ダーイシュがヒムス県東部でファーティミーユーン旅団を要撃し、多数を殺害・捕捉(2019年12月2日)

ヒムス県では、タドムル・ニュース・ネット(12月3日付)によると、スフナ市近郊の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)がファーティミーユーン旅団を要撃し、戦闘員多数を殺害・捕捉した。

AFP, December 3, 2019、ANHA, December 3, 2019、AP, December 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2019、PNN, December 3, 2019、Reuters, December 3, 2019、SANA, December 3, 2019、SOHR, December 3, 2019、UPI, December 3, 2019などをもとに作成。

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ロシアのラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使がシリアでアサド大統領と会談(2019年12月2日)

ロシアのアレクサンドル・ラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使がシリアを訪問し、アサド大統領と会談した。

シリアの大統領府によると、会談では、シリア政府による全土支配回復と国家機関の復帰を、シリア政府の支配下に復帰した地域の安定回復と安全確保の基本に据えることが確認された。

会談ではまた、政治プロセス(制憲委員会など)の進捗、近く予定されているアスタナ会議の準備状況などについて意見が交わされ、政治プロセスに内政干渉を試みる一部の国に対抗するために引き続き協議・連携を行うことの重要性が確認されたという。

AFP, December 2, 2019、ANHA, December 2, 2019、AP, December 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2019、Reuters, December 2, 2019、SANA, December 2, 2019、SOHR, December 2, 2019、UPI, December 2, 2019などをもとに作成。

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アレッポ市内でビルが倒壊し12人死亡(2019年12月2日)

アレッポ県では、SANA(12月2日付)によると、アレッポ市旧市街のマアーディー地区で5階建てのビルが倒壊し、子ども1人と女性2人を含む12人が死亡し、3人が負傷した。

SANAは、倒壊が一昨日の豪雨によって建物の基礎が浸食を受けたことに加えて、反体制派の支配下で建てられた違法建築だったと伝えた。

だが、シリア人権監視団は、シリア・ロシア軍の爆撃・砲撃によって建物が受けていた損傷が原因だったと発表した。

AFP, December 2, 2019、ANHA, December 2, 2019、AP, December 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2019、Reuters, December 2, 2019、SANA, December 2, 2019、SOHR, December 2, 2019、UPI, December 2, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアレッポ県タッル・リフアト市を砲撃、子ども9人を含む10人が死亡(2019年12月2日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、北・東シリア自治局とシリア政府の支配下にあるタッル・リフアト市を砲撃し、学校の近くに砲弾が着弾、子ども9人と老人1人の合わせて10人が死亡、21人が負傷した(ANHA(12月2日付)によると、10人が死亡、10人が負傷)。

死亡したのは、トルコが占領するアフリーン郡からの国内避難民(IDP)。

ANHA(12月2日付)によると、トルコ軍と国民軍はまた、タッル・リフアト市に近いバイルーニーヤ村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(12月2日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアイン・イーサー市の北西15キロの地点に位置するハイマル村にあるシリア軍の拠点を砲撃、兵士2人が死亡、3人が負傷した。

トルコ軍と国民軍はまた、タッル・アブヤド市西のヒルバト・ファーリス村、クファイファ村を砲撃した。

AFP, December 2, 2019、ANHA, December 2, 2019、AP, December 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2019、Reuters, December 2, 2019、SANA, December 2, 2019、SOHR, December 2, 2019、UPI, December 2, 2019などをもとに作成。

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アレッポ県アイン・アラブ市近郊でロシア軍憲兵隊が道路脇に仕掛けられていた爆弾の爆発に巻き込まれ、兵士3人負傷(2019年12月2日)

ロシア国防省は声明を出し、アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市近郊でパトロール活動を行っていたロシア軍憲兵隊が道路脇に仕掛けられていた爆弾の爆発に巻き込まれ、兵士3人が負傷したと発表した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍がアームーダー市西1キロの地点に位置するディーカ村に憲兵隊の訓練施設を設置した。

https://www.facebook.com/syriahro/posts/10158340013683115

AFP, December 2, 2019、ANHA, December 2, 2019、AP, December 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2019、Reuters, December 2, 2019、SANA, December 2, 2019、SOHR, December 2, 2019、UPI, December 2, 2019などをもとに作成。

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ロシア・シリア軍がイドリブ刑務所、マアッラト・ヌウマーン市の市場を爆撃し、30人以上死亡(2019年12月2日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がイドリブ市郊外のイドリブ刑務所およびその周辺を爆撃し、女性1人、子ども2人、男性1人、シャーム解放機構戦闘員2人の合わせて6人が死亡、25人以上が負傷した。


爆撃に乗じて、収監者複数が脱獄し、シャーム解放機構の治安部隊が捜索活動を行っているという。

また、シリア軍戦闘機がマアッラト・ヌウマーン市のハール市場を爆撃し、女性2人を含む13人が死亡した。

ロシア・シリア両軍戦闘機はさらに、県各所を爆撃し、トルコ軍監視所が設置されているサルマーン村では女性1人が、サラーキブ市では1人が、カナーイス村では1人が死亡した。

シリア軍ヘリコプターもジャバーラー村、ハザーリーン村を「樽爆弾」で爆撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がヒルバト・ナークース村、アムキーヤ町を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が撃った砲弾がアレッポ市アシュラフィーヤ地区、スィルヤーン・ジャディーダ地区に着弾した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を21件(イドリブ県10件、ラタキア県3件、アレッポ県5件、ハマー県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を50件(イドリブ県34件、ラタキア県10件、アレッポ県0件、ハマー県6件)確認した。

AFP, December 2, 2019、ANHA, December 2, 2019、AP, December 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 2, 2019、Reuters, December 2, 2019、SANA, December 2, 2019、SOHR, December 2, 2019、UPI, December 2, 2019などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県ドゥーマー市で徴兵忌避者50人あまりが拘束される(2019年12月2日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団やサウト・アースィマ(12月2日付)によると、治安当局がドゥーマー市で若者50人あまりを徴兵に応じていないとして拘束した。

AFP, December 2, 2019、ANHA, December 2, 2019、AP, December 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2019、Reuters, December 2, 2019、SANA, December 2, 2019、Sawt al-‘Asima, December 2, 2019、SOHR, December 2, 2019、UPI, December 2, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから288人、ヨルダンから379人の難民が帰国、避難民0人が帰宅(2019年12月2日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月2日付)を公開し、12月1日に難民668人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは288人(うち女性87人、子供147人)、ヨルダンから帰国したのは379人(うち女性114人、子供193人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は480,497人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者151,713人(うち女性45,900人、子ども77,671人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者328,784人(うち女性98,676人、子ども167,669人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,670,431人(うち女性2,007,129人、子供3,401,920人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 709,777人(うち女性213,234人、子供362,262人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 2, 2019をもとに作成。

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