ロシア難民受入移送居住センター:難民320人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は753,454人に(2022年2月20日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、2月19日に難民320人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民314人(うち女性94人、子供160人)、ヨルダンから帰国したのは6人(うち女性2人、子供3人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は753,454人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者355,829人(うち女性106,929人、子ども181,175人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,625人(うち女性119,340人、子ども202,803人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,825,142人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は982,734人(うち女性294,927人、子供500,900人)となった。

**

一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,869人(うち女性41,473人、子供34,127人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,465人(うち女性424,032人、子供677,893人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3163650207211047

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 20, 2022をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

カーミシュリー市近郊のタッル・ザハブ村の住民とシリア軍兵士らが村を通過しようとした米軍の装甲車4輌とシリア民主軍の車輌1輌の進行を阻止(2022年2月19日)

ハサカ県では、SANA(2月19日付)やシリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市近郊のタッル・ザハブ村の住民とシリア軍兵士らが、村を通過しようとした米軍の装甲車4輌と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌1輌からなる車列の進行を同地の入口に設置されているシリア軍の検問所で阻止し、これを退却させた。


AFP, February 19, 2022、ANHA, February 19, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2022、Reuters, February 19, 2022、SANA, February 19, 2022、SOHR, February 19, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ占領下のアレッポ県北部でシリア国民軍憲兵隊が麻薬を所持していたアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動のメンバー2人を拘束、両者の戦闘で憲兵隊戦闘員1人負傷(2022年2月19日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるジャラーブルス市近郊のトゥーハール村でシリア国民軍所属の北部旅団のメンバー1人が何者かの狙撃を受けて死亡した。

一方、カッバースィーン村に近い街道では、シリア国民軍の憲兵隊が麻薬を所持していた同軍所属の武装集団の一つでアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動のメンバー2人を拘束したが、憲兵隊とシャーム自由人イスラーム運動の間で撃ち合いとなり、憲兵隊の戦闘員1人が負傷した。

AFP, February 19, 2022、ANHA, February 19, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2022、Reuters, February 19, 2022、SANA, February 19, 2022、SOHR, February 19, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊を砲撃(2022年2月19日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊の穀物サイロ、フーシャーン村を砲撃した。

AFP, February 19, 2022、ANHA, February 19, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2022、Reuters, February 19, 2022、SANA, February 19, 2022、SOHR, February 19, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル市スポーツ・サロンで指名手配者、脱走兵、兵役忌避者900人が大規模社会復帰手続きを済ます(2022年2月19日)

ダイル・ザウル県では、SANA(2月19日付)によると、ダイル・ザウル市スポーツ・サロンに設置された和解センターで、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続けられ、1日で約900人が手続きを済ませた。

AFP, February 19, 2022、ANHA, February 19, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2022、Reuters, February 19, 2022、SANA, February 19, 2022、SOHR, February 19, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ市でグワイラーン刑務所襲撃・脱獄事件での戦闘を逃れて避難したグワイラーン地区住民の帰宅を禁じるシリア民主軍に抗議するデモが発生(2022年2月19日)

ハサカ県では、SANA(2月19日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市のグワイラーン地区(北・東シリア自治局支配下)にあるバースィル交差点で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、グワイラーン刑務所襲撃・脱獄事件での戦闘を逃れて避難した同地区の住民の帰宅を禁じていることに抗議するデモが発生、同地区住民が参加した。

デモ参加者はまた、脱獄したダーイシュ(イスラーム国)メンバーの追跡を口実とした、同地区での住民拉致や強制捜査に抗議、シリア民主軍の退去、住民に対する敵対行為と若者の拉致と強制キャンプへの連行の停止を求めた。

AFP, February 19, 2022、ANHA, February 19, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2022、Reuters, February 19, 2022、SANA, February 19, 2022、SOHR, February 19, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県、ハマー県各所を砲撃(2022年2月19日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村、バイニーン村、スフーフン村、ファッティーラ村、バーラ村一帯、カンスフラ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村、クライディーン村を砲撃した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナワー市でシリア政府との和解に応じた元反体制武装集団の司令官が正体不明の武装集団の発砲を受けて死亡した。

また、シャイフ・マスキーン市では、シリア軍兵士2人が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反2件(イドリブ県1件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反7件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3162862467289821

AFP, February 19, 2022、ANHA, February 19, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 19, 2022、Reuters, February 19, 2022、SANA, February 19, 2022、SOHR, February 19, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で124人(2022年2月19日)

保健省は政府支配地域で新たに124人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者294人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、2月19日現在のシリア国内での感染者数は計53,527人、うち死亡したのは3,047人、回復したのは45,133人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/252020483772602

AFP, February 19, 2022、ACU, February 19, 2022、ANHA, February 19, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2022、Reuters, February 19, 2022、SANA, February 19, 2022、SOHR, February 19, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民344人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は753,134人に(2022年2月19日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、2月18日に難民344人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民336人(うち女性101人、子供171人)、ヨルダンから帰国したのは8人(うち女性2人、子供4人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は753,134人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者355,515人(うち女性106,835人、子ども181,015人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,619人(うち女性119,338人、子ども202,800人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,825,142人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は982,414人(うち女性294,831人、子供500,737人)となった。

**

一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,869人(うち女性41,473人、子供34,127人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,465人(うち女性424,032人、子供677,893人)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3162110130698388

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 19, 2022をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

兵站物資を積んだ米主導の有志連合の車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入(2022年2月18日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、兵站物資を積んだ米主導の有志連合の貨物車輌など約40輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、同県およびダイル・ザウル県に設置されている基地に向かった。

AFP, February 19, 2022、ANHA, February 19, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2022、Reuters, February 19, 2022、SANA, February 19, 2022、SOHR, February 19, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

レバノンのヒズブッラーはイスラエル領内にドローンを進入させたと発表、イスラエル軍はアイアン・ドームで迎撃するも撃墜に失敗(2022年2月18日)

レバノンのヒズブッラーが主導する「レバノン国民抵抗」は声明を出し、同組織が保有する無人航空機(ドローン)「ハッサーン」が占領下パレスチナ(イスラエル北部)上空で4分間にわたり偵察任務を実施、イスラエル軍に迎撃を受けつつも無事帰還したと発表した。

マナール・チャンネル(2月18日付)などが伝えた。

**

イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はツイッターのアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)を通じて、以下の通り発表した。

緊急:レバノンから敵小型ドローンがイスラエル領内に侵入し、ガリラヤ地区の警戒警報が発令され、アイアン・ドーム・システムの迎撃ミサイルが発射され、複数の戦闘機とヘリコプターが発進した。詳細は調査中である。

アドライ報道官のツイートによると、ドローンはその後レバノン領内に引き返したという。

AFP, February 18, 2022、ANHA, February 18, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2022、Qanat al-Manar, February 18, 2022、Reuters, February 18, 2022、SANA, February 18, 2022、SOHR, February 18, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー県で反政府デモ再開(2022年2月18日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、政府がスマートカードを使用して食料品を入手している約50万世帯への支援を打ち切ったことに抗議するデモが再開され、住民数十人がスルターン・バーシャー・アトラシュ廟があるクライヤー町に向かってデモ行進を行った。

AFP, February 18, 2022、ANHA, February 18, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2022、Reuters, February 18, 2022、SANA, February 18, 2022、SOHR, February 18, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコの占領下にあるバーブ市でシリア国民軍に所属するシャームの鷹旅団の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、1人死亡(2022年2月18日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市で、シリア国民軍に所属するシャームの鷹旅団の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、乗っていたヒムス県タドムル市出身の男性1人が死亡した。

AFP, February 18, 2022、ANHA, February 18, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2022、Reuters, February 18, 2022、SANA, February 18, 2022、SOHR, February 18, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍戦闘機複数機がヒムス県、ハマー県、アレッポ県、ラッカ県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯でダーイシュに対して70回あまりの爆撃を実施(2022年2月18日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が、ヒムス県スフナ市一帯の砂漠地帯、ハマー県・アレッポ県・ラッカ県の県境の砂漠地帯、ダイル・ザウル県西部の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に対して70回あまりの爆撃を実施した。

AFP, February 18, 2022、ANHA, February 18, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2022、Reuters, February 18, 2022、SANA, February 18, 2022、SOHR, February 18, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県、ハマー県各所を砲撃(2022年2月18日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、バーラ村、バイニーン村、フライフィル村、カンスフラ村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原一帯を砲撃した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナマル町で正体不明の武装集団が総合情報部の要員と一緒にいた家族の男性1人を銃で撃ち殺害した。

また、ダルアー市のダルアー・バラド地区では、同じく正体不明の武装集団が軍事情報局の要員1人を銃で撃ち殺害した。

さらに、17日にタスィール町で何者かによって撃たれ重傷を負っていた治安機関関係者1人が死亡した。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反3件(イドリブ県0件、ラタキア県1件、アレッポ県2件、ハマー県0件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反3件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3162111350698266

AFP, February 18, 2022、ANHA, February 18, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 18, 2022、Reuters, February 18, 2022、SANA, February 18, 2022、SOHR, February 18, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で125人(2022年2月18日)

保健省は政府支配地域で新たに125人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者322人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、2月18日現在のシリア国内での感染者数は計53,403人、うち死亡したのは3,044人、回復したのは44,839人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/251360693838581

AFP, February 18, 2022、ACU, February 18, 2022、ANHA, February 18, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2022、Reuters, February 18, 2022、SANA, February 18, 2022、SOHR, February 18, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民349人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は752,790人に(2022年2月18日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、2月17日に難民354人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民349人(うち女性105人、子供178人)、ヨルダンから帰国したのは5人(うち女性2人、子供3人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は752,790人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者355,179人(うち女性106,734人、子ども180,844人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,611人(うち女性119,336人、子ども202,796人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,825,142人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は982,070人(うち女性294,728人、子供500,562人)となった。

**

一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,869人(うち女性41,473人、子供34,127人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,465人(うち女性424,032人、子供677,893人)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3162110130698388

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 18, 2022をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍ヘリコプターがラタキア県での訓練任務中に墜落、クルー2人死亡、3人負傷(2022年2月17日)

SANA(2月17日付)は、シリア軍筋の話として、シリア軍ヘリコプター1機が沿岸地方の山岳地帯(詳細な場所明らかにせず)での訓練任務中に技術的トラブルにより強制着陸を余儀なくされ墜落、クルー2人が死亡、3人が負傷したと伝えた。

シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターが墜落したのは、ラタキア県東部のルワイミーヤ村近郊。

AFP, February 17, 2022、ANHA, February 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2022、Reuters, February 17, 2022、SANA, February 17, 2022、SOHR, February 17, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スライマーン・シャー師団がアブー・アムシャ司令官らの解任決定に反発(2022年2月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のシャイフ・ハディード(シーヤ)村一帯で、不正・権利対応委員会(正式名「アフリーン市および同郊外権利対応合同委員会」)による前日のスライマーン・シャー師団を率いるアブー・アムシャ司令官(本名ムハンマド・ジャースィム)ら6人の解任決定に対して、スライマーン・シャー師団傘下のシリア国民軍所属諸派が拒否の姿勢を示した。

スライマーン・シャー師団の司令官らは、不正・権利対応委員会の決定は法的根拠を欠いていると主張しているという。

AFP, February 17, 2022、ANHA, February 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2022、Reuters, February 17, 2022、SANA, February 17, 2022、SOHR, February 17, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍が武装ドローンでハサカ県タッル・タムル町にあるロシア軍基地一帯を爆撃し、基地の近くにいた複数人が負傷(2022年2月17日)

ハサカ県では、ANHA(2月17日付)によると、トルコ軍が武装した無人航空機(ドローン)でシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊にあるロシア軍基地一帯を爆撃し、基地の近くにいた複数の住民が負傷した。

これに関して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するタッル・タムル軍事評議会は声明を出し、爆撃の詳細を明らかにした。

それによると、トルコ軍のドローンは午後3時半、タッル・タムル町近郊にあるロシア軍の基地の20メートルしか離れていない場所を爆撃、これによってタッル・タムル軍事評議会の兵士2人が負傷した。

またこの爆撃と合わせて、トルコ軍はタッル・タムル町近郊のタッル・シャンナーン村を砲撃したという。

Liveuamap(2月17日付)によると、トルコ軍のドローンが爆撃を行ったのは、トルコ占領地(「平和の泉」地域)の南東の端に面するカムシャト・ザルカーン村(タッル・タムル町北東)に設置されているロシア軍基地近く。

**

ラッカ県では、ANHA(2月17日付)、SANA(2月17日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がトルコ占領下のタッル・アブヤド市南西のヒルバト・バカル村、アリーダ村を砲撃した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市のファーティマ・ザフラー・モスク近くで、シリア国民軍に所属するイスラーム軍のアブー・ラーティブ・マフシーを名乗るメンバー(シューラ評議会メンバー)の車で爆発が発生し、乗っていたマフシー氏が即死した。

AFP, February 17, 2022、ANHA, February 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2022、Reuters, February 17, 2022、SANA, February 17, 2022、SOHR, February 17, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ県ダーラ・イッザ市近郊でシリア軍部隊が「決戦」作戦司令室の戦闘員を狙撃、1人を殺害(2022年2月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、県西部のダーラ・イッザ市近郊でシリア軍部隊が「決戦」作戦司令室の戦闘員を狙撃、1人を殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるジャウバース村一帯を砲撃した。

一方、シリア軍も「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村、ファッティーラ村、スフーフン村を砲撃した。

AFP, February 17, 2022、ANHA, February 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2022、Reuters, February 17, 2022、SANA, February 17, 2022、SOHR, February 17, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県、ラッカ県、アレッポ県で指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続く(2022年2月17日)

SANA(2月17日付)によると、ダイル・ザウル県のダイル・ザウル市スポーツ・サロン、ラッカ県のサブハ町、アレッポ県のマスカナ市に設置された和解センターで、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続けられた。

AFP, February 17, 2022、ANHA, February 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2022、Reuters, February 17, 2022、SANA, February 17, 2022、SOHR, February 17, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で130人、北・東シリア自治局支配地域で97人(2022年2月17日)

保健省は政府支配地域で新たに130人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者375人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、2月17日現在のシリア国内での感染者数は計53,278人、うち死亡したのは3,041人、回復したのは44,517人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/250744933900157

**

北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに97人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、7人が完治したと発表した。

これにより、2月17日現在のシリア国内での感染者数は計38,214人、うち死亡したのは1,539人、回復したのは2,543人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性49人、女性48人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市20人、カーミシュリー市17人、マーリキーヤ(ダイリーク)市16人、ルマイラーン町4人、アームーダー市6人、マアバダ(カルキールキー)町3人、ダルバースィーヤ市3人、ラッカ県のラッカ市8人、タブカ市10人、アレッポ県のマンビジュ市7人、ダイル・ザウル県3人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1791376894385573

AFP, February 17, 2022、ACU, February 17, 2022、ANHA, February 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2022、Reuters, February 17, 2022、SANA, February 17, 2022、SOHR, February 17, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍がダマスカス郊外県に対して地対地ミサイルで越境攻撃(2022年2月16日)

SANA(2月17日付)は、シリア軍筋の話として、16日午後11時35分、イスラエル軍が占領下のゴラン高原からダマスカス郊外県ザーキヤ町一帯の複数カ所に対して多数の地対地ミサイルを発射、これにより若干の物的被害で出た、と伝えた。

イスラエル軍がシリア領内に対して越境攻撃を行うのは今月に入って2回目。

**

シリア人権監視団によると、イスラエル軍が16日深夜、占領下のゴラン高原からシリア領内に対して越境ミサイル攻撃を行い、ダマスカス郊外県のザーキヤ町とハーン・シャイフ町の間に位置するシリア軍第7師団の施設少なくとも1棟が被弾、大きな爆発が発生した。

また、サウト・アースィマ(2月17日付)によると、この攻撃により第7師団の軍事拠点2カ所で爆発が発生し、激しい煙が上がった。

同サイトによると、狙われたのは第7師団本部に近い化学大隊、アッバーサ地区の防空大隊。

AFP, February 17, 2022、ANHA, February 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2022、Reuters, February 17, 2022、SANA, February 16, 2022、Sawt al-‘Asima, February 17, 2022、SOHR, February 17, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

革命特殊任務軍が米軍の占領下にあるタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で米軍と合同軍事演習を実施(2022年2月16日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米軍の占領下にあるタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で活動する革命特殊任務軍は声明を出し、米軍と合同軍事演習を行ったと発表した。

AFP, February 17, 2022、ANHA, February 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2022、Reuters, February 17, 2022、SANA, February 17, 2022、SOHR, February 17, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア国民軍の委任委員会はスライマーン・シャー師団のアブー・アムシャ司令官ら6人を解任(2022年2月16日)

シリア国民軍に所属する諸派によってスライマーン・シャー師団の処遇への裁定を委任されていた不正・権利対応委員会(正式名「アフリーン市および同郊外権利対応合同委員会」)は声明を出し、シリア国民軍に所属するスライマーン・シャー師団を率いるアブー・アムシャ司令官(本名ムハンマド・ジャースィム)と、同組織の幹部司令官5人を解任することを決定したと発表した。

委員会は、ムワッファク・ウマル氏、アフマド・アルワーン氏、アブドゥルアリーム・アブドゥッラー氏からなり、アブー・アムシャ氏らによる行き過ぎた不正、およびこれらの不正にかかる調査の妨害を受けたもの。

アブー・アムシャ氏、ワリード・フサイン・ジャースィム氏(通称サイフ)、マーリク・フサイン・ジャースィム氏(通称アブー・スィラージュ)、アフマド・ムハンマド・ハウジャ氏、アーミル・アッザーブ・ムハンマド氏、ハッサーン・ハーリド・ストゥーフ氏(通称アブー・サフル)をスライマーン・シャー師団の要職から解任するとともに「今後革命にかかるいかなる地位も付与しない」ことを決定した。

AFP, February 16, 2022、ANHA, February 16, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2022、Reuters, February 16, 2022、SANA, February 16, 2022、SOHR, February 16, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍戦闘機がダーイシュ拠点に対して集中的な爆撃を実施、ダーイシュ・メンバー少なくとも6人が死亡、11人が負傷(2022年2月16日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がアレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯、ラッカ県ラサーファ砂漠、ヒムス県東部の砂漠地帯、ビシュリー山でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して集中的な爆撃を実施、ダーイシュ・メンバー少なくとも6人が死亡、11人が負傷した。

AFP, February 16, 2022、ANHA, February 16, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2022、Reuters, February 16, 2022、SANA, February 16, 2022、SOHR, February 16, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃(2022年2月16日)

アレッポ県では、ANHA(2月16日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のシャッアーラ村、ヒルバト・シャッアーラ村、ハズワーン村、ニーラービーヤ村を砲撃した。

AFP, February 16, 2022、ANHA, February 16, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2022、Reuters, February 16, 2022、SANA, February 16, 2022、SOHR, February 16, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表がシリアを訪問し、ミクダード外務在外居住者大臣と会談(2022年2月16日)

ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表がシリアを訪問し、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣と会談した。

SANA(2月16日付)によると、会談では国内各地での和解プロセスの拡大の動き、政治プロセスの進捗などについて意見を交わした。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3199925023627936

AFP, February 16, 2022、ANHA, February 16, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2022、Reuters, February 16, 2022、SANA, February 16, 2022、SOHR, February 16, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ市で米軍とシリア民主軍の犯罪行為に抗議するデモ(2022年2月16日)

ハサカ県では、SANA(2月16日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市中心街の大統領広場(政府支配下)で、ユーフラテス大学ハサカ分校の教員や学生、教育局職員、ハサカ県教員組合、シリア共産党ジャズィーラ地域委員会、高校生らがデモを行い、県内の教育部門に対する米軍と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の犯罪行為を拒否、抗議の意思を示した。

米軍は、1月のダーイシュ(イスラーム国)によるグワイラーン刑務所襲撃・脱獄事件を制圧するとして、ユーフラテス大学の土木工学部、経済学部、技術監督者工学技術研究所を爆撃し、破壊した。

また、シリア民主軍は、同地の生徒数千人から教育省のカリキュラムに基づいた教育を受ける機会を奪っている。

デモは2月9日に続いて2度目。

AFP, February 16, 2022、ANHA, February 16, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2022、Reuters, February 16, 2022、SANA, February 16, 2022、SOHR, February 16, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.