トルコ軍がイドリブ県に通信設備を搬入(2018年7月7日

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(7月7日付)によると、トルコ軍の車列が、トルコ軍の車列は、ヒルバト・ジャウズ村に設置された仮設の通行所からシリアに入国、通信用アンテナなどを搬入したという。

複数の活動家によると、行く先は明らかではないが、ジスル・シュグール市近郊のイシュタブリク村の監視所に向かったと見られる。

AFP, July 7, 2018、ANHA, July 7, 2018、AP, July 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 7, 2018、al-Hayat, July 8, 2018、Reuters, July 7, 2018、SANA, July 7, 2018、UPI, July 7, 2018などをもとに作成。

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アサド大統領の弟マーヒル・アサド少将がレバノン在住の離反兵、活動家の帰国を仲介(2018年7月7日)

『シャルク・アウサト』(7月7日付)は、レバノンに滞在しているシリア軍の離反招聘や反体制活動家の帰国に向けて、アサド大統領の弟マーヒル・アサド少将に近いレバノン人が仲介人となって免罪手続きを行っていると伝えた。

仲介人を務めているのはザーフィル・ナフラーウィー氏ら。

彼らの仲介により、離反兵や活動家は、シリア政府やロシアが帰国後の身の安全を保証されるという。

AFP, July 7, 2018、ANHA, July 7, 2018、AP, July 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 7, 2018、al-Hayat, July 8, 2018、Reuters, July 7, 2018、SANA, July 7, 2018、al-Sharq al-Awsat, July 7, 2018、UPI, July 7, 2018などをもとに作成。

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アブー・アマーラ特殊任務中隊がシリア政府支配下のムハルダ市に潜入し、複数カ所で爆弾を爆発させる(2018年7月7日)

ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(7月7日付)によると、アブー・アマーラ特殊任務中隊がシリア政府支配下のムハルダ市に潜入し、複数カ所に爆弾を敷設、爆発させた。

アブー・アマーラ特殊任務中隊によると、これによって、シリア軍(第5軍団)の兵士20人を殺害したという。

AFP, July 7, 2018、ANHA, July 7, 2018、AP, July 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 7, 2018、al-Hayat, July 8, 2018、Reuters, July 7, 2018、SANA, July 7, 2018、UPI, July 7, 2018などをもとに作成。

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停戦を拒否したダルアー県の武装集団11組織が「南部軍」を結成(2018年7月7日)

ダルアー県でのシリア政府と南部中央作戦司令室の停戦合意に異議を唱える反体制武装集団が、共同声明を出し、「南部軍」の名で新たな武装集団を結成したと発表した。

南部軍に参加したのは、アバービール軍、カシオン旅団、ジャイドゥール・ハウラーン旅団、ジャイドゥール地区革命軍、ワ・ウタスィムー作戦司令室、ハーッラ軍事評議会、タスィール軍事評議会、真実の剣司令室、キータ自由人旅団、歴然たる勝利(ナスル・ムビーン)作戦司令室、東部地区支援部隊からなる。

AFP, July 7, 2018、ANHA, July 7, 2018、AP, July 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 7, 2018、al-Hayat, July 8, 2018、Reuters, July 7, 2018、SANA, July 7, 2018、UPI, July 7, 2018などをもとに作成。

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レバノンに身を寄せていたシリア人避難民377人が帰還(2018年7月7日)

ダマスカス郊外県では、SANA(7月7日付)によると、レバノンのベカーア県バアルベック郡アルサール村一帯で避難生活を送ってきたシリア人避難民数百人が、ザムラーニー国境通行所を経由し、カラムーン地方に帰還した。

『ハヤート』(7月8日付)によると、帰宅したのは377人。

SANA, July 7, 2018

AFP, July 7, 2018、ANHA, July 7, 2018、AP, July 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 7, 2018、al-Hayat, July 8, 2018、Reuters, July 7, 2018、SANA, July 7, 2018、UPI, July 7, 2018などをもとに作成。

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YPGはアフリーン郡でトルコ軍兵士2人を殺害したと発表(2018年7月7日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)の広報センターは声明を出し、トルコの実質占領下にあるアレッポ県アフリーン郡シャッラー村近郊のカフルジャンナ村で3日にトルコ軍の車列を攻撃し、兵士2人を殺害したと発表した。

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アレッポ県では、ANHA(7月7日付)によると、シャーム軍団とハムザート旅団の戦闘員がトルコの実質占領下にあるアフリーン郡ジンディールス町近郊のサティヤー村で住民多数を逮捕した。

武器携帯にかかる許可証を持っていないというのが逮捕の理由だという。

AFP, July 7, 2018、ANHA, July 7, 2018、AP, July 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 7, 2018、al-Hayat, July 8, 2018、Reuters, July 7, 2018、SANA, July 7, 2018、UPI, July 7, 2018などをもとに作成。

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シリア政府と反体制派の停戦合意を受けて、避難民数千人が帰宅、数千人は逮捕を恐れ帰宅を躊躇(2018年7月7日)

シリア人権監視団によると、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置されている当事者和解調整センター仲介によるシリア政府と南部中央作戦司令室の停戦合意を受けて、6月19日の戦闘激化以降ヨルダン国境地帯で避難生活を送ってきた住民数千人が、戦闘が停止した反体制派支配地域に帰還した。

同監視団によると、その一方で、シリア政府の支配下に復帰した村々の住民は、帰村後の逮捕を恐れて、数千人が帰宅を躊躇しているという。

シリア人権監視団によると、6月19日以降のダルアー県での戦闘員による民間人の死者数は159人(うち子供32人、女性33人)、シリア軍戦死者数は135人、武装集団戦死者数は131人を記録しているという。

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一方、ドゥラル・シャーミーヤ(7月7日付)は、ダルアー県南部でのシリア政府と南部中央作戦司令室の停戦合意(6日)を受けて、シリア政府がヨルダン国境地帯に避難していた住民の帰宅を支援するため、大型バス数十両を派遣した。

大型バスは、ナスィーブ国境通行所に近い自由貿易地域に入り、同地に避難している2万人とも言われる避難民の帰宅を支援する。

なお、帰宅先となる村は、現在シリア政府の支配下にあるが、停戦合意を受けて撤退が予定されているという。

AFP, July 7, 2018、ANHA, July 7, 2018、AP, July 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 7, 2018、al-Hayat, July 8, 2018、Reuters, July 7, 2018、SANA, July 7, 2018、UPI, July 7, 2018などをもとに作成。

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シリア軍がヨルダン国境に面するナスィーブ国境通行所に進駐(2018年7月7日)

ダルアー県では、SANA(7月7日付)によると、シリア軍部隊がヨルダンとの国境に面するナスィーブ国境通行所に進駐した。

シリア軍の展開は、6日のラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置されている当事者和解調整センター仲介によるシリア政府とシャーム解放機構などからなる南部中央作戦司令室による停戦合意を受けたもの。

syria.liveuamap.com, July 7, 2018

AFP, July 7, 2018、ANHA, July 7, 2018、AP, July 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 7, 2018、al-Hayat, July 8, 2018、Reuters, July 7, 2018、SANA, July 7, 2018、UPI, July 7, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは3件の停戦違反を、トルコ側は0件の違反を確認(2018年7月7日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(7月7日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(アレッポ県2件、ラタキア県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, July 7, 2018をもとに作成。

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