ戦線に対するシリア軍の報復攻撃と並行するかたちで、ヒズブッラーがベカーア県バアルベック郡のラアス・バアルベック村、ズワイティーヤ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数カ所を破壊した。

レバノン(ベカーア県)とシリア(ダマスカス郊外県)が接する国境地帯では、ダーイシュとヌスラ戦線は共闘関係にある。

一方、SANA(7月2日付)によると、反体制武装集団がクタイファ市を砲撃し、3人が負傷した。

このほか、シリア人権監視団によると、国連とシリア赤新月社の支援チームが貨物車輌17台の支援物資をハラスター市一帯に搬入した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(シリア軍など)がアレッポ市マルジャ地区、カースティールー街道一帯、サカン・シャバービー地区、バーブ街道地区、シャイフ・サイード地区、アルド・マッラーフ地区、ハイヤーン町、フライターン市を空爆し、子供5人を含む22人が死亡した(クッルナー・シュラカー(7月2日付)によると、アレッポ市バーブ街道地区一帯での空爆では民間人29人が死亡、数十人が負傷
)。

一方、SANA(7月2日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市マイダーン地区、ハーリディーヤ地区、スライマーニーヤ地区を砲撃し、13人が負傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、アブー・アリー山、トルクメン山一帯で、シリア軍、シリア人・外国人戦闘員が、「ヤルムークの戦い」作戦司令室を攻勢する、第1沿岸師団、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍、シャームの民のヌスラ戦線などと交戦、シリア軍が同地一帯を砲撃した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がラスタン市を空爆し、子供2人を含む4人が死亡した。

またシリア軍がハウラ地方、タルビーサ市、ザアフラーナ村、ヒムス市ワアル地区を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、県北西部のジャナービラ村、ハーラト・ラーディー村、ハーラト・ハルーフ村一帯でシリア軍と反体制武装集団が交戦、シリア軍がハウワーシュ村を「樽爆弾」で空爆、カフルヌブーダ町、タッル・フワーシュ村を砲撃した。

シリア軍はまた県南部のカンタラ村を砲撃した。

一方、戦闘機(所属明示せず)がラターミナ町、アムキーヤ町を空爆した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がサラーキブ市を「樽爆弾」で空爆する一方、ファトフ軍がフーア市、カファルヤー町を砲撃した。

一方、SANA(7月2日付)によると、反体制武装集団がカファルヤー町を砲撃し、2人が死亡した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(7月2日付)によると、ジャースィム市のモスク前に仕掛けられた爆弾が爆発し、ジャイドゥール・ハウラーン旅団(自由シリア軍)の司令官の一人が死亡した。

一方、SANA(7月2日付)によると、シリア軍がダルアー氏ゼノビア学校南部、看護学校東部でシャームの民のヌスラ戦線と交戦した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、6月30日に2件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県で発生し、イスラーム軍が砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は741件。

 

AFP, July 2, 2016、AP, July 2, 2016、ARA News, July 2, 2016、Champress, July 2, 2016、al-Hayat, July 3, 2016、Iraqi News, July 2, 2016、Kull-na Shuraka’, July 2, 2016、al-Mada Press, July 2, 2016、Naharnet, July 2, 2016、NNA, July 2, 2016、Reuters, July 2, 2016、SANA, July 2, 2016、UPI, July 2, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ県マンビジュ市一帯でYPG主体のシリア民主軍とダーイシュの攻防続く(2016年7月2日)

アレッポ県ではシリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が籠城を続けるマンビジュ市一帯で、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とダーイシュが交戦を続け、子供5人を含む住民7人が死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タドムル市郊外の穀物サイロに近い検問所(カサーラート検問所)でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

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アレッポ県では、ARA News(7月2日付)によると、シャーム軍団、ハムザ旅団などからなる武装集団が、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点の一つラーイー村一帯に進攻、ダーイシュと交戦した。

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スワイダー県では、SANA(7月2日付)によると、シリア軍がサアド遺跡、ハクフ村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, July 2, 2016、AP, July 2, 2016、ARA News, July 2, 2016、Champress, July 2, 2016、al-Hayat, July 3, 2016、Iraqi News, July 2, 2016、Kull-na Shuraka’, July 2, 2016、al-Mada Press, July 2, 2016、Naharnet, July 2, 2016、NNA, July 2, 2016、Reuters, July 2, 2016、SANA, July 2, 2016、UPI, July 2, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍国境警備隊はアレッポ県アフリーン市一帯から領内に不法入国しようとしたシリア人難民に発砲、1人を殺害(2016年7月2日)

アレッポ県では、ARA News(7月2日付)によると、トルコ軍国境警備隊が県北西部のアフリーン市北部でトルコ領内に不法入国しようとしたシリア人難民に発砲、若者1人が死亡した。

AFP, July 2, 2016、AP, July 2, 2016、ARA News, July 2, 2016、Champress, July 2, 2016、al-Hayat, July 3, 2016、Iraqi News, July 2, 2016、Kull-na Shuraka’, July 2, 2016、al-Mada Press, July 2, 2016、Naharnet, July 2, 2016、NNA, July 2, 2016、Reuters, July 2, 2016、SANA, July 2, 2016、UPI, July 2, 2016などをもとに作成。

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シリア国民連合はシリア・トルコマン評議会とトルコのイスタンブールで会談(2016年7月2日)

シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、アナス・アブダ代表がトルコのイスタンブールでシリア・トルクメン評議会の使節団と会談し、ラタキア県北部クルド山、トルクメン山一帯での「自由シリア軍」の戦果など現地情勢について意見を交わし、両組織の政治ヴィジョンの統一に向けて協議した、と発表した。

なお、ラタキア県北部クルド山、トルクメン山一帯で攻勢を行っているのは「自由シリア軍」ではなく、「ヤルムークの戦い」作戦司令室で、同司令室は、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍、そして「自由シリア軍」を名乗る第1沿岸師団などから構成されている。

AFP, July 2, 2016、AP, July 2, 2016、ARA News, July 2, 2016、Champress, July 2, 2016、al-Hayat, July 3, 2016、Iraqi News, July 2, 2016、Kull-na Shuraka’, July 2, 2016、al-Mada Press, July 2, 2016、Naharnet, July 2, 2016、NNA, July 2, 2016、Reuters, July 2, 2016、SANA, July 2, 2016、UPI, July 2, 2016などをもとに作成。

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アスマー・アフラス大統領夫人がダマスカス県ルクン・ディーン地区にある孤児院を訪問(2016年7月2日)

SANA(7月2日付)は、アスマー・アフラス大統領夫人が、ラマダーン月の運命の夜に合わせて、ダマスカス県ルクン・ディーン区にあるラフマ孤児院を訪問し、孤児や職員らと懇親したと伝え、その写真や映像(https://youtu.be/zXXVPezA2-g)を公開した。

SANA, July 2, 2016
SANA, July 2, 2016

AFP, July 2, 2016、AP, July 2, 2016、ARA News, July 2, 2016、Champress, July 2, 2016、al-Hayat, July 3, 2016、Iraqi News, July 2, 2016、Kull-na Shuraka’, July 2, 2016、al-Mada Press, July 2, 2016、Naharnet, July 2, 2016、NNA, July 2, 2016、Reuters, July 2, 2016、SANA, July 2, 2016、UPI, July 2, 2016などをもとに作成。

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アサド大統領がオーストラリアのSBSのインタビューに応じる「私が大統領に望むのは、テロリストと外国の干渉から国を救うことだ。それ以外の問題はシリア国民の審判に委ねたい」(2016年7月1日)

オーストラリアのSBSテレビ(http://www.sbs.com.au/news/article/2016/07/01/exclusive-sbs-speaks-syrian-president-bashar-al-assad)は、アサド大統領とのインタビューを放映した。

インタビューは、SANA(7月1日付)で英語全文(http://sana.sy/en/?p=81447)およびアラビア語訳文(http://www.sana.sy/?p=399968)が配信され、また大統領府がYoutube(https://youtu.be/gq3SOUPyfng)を通じて映像を公開した。

インタビューでのアサド大統領の主な発言は以下の通り:

SANA, July 1, 2016
SANA, July 1, 2016

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「(シリアでの紛争の)終わりは見えているし、その解決策は非常に明らかだ。それは簡単だが不可能だ。どのようにシリア人どうしが政治プロセスについて対話するのかは…簡単なことだが、同時にシリアでテロ、そしてテロリストと戦わねばならない。テロリストと戦わずして、いかなる真の解決もない。西側であれ、トルコ、サウジアラビア、カタールといった地域諸国であれ、テロリストを支援している国があらゆるテロ支援を止めなければ、それは不可能だ」。

「(ラッカ制圧は)レースではない。ラッカはアレッポ、ダマスカスなどと同じく重要だ。テロ組織の危険とは彼らが占拠している土地に限られるものではない。なぜなら伝統的な戦争ではないからだ…。洗脳がもっとも危険なのだ。ラッカに至ることは軍事的には難しくはなし、時間の問題だと言いたい…。問題なのは、戦争について話す時、相手が何をするかということだ。これはトルコ、とりわけ(レジェップ・タイイップ・)エルドアンがテロ組織を支援していることと関連している。これは当初から起こっていることだ…。トルコのテロ支援を考慮せず答えることは、現実離れした叫びになってしまう」。

「ヒズブッラーはシリア軍を支援してくれている。シリア軍とは敵対していない…。シリア軍とヒズブッラーはロシア空軍の支援を受け、ダーイシュ(イスラーム国)であれ、シャームの民のヌスラ戦線であれ、それ以外のアル=カーイダとつながりのある組織であれ、あらゆるテロ組織と戦っている」。

「機関銃などの武器を持って、人々にテロを行い、民間人を攻撃すれば…、テロリストだ。反体制派について話す場合、シリアの反体制派について話すべきだ。サウジアラビアなどといった国のプロキシとして活動する代理人のような反体制派について話すべきでない。シリアの反体制派とはシリアの草の根とつながっていなければならない」。

「停戦は今も有効だが、我々が忘れてはならないのは、テロ組織がこの合意を日々破っていることだ。同時に、我々は合意に従い、政府軍へのテロリストの攻撃が行われたときは、いつでも報復する権利を持っている」。

「(シリアの紛争は)さまざまなものが合わさって起きた。改革が必要だとしてデモを行う者もいた。我々はこのことは否定し得ない。「みながテロリストだった」、「みなが傭兵だった」などとは言うことはできない。しかしデモ参加者の大多数はカタールからカネを受け取り、最初はデモを行い、その後は武器をもって反乱した…。(ダルアー市で子供が拘束され、暴行を受けたという)話は作り話で、そのような事件は起きていない」。

「我々は要求されたすべての改革を、5年前に危機が発生してから実施した…。我々は憲法も変えた。だが、何も変わらなかった。つまり、改革するかどうかが(危機の)原因だったのではない。カタールから資金が持たされたことが問題なのだ」。

「一部の閣僚は、サウジアラビア、フランスなどから離反するよう頼まれ、離反した…。彼らは現在、シリア人ではなく、これらの国に帰属するいわゆる反体制派に加わっている。彼らには何の価値もない。我々は彼らのことをまったく気に留めていない」。

「実際のところ、和平協議はまだ始まっていないし、シリア人どうしの対話はまだ行われていない。なぜなら我々は仲介者、すなわち(スタファン・)デミストゥラ氏と協議しているからだ」。

「(ロシアとイランがアサド大統領を支援しているという見方は)西側の誤解、そしておそらくはプロパガンダだ…。ロシアとイランがシリアを守ろうとするとき、これらの国は安定、すなわち彼らの国の安定を守ろうとしている。これらの国はそれぞれの国益を守ろうとしている」。

「(米国と対話をしているか、との問いに対して)まったくしていない。しかし、間接的にはしている。さまざまなチャンネルを通じて。しかし彼らがそれを否定するのであれば、我々もそれを否定しよう。しかし、実際のところ、対話は行われている…。ビジネス間が世界中を旅し、米国や欧州の高官と会っている…。彼らはメッセージを伝えようとしている。しかし真摯な取り組みはない。なぜなら米政権はシリアの問題解決に真剣ではないからだ」。

「米国の現政権と前政権の違いは、(ジョージ・W・)ブッシュが軍を派遣したのに対して、現政権は傭兵を送り、サウジアラビア、トルコ、カタールがしていることに目をつぶっているという違いだ…。つまり同じ政策だ…。米政権は1950年代から問題を作り出すが、決して解決しないということでおなじみだ」。

「我々は米国との間に問題を抱えてはいない。彼らは敵ではない…。我々の間には意見の相違があるだけだ…。我々は米国と協力してきたし、協力には反対しない。しかしここで言う協力とは、相互利益について話し合い、議論し、行動することを意味しており、我々の国益を犠牲にして彼らの国益を追求することではない」。

「(英国での国民投票でEU離脱が決してことに関して)この問題に立ち入ることができるとは思っていない。これは英国の問題で、私は英国人でもなければ、欧州人でもない…。しかし、これが我々にとって含意しているのは、私にシリアの危機にどう対処するかでアドバイスするとして、「アサドは去るべきだ」…と言ってきた英国の高官が、現実から乖離していたということだ。彼らが現実と乖離していなかったら、このような国民投票を行うことはなかっただろう。しかし、私はこれが…「二流政治家」への国民の反乱だと考えている。英国民には自分の国を運営する国政術を持つ優れた政治家が必要なのだ。もし別の政権が表れ、難民や治安に関する問題が我々の地域(中東)の問題と関係していることを理解すれば、より前向きな影響をもたらすような異なった政策が行われるだろう」。

「我々はシリアでテロと戦おうとするあらゆる努力を歓迎している。だが、この努力とは何よりもまず、本物でなければならない…。シリア北部では60カ国(からなる有志連合)はダーイシュの拡大を阻止できなかった。ロシア軍の支援が始まって、ようやくダーイシュの拡大は止まった…。またシリアの正統な政府を通じて努力がなされねばならない…。我々は政党な政府であり、主権国家だ」。

「西側は総じてダブルスタンダードだ。彼らは政治的我々を攻撃する一方で、我々のもとに高官、とりわけ治安関係の高官を派遣し、テーブルの下で我々と取引している。そのなかにはあなたの国(オーストラリア)の政府もいる…。彼らは米国を困らせたくないのだ。ほとんどの西側の高官は、米国が言って欲しいことを繰り返しているだけだ。これが現実だ…。彼らは我々の現実とは乖離している。なぜなら、私はテロリストと戦っている。我が軍、我が政府はテロリストと戦っている…。もしテロと戦うことをと殺と呼ぶのなら話は別だが」。

「シリアを離れたほとんどの難民はシリアに戻りたいと考えている。彼らが新たな国、つまり新たな祖国に移ることを支援する国は、人道的な行為を行っているとして歓迎されるべきだ。しかし、より人道的で、廉価なことがある。それは彼らが自分の国にとどまるのを支援することだ。シリアの安定に向け支援することで彼らが帰国することを支援することだ…。彼らは、政府を転覆させるためでかにシリアのテロリストを支援するサウジアラビアや英仏といった国々に、西側諸国政府が反対の立場をとるという決定を下して欲しいと考えている」。

「私は他のシリア人と同じシリア人だ。シリア人のどんな悲劇に対しても人一倍同情をしている…。しかし、私は公人でもあり、たんなる一人の人間ではない…。公人として、こうした感情を持った時にまず問われるべきは、他のシリア人を同様の苦しみから守るために何をするかだ」。

「我々はまず、シリアがかつてのように安定するのを目にしたい…。これが実現できて、初めて次の望みが出てくる。これなくしては何もできない。つまりこれが実現すれば、殺戮のなかで暮らしてきた世代にどのように対処するのかといった問いも出てくる。さらにシリア復興のために難民として去ってしまった人々をどのように帰国させるかという問題もある。

「私が望んでいるのは、この職(大統領職)に就く人がテロリストと外国の干渉から国を救う者であるということだ…。それ以外の問題はシリア国民の審判に委ねたい。これが私の唯一の望みだ」。


AFP, July 1, 2016、AP, July 1, 2016、ARA News, July 1, 2016、Champress, July 1, 2016、al-Hayat, July 2, 2016、Iraqi News, July 1, 2016、Kull-na Shuraka’, July 1, 2016、al-Mada Press, July 1, 2016、Naharnet, July 1, 2016、NNA, July 1, 2016、Reuters, July 1, 2016、SANA, July 1, 2016、SBS TV, July 1, 2016、UPI, July 1, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

首都ダマスカス旧市街で世界エルサレムの日を記念したデモ行進が行われる(2016年7月1日)

ダマスカス県では、SANA(7月1日付)によると、世界エルサレムの日を記念し、旧市街ハミーディーヤ市場からウマイヤ・モスクに向けてデモ行進が行われた。

SANA, July 1, 2016
SANA, July 1, 2016

 

AFP, July 1, 2016、AP, July 1, 2016、ARA News, July 1, 2016、Champress, July 1, 2016、al-Hayat, July 2, 2016、Iraqi News, July 1, 2016、Kull-na Shuraka’, July 1, 2016、al-Mada Press, July 1, 2016、Naharnet, July 1, 2016、NNA, July 1, 2016、Reuters, July 1, 2016、SANA, July 1, 2016、UPI, July 1, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合がダーイシュの拠点都市マンビジュ市内の民家を爆撃し、女性7人と子供2人が死亡(2016年7月1日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(7月1日付)によると、米軍主導の有志連合が、ダーイシュ(イスラーム国)が籠城するマンビジュ市内の民家を空爆し、女性7人と子供2人の合わせて9人が死亡した。

一方、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が包囲するマンビジュ市内で、有志連合の空爆支援を受けるシリア民主軍とダーイシュ(イスラーム国)の戦闘が続いた。

また有志連合はマンビジュ市に避難を呼びかけるビラを散布した。

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同じく、アレッポ県では、ARA News(7月1日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県北西部のマーリア市を砲撃、タッル・フサイン村一帯で反体制武装集団と交戦した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がダイル・ザウル市のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

一方、SANA(7月1日付)によると、シリア軍がハトラ村、マリーイーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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スワイダー県では、SANA(7月1日付)によると、シリア軍がカスル村南東部でダーイシュ(イスラーム国)の車輌を攻撃、破壊した。

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ヒムス県では、SANA(7月1日付)によると、シリア軍がフワイスィース村一帯、タドムル市郊外南東部でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

AFP, July 1, 2016、AP, July 1, 2016、ARA News, July 1, 2016、Champress, July 1, 2016、al-Hayat, July 2, 2016、Iraqi News, July 1, 2016、Kull-na Shuraka’, July 1, 2016、al-Mada Press, July 1, 2016、Naharnet, July 1, 2016、NNA, July 1, 2016、Reuters, July 1, 2016、SANA, July 1, 2016、UPI, July 1, 2016などをもとに作成。

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ヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍などからなる「ヤルムークの戦い」作戦司令室がラタキア県北部の戦略的要衝キンサッバー町一帯を約4ヶ月ぶりに奪還(2016年7月1日)

ラタキア県では、ドゥラル・シャーミーヤ(7月1日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなる「ヤルムークの戦い」作戦司令室が、シリア軍との戦闘の末、トルコ国境に近い要衝のキンサッバー町、シャラフ村、シール・クブーア村、ハムッラート村、同地一帯の丘陵地帯、イドリブ県西部に至る一帯を奪還した。

キンサッバー町は2016年2月にシリア軍によって制圧されていた。

これを受け、戦闘機(所属明示せず)は、キンサッバー町を含むクルド山一帯を空爆、また同地一帯で「ヤルムークの戦い」作戦司令室と砲撃戦を行った。

反体制武装集団が撃った砲弾複数発は、カルダーハ市郊外にまで達し、ラタキア県のほぼ全域が一時停電となったという。

「ヤルムークの戦い」作戦司令室には、第1沿岸師団、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍、アンサール・シャーム、第2沿岸師団、ファトフ軍、トルクメン・イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線などが参加している。

Kull-na Shuraka', July 1, 2016
Kull-na Shuraka’, July 1, 2016

クッルナー・シュラカー(7月2日付)などによると、ファトフ軍の事実上の統括者のサウジアラビア人説教師のアブドゥッラー・ムハイスィニー氏が、「ヤルムークの戦い」作戦司令室が制圧したキンサッバー町で捕獲した戦車のうえから戦闘員を鼓舞する映像(https://www.youtube.com/watch?v=ahcL0qW6r9k)がインターネットを通じて拡散された。

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イドリブ県では、『ハヤート』(7月2日付)によると、戦闘機(所属明示せず)がサラーキブ市、ハーン・スブル村各所を空爆した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、フライターン市などアレッポ市北部一帯、アレッポ市バーブ街道地区を空爆し、子供複数を含む11人が死亡、またシリア軍がアレッポ市バニー・ザイド地区、ハーリディーヤ地区一帯を砲撃した。

また、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団がアレッポ市南部郊外などで、シリア軍、ヒズブッラー、イラン人民兵などへの攻撃を行った。

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ダマスカス郊外県では、SANA(7月1日付)によると、シリア軍、人民防衛諸集団が東グータ地方で反体制武装集団と交戦し、バハーリーヤ村・マイダアー町間の複数カ所を制圧した。

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ダルアー県では、SANA(7月1日付)によると、シリア軍がダルアー市市街地、ヌアイマ村でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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アレッポ県では、SANA(7月1日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市市街地を砲撃し、1人が死亡、5人が負傷した。

 

クッルナー・シュラカー(7月2日付)によると、シャーム革命家大隊は声明を出し、シャーム戦線から分離すると発表した。

同声明によると、分離後もアレッポ・ファトフ軍作戦司令室には残留するという。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、6月29日に2件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県で発生し、イスラーム軍が砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は739件。

AFP, July 1, 2016、AP, July 1, 2016、ARA News, July 1, 2016、Champress, July 1, 2016、al-Durar al-Shamiya, July 1, 2016、al-Hayat, July 2, 2016、Iraqi News, July 1, 2016、Kull-na Shuraka’, July 1, 2016、July 2, 2016、al-Mada Press, July 1, 2016、Naharnet, July 1, 2016、NNA, July 1, 2016、Reuters, July 1, 2016、SANA, July 1, 2016、UPI, July 1, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシアのラヴロフ外務大臣がトルコのチャヴシュオール外務大臣と会談し、ヌスラ戦線との連携を強めるシャーム自由人イスラーム運動とイスラーム軍を国際テロ組織に指定することを提案(2016年7月1日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は黒海経済協力機構(BSEC)に参加するためにソチを訪問中のトルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣と約40分にわたり会談し、シリア情勢への対応、両国間の緊張緩和などについて意見を交わし、シリアのテロリストを峻別することで合意した。

ラブロフ外務大臣は会談後の記者会見で、「モスクワとアンカラはシリアのテロリストを峻別することで合意している」としたうえで、「テロとの戦い」分野での二国間の協力を再開すると述べた。

ラブロフ外務大臣は「この会談で(両国の)関係は正常化する…。空爆で苦しむのは嫌だという者は、テロリストが占拠する地域から撤退しなければならない…。トルコはこのロジックに同意していると明言した…。我々の間にはテロ組織とそれ以外の組織を峻別することに関して意見の総意はない…。ロシアとトルコはともに、今もテロリストの支配地域に集結している建設的で愛国的な反体制派がこの地域から撤退することに関心があり、さもなくば、我々は彼らがシャームの民のヌスラ戦線やダーイシュ(イスラーム国)とつながりがあるとみなすことになる」と述べた。

ラブロフ外務大臣はそのうえで、トルコがサウジアラビアやカタールとともに支援しているイスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動を国際テロ組織に指定することを提案したと述べた。

また2015年11月のトルコ軍戦闘機によるシリア・トルコ国境地帯でのロシア軍戦闘機撃墜事件発生以降中断していた両国の対テロ作業チームの会合を再開することをチャヴシュオール外務大臣と合意したことを明らかにした。

一方、チャヴシュオール外務大臣は、シリア情勢に関して「余談を許さない」としたうえで、主要当時国が、政治的な手段を通じて聞き解決に向けた行動し、戦闘停止に向けた安定的制度を保障すべきだと述べた。

また、9月を目処にレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領がヴラジミール・プーチン大統領と直接会談する準備があることを明らかにした。

『ハヤート』(7月2日付)などが伝えた。

AFP, July 1, 2016、AP, July 1, 2016、ARA News, July 1, 2016、Champress, July 1, 2016、al-Hayat, July 2, 2016、Iraqi News, July 1, 2016、Kull-na Shuraka’, July 1, 2016、al-Mada Press, July 1, 2016、Naharnet, July 1, 2016、NNA, July 1, 2016、Reuters, July 1, 2016、SANA, July 1, 2016、UPI, July 1, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラーム軍が墜落したシリア軍戦闘機のパイロットを捕捉、ヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動とともに尋問後、ヌスラ戦線が同パイロットを殺害(2016年7月1日)

イスラーム軍のイスラーム・アッルーシュ報道官はツイッターで、6月30日にダマスカス郊外県東カラムーン地方でシリア軍戦闘機を撃墜し、パイロットを捕捉したと発表した。

複数の活動家によると、シリア軍戦闘機はジャイルード市郊外に墜落したという。

イスラーム軍はまた、ユーチューブを通じて、シリア軍戦闘機が墜落した現場の映像および捕捉したとする男性の映像(https://youtu.be/jPNsqctYLqY)を公開した。

映像によると、男性の名前はナウラス・ハサン、階級は少佐で、墜落した戦闘機はスホーイ22だったという。

その後、イスラーム軍のアッルーシュ報道官はツイッターで「イスラーム軍がシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動の合同作戦司令室でパイロットの映像を撮影した後、ヌスラ戦線のメンバーの一人がパイロットを殺害した」と発表し、遺体の画像を公開した。

Youtube, July 1, 2016
Youtube, July 1, 2016

Kull-na Shuraka', July 1, 2016
Kull-na Shuraka’, July 1, 2016
Kull-na Shuraka', July 1, 2016
Kull-na Shuraka’, July 1, 2016

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なお、シリア人権監視団は、イスラーム軍がダマスカス郊外県東カラムーン地方で技術トラブルにより墜落したシリア軍戦闘機のパイロットを捕捉した、と発表した。

SANA(7月1日付)は、シリア軍戦闘機が訓練飛行中に技術的トラブルにより墜落したとしたうえで、パイロットはパラシュートで脱出し、無事だと報じた。

AFP, July 1, 2016、AP, July 1, 2016、ARA News, July 1, 2016、Champress, July 1, 2016、al-Hayat, July 2, 2016、Iraqi News, July 1, 2016、Kull-na Shuraka’, July 1, 2016、al-Mada Press, July 1, 2016、Naharnet, July 1, 2016、NNA, July 1, 2016、Reuters, July 1, 2016、SANA, July 1, 2016、UPI, July 1, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.