リヤド最高交渉委員会、シリア革命連合、シャーム自由人、イスラーム軍がトルコの首都アンカラで会合、チャヴシュオール外務大臣も同席(2016年8月1日)

リヤド最高交渉委員会、シリア革命反体制勢力国民連立、シャーム自由人イスラーム運動などシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)と共闘する複数の反体制武装集団はトルコ南部のアンタルヤで会合を開いた。

会合には、リヤド最高交渉委員会のリヤード・ヒジャーブ代表、シリア革命反体制勢力国民連立のアナス・アブダ代表、イスラーム軍のムハンマド・アッルーシュ氏(政治局メンバー)、シャーム自由人イスラーム運動代表らに加えて、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣も出席した。

出席者は会合後に共同声明を出し、アサド大統領および政権幹部の退陣を改めて要求した。

これらの組織はまた、共同声明でロシア軍による空爆やシリア軍および「イランの民兵」によるアレッポ市東部の包囲を批判、「包囲下にあるアレッポ市および複数の市町への血塗られた攻撃の停止」に向けて国際社会が責務を果たすよう求めた。

ARA News, August 2, 2016
ARA News, August 2, 2016

AFP, August 2, 2016、AP, August 2, 2016、ARA News, August 2, 2016、Champress, August 2, 2016、al-Hayat, August 3, 2016、Iraqi News, August 2, 2016、Kull-na Shuraka’, August 2, 2016、al-Mada Press, August 2, 2016、Naharnet, August 2, 2016、NNA, August 2, 2016、Reuters, August 2, 2016、SANA, August 2, 2016、UPI, August 2, 2016などをもとに作成。

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シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍が「アレッポ大血戦」の戦いを継続(2016年8月1日)

アレッポ県では、ARA News(8月1日付)によると、7月31日に「アレッポ大血戦」と称して攻撃を激化させた新生ファトフ軍(シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、シャーム自由人イスラーム運動など)がアレッポ市南西部郊外で攻勢を続け、ムシャイリファ村を制圧、アレッポ市南西部ラームーサ地区に近い軍士官学校付近にまで進軍した。

SANA(8月1日付)によると、アレッポ市ハムダーニーヤ地区、ラームーサ地区、アクラミーヤ地区に対して反体制武装集団(シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、シャーム自由人イスラーム運動などからなる新生ファトフ軍)が砲撃を行い、女性4人、子供3人を含む9人が死亡、36人が負傷した。

一方、ARA News(8月1日付)によると、シリア軍がアレッポ市東部一帯を空爆し、6人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(8月1日付)によると、ロシア軍戦闘機がハーン・シャイフ・キャンプ一帯を空爆し、一家4人全員が死亡、6人が負傷した。

一方、SANA(8月1日付)によると、反体制武装集団がジュダイダト・アルトゥーズ町を砲撃し、4人が負傷した。

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ヒムス県では、SANA(8月1日付)によると、反体制武装集団がマクサル・ヒサーン村、マスウーディーヤ村を砲撃した。

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ダルアー県では、SANA(8月1日付)によると、シリア軍がダルアー市アルバイーン地区、郵便局北部、ウマリー・モスク西部、ハムザ・モスクおよびアッバース・モスク東部でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などからなる反体制武装集団と交戦した。

また、ダルアー市、イズラア市郡、サナマイン郡、マスミヤ町で、2016年7月28日に施行された2016年政令第15号に従い、反体制武装集団戦闘員約1,000人が武器を棄て、投降し、免罪となった。

2016年政令第15号は、武器を保持する者、ないしは裁判を逃れてきた者すべてに対して、3ヶ月以内に武装解除、投降することを条件に恩赦すると定めている。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、7月31日に6件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍、「自由シリア軍」などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は906件。


AFP, August 1, 2016、AP, August 1, 2016、ARA News, August 1, 2016、Champress, August 1, 2016、al-Hayat, August 2, 2016、Iraqi News, August 1, 2016、Kull-na Shuraka’, August 1, 2016、al-Mada Press, August 1, 2016、Naharnet, August 1, 2016、NNA, August 1, 2016、Reuters, August 1, 2016、SANA, August 1, 2016、UPI, August 1, 2016などをもとに作成。

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イドリブ県の反体制武装集団がアレッポ市での「人道作戦」に参加していたとされるロシア軍ヘリコプターを撃墜、ロシア軍将兵5人全員が死亡(2016年8月1日)

イドリブ県では、AFP(8月1日付)などによると、ロシア空軍のヘリコプターがアレッポ県での任務を終えて帰還する途中、反体制武装集団の攻撃を受けて墜落、乗っていたロシア軍将兵5人全員が死亡し、反体制派系のサイトが撃墜されたヘリコプター、死亡したロシア軍将兵の遺体が引き回される画像を配信・拡散した。

シリア駐留ロシア軍のヘリコプターが撃墜されたのはこれが4回目。

これに関して、ロシア国防省は、ロシア空軍のMi-8ヘリコプターがイドリブ県内で反体制武装集団の攻撃を受け墜落、乗っていたロシア軍将兵5人全員が死亡したと発表した。

撃墜されたヘリコプターは、アレッポ市に人道支援物資を配送する任務を終え、シリア駐留ロシア軍司令部のあるラタキア県フマイミーム航空基地に帰還する途中に攻撃を受け墜落したという。

また、ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官も、イドリブ県郊外でロシア空軍のMi-8ヘリコプターが撃墜され、乗っていたロシア軍将兵5人全員が死亡したと発表した。

死亡した5人のうち3人はペリコプターの搭乗員、2人は士官(階級は不明)だったという。

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同じく、イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(8月1日付)によると、ロシア軍戦闘機がアブー・ズフール町一帯を空爆し、12人が死亡した。

アブー・ズフール町広報センター長を名のるハーリド・ハラフなる人物によると、この空爆はロシア軍ヘリコプター撃墜に対するロシア軍の報復空爆だという。

一方、SANA(8月1日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍がフーア市を砲撃し、1人が死亡した。

AFP, August 1, 2016、AP, August 1, 2016、ARA News, August 1, 2016、Champress, August 1, 2016、al-Hayat, August 2, 2016、Iraqi News, August 1, 2016、Kull-na Shuraka’, August 1, 2016、al-Mada Press, August 1, 2016、Naharnet, August 1, 2016、NNA, August 1, 2016、Reuters, August 1, 2016、SANA, August 1, 2016、UPI, August 1, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合の航空支援を受けるYPG主体のシリア民主軍がダーイシュとの戦闘の末マンビジュ市の3分の2を制圧(2016年8月1日)

アレッポ県では、『ハヤート』(8月2日付)によると、米主導の有志連合の航空支援を受ける西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、マンビジュ市のほぼ3分の2を制圧した。

シリア民主軍に参加するマンビジュ軍事評議会のシャルファーン・ダルウィーシュ報道官がロイター通信(8月1日付)に明らかにしたところによると、ダーイシュはシリア民主軍の猛攻を受け、マンビジュ市西部、東部、南部のほぼ全域から撤退したが、旧市街と北東部の複数カ所は依然としてダーイシュの支配下にあるという。

また、ARA News(8月1日付)によると、シリア民主軍はマンビジュ市南部のジュッブ・ナシャーマ村を制圧した。

一方、ARA News(8月1日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアレッポ市とハマー県のサラミーヤ市を結ぶハナースィル市・イスリヤー村街道一帯のシリア軍拠点を攻撃した。

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スワイダー県では、SANA(8月1日付)によると、シリア軍がスワイダー市北部のハルハラ村東部でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃、破壊した。

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ヒムス県では、SANA(8月1日付)によると、シリア軍がカルヤタイン市東部郊外でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ハサカ県では、SANA(8月1日付)によると、シャッダーディー市近郊のアリーシャ町で爆弾が仕掛けられたオートバイが自爆し、2人が死亡、13人が負傷した。

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ダルアー県では、ARA News(8月1日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うワリード・ブン・ワリード軍がタスィール町一帯の反体制武装集団拠点を攻撃した。

AFP, August 1, 2016、AP, August 1, 2016、ARA News, August 1, 2016、Champress, August 1, 2016、al-Hayat, August 2, 2016、Iraqi News, August 1, 2016、Kull-na Shuraka’, August 1, 2016、al-Mada Press, August 1, 2016、Naharnet, August 1, 2016、NNA, August 1, 2016、Reuters, August 1, 2016、SANA, August 1, 2016、UPI, August 1, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は7月29~31日までの3日間でマンビジュ市一帯を27回にわたり爆撃(2016年8月1日)

米中央軍(CENTCOM)は、7月29日~31日までの3日間のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。

7月29日はシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して21回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は12回で、マンビジュ市近郊(11回)、マーリア市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

7月30日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して20回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は12回で、ラッカ市近郊(4回)、マンビジュ市近郊(8回)に対して攻撃が行われた。

7月31日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して20回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は10回で、マンビジュ市近郊(8回)、マーリア市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

AFP, August 1, 2016、AP, August 1, 2016、ARA News, August 1, 2016、Champress, August 1, 2016、al-Hayat, August 2, 2016、Iraqi News, August 1, 2016、Kull-na Shuraka’, August 1, 2016、al-Mada Press, August 1, 2016、Naharnet, August 1, 2016、NNA, August 1, 2016、Reuters, August 1, 2016、SANA, August 1, 2016、UPI, August 1, 2016などをもとに作成。

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