北シリア民主連邦ジャズィーラ地域ハサカ地区共同議長選出(2017年12月19日)

北シリア民主連邦執行委員会は、ラッカ県カーミシュリー市で、ジャズィーラ地域カーミシュロー(カーミシュリー)地区の共同議長を選出するための会合を招集した。

会合には、執行委員会メンバー、カーミシュロー地区選挙当選者らが出席し、投票の結果、バルウィーン・ユースフ氏(クルド代表)、ナジーブ・イリヤース・フーリー氏(シリア正教徒代表)がカーミシュロー地区共同議長に、タルファ・アフマド氏、スライマーン・ハリール氏、サーフィヤ・クウード氏を共同副議長に選出された。

ANHA, December 19, 2017

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北シリア民主連邦執行委員会は、ハサカ県ハサカ市で、ジャズィーラ地域ハサカ地区の共同議長を選出するための会合を招集した。

会合には、執行委員会メンバー、ハサカ地区選挙当選者らが出席し、投票の結果、アブドゥルガニー・ウースー氏(クルド代表)、サムル・アブドゥッラー氏(アラブ代表)をハサカ地区共同議長に、マハー・シャーブー氏(シリア正教徒代表)、マフムード・スライマーン・ラッシュ氏(ヤズィーディー派代表)、ダーウド・ハッジー・アリー氏を共同副議長に選出された。

ANHA, December 19, 2017

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ANHA(12月19日付)が伝えた。

AFP, December 23, 2017、ANHA, December 23, 2017、AP, December 23, 2017、ARA News, December 23, 2017、Champress, December 23, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 23, 2017、al-Hayat, December 24, 2017、al-Mada Press, December 23, 2017、Naharnet, December 23, 2017、NNA, December 23, 2017、Reuters, December 23, 2017、SANA, December 23, 2017、UPI, December 23, 2017などをもとに作成。

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エジプトのマルカビー電力大臣「シリアとエジプトの間で送電計画を策定に向けた交渉が行われている」(2017年12月19日)

エジプトのムハンマド・シャーキル・マルカビー電力大臣は、『ブールサ』(12月19日付)に対し、「シリアとエジプトの間で送電計画を策定に向けた交渉が行われており、その総工費は18億ドルに達する」と述べた。

マルカビー電力大臣はまた「シリアは総工費のうちの12億ドルを、エジプトは6億ドルを拠出し、計画実施に向けた決定を下すため関係当局が調整を行っている」と付言した。

al-Durar al-Shamiya, December 21, 2017

AFP, December 21, 2017、ANHA, December 21, 2017、AP, December 21, 2017、ARA News, December 21, 2017、al-Bursa, December 21, 2017、Champress, December 21, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2017、al-Hayat, December 22, 2017、al-Mada Press, December 21, 2017、Naharnet, December 21, 2017、NNA, December 21, 2017、Reuters, December 21, 2017、SANA, December 21, 2017、UPI, December 21, 2017などをもとに作成。

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ムアッリム外務在外居住者大臣「緊張緩和地帯が今のままで維持されることは認められない」(2017年12月19日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣兼副首相は人民議会本会議で、シリアをめぐる内外情勢、とりわけ「テロとの戦い」の進捗や「緊張緩和地帯」の動静についての報告を行った。

ムアッリム外務在外居住者大臣はそのなかで、「シリアにおいてテロとの戦いでの勝利について話すのは時期尚早だ…。我が国に対する国際的な陰謀は続いている」と述べ、米国やトルコの介入を非難した。

また「シリア北部の一部のグループが米国のためにトロイの木馬を建造しようとしている」と述べ、西クルディスタン移行期民政局を批判、「ダマスカスの優先事項はテロ撲滅と国家統合だ」と強調した。

一方、ロシア、トルコ、イランの合意に基づいて設置された「緊張緩和地帯」に関しては、「テロリストは違反を繰り返し、シリア軍はこうした違反に対して報復を行っている…。緊張緩和地帯が現状で維持されることは今後は認められない。なぜなら、シリア全土からテロリストを根絶することが目標だからだ」と強調した。

SANA(12月19日付)が伝えた。

SANA, December 19, 2017

AFP, December 19, 2017、ANHA, December 19, 2017、AP, December 19, 2017、ARA News, December 19, 2017、Champress, December 19, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2017、al-Hayat, December 19, 2017、al-Mada Press, December 19, 2017、Naharnet, December 19, 2017、NNA, December 19, 2017、Reuters, December 19, 2017、SANA, December 19, 2017、UPI, December 19, 2017などをもとに作成。

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シリア政府の許可を得ない国連関連機関による陸路での人道支援の期間延長を定めた国連安保理決議第2393号採択、ロシア、中国、ボリビアは棄権(2017年12月19日)

国連安保理は、シリア国境経由(クロスボーダー)で反体制派支配地域への国連関連機関による人道支援を定めた安保理決議第2165号(2014年7月14日、http://unscr.com/en/resolutions/2165)の有効期間を2019年1月10日まで延長すること定めた安保理決議第2393号を承認した。

決議案は、スウェーデン、日本、エジプトが準備、採決では、米国、英国、フランスなど12カ国が賛成、ロシア、中国、ボリビアが棄権した。

国連安保理決議第2165号においては、シリア当局に通告をすれば(その許可を得ずに)、反体制派の支配下にあるバーブ・サラーマ国境通行所(アレッポ県)、バーブ・ハワー国境通行所(イドリブ県)、ラムサー国境通行所(ダルアー県)、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるヤアルビーヤ国境通行所(ハサカ県)を経由して人道支援を行うことができる旨定められている。

AFP, December 19, 2017、ANHA, December 19, 2017、AP, December 19, 2017、ARA News, December 19, 2017、Champress, December 19, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2017、al-Hayat, December 19, 2017、al-Mada Press, December 19, 2017、Naharnet, December 19, 2017、NNA, December 19, 2017、Reuters, December 19, 2017、SANA, December 19, 2017、UPI, December 19, 2017などをもとに作成。

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ハサカ市でPYD諜報部隊がシリア軍兵士3人を逮捕、シリア軍も対抗措置としてYPG隊員2人を逮捕(2017年12月19日)

ハサカ県では、ハーブール(12月19日付)によると、西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党(PYD)の諜報機関が、ハサカ市北部入口のサッバーグ交差点でシリア軍兵士3人を逮捕した。

逮捕された3人は、第5連隊駱駝騎兵隊所属で、シリア軍のIDを所持していたために拘束されたという。

これに対して、シリア軍はハサカ市中心街のパレスチナ通りを巡回していた西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の隊員2人を逮捕、双方が厳戒態勢に入った。

AFP, December 19, 2017、ANHA, December 19, 2017、AP, December 19, 2017、ARA News, December 19, 2017、Champress, December 19, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2017、al-Hayat, December 19, 2017、al-Khabur, December 19, 2017、al-Mada Press, December 19, 2017、Naharnet, December 19, 2017、NNA, December 19, 2017、Reuters, December 19, 2017、SANA, December 19, 2017、UPI, December 19, 2017などをもとに作成。

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アフル・シャーム中隊は「西カラムーン連合」結成に疑義(2017年12月19日)

ダマスカス郊外県西カラムーン地方で活動を続けるアフル・シャーム中隊は声明を出し、18日に「西カラムーン連合」を名のる新たな武装集団の結成が発表されたことに関して、カラムーン地方の住民や武装集団に事前に説明がなかったと非難し、同じく西カラムーン地方で活動を続ける殉教者アフマド・アブドゥー軍団にこの組織との関係を明らかにするよう求めた。

al-Durar al-Shamiya, December 19, 2017

AFP, December 19, 2017、ANHA, December 19, 2017、AP, December 19, 2017、ARA News, December 19, 2017、Champress, December 19, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2017、al-Hayat, December 19, 2017、al-Mada Press, December 19, 2017、Naharnet, December 19, 2017、NNA, December 19, 2017、Reuters, December 19, 2017、SANA, December 19, 2017、UPI, December 19, 2017などをもとに作成。

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フランスのマクロン大統領「シリアがアサド大統領の下にまとまるとは思っていない」(2017年12月19日)

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、18日のアサド大統領による批判に対して、「受け入れられない」、「シリアとシリア人なしには持続的和平も政治的解決も構築できないと考えている。またシリアがバッシャール・アサドの下にまとまるとは思っていない」と反論した。

AFP(12月19日付)が伝えた。

AFP, December 19, 2017、ANHA, December 19, 2017、AP, December 19, 2017、ARA News, December 19, 2017、Champress, December 19, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2017、al-Hayat, December 19, 2017、al-Mada Press, December 19, 2017、Naharnet, December 19, 2017、NNA, December 19, 2017、Reuters, December 19, 2017、SANA, December 19, 2017、UPI, December 19, 2017などをもとに作成。

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エジプト・ムルスィー前政権の顧問「国際ムスリム同胞団はカタールの資金でエジプト国内での自由シリア軍の教練に合意していた」(2017年12月19日)

エジプトのムハンマド・ムルスィー前政権で大統領顧問(軍事関係担当)を務めていたアブドゥルムンイム・トゥラース氏は、エジプトの『ヤウム・サービア』(12月19日付)のインタビューに応じ、そのなかで、ムルスィー前政権時代に、ムスリム同胞団の国際機構がカタールで会合を開き、カタールの資金で、エジプト領内で「自由シリア軍」の教練を行う決定がなされていた、と暴露した。

AFP, December 19, 2017、ANHA, December 19, 2017、AP, December 19, 2017、ARA News, December 19, 2017、Champress, December 19, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2017、al-Hayat, December 19, 2017、al-Mada Press, December 19, 2017、Naharnet, December 19, 2017、NNA, December 19, 2017、Reuters, December 19, 2017、SANA, December 19, 2017、UPI, December 19, 2017、al-Yawm al-Sabi’, December 19, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダマスカス郊外県、ハマー県でシャーム解放機構などからなる武装集団を攻撃、反体制派は首都ダマスカスを砲撃(2017年12月19日)

ダマスカス郊外県では、SANA(12月19日付)によると、シリア軍が人民防衛諸組織とともに、県南西部のバイト・ジン村農場地帯、ザアタラー丘、マガル・ミール村、マルワーン丘一帯でシャーム解放機構などからなる武装集団と交戦した。

これに対して、シャーム解放機構などからなる武装集団は、クナイトラ県のタルジャナ村一帯から、ハラファー村、マクルーサ村を砲撃し、反撃を試みた。

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ダマスカス県では、SANA(12月19日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団がザブラターニー地区を砲撃し、子ども1人を含む3人が死亡、5人が負傷した。

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ハマー県では、SANA(12月19日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、ラターミナ町近郊のルワイダ村に突入し、シャーム解放機構などからなる武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、カフルズィーター市、ラターミナ町一帯を爆撃し、シャーム解放機構の拠点を破壊した。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月19日付)によると、ロシア軍戦闘機が県南部のタッフ村を空爆した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月19日付)によると、ロシア軍戦闘機が県南部のタッル・アマーラ村、タッル・アーガル村、下マクサル村、バーシュカウィー村、ワーディー・シャフルール村、ナースィリーヤ村一帯を爆撃し、住民が避難した。

AFP, December 19, 2017、ANHA, December 19, 2017、AP, December 19, 2017、ARA News, December 19, 2017、Champress, December 19, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2017、al-Hayat, December 19, 2017、al-Mada Press, December 19, 2017、Naharnet, December 19, 2017、NNA, December 19, 2017、Reuters, December 19, 2017、SANA, December 19, 2017、UPI, December 19, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは8件の停戦違反を、トルコ側は2件の違反を確認(2017年12月19日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(12月19日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(アレッポ県4件、ラタキア県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件、ダルアー県1件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも2件(ヒムス県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

シリア政府との停戦に応じた自治体は現在、2,311市町村、武装組織の数は234組織。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 19, 2017をもとに作成。

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米中央軍はシリア・イラク領内での作戦でダーイシュ幹部3人を殺害したと発表(2017年12月19日)

米中央軍(CENTCOM)は、シリアとイラク領内での過去3週間にわたる作戦で、ダーイシュ(イスラーム国)の幹部3人を殺害したことを確認したと発表した。

死亡を確認したのは、アブー・ファイサル、アブー・クダマー・イラーキー(いずれも12月1日にシリア領内のユーフラテス川河畔で死亡)、ムスタファー・カマール・ジャースィム・ムハンマド・ザーウィー(11月28日にイラク領内で死亡)。

CENTCOM, December 19, 2017をもとに作成。

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