ダマスカス郊外県バラダー渓谷でシリア軍、ヒズブッラーとシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団との戦闘続く(2017年1月18日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員などからなる親政権武装勢力が、アイン・フィージャ町一帯のバラダー渓谷の占拠を続けるシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

戦闘は同地の北西部一帯やアイン・フィージャの水源一帯で集中的に行われ、シリア軍戦闘機・ヘリコプターが空爆を行った。

また、シリア軍は、反体制武装集団の支配下にとどまるマダーヤー町を砲撃し、10人が負傷した。

一方、ARA News(1月18日付)によると、シリア軍がバハーリーヤ村一帯で反体制武装集団と交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、カフルハラブ村を戦闘機(所属明示せず)が空爆し、子供1人を含む3人が死亡した。

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イドリブ県では、SANA(1月18日付)によると、反体制武装集団(ファトフ軍)がフーア市を砲撃し、8人が負傷した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(1月18日付)によると、ナワー市にあるシャーム自由人イスラーム運動の本部近くに仕掛けられた爆弾が爆発し、走行中の車に乗っていた幹部の一人ターヒル・ファイサル・シャクラーン氏が死亡した。

AFP, January 18, 2017、AP, January 18, 2017、ARA News, January 18, 2017、Champress, January 18, 2017、al-Hayat, January 19, 2017、Iraqi News, January 18, 2017、Kull-na Shuraka’, January 18, 2017、al-Mada Press, January 18, 2017、Naharnet, January 18, 2017、NNA, January 18, 2017、Reuters, January 18, 2017、SANA, January 18, 2017、UPI, January 18, 2017などをもとに作成。

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イランを訪問中のハミース首相はロウハーニー大統領らと会談(2017年1月18日)

イランを訪問中のイマード・ハミース首相はテヘランでハサン・ロウハーニー大統領と会談し、シリア国内での「テロとの戦い」、とりわけアレッポ市解放や、停戦プロセス、和平協議などについて意見を交わした。

ハミース首相はまた、アリー・アクバル・ヴェラーヤティー最高指導者国際問題担当上級顧問、アリー・ラリージャーニー国会議長とも個別に会談した。

SANA, January 18, 2017
SANA, January 18, 2017

AFP, January 18, 2017、AP, January 18, 2017、ARA News, January 18, 2017、Champress, January 18, 2017、al-Hayat, January 19, 2017、Iraqi News, January 18, 2017、Kull-na Shuraka’, January 18, 2017、al-Mada Press, January 18, 2017、Naharnet, January 18, 2017、NNA, January 18, 2017、Reuters, January 18, 2017、SANA, January 18, 2017、UPI, January 18, 2017などをもとに作成。

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ロシア・トルコ空軍がアレッポ県北部のダーイシュの拠点都市バーブ市に対して初の合同軍事作戦を実施、米主導の有志連合もトルコ軍との協力のもとバーブ市を初めて爆撃、シリア軍もバーブ市南方で爆撃を激化(2017年1月18日)

ロシア軍参謀本部機動総局のセルゲイ・ルドスコイ局長は記者団に対して、ロシア・トルコ両軍が18日にアレッポ県北部のバーブ市のダーイシュ(イスラーム国)に対して初の合同空爆作戦を実施したと発表した。

ルドスコイ局長によると、作戦にはロシア軍戦闘機9機とトルコ軍戦闘機8機が参加し、シリア政府の許可を得て空爆を実施したという。

『ハヤート』(1月19日付)が伝えた。

一方、有志連合のジョン・ドリアン報道官は、米軍主導の有志連合が、「トルコ軍との協力のもと」にバーブ市一帯のダーイシュ拠点に対して初の空爆を実施したことを明らかにした。

また、米中央軍(CENTCOM)は、1月17日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して23回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は17回で、ブーカマール市近郊(2回)、バーブ市近郊(1回)、ラッカ市近郊(10回)、アイン・イーサー市近郊(2回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

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このほか、ARA News(1月18日付)によると、シリア軍もバーブ市南東部郊外にあるダーイシュの拠点複数カ所に対して、砲撃を行った。

AFP, January 18, 2017、AP, January 18, 2017、ARA News, January 18, 2017、Champress, January 18, 2017、al-Hayat, January 19, 2017、Iraqi News, January 18, 2017、Kull-na Shuraka’, January 18, 2017、al-Mada Press, January 18, 2017、Naharnet, January 18, 2017、NNA, January 18, 2017、Reuters, January 18, 2017、SANA, January 18, 2017、UPI, January 18, 2017などをもとに作成。

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シャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍からイドリブ市の自治を移譲するための地元評議会選挙実施(2017年1月17日)

クッルナー・シュラカー(1月18日付)は、シャーム・ファトフ戦線,シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍の中心拠点であるイドリブ県イドリブ市で、住民が地元評議会の評議員(候補者85人、定数25人)を選出するための選挙を実施した、と伝えた。

選挙監視委員会の委員長を務めるムハンマド・サリーム・ハドルを名乗る人物によると、選出された地元評議会は、ファトフ軍の傘下に設置されていた自治機関に代わって、同地の自治を担うことになるのだという。

Kull-na Shuraka', January 18, 2017
Kull-na Shuraka’, January 18, 2017

AFP, January 18, 2017、AP, January 18, 2017、ARA News, January 18, 2017、Champress, January 18, 2017、al-Hayat, January 19, 2017、Iraqi News, January 18, 2017、Kull-na Shuraka’, January 18, 2017、al-Mada Press, January 18, 2017、Naharnet, January 18, 2017、NNA, January 18, 2017、Reuters, January 18, 2017、SANA, January 18, 2017、UPI, January 18, 2017などをもとに作成。

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サウジアラビア国連代表大使はシリアからのヒズブッラー、イラン革命防衛隊の撤退を改めて要求(2017年1月17日)

サウジアラビアのアブドゥッラー・ムアッリミー国連代表大使は、中東情勢に関する会合で、国連安保理決議第2334号(イスラエルによる東エルサレムでの入植地建設を非難した決議)の遵守を求める一方、シリア情勢については「外国人テロ戦闘員を含むすべての外国人勢力にシリアからの退去を求める」と述べ、ヒズブッラー、イラン・イスラーム革命防衛隊などの撤退を求めた。

ロシアとトルコの仲介によるシリア政府と反体制武装集団の停戦合意、ダーイシュ(イスラーム国)やシャーム・ファトフ戦線といった「テロ組織」に対する「テロとの戦い」継続について指示を表明した国連安保理決議第2336号に関しては、「シリアにおける真の平和的な政治的移行を実現するための行動が必要」と述べた。

『ハヤート』(1月19日付)が伝えた。

AFP, January 18, 2017、AP, January 18, 2017、ARA News, January 18, 2017、Champress, January 18, 2017、al-Hayat, January 19, 2017、Iraqi News, January 18, 2017、Kull-na Shuraka’, January 18, 2017、al-Mada Press, January 18, 2017、Naharnet, January 18, 2017、NNA, January 18, 2017、Reuters, January 18, 2017、SANA, January 18, 2017、UPI, January 18, 2017などをもとに作成。

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イランのザリーフ外相はアスタナ会議への米国の参加に反対(2017年1月17日)

イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣は、1月23日にカザフスタンの首都アスタナで開幕予定のシリア政府と反体制武装集団の和平協議(アスタナ会議)への米国の参加の是非に関して「我々は彼らを招聘しておらず、彼らがいることには反対する」と述べた。

なお、ザリーフ外務大臣は16日、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣と電話会談を行い、アスタナ会議への対応を協議したが、アスタナ会議を主催するロシアとトルコは、ドナルド・トランプ新政権の参加に前向きな意向を示している。

タスニーム通信(11月17日付)が伝えた。

AFP, January 17, 2017、AP, January 17, 2017、ARA News, January 17, 2017、Champress, January 17, 2017、al-Hayat, January 18, 2017、Iraqi News, January 17, 2017、Kull-na Shuraka’, January 17, 2017、al-Mada Press, January 17, 2017、Naharnet, January 17, 2017、NNA, January 17, 2017、Reuters, January 17, 2017、SANA, January 17, 2017、Tasnim News, January 17, 2017、UPI, January 17, 2017などをもとに作成。

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アレッポ県マンビジュ市郊外でYPG主体のシリア民主軍とダーイシュが交戦(2017年1月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、マンビジュ市郊外のフータ村一帯で、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

またアブー・マンダル市でもシリア民主軍とダーイシュが交戦、ダーイシュ戦闘員複数人が死傷した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合がラッカ市西部郊外のヤマーマ村一帯、ヤマーマ橋、ユーフラテス・ダムに近いスワイディーヤ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆、また地上では西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュと交戦した。

Kull-na Shuraka', January 17, 2017
Kull-na Shuraka’, January 17, 2017

 

AFP, January 17, 2017、AP, January 17, 2017、ARA News, January 17, 2017、Champress, January 17, 2017、al-Hayat, January 18, 2017、Iraqi News, January 17, 2017、Kull-na Shuraka’, January 17, 2017、al-Mada Press, January 17, 2017、Naharnet, January 17, 2017、NNA, January 17, 2017、Reuters, January 17, 2017、SANA, January 17, 2017、UPI, January 17, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県北部のロジャヴァ支配地域を砲撃、YPG主体のシリア民主軍と交戦(2017年1月17日)

アレッポ県では、ARA News(1月17日付)によると、シリア領内に侵攻中のトルコ軍が西クルディスタン移行期民政局支配下のタッル・リフアト市、アイン・ダクナ村を砲撃、同地一帯で人民防衛隊主体のシリア民主軍と交戦した。

AFP, January 17, 2017、AP, January 17, 2017、ARA News, January 17, 2017、Champress, January 17, 2017、al-Hayat, January 18, 2017、Iraqi News, January 17, 2017、Kull-na Shuraka’, January 17, 2017、al-Mada Press, January 17, 2017、Naharnet, January 17, 2017、NNA, January 17, 2017、Reuters, January 17, 2017、SANA, January 17, 2017、UPI, January 17, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合がイドリブ県のシャーム・ファトフ戦線拠点・車輌を爆撃し、同戦線とシャーム自由人イスラーム運動のチュニジア人幹部を殺害(2017年1月17日)

イドリブ県では、ARA News(1月17日付)によると、米主導の有志連合と思われる戦闘機がアクラバート村近郊で車輌を爆撃し、乗っていたシャーム・ファトフ戦線のチュニジア人司令官アブー・イブラーヒーム・トゥーニースィー氏を殺害、同乗していたシャーム自由人イスラーム運動のチュニジア人幹部のアブー・マフムード・トゥーニスィー氏を負傷させた。

また爆撃現場近くにいた子供3人も巻き添えとなり、負傷した。

有志連合はこのほかにも、タフタナーズ市、タフタナーズ航空基地一帯のシャーム・ファトフ戦線拠点に対して空爆を実施した。


AFP, January 17, 2017、AP, January 17, 2017、ARA News, January 17, 2017、Champress, January 17, 2017、al-Hayat, January 18, 2017、Iraqi News, January 17, 2017、Kull-na Shuraka’, January 17, 2017、al-Mada Press, January 17, 2017、Naharnet, January 17, 2017、NNA, January 17, 2017、Reuters, January 17, 2017、SANA, January 17, 2017、UPI, January 17, 2017などをもとに作成。

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イドリブ県で誘拐された外国人記者の解放を求めるデモ(2017年1月17日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(1月17日付)によると、ダルクーシュ市で、10日に何者かによって誘拐された南アフリカのNGO「ギフト・オブ・ザ・ギヴァーズ」のメンバーで記者でもあるシーラーズ・ムハンマド氏の解放を求めるデモが行われた。

「ギフト・オブ・ザ・ギヴァーズ」は、シャーム・ファトフ戦線などからなるファトフ軍の支配下にあるダルクーシュ市などで医療支援活動を行ってきた南アフリカのイスラーム教徒のNGO組織で、ムハンマド氏の誘拐を受け、同地での活動を停止することを決定している。

EMC, January 17, 2017
EMC, January 17, 2017
EMC, January 17, 2017
EMC, January 17, 2017
EMC, January 17, 2017
EMC, January 17, 2017

AFP, January 17, 2017、AP, January 17, 2017、ARA News, January 17, 2017、Champress, January 17, 2017、al-Hayat, January 18, 2017、Iraqi News, January 17, 2017、Kull-na Shuraka’, January 17, 2017、al-Mada Press, January 17, 2017、Naharnet, January 17, 2017、NNA, January 17, 2017、Reuters, January 17, 2017、SANA, January 17, 2017、UPI, January 17, 2017などをもとに作成。

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シリア軍、ヒズブッラーはバラダー渓谷の占拠を続けるシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団の拠点への攻撃を続ける(2017年1月17日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、ヒズブッラーなどの親政権武装勢力が、バラダー渓谷の占拠を続けるシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団の拠点などを空爆・砲撃、交戦した。

戦闘は、アイン・フィージャ町一帯、ダイル・ムクリン町、イフラ村一帯などで激しく行われた。

また東グータ地方では、イスラーム軍の拠点都市であるドゥーマー市をシリア軍が砲撃し、3人が死亡した。

ARA News(1月17日付)によると、これに対して、反体制武装集団はハラスター市郊外の車両管理局近くでトンネルを爆破し、シリア軍少将1人を含む9人が死亡した。

シリア人権監視団によると、トンネルを破壊したのはイスラーム旅団。

Kull-na Shuraka', January 17, 2017
Kull-na Shuraka’, January 17, 2017

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ジャッブーリーン村一帯で、シリア軍、親政権武装勢力がジハード主義武装集団と交戦、またシリア軍はキースィーン村、タルビーサ市を空爆・砲撃し、女性2人を含む7人が死亡した。

一方、SANA(1月17日付)によると、シリア軍がダイル・フール村、ガントゥー市、タルビーサ市、ガルナータ村、ファルハーニーヤ村でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団の拠点を空爆・砲撃した。

これに対して、反体制武装集団はジャッブーリーン村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ファトフ軍がフーア市を砲撃した。

また、ARA News(1月17日付)によると、シリア軍がジスル・シュグール市一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がダルアー市マンシヤ地区のシリア軍拠点一帯を砲撃、またシリア軍がヤードゥーダ村の反体制武装集団拠点を砲撃した。

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アレッポ県では、ARA News(1月17日付)によると、シリア軍がアレッポ市北部郊外のアルド・マッラーフ地区の農場地帯でファトフ軍と交戦した。

AFP, January 17, 2017、AP, January 17, 2017、ARA News, January 17, 2017、Champress, January 17, 2017、al-Hayat, January 18, 2017、January 19, 2017、Iraqi News, January 17, 2017、Kull-na Shuraka’, January 17, 2017、January 18, 2017、al-Mada Press, January 17, 2017、Naharnet, January 17, 2017、NNA, January 17, 2017、Reuters, January 17, 2017、SANA, January 17, 2017、UPI, January 17, 2017などをもとに作成。

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ダーイシュの攻勢を受け、シリア軍は住民に戦闘への参加を呼びかける(2017年1月17日)

ダイル・ザウル県では、SANA(1月17日付)によると、シリア軍がサルダ山一帯、第137連隊基地一帯、ダイル・ザウル航空基地一帯、ダイル・ザウル市南部入口のパノラマ交差点一帯、墓地地区などでダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して集中的な空爆を実施した。

また地上部隊が予備部隊とともに、ダイル・ザウル航空基地、パノラマ交差点、サルダ山一帯、ダイル・ザウル市労働者住宅地区に至る街道を進軍、ダーイシュと交戦した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア・ロシア両軍がダイル・ザウル市南部、ダイル・ザウル航空基地一帯では、ダーイシュ拠点に対して空爆を行うなか、シリア軍がダーイシュとの戦闘を続けた。

SANA, January 17, 2017
SANA, January 17, 2017

ダーイシュの攻勢が続くなか、シリア人権監視団によると、シリア軍はダイル・ザウル航空基地に対して増援物資を空輸、またダイル・ザウル市住民に対してダーイシュとの戦闘への参加を呼びかけた。

これに関連して、ユーフラテス・ポスト(1月16日付)は、国防隊メンバーがダイル・ザウル市内ジャウラ地区、クスール地区、ハラービーシュ地区などシリア政府支配下の住宅街で強制捜査を行い、男性多数をダーイシュとの戦闘に参加させるために連行したと報じた。

なおシリア人権監視団によると、13日に戦闘が激化して以降、民間人21人、シリア軍兵士37人、ダーイシュ戦闘員58人の併せて116人が死亡したという。

ジャブラ報道ネット(1月17日付)などによると、シリア軍の戦死者のなかには、ムハンマド・アリー・ファーリス准将、アイハム・スライマーン大佐ら士官も含まれている。

他方、国連世界食糧計画(WFP)のベティーナ・ルーシャー(Bettina Luescher)報道官は、ダイル・ザウル市一帯でのシリア軍とダーイシュの戦闘激化を受け、「我々は安全上の理由で、ダイル・ザウル市への支援物資の投下作業を中止した」と発表した。

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アレッポ県では、ARA News(1月17日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアレッポ市東部郊外のシリア軍航空士官学校一帯を砲撃した。

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ヒムス県では、SANA(1月17日付)によると、シリア軍がタドムル市西部郊外のタイフール航空基地(T4)一帯、マクサル・ヒサーン村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ハマー県では、SANA(1月17日付)によると、シリア軍がカスル・ブン・ワルダーン村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

また、クッルナー・シュラカー(1月17日付)によると、ロシア軍戦闘機がカスル・ブン・ワルダーン村一帯、アニーク・バージラ村を空爆し、6人が死亡した。

AFP, January 17, 2017、AP, January 17, 2017、ARA News, January 17, 2017、Champress, January 17, 2017、Euphrates Post, January 17, 2016、al-Hayat, January 18, 2017、Iraqi News, January 17, 2017、Shabaka Akhbar Jabla, January 17, 2017、Kull-na Shuraka’, January 17, 2017、al-Mada Press, January 17, 2017、Naharnet, January 17, 2017、NNA, January 17, 2017、Reuters, January 17, 2017、SANA, January 17, 2017、UPI, January 17, 2017などをもとに作成。

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ハミース首相はイランを訪問し、農業、工業、石油、通信(携帯電話)分野での協力にかかる5つの合意に調印(2017年1月17日)

イマード・ハミース首相はイランを訪問、首都テヘランでハミード・チート=チーヤーン・エネルギー大臣、イラン中央銀行総裁、工業会議所代表、イラン国家安全保障最高評議会のアリー・シャムハーニー事務局長と個別会談し、二国間協力関係について協議、農業、工業、石油、通信(携帯電話)分野での協力にかかる5つの合意に調印した。

SANA(1月17日付)が伝えた。

SANA, January 17, 2017
SANA, January 17, 2017

 

AFP, January 17, 2017、AP, January 17, 2017、ARA News, January 17, 2017、Champress, January 17, 2017、al-Hayat, January 18, 2017、Iraqi News, January 17, 2017、Kull-na Shuraka’, January 17, 2017、al-Mada Press, January 17, 2017、Naharnet, January 17, 2017、NNA, January 17, 2017、Reuters, January 17, 2017、SANA, January 17, 2017、UPI, January 17, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合は1月12~16日にかけてトルコ軍、シリア民主軍が制圧をめざすバーブ市(アレッポ県)、タブカ・ダム(ラッカ県)を初めて爆撃(2017年1月17日)

米中央軍(CENTCOM)は、1月12~16日の5日間のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

1月12日はシリア、イラク領内のダーイシュ(ダーイシュ)拠点などに対して32回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は17回で、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(11回)、アイン・イーサー市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)、マンビジュ市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

1月13日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して22回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は15回で、ラッカ市近郊(13回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

1月14日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して21回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は16回で、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(13回)、ダイル・ザウル市近郊(5回)、タドムル市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

1月15日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して18回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は13回で、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(8回)、タブカ・ダム近郊(4回)に対して攻撃が行われた。

1月16日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して17回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は12回で、バーブ市近郊(2回)、ラッカ市近郊(9回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

1月17日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して34回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は23回で、シャッダーディー市近郊(1回)、ラッカ市近郊(15回)、アイン・イーサー市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(5回)、タドムル市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

AFP, January 17, 2017、AP, January 17, 2017、ARA News, January 17, 2017、Champress, January 17, 2017、al-Hayat, January 18, 2017、Iraqi News, January 17, 2017、Kull-na Shuraka’, January 17, 2017、al-Mada Press, January 17, 2017、Naharnet, January 17, 2017、NNA, January 17, 2017、Reuters, January 17, 2017、SANA, January 17, 2017、UPI, January 17, 2017などをもとに作成。

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ホワイト・ヘルメットなど民間組織7団体は和平協議(アスタナ会議)への参加を決断した反体制武装集団に「脇腹を刺された」と非難、「アッラーがすべきことを実現させる」まで徹底抗戦すると約束(2017年1月16日)

ダマスカス郊外県バラダー渓谷で活動する民間組織7団体は共同声明を出し、反体制武装集団9組織が1月23日にカザフスタンの首都アスタナで開幕予定のシリア政府と反体制武装集団の和平協議(アスタナ会議)への参加を決定したことに関して、「脇腹を刺された」だと非難した。

そのうえで、「我が国民における自由人たちに対し、「アッラーがすべきことを実現させる」(コーラン8:44)まで抵抗を続けると約束し、できるすべてを尽くして、テロリストであるヒズブッラーがダマスカスの水源を掌握することを阻止するために行動する」と徹底抗戦の構えを示した。

またこれらの武装集団と、この決定を後押ししたリヤド最高交渉委員会の姿勢、そしてアスタナ会議開催を主導するロシアとトルコに、バラダー渓谷での戦闘での犠牲の責任があると非難した。

共同声明を出したのは、バラダー渓谷および周辺地域救援委員会(ガッサーン・ダーラーティー)、バラダー渓谷医療委員会(フサーム・ラジャブ)、バラダー渓谷広報委員会(アリー・ナスルッラー)、バラダー渓谷地元評議会(アフマド・スフバ)、バラダー渓谷民間防衛隊(ホワイト・ヘルメット)(ムハンマド・ディヤーブ)、バラダー慈善機構(タミーム・カーディリー)、バラダー救援機構(ラドワーン・ナスルッラー)。

Kull-na Shuraka', January 16, 2017
Kull-na Shuraka’, January 16, 2017

 

AFP, January 16, 2017、AP, January 16, 2017、ARA News, January 16, 2017、Champress, January 16, 2017、al-Hayat, January 17, 2017、Iraqi News, January 16, 2017、Kull-na Shuraka’, January 16, 2017、al-Mada Press, January 16, 2017、Naharnet, January 16, 2017、NNA, January 16, 2017、Reuters, January 16, 2017、SANA, January 16, 2017、UPI, January 16, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍のサッルー報道官「招待されていないアスタナ会議での決定の一切を拒否する」(2017年1月16日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のタラール・サッルー報道官は、1月23日にカザフスタンの首都アスタナで開幕予定のシリア政府と反体制武装集団の和平協議(アスタナ会議)に関して、ハッル(1月16日付)に対して「シリア民主軍のように現地で力強く戦っている勢力が招聘されてない…。我々がいないなかで危機解決が検討された場合、この会議でのいかなる決定も承認しないだろう」と述べた。

ARA News, January 16, 2017
ARA News, January 16, 2017

 

AFP, January 16, 2017、AP, January 16, 2017、ARA News, January 16, 2017、Champress, January 16, 2017、al-Hall, January 16, 2017、al-Hayat, January 17, 2017、Iraqi News, January 16, 2017、Kull-na Shuraka’, January 16, 2017、al-Mada Press, January 16, 2017、Naharnet, January 16, 2017、NNA, January 16, 2017、Reuters, January 16, 2017、SANA, January 16, 2017、UPI, January 16, 2017などをもとに作成。

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アレッポ県、ラッカ県でトルコ軍、シリア民主軍がダーイシュとの戦闘を続ける(2017年1月16日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合戦闘機がラッカ市北西部のファティーフ無村を空爆、また同地一帯で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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アレッポ県では、ARA News(1月16日付)によると、シリア領内に展開するトルコ軍がダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市バーブ市を砲撃した。

AFP, January 16, 2017、AP, January 16, 2017、ARA News, January 16, 2017、Champress, January 16, 2017、al-Hayat, January 17, 2017、Iraqi News, January 16, 2017、Kull-na Shuraka’, January 16, 2017、al-Mada Press, January 16, 2017、Naharnet, January 16, 2017、NNA, January 16, 2017、Reuters, January 16, 2017、SANA, January 16, 2017、UPI, January 16, 2017などをもとに作成。

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トルコの「強い圧力」によりサウジアラビアが後援するイスラーム軍など9組織がアスタナ会議への参加を決定、シャーム・ファトフ戦線と共闘するシャーム自由人イスラーム運動、イドリブ自由軍など6組織は参加を拒否(2017年1月16日)

『ハヤート』(1月17日付、イブラーヒーム・ハミーディー記者)は、1月23日にカザフスタンの首都アスタナで開幕予定のシリア政府と反体制武装集団の和平協議(アスタナ会議)をめぐってアンカラでトルコ政府との折衝を続けてきた反体制武装集団のうち、シャーム軍団、スルターン・ムラード師団、シャーム戦線、イッザ軍、ナスル軍、第1沿岸師団、イスラーム殉教者旅団、「命じられるまま正しく進め」連合、イスラーム軍が、トルコ政府の「強い圧力」に応えるかたちで会議への出席要請に応じたと伝えた。

しかし、シャーム自由人イスラーム運動、シャームの鷹、ラフマーン軍団、シャーム革命家、イドリブ自由軍、ムジャーヒディーン軍は、会議への出席に依然として応じようとしていないという。

一方、SNN(1月16日付)、ジャズィーラ(1月16日付など複数のメディアは、アスタナ会議に参加する反体制武装集団の代表団の団長にはイスラーム軍のムハンマド・アッルーシュ氏が就任する模様だ、と伝えた。

イスラーム軍のアッルーシュ氏はリヤド最高交渉委員会の交渉責任者を務めていた。

ARA News, January 16, 2017
ARA News, January 16, 2017

 

AFP, January 16, 2017、Aljazeera.net, January 17, 2017、AP, January 16, 2017、ARA News, January 16, 2017、Champress, January 16, 2017、al-Hayat, January 17, 2017、Iraqi News, January 16, 2017、Kull-na Shuraka’, January 16, 2017、al-Mada Press, January 16, 2017、Naharnet, January 16, 2017、NNA, January 16, 2017、Reuters, January 16, 2017、SANA, January 16, 2017、SNN, January 16, 2017、UPI, January 16, 2017などをもとに作成。

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ダルアー県殉教者記録局は14日の有志連合によるマヤーディーン市の爆撃で、ダーイシュに忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍幹部が殺害されたと発表(2017年1月16日)

クッルナー・シュラカー(1月16日付)によると、ダルアー県殉教者記録局は、14日に有志連合が行ったマヤーディーン市に対する空爆で、イスラーム・ムサンナー運動の創設者で、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍幹部のナージー・ムサーラマ氏が死亡したと発表した。

Kull-na Shuraka', January 16, 2017
Kull-na Shuraka’, January 16, 2017

AFP, January 16, 2017、AP, January 16, 2017、ARA News, January 16, 2017、Champress, January 16, 2017、al-Hayat, January 17, 2017、Iraqi News, January 16, 2017、Kull-na Shuraka’, January 16, 2017、al-Mada Press, January 16, 2017、Naharnet, January 16, 2017、NNA, January 16, 2017、Reuters, January 16, 2017、SANA, January 16, 2017、UPI, January 16, 2017などをもとに作成。

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ダーイシュはシリア軍との戦闘の末、ダイル・ザウル市とダイル・ザウル航空基地を結ぶすべての兵站路を遮断したと発表(2017年1月16日)

ダーイシュ(イスラーム国)ハイル州広報局は声明を出し、ダーイシュがシリア軍との戦闘の末に、ダイル・ザウル市とダイル・ザウル航空基地の間に位置するウンマール山(労働者住宅地区)、墓地地区、バス発着場地区を制圧し、同市と航空基地をむすぶすべての兵站路を遮断することに成功したと発表した。

Kull-na Shuraka', January 16, 2017
Kull-na Shuraka’, January 16, 2017

これに関して、シリア人権監視団は、ダイル・ザウル航空基地一帯、ダイル・ザウル市南部のパノラマ交差点一帯、ダイル・ザウル市工業地区、労働者住宅地区、ラサーファ地区でダーイシュがシリア軍と交戦を続け、航空基地近くのブロック工場を新たに制圧したとしたうえで、ダーイシュがダイル・ザウル市とダイル・ザウル航空基地を寸断したと発表した。

なお、シリア人権監視団によると、シリア軍はダイル・ザウル市・ダイル・ザウル航空基地間の一帯などを激しく空爆、ダーイシュの進軍阻止を試みた。

また、SANA(1月16日付)によると、シリア軍が予備部隊とともにダイル・ザウル市労働者地区、ダイル・ザウル航空基地一帯、サルダ山に侵攻中のダーイシュ(イスラーム国)と交戦、ダーイシュによって奪われていた拠点複数カ所を奪還、シリア・ロシア両軍戦闘機が、ダイル・ザウル航空基地一帯のダーイシュ拠点を激しく空爆したという。

同監視団によると、今回の攻撃で、民間人14人がダイル・ザウル市一帯に対するダーイシュの砲撃で死亡、また11人がダイル・ザウル市とムーハサン市に対するシリア軍の空爆で死亡したという。

シリア軍兵士の犠牲者は28人、またダーイシュ戦闘員の死者は40人にのぼっているという。

Kull-na Shuraka', January 16, 2017
Kull-na Shuraka’, January 16, 2017

一方、ARA News(1月16日付)によると、ロシア軍戦闘機がムーハサン市のダーイシュ(イスラーム国)拠点を誤爆し、民間人7人が死亡した。

これに関して、SANA(1月16日付)は、シリア軍がマヤーディーン市の食品加工工場一帯を攻撃し、ダーイシュ戦闘員18人を殲滅したと伝えた。

なお14日には、有志連合が同地を爆撃している。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がタイフール航空基地(T4)一帯、ティヤース裏一帯、タドムル市遺構群一帯を空爆した。

また、ARA News(1月16日付)によると、シリア軍がタイフール航空基地一帯の丘陵地帯複数カ所をダーイシュから奪還した。

AFP, January 16, 2017、AP, January 16, 2017、ARA News, January 16, 2017、Champress, January 16, 2017、al-Hayat, January 17, 2017、Iraqi News, January 16, 2017、Kull-na Shuraka’, January 16, 2017、al-Mada Press, January 16, 2017、Naharnet, January 16, 2017、NNA, January 16, 2017、Reuters, January 16, 2017、SANA, January 16, 2017、UPI, January 16, 2017などをもとに作成。

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米英仏伊の教練を受けた武装集団のメンバー15人がダマスカス郊外県で当局に投降(2017年1月16日)

ダマスカス郊外県では、SANA(1月16日付)によると、ヨルダン領内で米英仏伊の士官・教官が教練を行っていたという武装集団のメンバー15人が、ルハイバ市で当局に投降した。

SANA, January 16, 2017
SANA, January 16, 2017

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がファトフ軍支配下のザフラー協会地区一帯を砲撃、これに対してファトフ軍が第3000集合住宅計画地区、アレッポ市ハムダーニーヤ地区を砲撃した。

一方、SANA(1月16日付)によると、アレッポ市ハムダーニーヤ地区の民家などに反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾した。

また、シャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団(ファトフ軍)がアレッポ市北部郊外のアルド・マッラーフ地区の農園地帯にあるシリア軍拠点を攻撃、シリア軍が応戦し、これを撃退した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ファトフ軍がシリア政府支配下のフーア市を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヤードゥーダ村を砲撃した。

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ヒムス県では、ARA News(1月16日付)によると、シリア軍がアーミリーヤ村、ダイル・フール村、イッズッディーン村を空爆した。

一方、SANA(1月16日付)によると、ヒムス市アルメニア地区、サビール地区の住宅街に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、7人が負傷した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、カーブーン区でシリア軍狙撃兵に撃たれ重傷を負っていた男性が死亡した。

AFP, January 16, 2017、AP, January 16, 2017、ARA News, January 16, 2017、Champress, January 16, 2017、al-Hayat, January 17, 2017、Iraqi News, January 16, 2017、Kull-na Shuraka’, January 16, 2017、al-Mada Press, January 16, 2017、Naharnet, January 16, 2017、NNA, January 16, 2017、Reuters, January 16, 2017、SANA, January 16, 2017、UPI, January 16, 2017などをもとに作成。

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ファトフ軍治安機関が有志連合によるシャーム・ファトフ戦線拠点への度重なる爆撃を受け、メンバー1人を内通罪で処刑(2017年1月15日)

イドリブ県では、ARA News(1月15日付)によると、ファトフ軍を主導するアル=カーイダ系組織のシャーム・ファトフ戦線に所属する治安機関が、有志連合によるイドリブ県内のヌスラ戦線拠点への度重なる空爆を受け、アブー・アブドゥッラー・ファランスィーを名乗る同戦線治安要員の1人を逮捕、3日間にわたる取り調べののち、米主導の有志連合に内通していた罪で、処刑した。

AFP, January 15, 2017、AP, January 15, 2017、ARA News, January 15, 2017、Champress, January 15, 2017、al-Hayat, January 16, 2017、Iraqi News, January 15, 2017、Kull-na Shuraka’, January 15, 2017、al-Mada Press, January 15, 2017、Naharnet, January 15, 2017、NNA, January 15, 2017、Reuters, January 15, 2017、SANA, January 15, 2017、UPI, January 15, 2017などをもとに作成。

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アレッポ県北西部のロジャヴァ支配地域でシリア民主軍のアスタナ会議参加を求めるデモ(2017年1月15日)

アレッポ県では、ARA News(1月15日付)によると、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるカフル・ナーヤー村で「シャフバー諸地域評議会」がデモを組織し、カザフスタンの首都アスタナで23日に開幕予定のシリア政府と反体制武装集団の和平協議(アスタナ会議)へのシリア民主軍の参加を求めた。

ARA News, January 15, 2017
ARA News, January 15, 2017

AFP, January 15, 2017、AP, January 15, 2017、ARA News, January 15, 2017、Champress, January 15, 2017、al-Hayat, January 16, 2017、Iraqi News, January 15, 2017、Kull-na Shuraka’, January 15, 2017、al-Mada Press, January 15, 2017、Naharnet, January 15, 2017、NNA, January 15, 2017、Reuters, January 15, 2017、SANA, January 15, 2017、UPI, January 15, 2017などをもとに作成。

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アレッポ県バーブ市近郊でダーイシュが爆弾攻撃を行い、12人が死亡(2017年1月15日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(1月15日付)によると、バーブ市近郊のアニーキーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)が爆弾を仕掛けた車を爆発させ、子供5人を含む12人が死亡した。

AFP, January 15, 2017、AP, January 15, 2017、ARA News, January 15, 2017、Champress, January 15, 2017、al-Hayat, January 16, 2017、Iraqi News, January 15, 2017、Kull-na Shuraka’, January 15, 2017、al-Mada Press, January 15, 2017、Naharnet, January 15, 2017、NNA, January 15, 2017、Reuters, January 15, 2017、SANA, January 15, 2017、UPI, January 15, 2017などをもとに作成。

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シャーム・ファトフ戦線などからなるファトフ軍支配下のイドリブ県で医療活動を行ってきた南アフリカの組織がメンバー拉致を受け撤退(2017年1月15日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(1月15日付)によると、シャーム・ファトフ戦線などからなるファトフ軍の支配下にあるダルクーシュ町などで医療支援活動を行ってきた南アフリカのイスラーム教徒のNGO組織「ギフト・オブ・ザ・ギヴァーズ」は、メンバー1人が拉致されたことを受け、同地での活動を停止することを決定した。

「ギフト・オブ・ザ・ギヴァーズ」はダルクーシュ町内の病院を全面支援し、医療機器、医薬品などを提供してきたが、1月10日、メンバーで記者でもあるシーラーズ・ムハンマド氏がトルコ領内に向かう途中、ジュマイリーヤ村近郊で何者によって拉致されていた。

AFP, January 15, 2017、AP, January 15, 2017、ARA News, January 15, 2017、Champress, January 15, 2017、al-Hayat, January 16, 2017、Iraqi News, January 15, 2017、Kull-na Shuraka’, January 15, 2017、al-Mada Press, January 15, 2017、Naharnet, January 15, 2017、NNA, January 15, 2017、Reuters, January 15, 2017、SANA, January 15, 2017、UPI, January 15, 2017などをもとに作成。

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アレッポ市東部で外国人(イラン人、ロシア人)民兵とロシア軍憲兵隊が交戦し、ロシア軍兵士2人が負傷(2017年1月15日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(1月15日付)によると、12月にシリア軍が解放したアレッポ市東部のシャッアール地区で、親政権の外国人(イラク人、イラン人)民兵組織がロシア軍憲兵隊と交戦し、ロシア軍兵士2人が負傷した。

Kull-na Shuraka', January 15, 2017
Kull-na Shuraka’, January 15, 2017

AFP, January 15, 2017、AP, January 15, 2017、ARA News, January 15, 2017、Champress, January 15, 2017、al-Hayat, January 16, 2017、Iraqi News, January 15, 2017、Kull-na Shuraka’, January 15, 2017、al-Mada Press, January 15, 2017、Naharnet, January 15, 2017、NNA, January 15, 2017、Reuters, January 15, 2017、SANA, January 15, 2017、UPI, January 15, 2017などをもとに作成。

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トランプ米次期政権の報道官「アスタナ会議への参加をロシアから要請されたが、回答はしていない」(2017年1月15日)

20日に発足するドナルド・トランプ米次期政権で大統領報道官に就任予定のショーン・スパイサー氏はAFP(1月15日付)に対し、23日にカザフスタンの首都アスタナで開幕予定のシリア政府と反体制武装集団の和平協議(アスタナ会議)への参加要請をロシア側から受け取ったとしたうえで、いまだ出欠の回答は行っていないことを明らかにした。

AFP, January 15, 2017、AP, January 15, 2017、ARA News, January 15, 2017、Champress, January 15, 2017、al-Hayat, January 16, 2017、Iraqi News, January 15, 2017、Kull-na Shuraka’, January 15, 2017、al-Mada Press, January 15, 2017、Naharnet, January 15, 2017、NNA, January 15, 2017、Reuters, January 15, 2017、SANA, January 15, 2017、UPI, January 15, 2017などをもとに作成。

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ダイル・ザウル市一帯、ヒムス県東部でシリア軍とダーイシュの戦闘続く(2017年1月15日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、14日のダーイシュ(イスラーム国)の一大攻勢を受け、ダイル・ザウル航空基地一帯、ジャフラ村、ダイル・ザウル市ラサーファ地区、労働者住宅地区などでシリア軍とダーイシュが交戦を続けた。

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ヒムス県では、SANA(1月15日付)によると、シリア軍がアブー・アラーヤー村方面に潜入しようとしたダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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アレッポ県では、SANA(1月15日付)によると、シリア軍がアレッポ市東部郊外航空士官学校一帯に近いラスム・ハルマル・イマーム町、タッル・アフマル村でダーイシュ(イスラーム国)の車列を攻撃した。

AFP, January 15, 2017、AP, January 15, 2017、ARA News, January 15, 2017、Champress, January 15, 2017、al-Hayat, January 16, 2017、Iraqi News, January 15, 2017、Kull-na Shuraka’, January 15, 2017、al-Mada Press, January 15, 2017、Naharnet, January 15, 2017、NNA, January 15, 2017、Reuters, January 15, 2017、SANA, January 15, 2017、UPI, January 15, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県バラダー渓谷での停戦に向け折衝を続けるシリア政府側和解委員会が会合を開き、反体制武装集団に改めて投降を呼びかける(2017年1月15日)

ダマスカス郊外県バラダー渓谷での停戦に向け折衝を続ける和解委員会が、ダマスカス郊外県庁舎(ダマスカス県)で会合を開き、進捗状況について意見交換、今後の対策を検討した。

会合には、アラー・イブラーヒーム県知事のほか、バラダー渓谷の地元和解委員会のメンバー、宗教指導者、名士、駐留ロシア軍当事者和解調整センター長、シリア軍のハイサム・ウムラーン少将が出席した。

会合で、イブラーヒーム県知事らは、住民の多くは、首都ダマスカスの主要な水源を擁する同地の停戦を望んでいると強調、1月27日に失効する2016年政令第15号の恩赦規定に基づいて、同地の武装集団戦闘員に対して武器を棄て、投降するよう改めて呼びかけた。
SANA(1月15日付)が伝えた。

SANA, January 15, 2017
SANA, January 15, 2017

AFP, January 15, 2017、AP, January 15, 2017、ARA News, January 15, 2017、Champress, January 15, 2017、al-Hayat, January 16, 2017、Iraqi News, January 15, 2017、Kull-na Shuraka’, January 15, 2017、al-Mada Press, January 15, 2017、Naharnet, January 15, 2017、NNA, January 15, 2017、Reuters, January 15, 2017、SANA, January 15, 2017、UPI, January 15, 2017などをもとに作成。

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ホワイト・ヘルメットなど民間組織7団体が共同声明を出し、戦闘停止ではなく、アスタナ会議参加準備を進める反体制武装集団に停戦破棄を呼びかける(2017年1月15日)

ダマスカス郊外県バラダー渓谷で活動する民間団体7組織は共同声明を出し、シリア政府側の停戦交渉責任者であるアフマド・ガドバーン退役少将が何者かに暗殺された事件に関して、反体制武装集団の関与を否定、「ダイル・カーヌーン地区の政府側検問所で、平和的解決へのあらゆる希望を絶とうとする裏切り者の手によって暗殺された」と断じた。

声明ではまた、シリア政府側が停戦を遵守できない状況を踏まえ、カザフスタンの首都アスタナで23日に開幕予定のシリア政府と反体制武装集団の和平協議(アスタナ会議)に向け、トルコの首都アンカラで使節団の人選にあたっている反体制武装集団の代表者らに会議に参加しないよう呼びかけるとともに、トルコ政府に対して停戦違反者に対する責任追及を行うよう求めた。

共同声明を出したのは、バラダー渓谷および周辺地域救援委員会(ガッサーン・ダーラーティー)、バラダー渓谷医療委員会(フサーム・ラジャブ)、バラダー渓谷広報委員会(アリー・ナスルッラー)、バラダー渓谷地元評議会(アフマド・スフバ)、バラダー渓谷民間防衛隊(ホワイト・ヘルメット)(ムハンマド・ディヤーブ)、バラダー慈善機構(タミーム・カーディリー)、バラダー救援機構(ラドワーン・ナスルッラー)。

Kull-na Shuraka', January 15, 2017
Kull-na Shuraka’, January 15, 2017

AFP, January 15, 2017、AP, January 15, 2017、ARA News, January 15, 2017、Champress, January 15, 2017、al-Hayat, January 16, 2017、Iraqi News, January 15, 2017、Kull-na Shuraka’, January 15, 2017、al-Mada Press, January 15, 2017、Naharnet, January 15, 2017、NNA, January 15, 2017、Reuters, January 15, 2017、SANA, January 15, 2017、UPI, January 15, 2017などをもとに作成。

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