クナイトラ県ジュバーター・ハシャブ村で逮捕者釈放、シリア軍の退去を求めるデモ(2019年12月10日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ジュバーター・ハシャブ村で逮捕者釈放、シリア軍の退去を求めるデモが発生した。

AFP, December 11, 2019、ANHA, December 11, 2019、AP, December 11, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 11, 2019、Reuters, December 11, 2019、SANA, December 11, 2019、SOHR, December 11, 2019、UPI, December 11, 2019などをもとに作成。

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シリアの学校の通信簿の表紙からアサド大統領の写真が消える!(2019年12月10日)

反体制派系メディアのドゥラル・シャーミーヤ(12月1日付)、オリエント・ニュース(12月1日付)、そしてロシアのRT(12月1日付)などは、シリアの学校の通信簿からアサド大統領の写真が削除されたと伝え、その写真を拡散した。

これらのメディアが複数の活動家の話として伝えたところ、これまで学校の通信簿には表紙の左上にアサド大統領の写真が印刷されていたが、新しい通信簿ではこれが削除され、代わってシリアの地図に国旗があしらわれたマークが印刷されているという。

AFP, December 10, 2019、ANHA, December 10, 2019、AP, December 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 10, 2019、Orient News, December 10, 2019、Reuters, December 10, 2019、RT, December 10, 2019、SANA, December 10, 2019、SOHR, December 10, 2019、UPI, December 10, 2019などをもとに作成。

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シリア交渉委員会のアリーディー報道官「ロシアは自分の好きなように政治プロセスを作り出そうとしている」(2019年12月10日)

シリア交渉委員会のヤフヤー・アリーディー報道官は、アレッポ・ヤウム・チャンネル(12月1日付)を通じて報道を出し、スイスのジュネーブで開催されている制憲委員会(憲法委員会)をアスタナ会議の開催地であるカザフスタンのアスタナに移動させるとのロシアの提案に関して、「シリアの反体制派はこうした措置に同意しない」と拒否したうえで、「ロシアは自分の好きなように政治プロセスを作り出そうとしている。ロシアは国連の原則、ジュネーブ・プロセスの原則、国連決議を自分のやり方でしか欲していない」と批判した。

AFP, December 10, 2019、ANHA, December 10, 2019、AP, December 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 10, 2019、Halab al-Yawm, December 10, 2019、Reuters, December 10, 2019、SANA, December 10, 2019、SOHR, December 10, 2019、UPI, December 10, 2019などをもとに作成。

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ジャアファリー国連シリア代表「テロとの戦いに停戦は決してない」(2019年12月10日)

バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表はアスタナ14会議(12月11日開催予定)に参加するために訪問中のアスタナでRT(12月1日付)の取材に応じ、そのなかで「テロとの戦い」に停戦は決してない」と述べた。

AFP, December 10, 2019、ANHA, December 10, 2019、AP, December 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 10, 2019、Reuters, December 10, 2019、RT, December 10, 2019、SANA, December 10, 2019、SOHR, December 10, 2019、UPI, December 10, 2019などをもとに作成。

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ロシアのラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使「イドリブ県での大規模な軍事作戦を行う意図はない」(2019年12月10日)

ロシアのアレクサンドル・ラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使はアスタナ14会議開催(12月11日)を前日に控え、シリア情勢に関して、イドリブ県での大規模な軍事作戦を行う意図はない、と述べた。

ラヴレンティフ特使は「我々のパートナーであるトルコがいわゆる「武装集団」に対して適切な措置を講じなければならない…。これらの集団が挑発を繰り返している…。民間人を苦しめることは断じて受け入れられない。止めねばならない」と強調した。

AFP, December 10, 2019、ANHA, December 10, 2019、AP, December 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 10, 2019、Reuters, December 10, 2019、SANA, December 10, 2019、SOHR, December 10, 2019、UPI, December 10, 2019などをもとに作成。

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税関局はアスマー・アフラス大統領夫人のおじのタリーフ・アフラス氏とその子息の動産・不動産を差し押さえる(2019年12月10日)

税関局は、アスマー・アフラス大統領夫人のおじのタリーフ・アフラス氏とその子息の動産・不動産を差し押さえることを決定した。

税関局発表によると、差し押さえは「歳入を確保するための17の決定からなっており、税収の損失をめぐる違反にかかる罰金およびその徴収にかかる手数料を確保するため」のものだという。

税関局の複数の情報筋によると、ここでいう違反とは、密輸などによる関税の未払いを意味するという。

なお、シリア中央銀行は10月にも、タリーフ・アフラス氏を含むビジネスマン8人の資産を凍結している。

AFP, December 10, 2019、ANHA, December 10, 2019、AP, December 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 10, 2019、Reuters, December 10, 2019、SANA, December 10, 2019、SOHR, December 10, 2019、UPI, December 10, 2019などをもとに作成。

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RAIニュース24のアサド大統領のインタビュー放映中にシリア大統領府ツイッター公式アカウントが凍結される(2019年12月10日)

シリア大統領府は、フェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/SyrianPresidency/)を通じて、イタリアのRAIニュース24によるアサド大統領のインタビューを配信中にのツイッターの公式アカウント(https://twitter.com/Presidency_Sy)が突如凍結されたと発表した。

大統領府によると、ツイッターのアカウントはその後、再開されたという。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/photos/a.535716253138878/2808935029150311/?type=3&theater

AFP, December 10, 2019、ANHA, December 10, 2019、AP, December 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 10, 2019、Reuters, December 10, 2019、SANA, December 10, 2019、SOHR, December 10, 2019、UPI, December 10, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領地とマンビジュ市一帯地域を結ぶアウン・ダーダート村(アレッポ県)の通行所が2ヶ月ぶりに再開、住民の往来可能に(2019年12月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下地域(「ユーフラテスの盾」地域)とシリア軍が駐留した北・東シリア自治局支配下のマンビジュ市一帯地域が接するアウン・ダーダート村に設置されている通行所が2ヶ月ぶりに再開された。

これにより、両地域の住民の往来が可能となる。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がタッル・タムル町近郊のタッル・ワルド村を砲撃した。

AFP, December 10, 2019、ANHA, December 10, 2019、AP, December 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 10, 2019、Reuters, December 10, 2019、SANA, December 10, 2019、SOHR, December 10, 2019、UPI, December 10, 2019などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける国民解放戦線はハマー県北部を砲撃、シリア軍兵士3人を殺害(2019年12月10日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、トルコの支援を受ける国民解放戦線(国民軍所属)などからなる反体制武装集団がフワイズ村一帯を砲撃し、シリア軍兵士3人が死亡した。

これに対して、シリア軍地上部隊がタッル・ワースィト村、シャリカ村、アリーマ村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がジャルジャナーズ町、ヒーシュ村、タッフ村、タフターヤー村、スィフヤーン村、バーブーリーン村、ジスル・シュグール市、ジャーヌーディーヤ町、ビダーマー町、カフルサジュナ村、シャイフ・ムスタファー村、ウライニバ村、ウンム・ジャラール村、ティーナ村、サハール村、ファルワーン村、カトラ村、シャッアーラ村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃、ブルカーン丘、タッラト・シャイフ・ユースフ丘、ダッバーバート丘を砲撃した。

これに対して、反体制武装集団は、トルコマン山のサッラーフ村一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がハーン・アサル村、アレッポ市西部郊外の電力協会地区一帯、ハミーラ村、カラースィー村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャジャラ町の町長が何者かに撃たれて死亡した。

また、イズラア市とフラーク市を結ぶ街道で、治安機関協力者が何者かに襲撃され、死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ヘルモン山(シャイフ山)麓のバイト・ジン村で逮捕者釈放、「イランの民兵」退去を訴える落書きが発見された。

AFP, December 10, 2019、ANHA, December 10, 2019、AP, December 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 10, 2019、Reuters, December 10, 2019、SANA, December 10, 2019、SOHR, December 10, 2019、UPI, December 10, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから208人、ヨルダンから606人の難民が帰国、避難民1人が帰宅(2019年12月10日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月10日付)を公開し、12月8日に難民814人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは208人(うち女性63人、子供106人)、ヨルダンから帰国したのは606人(うち女性182人、子供309人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は489,713人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者155,162人(うち女性46,875人、子ども79,322人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者334,551人(うち女性100,407人、子ども170,610人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,676,088人(うち女性2,002,826人、子供3,404,805人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 718,993人(うち女性216,003人、子供366,960人)となった。

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一方、国内避難民1人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは1人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所を経由して帰還した1人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は37,617人(うち女性11,513人、子供17,095人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,306,213人(うち女性394,072人、子供660,861人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 10, 2019をもとに作成。

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