バアス党シリア地域指導部が各支部指導部メンバーを大幅改編(2016年8月31日)

バアス党シリア地域指導部は、クナイトラ支部、ダルアー支部、スワイダー支部、イドリブ支部、ティシュリーン大学支部、バアス大学支部、アレッポ大学支部、ラッカ県委員会(ラッカ支部)、アレッポ支部、ラタキア支部、ハマー支部、タルトゥース支部、ヒムス支部の各支部指導部の人事を改編、新指導部メンバーの氏名を発表した。

クッルナー・シュラカー(9月1日付)が伝えた。

AFP, September 1, 2016、AP, September 1, 2016、ARA News, September 1, 2016、Champress, September 1, 2016、al-Hayat, September 2, 2016、Iraqi News, September 1, 2016、Kull-na Shuraka’, September 1, 2016、al-Mada Press, September 1, 2016、Naharnet, September 1, 2016、NNA, September 1, 2016、Reuters, September 1, 2016、SANA, September 1, 2016、UPI, September 1, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュがアレッポ県北部の3カ村を反体制武装集団から奪還する一方、トルコ軍は県北西部のYPG拠点を越境砲撃(2016年8月31日)

アレッポ県では、ARA News(8月31日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がラーイー村近郊で反体制武装集団(シャーム軍団、ハムザ旅団など)と交戦し、同村東部のハドバート村、シャイフ・ヤアクーブ村、カルサンリー村を奪還した。

一方、トルコ軍が県北西部のアフリーン市郊外のジャルカー村にある西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の拠点を越境砲撃した。


AFP, August 31, 2016、AP, August 31, 2016、ARA News, August 31, 2016、Champress, August 31, 2016、al-Hayat, September 1, 2016、Iraqi News, August 31, 2016、Kull-na Shuraka’, August 31, 2016、al-Mada Press, August 31, 2016、Naharnet, August 31, 2016、NNA, August 31, 2016、Reuters, August 31, 2016、SANA, August 31, 2016、UPI, August 31, 2016などをもとに作成。

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ジュンド・アクサー機構、イッザ軍などからなる反体制武装集団がハマー市近郊のスーラーン市を制圧(2016年8月31日)

ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月31日付)、シリア人権監視団によると、ジュンド・アクサー機構、イッザ軍などからなる反体制武装集団がハマー市から13キロの地点に位置する戦略的要衝スーラーン市でシリア軍と交戦し、同地を制圧した。

一方、SANA(8月31日付)によると、ファトフ軍がムハルダ市近郊のムハルダ火力発電所に対して迫撃砲数十発で攻撃を加え、高圧電線が被害を受けた。

これに対して、シリア軍が県北西部のブワイダ村、マアルカバ村一帯で反体制武装集団と交戦し、イッザ軍の司令官を含む50人近くを殲滅、70人以上を負傷させたという。

シリア軍はまた、人民防衛諸集団とともに、スーラーン市一帯、タイバト・イマーム市西方でも反体制武装集団と交戦した。

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アレッポ県では、ARA News(8月31日付)によると、ファトフ軍がアレッポ市南西部郊外のアーミリーヤ村および周辺の丘陵地帯をシリア軍から奪還した。

これに対して、シリア軍はジャムイーヤート丘の大部分を制圧したという。

またシリア軍はロシア軍とともに、アレッポ市東部への入り口に位置するラームーサ地区の街道一帯、同市のフィルドゥース地区、マアーディー地区、スッカリー地区を激しく空爆した。
このほか、ファルス通信(8月31日付)によると、県内での戦闘でイラン・イスラーム革命防衛隊の元士官で義勇兵として戦闘に参加していたアフマド・ガラーミー准将が戦死した。

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クナイトラ県では、SANA(8月31日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)がバアス市を砲撃し、2人が負傷した。

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ダルアー県では、SANA(8月31日付)によると、シリア軍がダルアー市各所で反体制武装集団と交戦した。

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イドリブ県では、SANA(8月31日付)によると、シリア軍がジャーヌーディーヤ村、ビンニシュ村、アルマナーズ市でファトフ軍の拠点などに対して空爆を行った。

AFP, August 31, 2016、AP, August 31, 2016、ARA News, August 31, 2016、Champress, August 31, 2016、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2016、al-Hayat, September 1, 2016、Iraqi News, August 31, 2016、Kull-na Shuraka’, August 31, 2016、al-Mada Press, August 31, 2016、Naharnet, August 31, 2016、NNA, August 31, 2016、Reuters, August 31, 2016、SANA, August 31, 2016、UPI, August 31, 2016などをもとに作成。

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シリア軍とダーイシュがダイル・ザウル市内で交戦(2016年8月31日)

ダイル・ザウル県では、SANA(8月31日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市ジャウラ地区、クスール地区を砲撃し、2人が死亡、17人が負傷した。

これに対して、シリア軍はハジーン市でダーイシュの武器庫、爆弾製造工場を空爆、ダイル・ザウル市ムワッザフィーン地区でダーイシュと交戦した。

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ヒムス県では、ダーイシュ(イスラーム国)の戦果を宣伝するアアマーク通信によると、ダーイシュがシャーイル油田南部、サワーナ町郊外でシリア軍の検問所11カ所を制圧した。

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トルコ内閣報道官は米国仲介によるYPGとの停戦を否定(2016年8月31日)

トルコのイブラヒム・カルン大統領府報道官は記者会見で、アレッポ県ジャラーブルス市一帯でトルコ軍が反体制武装集団とともに行っている「ユーフラテスの盾」作戦に関して、アレッポ県北部国境地帯の全長約90キロにわたるベルト地帯から「テロリスト」を浄化することが目的だと述べるとともに、米国の仲介による西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍(所属部隊)との停戦には応じていないと強調した。

また、オマル・チェリク欧州問題担当国務大臣は、「我々はいかなる状況でも…トルコとクルド勢力との停戦には応じない」と述べた。

AFP, August 31, 2016、AP, August 31, 2016、ARA News, August 31, 2016、Champress, August 31, 2016、al-Hayat, September 1, 2016、Iraqi News, August 31, 2016、Kull-na Shuraka’, August 31, 2016、al-Mada Press, August 31, 2016、Naharnet, August 31, 2016、NNA, August 31, 2016、Reuters, August 31, 2016、SANA, August 31, 2016、UPI, August 31, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュのアドナーニー報道官に関して、米国に続いてロシア国防省がファトフ軍支配地域に対する爆撃で殺害したと発表(2016年8月31日)

ロシア国防省は声明を出し、29日にダーイシュ(イスラーム国)が戦死したと発表したアブー・ムハンマド・アドナーニー報道官に関して、アレッポ県北部のロシア空軍の空爆によって死亡したことを確認したと発表した。

声明によると、ロシア空軍のSu-34戦闘爆撃機が29日にアレッポ県北西部のアフリーン市近郊のマアッラータ村、ウンム・フーシュ村一帯への空爆を実施し、「テロリスト」40人を殲滅、そのなかにアドナーニー氏が含まれていたという。

アフリーン市一帯は西クルディスタン移行期民政局の支配地域で、マアッラータ村、ウンム・フーシュ村はシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、シャーム自由人イスラーム運動、トルキスターン・イスラーム党などからなるファトフ軍の支配地域。

なお、これに先立って、米国防総省のピーター・クック報道官は30日、米国がアレッポ県アレッポ市東部のダーイシュの主要拠点バーブ市一帯で、アドナーニー氏を標的に空爆を実施したと発表したが、その結果は確認中だと述べていた。

ただし、有志連合合同司令部の発表によると、29日に有志連合は、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(6回)、タドムル市近郊(1回)に対して空爆を実施したのみで、バーブ市近郊では空爆は実施していない。

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米主導の有志連合は30日にシリア領内で8回の爆撃を実施(2016年8月31日)

米中央軍(CENTCOM)は、8月30日のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して22回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は8回で、ラッカ市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(6回)、ワフスィーヤ村近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

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