トルコ占領下の「平和の泉」地域で、シリア軍事作戦総司令部の支配地への戦闘員の帰還を阻止する動き(2025年1月4日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にある「平和の泉」地域の拠点都市のラアス・アイン市で3日深夜から4日未明にかけて、シリア国民軍に所属するハムザート師団が、シリア軍事作戦総司令部の支配下に入ったヒムス県に帰還しようとした司令官1人とメンバー7人を襲撃、激しい戦闘となった。

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ラッカ県では、ANHAによると、トルコ占領下の「平和の泉」地域の拠点都市タッル・アブヤド市で、トルコの諜報機関が同市および周辺農村地帯で離反した「傭兵」(シリア国民軍)全員に対する射殺命令を出した。

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シリア人権監視団:前政権下の刑務所で拷問などにより約650人が死亡していたことを新たに確認(2025年1月4日)

シリア人権監視団は、前政権下の刑務所で拷問などにより約650人が死亡していたことを新たに確認したと発表した。

2025年に入って確認された死者数は2350人。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サナマイン市で集団墓地が発見され、5人の遺体が回収された。

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米軍がハサカ県シャッダーディー市の基地とアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市方面に物資を補給(2025年1月4日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局支配下のシャッダーディー市に米軍が設置している基地に輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

また、シリア人権監視団によると、米軍の車輛20輌からなる車列がイラクとの国境に設置されているワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)からシリア領内に新たに進入、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市方面に向かった。

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アサーイシュがシリア軍事作戦総司令部の総合治安局と米主導の有志連合と連携して、ダイル・ザウル市東方でダーイシュ(イスラーム国)のメンバー7人を逮捕(2025年1月4日)

ダイル・ザウル県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が、シリア軍事作戦総司令部の総合治安局(内務省)と米主導の有志連合と連携して、ダイル・ザウル市東方でダーイシュ(イスラーム国)のメンバー7人を逮捕した。

また、シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部の総合治安局(内務省)は麻薬密輸業者のバースィル・サッルーム容疑者ら3人を逮捕した。

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トルコ軍がラッカ県のジャルニーヤ町の発電所一帯を無人航空機複数機で爆撃(2025年1月4日)

アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍がティシュリーン・ダム一帯の村々に対して攻撃を行い、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会が迎撃した。

ANHAによると、トルコ軍はまた、カラ・クーザーク橋一帯を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍がアイン・イーサー市近郊のアブド・ジュムア村、ファーティサ村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍はまた、ジャルニーヤ町の発電所一帯を無人航空機複数機で爆撃した。

一方、「シリア革命の咆哮者たち」によると、ジャルニーヤ町に対するトルコ軍の爆撃を受けて、シリア民主軍の戦闘員50人以上が離反した。

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米中央軍(CENTCOM)は紅海で任務遂行中の米海軍ミサイル駆逐艦が、12月31日にイエメン領内のフーシー派の指揮統制、兵器生産使節、貯蔵施設に向けてトマホーク対地攻撃ミサイルを発射したと発表(2025年1月4日)

米中央軍(CENTCOM)は午前1時8分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて、紅海で任務遂行中の米海軍ハリー・S・トルーマン空母打撃群所属のミサイル駆逐艦が、12月31日にイエメン領内のフーシー派の指揮統制、兵器生産使節、貯蔵施設に向けてトマホーク対地攻撃ミサイルを発射したと発表した。

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在米シリア人からなる使節団がブリンケン米国務長官と会談し、7項目からなる提案を示す(2025年1月4日)

イナブ・バラディーによると、アトランティック・カウンシル・シリア・プグラム長のカティーバ・イドリビー氏ら在米シリア人からなる使節団がワシントンDCで、アントニー・ブリンケン米国務長官と会談し、7項目からなる提案を提示した。

提案の内容は以下の通り:

  1. 制裁解除
  2. 米国大使館再開などを通じた外交活動の強化
  3. 移行期の行程への支援
  4. 北・東地域の統合への支援
  5. 外国の干渉、イスラエルの攻撃への対処
  6. 移行期正義への支援
  7. 在米シリア人への一時保護維持

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人道支援物資を積んだサウジアラビアとエジプトの貨物機が到着(2025年1月4日)

『ワタン』によると、サルマーン国王人道支援活動センターからの支援物資を積んだサウジアラビアの貨物機が到着した。

また、エジプトからの人道支援物資15トンを積んだ貨物機がダマスカス国際空港に到着した。

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内務省とシリア軍事作戦総司令部がヒムス市などで掃討作戦を継続する一方、シャルア総司令官を支持する勢力と、彼の排除を目指す勢力の間での戦闘が激化しているとの情報が流れる(2025年1月4日)

ヒムス県では、SANAによると、内務省がシリア軍事作戦総司令部の支援を受け、ヒムス市で「アサドの民兵の残党」の摘発と武器弾薬の押収のための掃討作戦を継続し、ザフラー地区で大量の武器を発見、これを押収した。

また「シリア革命の咆哮者たち」によると、シリア軍事作戦総司令部が「シャッビーハ」のムハンマド・ディーブース(アブー・ジャアファル)を逮捕した。

シリア人権監視団によると、ヒムス市のザフラー地区とワーディー・ザハブ地区での逮捕者数は130人あまりに上った。

シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部と内務省(総合治安局)はまた、ハラーキー村とハルファ村でも大規模な掃討作戦を実施し、300人あまりを逮捕した。

逮捕者のほとんどは軍関係者だという。

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ダマスカス県では、ホワイト・ヘルメットによると、ボランティア・メンバーのスブヒー・ワーイー氏が3日晩に何者かの発砲を受けて死亡した。

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ダルアー県では、シリア人民抵抗によると、シリア軍事作戦総司令部の諸派どうしが「誰がより多く盗み、より多く殺んだか」めぐってサナマイン市で交戦した。

シリア人権監視団によると、交戦したのは、ムフスィン・ハイマド氏が率いる民兵と、ワリード・ザフラ氏(2020年にシリア軍との戦闘で死亡)が率いていた民兵。

シリア人権監視団によると、サナマイン市で市民2人が戦闘での流れ弾を受けて死亡した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、カシュキーヤ村で「自由シリア軍」の元司令官が何者かによって銃で撃たれて死亡、遺体で発見された。

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シリア人権監視団によると、シャフバー町で、自宅近くで遊んでいた子どもを流れ弾を受けて殺害した。

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シリア人民抵抗は、旧反体制派諸派内で、シリア軍事作戦局総司令部(「攻撃抑止」軍事作戦局)のアフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)を支持する勢力と、彼の排除を目指す勢力の間での戦闘が激化しているとの情報があると発表した。

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シリア・イスラーム評議会が2021年に「シリア・アラブ共和国の大ムフティー」に選出したウサーマ・アブドゥルカリーム・リファーイー師がシリアに到着(2025年1月4日)

『ワタン』によると、トルコを拠点に活動する旧反体制組織の一つシリア・イスラーム評議会が2021年11月21日に「シリア・アラブ共和国の大ムフティー」に選出したウサーマ・アブドゥルカリーム・リファーイー師がシリアに到着し、首都ダマスカスのリファーイー・モスク(カフルスーサ区)で「民衆」の出迎えを受けた。

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バシール暫定首相が国際赤十字委員会のエッゲー総裁を代表とする使節団と会談(2025年1月4日)

SANAによると、ムハンマド・バシール暫定首相が、国際赤十字委員会のミリアナ・スポリアリッチ・エッゲー総裁を代表とする使節団と会談した。

会談には、シリア救国内閣政治問題局のアーイシャ・ディブス氏を女性事務局長も同席した。

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SANAによると、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務大臣は、カタールのムハンマド・ビン・アブドゥルアズィーズ・ハリーフィー外務担当国務大臣と電話会談を行った。

会談では、シャイバーニー暫定外務大臣がカタールの対応に謝意を示す一方、ハリーフィー国務大臣は新政権を支援する意向を改めて伝えた。

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シリア軍事作戦局総司令部のシャルア総司令官、アブー・カスラ暫定国防大臣は諸派の国防省への統合プロセスを開始するため、司令官らと会談(2025年1月4日)

国防省シリア軍事作戦局総司令部SANAによると、ムルハフ・アブー・カスラ暫定国防大臣は旧反体制派武装組織諸派の国防省への統合プロセスを開始するため、解放建設運動をはじめとする諸派の司令官らと会談した。






また、この会談に続いて、解放建設運動の司令官らはシリア軍事作戦局総司令部(「攻撃抑止」軍事作戦局)のアフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)と会談した。

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米国防省のシン副報道官はアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市方面に増援部隊を派遣したとの情報に関して、米軍基地を建設する計画はないと述べ、これを否定(2025年1月3日)

米国防省のサブリナ・シン副報道官はアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市方面に増援部隊を派遣したとの情報に関して、記者会見で、米軍基地を建設する計画はないと述べ、これを否定した。

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イスラエル軍はイエメンからミサイル1発が飛来、中部のモディアン地域に迎撃した際の破片が落下したと発表(2025年1月3日)

イスラエル軍は午前5時37分から午前6時2分にかけて、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)で、イエメンからミサイル1発が飛来、イスラエル領空に侵入したことを確認し、これを撃破、中部のモディアン地域に迎撃した際の破片が落下したと発表した。また、午前9時45分には、イエメンから飛来した1機のUAVをイスラエル空軍が領内に侵入する前に撃破したと発表した。

AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。

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レバノン軍がベカーア県バアルベック市南のマアルブーン村に近い国境地帯でシリア人と交戦し、兵士1人が負傷(2025年1月3日)

レバノンのベカーア県では、シリア人権監視団などによると、レバノン軍がバアルベック市南のマアルブーン村に近い国境地帯でシリア人と交戦し、兵士1人が負傷した。

レバノン軍と交戦したのは密輸業者。

AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、Naharnet, January 3, 2025、NNA, January 3, 2025、Qanat al-Manar January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。

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トルコ占領下の「平和の泉」地域の拠点都市であるハサカ県ラアス・アイン市で、シリア国民軍に所属し、ダーイル(イスラーム国)の元メンバーを要する東部自由人運動のメンバー2人相次いで殺害(2025年1月3日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、2日深夜から3日未明にかけて、トルコ占領下の「平和の泉」地域の拠点都市であるラアス・アイン市で、シリア国民軍に所属し、ダーイル(イスラーム国)の元メンバーを要する東部自由人運動のメンバー2人が正体不明の武装集団によって相次いで殺害された。

AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。

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ダマスカス県ウマウィーイーン広場でサイドナーヤー刑務所での殺害に関与した責任者の処罰、失踪者の消息究明を求める抗議デモ(2025年1月3日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ウマウィーイーン広場でサイドナーヤー刑務所での殺害に関与した責任者の処罰、失踪者の消息究明を求める抗議デモが行われた。

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シリア人権監視団は、前政権下の刑務所で拷問などにより約500人が死亡していたことを新たに確認したと発表した。

2025年に入って確認された死者数は1700人。

AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。

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チェコは米国市民の保護を担当する部署の責任者と、治安を担当する技術職員をダマスカスの大使館に派遣(2025年1月3日)

チェコのヤン・リパフスキー外務大臣は、米国市民の保護を担当する部署の責任者と、治安を担当する技術職員がダマスカスの大使館に復帰したことを明らかにした。

プラハ国際ラジオ(1月3日付)が伝えた。

AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、Radio Prague International, January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。

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ベルギーのカンタン外務大臣:「シリア国内の刑務所や収容所に拘束されているベルギー人戦闘員のベルギーへの送還はシリアの新政権に委ねられるべき」(2025年1月3日)

ベルギーのベルナール・カンタン外務大臣は、シリア国内の刑務所や収容所に拘束されているベルギー人戦闘員のベルギーへの送還について、シリアの新政権にに委ねられるべきだと述べた。

ベルギー通信社(1月3日付)が伝えた。

AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、Belga News Agency, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。

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レバノンの総合治安総局はシリア在住者を除くレバノン人に対してシリアに入国しないよう通達(2025年1月3日)

『ナハール』(1月3日付)などレバノンの複数のメディアは、レバノンの総合治安総局がシリア在住者を除くレバノン人に対してシリアに入国しないよう通達した。

AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、al-Nahar, January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。

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トルコ軍がラッカ県、アレッポ県、ハサカ県を無人航空機などで攻撃(2025年1月3日)

ラッカ県では、ANHA(1月3日付)によると、トルコ軍の無人航空機1機が、フッリーヤ村にある北・東シリア地域民主自治局の人民庁舎を爆撃した。

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アレッポ県では、ANHA(1月3日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がマンビジュ市郊外のヒルバト・ハーリド村、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

トルコ軍はまた、ダイル・ハーフィル市を無人航空機複数機で攻撃した。

一方、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会によると、マンビジュ市南方および東方での戦闘で、シリア国民軍の戦闘員72人を殺害した。

他方、米主導の有志連合はアイン・アラブ(コバネ)市一帯地域に、装甲車やタンクローリー13輌からなる増援部隊を派遣した。

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ハサカ県では、ANHA(1月3日付)によると、トルコ軍がタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村、クーザリーヤ村、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のタッル・ワルド村、ルバイアート村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。

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シリア軍事作戦総司令部と内務省はヒムス市、アレッポ市、ブーカマール市で掃討作戦を継続(2025年1月3日)

ヒムス県では、SANA(https://www.facebook.com/syrianarabnews/)によると、シリア軍事作戦総司令部と内務省がヒムス市での掃討作戦を継続、アッバースィーヤ地区、サビール地区、ザフラー地区、ムハージリーン地区で「アサド体制の民兵の残党」の追跡、摘発を行った。


これにより、総合治安局はヒムス市内で、シリア軍事作戦総司令部によるサイドナーヤー刑務所の掌握前に監視カメラを破壊したムハンマド・ヌールッディーン・シャルフーム容疑者、和解を拒否した「民兵残党」のサーヒル・ナッダーフ容疑者を逮捕した。

「シリア革命の咆哮者たち」のテレグラムのアカウント(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シリア軍事作戦総司令部は、シリア軍第4師団と共和国護衛隊の士官5人以上を逮捕、大量の武器を押収した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部は、治安作戦の一環でヒムス市で逮捕していた作家のムイーン・サーリフ氏ら約20人を釈放した。

ヒムス県では、シリア人民抵抗によると、シリア軍事作戦総司令部に所属する武装集団がズフーリーヤ村で、一家7人を拉致した。

また、「シリア革命の咆哮者たち」によると、ヒムス市で「アサドの民兵の残党」で航空士官1人を逮捕した。

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アレッポ県では、SANA(https://www.facebook.com/syrianarabnews/)によると、総合治安局(内部治安部隊)の部隊がアレッポ市で「アサド体制の民兵の残党」に対する治安作戦を実施、国民に対する犯罪に関与した者たちを逮捕した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部がブーカマール市で大規模な掃討作戦を実施し、数日前に発生した同総司令部所属の武装集団のメンバー2人の殺害に関与したと見られる10人以上を逮捕した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部がシリア軍から鹵獲したヘリコプター複数機が治安作戦の一環として、カルダーハ市上空一帯を旋回し、指名手配中の元シリア軍の士官らの捜索を行った。

AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。

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シャルア総司令官、シャイバーニー暫定外務大臣はバロー仏外務大臣、ベアボック独外務大臣と会談:ベアボック外務大臣はシリアの新政権支援の条件を示す(2025年1月3日)

国防省のテレグラムの公式アカウント(https://t.me/Sy_Defense/)によると、シリア軍事作戦局総司令部(「攻撃抑止」軍事作戦局)のアフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)とアスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務大臣は、シリアを訪れたフランスのジャン=ノエル・バロー外務大臣、ドイツのアナリーナ・ベアボック外務大臣、マイケル・オンマフト在シリアEU代表団代理と会談した。

ロイター通信(1月3日付)によると、ドイツのベアボック外務大臣は会談後の記者会見で、EUのシリア新政権への支援に関して、女性やクルド人をなどすべてのシリア国民を政治移行プロセスに参加させ、欧州からの資金が「新たなイスラーム主義的な構造」の手に渡らないよう保証する必要があるとの条件を示した。

一方、SANA(https://www.facebook.com/syrianarabnews/)によると、EU使節団が ダマスカス郊外県のサイドナーヤー刑務所を視察した。

また、イタリアのNGOの使節団がユースフ・アナーン養育教育省計画国際協力長とともに県内の学校を施設した。

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国防省のテレグラムの公式アカウント(https://t.me/Sy_Defense/)によると、シャルア総司令官はまた、レバノンのナジーブ・ミーカーティー首相と電話会談を行った。
会談のなかで、ミーカーティー首相は、シリア国民への支援、国境警備での連携の必要を確認、これに対してシャルア総司令官は、両国の関係の重要性と安全維持における協力の必要性を強調した。

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SANA(https://www.facebook.com/syrianarabnews/)によると、シャイバーニー暫定外務大臣がヨルダンのアイマン・サファディー外務大臣と電話会談を行った。
会談のなかで、サファディー外務大臣は、シリア国民への支持を表明、治安と安定の強化、および再建に向けた支援を行うことを確認した。

AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。

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イスラエル空軍特殊部隊がシリア領内奥地でパレスチナのガザ地区やレバノンの首都ベイルート南部郊外(ダーヒヤ地区)、そしイランでの過去数ヵ月にわたって行われてきた「イランの枢軸」のミサイル製造能力を破壊するための作戦に参加(2025年1月2日)

イスラエル軍は午後7時50分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)で、イスラエル空軍の特殊部隊であるシャルダグ部隊が、シリア領内奥地でパレスチナのガザ地区やレバノンの首都ベイルート南部郊外(ダーヒヤ地区)、そしイランでの過去数ヵ月にわたって行われてきた「イランの枢軸」のミサイル製造能力を破壊するための作戦に参加したとするヘルジ・ハレヴィ参謀総長の発表を紹介した。

AFP, January 2, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 2, 2025、ANHA, January 2, 2025、‘Inab Baladi, January 2, 2025、Reuters, January 2, 2025、Sham FM, January 2, 2025、SANA, January 2, 2025、SOHR, January 2, 2025、Syriafree25, January 2, 2025、al-Watan, January 2, 2025などを参照。

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国連難民高等弁務官事務所(UNHCR):アサド政権が崩壊した2024年12月8日以降、トルコ、ヨルダン、レバノンからシリア人115,000人以上が帰国する一方、66万4000人が新たに難民に(2025年1月2日)

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、アサド政権が崩壊した2024年12月8日以降、トルコ、ヨルダン、レバノンからシリア人115,000人以上が帰国したと発表した。

その一方、アサド政権の崩壊を受けて、66万4000人あまりが、イドリブ県、アレッポ県などから新たに難民となり、うち75%が女性と子どもだと付言した。

AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。

 

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イスラエル軍はヒズブッラーの軍事施設にあるロケット弾発射台複数機を爆撃したと発表(2025年1月2日)

イスラエル軍は午後9時10分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)で、イスラエル空軍が先ほど、ヒズブッラーの軍事施設にある中距離ロケット弾発射台複数機、ナバティーヤ県の軍事施設にあるロケット弾発射台複数機に対して爆撃を行ったと発表した。

AFP, January 2, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 2, 2025、ANHA, January 2, 2025、‘Inab Baladi, January 2, 2025、Naharnet, January 2, 2025、NNA, January 2, 2025、Qanat al-Manar January 2, 2025、Reuters, January 2, 2025、Sham FM, January 2, 2025、SANA, January 2, 2025、SOHR, January 2, 2025、Syriafree25, January 2, 2025、al-Watan, January 2, 2025などを参照。

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イスラエル軍戦闘機複数機がアレッポ県サフィーラ市近郊の防空工場とアレッポ市近郊の科学研究センターを爆撃(2025年1月2日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦闘機複数機がサフィーラ市近郊の防空工場とアレッポ市近郊の科学研究センターを爆撃した。

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クナイトラ県では、ANHA(1月2日付)などによると、イスラエル軍がマンタラ・ダム一帯に戦車、兵士らを侵攻させ、同地を制圧した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シャフム丘にある旧シリア軍の基地で爆発が発生した。

爆発の原因は不明。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が放棄したハルハラ航空基地で爆発が発生した。

爆発の原因は不明。

AFP, January 2, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 2, 2025、ANHA, January 2, 2025、‘Inab Baladi, January 2, 2025、Reuters, January 2, 2025、Sham FM, January 2, 2025、SANA, January 2, 2025、SOHR, January 2, 2025、Syriafree25, January 2, 2025、al-Watan, January 2, 2025などを参照。

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レバノンの司法当局は、ドゥライド・アサド弁護士の妻のラシャー・ハズィーム氏と娘のシャーム氏を釈放(2025年1月2日)

レバノンの司法当局は、ドゥライド・アサド弁護士の妻のラシャー・ハズィーム氏と娘のシャーム氏を釈放した。

2人は12月に偽造パスポートを使ってレバノンを出国しようとしていたところをベイルート国際空港で逮捕されていた。
『シャルク・アウサト』(1月2日付)が伝えた。

AFP, January 2, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 2, 2025、ANHA, January 2, 2025、‘Inab Baladi, January 2, 2025、Reuters, January 2, 2025、Sham FM, January 2, 2025、SANA, January 2, 2025、al-Sharq al-Awsat, January 2, 2025、SOHR, January 2, 2025、Syriafree25, January 2, 2025、al-Watan, January 2, 2025などを参照。

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トルコ軍、シリア国民軍がラッカ県、アレッポ県、ハサカ県でシリア民主軍と交戦を続けるなか、米軍(有志連合)はアレッポ県、ハサカ県に増援部隊を派遣(2025年1月2日)

ラッカ県では、ANHA(1月2日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がアイン・イーサー市近郊のウンム・バラーミール村、クール・ハサン村、ヒルバト・バカル村、アブド・ジュムア村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(1月2日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がティシュリーン・ダム一帯のアッルーシュ村、アトシャーナ村、ムスターハ村を攻撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会と激しく交戦した。

この戦闘で、マンビジュ軍事評議会と内務治安部隊(アサーイシュ)の緊急対応部隊(HAT)はシリア国民軍の装甲車2輌、戦車1輌を破壊した。

これに対して、トルコ軍はジャルニーヤ村のパン製造所を無人航空機1機で攻撃した。

一方、シリア人権監視団によると、コンクリート製のブロックを積んだ米軍の貨物車輛など50輌からなる車列がトルコ軍、シリア国民軍とシリア民主軍を引き離すための陣地を設置するため、アイン・アラブ(コバネ)市近郊に進軍した。

これに対して、トルコ軍もカラ・クーザーク橋近くに新たな基地を設置した。

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ハサカ県では、ANHA(1月2日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がタッル・タムル町近郊のスッカル・ウハイミル村、ウンム・カイフ村、ダルダーラ村、フドル・ハサン村、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のムシャイリファ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など20輌からなる車列がイラクとの国境に設置されているワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)からシリア領内に新たに進入し、県内の米軍基地に向かった。

AFP, January 2, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 2, 2025、ANHA, January 2, 2025、‘Inab Baladi, January 2, 2025、Reuters, January 2, 2025、Sham FM, January 2, 2025、SANA, January 2, 2025、SOHR, January 2, 2025、Syriafree25, January 2, 2025、al-Watan, January 2, 2025などを参照。

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12月末にアレッポ市での抗議デモで逮捕されていた女性らが釈放される(2025年1月2日)

「シリア革命の咆哮者たち」のテレグラムのアカウント(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、12月末にアレッポ市での抗議デモで逮捕されていた女性らが釈放された。

AFP, January 2, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 2, 2025、ANHA, January 2, 2025、‘Inab Baladi, January 2, 2025、Reuters, January 2, 2025、Sham FM, January 2, 2025、SANA, January 2, 2025、SOHR, January 2, 2025、Syriafree25, January 2, 2025、al-Watan, January 2, 2025などを参照。

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