シリア軍はハマー県、スワイダー県でダーイシュの拠点を爆撃(2016年8月24日)

ハマー県では、SANA(8月24日付)によると、シリア軍がイスリヤー村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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スワイダー県では、SANA(8月24日付)によると、シリア軍がアーバール・ラシーダ地区でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

AFP, August 24, 2016、AP, August 24, 2016、ARA News, August 24, 2016、Champress, August 24, 2016、al-Hayat, August 25, 2016、Iraqi News, August 24, 2016、Kull-na Shuraka’, August 24, 2016、al-Mada Press, August 24, 2016、Naharnet, August 24, 2016、NNA, August 24, 2016、Reuters, August 24, 2016、SANA, August 24, 2016、UPI, August 24, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はイスラーム軍などとの戦闘の末、ダマスカス郊外県ドゥーマー市北東部のリーハーン農場をほぼ完全制圧(2016年8月24日)

ダマスカス郊外県では、SANA(8月24日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団の支援を受け、ドゥーマー市北東部のリーハーン農場で反体制武装集団を掃討、同地をほぼ完全に制圧した。

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ダマスカス県では、SANA(8月24日付)によると、東グータ地方(ダマスカス郊外県)で活動するイスラーム軍が撃った迫撃砲弾がタフリール広場に着弾し、3人が負傷した。

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アレッポ県では、『ハヤート』(8月25日付)などによると、シャーム・ファトフ戦線(シャームの民のヌスラ戦線)、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍が、シリア軍によって再制圧されたアレッポ市南部郊外の要衝ウンム・カラア丘奪還に向けて攻撃を大なったが、失敗に終わった。

一方、SANA(8月24日付)によると、シリア軍がアレッポ市南西部郊外の士官学校一帯でファトフ軍の拠点、車輌を空爆した。

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ハマー県では、SANA(8月24日付)によると、シリア軍がムーリク市南部一帯でジュンド・アクサー機構の拠点、車輌を攻撃、戦闘員11人を殲滅した。

シリア軍はまた、ラハーヤー村で反体制武装集団の拠点を攻撃した。

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ヒムス県では、SANA(8月24日付)によると、シリア軍がファルハーニーヤ村、ザアフラーナ村、タッルドゥー市、ブルジュ・カーイー村でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などの反体制武装集団の拠点を空爆した。

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イドリブ県では、SANA(8月24日付)によると、シリア軍がシャラフ村、サラーキブ市、カルサア村でファトフ軍の拠点を空爆した。

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クナイトラ県では、SANA(8月24日付)によると、シリア軍がウンム・バーティナ村でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)の拠点を攻撃した。

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ダルアー県では、SANA(8月24日付)によると、シリア軍がダルアー市郵便局一帯でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)所属のイウティサーム・ビッラー旅団などと交戦した。

AFP, August 24, 2016、AP, August 24, 2016、ARA News, August 24, 2016、Champress, August 24, 2016、al-Hayat, August 25, 2016、Iraqi News, August 24, 2016、Kull-na Shuraka’, August 24, 2016、al-Mada Press, August 24, 2016、Naharnet, August 24, 2016、NNA, August 24, 2016、Reuters, August 24, 2016、SANA, August 24, 2016、UPI, August 24, 2016などをもとに作成。

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米・ロシア外相が電話会談:ロシアは米国が支援する反体制派からのテロ組織の排除を求める(2016年8月24日)

ロシア外務省は声明を出し、セルゲイ・ラブロフ外務大臣とジョン・ケリー米国務長官が電話会談を行い、シリア、ウクライナ情勢について協議したと発表した。

シリア情勢をめぐっては、ロシア軍の支援を受けたシリア軍による人道作戦、米国・ロシアの「テロとの戦い」での連携への対応が話し合われ、ロシア側は、米国に停戦プロセスに含まれないテロ組織を米国が支援する反体制派から排除する必要が強調されたという。

AFP(8月24日付)が伝えた。

AFP, August 24, 2016、AP, August 24, 2016、ARA News, August 24, 2016、Champress, August 24, 2016、al-Hayat, August 25, 2016、Iraqi News, August 24, 2016、Kull-na Shuraka’, August 24, 2016、al-Mada Press, August 24, 2016、Naharnet, August 24, 2016、NNA, August 24, 2016、Reuters, August 24, 2016、SANA, August 24, 2016、UPI, August 24, 2016などをもとに作成。

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トルコ訪問中のバイデン米副大統領はYPGにユーフラテス川以東に撤退するよう勧告したことを明らかにしつつ、トルコ軍の進攻に不快感(2016年8月24日)

トルコを訪問中のジョー・バイデン米副大統領は、アンカラでのビンアリ・ユルドゥルム首相との会談後の記者会見で、シリア民主軍を主導してきた西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊に対してユーフラテス川の以東に撤退するよう通告したことを明らかにした。

バイデン副大統領は「クルド人部隊は制約を尊重しなければ、米国からのいかなる支援も受けられないだろう」と強調した。

しかし、複数の外交筋によると、バイデン副大統領は今回の訪問で、トルコ側に対して、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるマンビジュ市北部一帯への越境砲撃については不快感を示したという。

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一方、『ハヤート』(8月25日付)によると、ジョー・バイデン副大統領のトルコ訪問に随行している米匿名高官は、米軍がトルコ軍による作戦を支援しているが、この作戦の目的はクルド人ではなく、あくまでもダーイシュだと述べたという。

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トルコのエルドアン大統領はジャラーブルス進攻に関して「二つのテロ組織に対する作戦」と発表(2016年8月24日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は声明を出し、「午前4時に我が軍はダーイシュ(イスラーム国)と民主統一党という二つのテロ組織に対する作戦を開始した」と発表した。

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トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、マンビジュ市を制圧したシリア民主軍を主導する西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊に関して、ユーフラテス川以東に撤退すべきだと述べた。

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PYD、YPGはトルコ軍のジャラーブルス進攻に関して「トルコはダーイシュと同じようにシリアの泥沼のなかで敗北する」と批判(2016年8月24日)

西クルディスタン移行期民政局を主導するクルド民族主義政党の民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首はツイッターの自身のアカウントを通じて「トルコはダーイシュ(イスラーム国)と同じように、シリアの泥沼のなかで敗北するだろう」と非難した。

西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊のライドゥール・ハリール報道官は、トルコ軍によるジャラーブルス市一帯への進攻に関して、「シリア内政に対するあからさまな侵害」だと批判し、攻撃が「トルコ、イラン、そしてシリア政府の合意」の結果だと断じた。

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シリア国民連合はトルコ軍のジャラーブルス進攻を歓迎し、ダーイシュからの解放だけでなく、シリア政府の「同盟者」の排除を強調(2016年8月24日)

トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、「トルコおよび有志連合がジャラーブルス市での軍事作戦に対して行った支援」に歓迎の意を示すとともに、この作戦の目的が「ダーイシュ(イスラーム国)から同市を解放し、シリア政府と同盟する組織を同地域から排除すること」にあると強調した。

また、作戦における有志連合の支援はあくまでも兵站面に限られるとしたうえで、「自由シリア軍の戦闘員こそが現場での作戦を担っている」と主張した。

AFP, August 24, 2016、AP, August 24, 2016、ARA News, August 24, 2016、Champress, August 24, 2016、al-Hayat, August 25, 2016、Iraqi News, August 24, 2016、Kull-na Shuraka’, August 24, 2016、al-Mada Press, August 24, 2016、Naharnet, August 24, 2016、NNA, August 24, 2016、Reuters, August 24, 2016、SANA, August 24, 2016、UPI, August 24, 2016などをもとに作成。

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ロシア外務省はトルコ軍のジャラーブルス侵攻への控えめな懸念表明を通じて作戦を間接的に支持(2016年8月24日)

ロシア外務省は声明を出し、トルコ軍によるアレッポ県ジャラーブルス市一帯への進攻に関して「シリア・トルコ国境での事態悪化への懸念」を表明した。

この声明に関して、『ハヤート』(8月25日付)は、ロシア外務省の高官の話として、トルコ軍の今回の作戦をロシアが間接的に支持しているもの、トルコ側にシリア政府と連携を強化し、テロとの戦いをより効果的に行うよう求めている、と伝えた。

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シリア外務省はトルコ軍のジャラーブルス市侵攻を「テロをテロで置き換える行為」と非難(2016年8月24日)

SANA(8月24日付)は、外務在外居住者省高官筋が、アレッポ県ジャラーブルス市制圧に向けたトルコ軍、有志連合、「穏健な反体制派」によるいわゆる「ユーフラテスの盾」作戦に関して、有志連合の航空支援を受けたトルコ軍戦車・装甲車副数輌が越境し、シリア領内に侵入したことを確認したうえで、「シリア領内でのテロとの戦いはシリア政府との調整を通じて行われねばならない…。ジャラーブルスで今起こっているのはテロとの戦いではなく…テロをテロで置き換える行為だ」と批判したと伝えた。

同高官はそのうえで、こうした敵対行為を辞め、国境封鎖とテロの温床を枯渇させることを求めた国連の諸決議を尊重するよう求めたという。

AFP, August 24, 2016、AP, August 24, 2016、ARA News, August 24, 2016、Champress, August 24, 2016、al-Hayat, August 25, 2016、Iraqi News, August 24, 2016、Kull-na Shuraka’, August 24, 2016、al-Mada Press, August 24, 2016、Naharnet, August 24, 2016、NNA, August 24, 2016、Reuters, August 24, 2016、SANA, August 24, 2016、UPI, August 24, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍がジャラーブルス市(アレッポ県)一帯からのダーイシュとPYDの排除を目的としてシリア領内に進攻、「穏健な反体制派」を主体とする反体制武装集団が同市一帯を制圧(2016年8月24日)

アレッポ県では、『ハヤート』(8月25日付)などによると、トルコ軍が午前2時、トルコ国境におけるダーイシュ(イスラーム国)の最後の拠点ジャラーブルス市一帯からダーイシュおよび西クルディスタン移行期民政局を排除するための作戦を開始、戦車や装甲車からなる地上部隊をシリア領内に進攻させるとともに、同地一帯を越境空爆・砲撃した。

トルコ軍戦闘機がシリア領空を侵犯し、空爆を実施するのは、2015年11月にロシア軍戦闘機を撃墜して以降初めて。

アナトリア通信(8月24日付)によると、トルコ軍の砲撃は81の標的に対して294回に及び、ジャラーブルス市の司令官(アミール)を含むダーイシュ戦闘員少なくとも46人を殲滅したという。

ARA News, August 24, 2016
ARA News, August 24, 2016
al-Hayat, August 25, 2016
al-Hayat, August 25, 2016
ARA News, August 24, 2016
ARA News, August 24, 2016

また、これと時を同じくして、トルコ領内から完全武装でジャラーブルス市一帯に進入していた「反体制武装集団」の戦闘員約1,200人が「ユーフラテスの盾」の戦いと銘打ち、同市制圧に向けた作戦を開始した。

ジャラーブルス市はユーフラテス川河畔に位置するトルコ国境沿いの都市で、人口は推計で2万5,000人、アラブ人、トルクメン人(トルコ系住民)が混住、2012年にシリア政府の支配を脱したが、2014年以降はダーイシュ(イスラーム国)の支配下に入っていた。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月24日付)によると、「ユーフラテスの戦い」に参加した反体制武装集団は、ハムザ師団、シャーム軍団、スルターン・ムラード師団、シャーム自由人イスラーム運動、ヌールッディーン・ザンキー運動、タフリール軍、山地の鷹旅団、シャーム戦線で、先週、トルコ領内にあるトルコ軍特殊部隊の基地で教練を受け、トルコ軍の空爆・砲撃による支援を受けて、24日早朝に作戦を開始したという。

Youtube, August 24, 2016
Youtube, August 24, 2016

クッルナー・シュラカー(8月24日付)、ARA News(8月24日付)などによると、トルコ軍特殊部隊の支援を受けた反体制武装集団は、ダーイシュの支配下にあった同市周辺のハジャリーヤ村、カトリージャ村、カトラジャ丘、キークリージャー村を次々と制圧、その後、ジャラーブルス市に突入し、同市を制圧、ハムザ師団がその映像(https://youtu.be/cPhu1ApUrNo)をインターネットを通じて公開した。

Youtube, August 24, 2016
Youtube, August 24, 2016
Youtube, August 24, 2016
Youtube, August 24, 2016

シリア人権監視団によると、反体制武装集団は、トルコ軍に加えて米軍主導の有志連合の空爆による航空支援も受け、アナトリア通信(8月24日付)によると、トルコ軍と有志連合のF-16戦闘機がジャラーブルス市一帯のダーイシュ拠点への空爆を実施したという。

なお、ジャラーブルス市制圧後、反体制武装集団は同市南部に進軍し、ARA News(8月24日付)によると、ジャーミル村を制圧した。 

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一方、アレッポ県北西部では、ARA News(8月24日付)によると、アアザーズ市(ジハード主義武装集団と「穏健な反体制派」の拠点都市)近郊のアキダ村をダーイシュ(イスラーム国)が襲撃したが、反体制武装集団はこれを撃退した。

国連の潘事務総長はシリア国内での塩素ガスなどの使用実態に関する国連・OPCW合同査察機構の報告書を受け取る(2016年8月24日)

国連の潘基文事務総長は、シリア国内での化学兵器(塩素ガスを含む)の使用実態に関する国連および化学兵器禁止機関(OPCW)の合同査察機構が作成した報告書を受け取った。

同報告書の内容は、近く国連安保理で審議されるとともに、近く公開されるという。

報告書を提出した合同査察機構は2014年5月のイドリブ県、ハマー県各所でのシリア軍による塩素ガス使用疑惑を受けて、2015年8月に採択された国連安保理決議第2235号に基づき設置され、サリン・ガスなどの化学兵器や塩素ガスの使用への責任追求をめざしている。

なお、この合同査察機構は、2013年8月のダマスカス郊外県グータ地方での化学兵器使用疑惑事件によって設置された国連調査団とは別機関で、同調査団はグータ地方の事件を含む4件で化学兵器、ないしは有毒ガスが使用したと結論づけるとともに、シリア軍、「反体制派」双方が化学兵器を使用した可能性が高いと指摘した。

AFP, August 24, 2016、AP, August 24, 2016、ARA News, August 24, 2016、Champress, August 24, 2016、al-Hayat, August 25, 2016、Iraqi News, August 24, 2016、Kull-na Shuraka’, August 24, 2016、al-Mada Press, August 24, 2016、Naharnet, August 24, 2016、NNA, August 24, 2016、Reuters, August 24, 2016、SANA, August 24, 2016、UPI, August 24, 2016などをもとに作成。

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