YPG主体のシリア民主軍の傘下で活動するマンビジュ軍事評議会はYPG軍事顧問がマンビジュ市からの撤収を完了したと発表(2018年7月15日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の傘下で活動するマンビジュ軍事評議会の総司令部は声明を出し、2018年7月15日付でアレッポ県マンビジュ市に派遣していたYPGの軍事顧問全員の撤収を完了したと発表した。

軍事顧問の撤収は、米主導の有志連合との合意に基づくもので、マンビジュ軍事評議会の教練を行っていたという。

AFP, July 16, 2018、ANHA, July 16, 2018、AP, July 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 16, 2018、al-Hayat, July 17, 2018、Reuters, July 16, 2018、SANA, July 16, 2018、UPI, July 16, 2018などをもとに作成。

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親政権日刊紙『ワタン』はイランのヴェラーヤティー最高指導者顧問を痛烈に批判(2018年7月15日)

親政権日刊紙『ワタン』(7月15日付)は、イランのアリー・アクバル・ヴェラーヤティー最高指導者顧問に関して「一部のメディアやイランの政治アナリストたち、イランの周囲で根も葉もないことを言う者たちからの大げさな発言には慣れっこだ」と批判した。

ヴェラーヤティー最高指導者顧問は「イランの支援がなければ、バッシャール・アサドの政権は数週間で崩壊していただろう」と述べていた。

『ワタン』紙は「我々は1日たりとも恩知らずだったことはない。友人たちが補完的な役割を担い、我々が持ち堪えるのを支援してくれたことを我々は認めている…。だが、アリー・ヴェラーヤティー氏よ、申し訳ない。シリアは真理に残された最後の本拠地であり、大地とその上空に拡がる世界を再びアッラーに委ねられるまで、崩壊することなどない」と綴った。

AFP, July 16, 2018、ANHA, July 16, 2018、AP, July 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 16, 2018、al-Hayat, July 17, 2018、Reuters, July 16, 2018、SANA, July 16, 2018、UPI, July 16, 2018、al-Watan, July 15, 2018などをもとに作成。

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米国などが(難民・避難民ではなく)ホワイト・ヘルメットのメンバーのシリアからの救出と第三国への定住に向けた計画を議論(2018年7月15日)

CNN(7月15日付)は、シリア軍がダルアー県での反体制武装集団との戦闘や停戦合意を通じて支配地域を拡大し、イドリブ県への進攻がとりざたされるなか、米国が西側諸国とともに、ホワイト・ヘルメットの隊員を救出し、シリア国内から退避させることへの関心を強めていると伝えた。

複数の外交筋や米政権高官によると、ホワイト・ヘルメットの隊員1,000人とその家族をシリア国内から救出し、カナダ、英国、あるいはドイツに定住させること計画が検討されており、議論には米国、サウジアラビア、フランス、カナダといった国が参加しているという。

ドナルド・トランプ米大統領も、先週のNATO首脳会談などで、メンバーを救出する必要について英仏などと協議したという。

またこの動きと並行して、西欧諸国が米国に対して、イスラエルやヨルダンにメンバー受け入れに向けたロビイングを行うよう求めているという。

なお、ホワイト・ヘルメットはこの報道に対してのコメントを拒否している。

AFP, July 16, 2018、ANHA, July 16, 2018、AP, July 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 16, 2018、al-Hayat, July 17, 2018、Reuters, July 16, 2018、SANA, July 16, 2018、UPI, July 16, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍の政治母体シリア民主評議会共同議長「タブカ・ダムに専門家と職員を戻すためシリア政府と交渉している」(2018年7月15日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会のイルハーム・アフマド共同議長は報道声明を出し、「シリア政府は、シリア民主軍傘下のタブカ地元評議会と、タブカ・ダム(ユーフラテス・ダム)に専門家と職員を戻すための交渉を行っている」と発表した。

アフマド共同議長はまた「我々は政権との問題を解決するため、軍事化という道は進まない。対話こそが、すべての問題を解決するうえで我々がもっとも正しいと今も考えている選択肢だ。だが、我々が攻撃を受ければ、自衛のための行動をとる」と付言した。

al-Durar al-Shamiya, July 15, 2018

AFP, July 15, 2018、ANHA, July 15, 2018、AP, July 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 15, 2018、al-Hayat, July 16, 2018、Reuters, July 15, 2018、SANA, July 15, 2018、UPI, July 15, 2018などをもとに作成。

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革命特殊任務軍は声明で米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯に留まると表明(2018年7月15日)

米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯で活動を続ける革命特殊任務軍、東部獅子軍とカルヤタイン殉教者旅団がヨルダンに撤退したことに関して、軍はツイッターのアカウント(https://twitter.com/maghaweirthowra)を通じて声明を出し、「我々は有志連合における我々の協力者は、ダーイシュ(イスラーム国)を殲滅し、政治的解決がもたらされるまで、「第55地区」に留まり続ける」と表明した。

al-Durar al-Shamiya, July 15, 2018

AFP, July 15, 2018、ANHA, July 15, 2018、AP, July 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 15, 2018、al-Hayat, July 16, 2018、Reuters, July 15, 2018、SANA, July 15, 2018、UPI, July 15, 2018などをもとに作成。

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ダーイシュはイドリブ県で自称預言者を暗殺(2018年7月15日)

ダーイシュ(イスラーム国)に近いナーシル・ニュース(7月15日付)は、ダーイシュがイドリブ県のダーナー市で、自らを預言者と称していたアブー・アフマド・スィンサーウィー氏を暗殺したと発表、その瞬間を撮影した画像を公開した。

 

Nashir News, July 15, 2018

AFP, July 15, 2018、ANHA, July 15, 2018、AP, July 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 15, 2018、al-Hayat, July 16, 2018、Nashir News, July 15, 2018、Reuters, July 15, 2018、SANA, July 15, 2018、UPI, July 15, 2018などをもとに作成。

 

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イドリブ県でシャーム自由人イスラーム運動とナスル軍が交戦(2018年7月15日)

イドリブ県では、イナブ・バラディー(7月15日付)によると、ムスタリーハ村でシャーム自由人イスラーム運動(シリア解放戦線)とナスル軍が交戦した。

戦闘は、シャーム自由人イスラーム運動が、ナスル軍のメンバー2人をダーイシュ(イスラーム国)に所属しているとの容疑で拘束したことに端を発し、双方に複数の死傷者が出た。

またナスル軍側はシャーム自由人イスラーム運動のメンバー7人を拘束したという。

AFP, July 15, 2018、ANHA, July 15, 2018、AP, July 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 15, 2018、al-Hayat, July 16, 2018、‘Inab Baladi, July 15, 2018、Reuters, July 15, 2018、SANA, July 15, 2018、UPI, July 15, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はダルアー県北部、クナイトラ県の反体制派支配地域「死の三角地帯」に激しい攻撃を開始(2018年7月15日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が反体制武装集団の支配下にあるいわゆる「死の三角地帯」(ダマスカス郊外県、クナイトラ県、ダルアー県の県境地域)に位置する県北部のティーハ村、カフル・ナースィジュ村、アクラバー村、マール村、マール丘に対して激しい砲撃を加えた。

シリア軍はまた、同地に隣接するクナイトラ県のマスハラ村およびマスハラ丘に対して激しい砲撃を加えた。

ドゥラル・シャーミーヤ(7月15日付)によると、シリア軍は同地に対して爆撃も行った。

シリア軍が撃った砲弾の数は800発以上に達し、シリア軍はマスハラ村および同地一帯を制圧した。

syria.liveuamap.com, July 15, 2018

一方、ハーッラ市の処遇をめぐって、ロシア軍当事者和解調整センターの仲介により、シリア政府と反体制武装集団の停戦に向けた交渉が続いた。

AFP, July 15, 2018、ANHA, July 15, 2018、AP, July 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 15, 2018、al-Hayat, July 16, 2018、Reuters, July 15, 2018、SANA, July 15, 2018、UPI, July 15, 2018などをもとに作成。

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アサド大統領がイランのアンサーリー外務副大臣と会談(2018年7月15日)

アサド大統領はシリアを訪問中のイランのホセイン・ジャーベリー・アンサーリー外務副大臣(アラブ・アフリカ担当)と首都ダマスカスで会談した。

会談では、アンサーリー外務副大臣が、ダルアー市全土の解放に関して、シリア国民および政府に祝意を示したのに対し、アサド大統領は、シリア全土をテロから解放しようとするシリア軍、予備部隊、同盟部隊の固い意志によって戦果が達成されたと応えた。

SANA(7月15日付)が伝えた。

SANA, July 15, 2018

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イスラエル軍がアレッポ市東部のナイラブ航空基地をミサイル攻撃(2018年7月15日)

シリア軍消息筋は、イスラエル軍がアレッポ県東部にあるナイラブ航空基地にあるシリア軍拠点1カ所に対してミサイル攻撃を行った。

この攻撃による被害は限定的なものにとどまったという。

SANA(7月15日付)が伝えた。

ドゥラル・シャーミーヤ(7月15日付)が複数の活動家の話として伝えたところによると、イスラエル軍のミサイル攻撃は、「イランの民兵」の拠点1カ所を狙ったものだという。

シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表によると、イスラエル軍のミサイルは、ナイラブ航空基地に近いイラン・イスラーム革命防衛隊の拠点を狙ったもので、シリア人少なくとも6人を含む9人が死亡したという。

シリア人以外の死者の国籍は不明だという。

AFP, July 15, 2018、ANHA, July 15, 2018、AP, July 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 15, 2018、al-Hayat, July 16, 2018、Reuters, July 15, 2018、SANA, July 15, 2018、UPI, July 15, 2018などをもとに作成。

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ダルアー市ダルアー・バラド地区で活動を続けてきた武装集団戦闘員がイドリブ県への退去を開始(2018年7月15日)

ダルアー県では、SANA(7月15日付)によると、ダルアー市ダルアー・バラド地区で活動を続けてきた反体制武装集団のうち、シリア政府との和解と免罪を希望しない戦闘員とその家族の第1陣が、シリア政府との停戦合意に基づき、政府が用意した大型バスに分乗し、アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配が続くイドリブ県への退去を開始した。

第1陣は407人で、ダルアー市のサジュナ地区に手配された大型バスに分乗し、シリア赤新月社の車輌に伴われて、ダルアー市を後にした。

SANA, July 15, 2018

また、武装集団は前日に引き続き、戦車、装甲車、大砲など重火器・中火器の引き渡しを行った。

SANA, July 15, 2018

このほか、ダルアー市ダルアー・バラド地区で武装集団に拉致されていた男性5人が無事解放された。

一方、ガバーギブ町では、シリア軍を支持する集会が行われ、住民らが参加した。

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ドゥラル・シャーミーヤ(7月15日付)は、戦闘員とその家族を載せてダルアー市ダルアー・バラド地区を去ったバスの車列がハマー県北部のカルアト・マディーク町に到着したと伝え、その写真を掲載した。

al-Durar al-Shamiya, July 15, 2018

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは5件の停戦違反を、トルコ側は0件の違反を確認(2018年7月15日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(7月15日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(アレッポ県3件、ラタキア県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, July 15, 2018をもとに作成。

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