レバノンの動き(2014年6月15日)

NNA(6月15日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外のワーディー・アター検問所で、シリア領内から不法入国しようとしたシリア人武装集団に対してレバノン軍が発砲、武装集団は逃走した。

AFP, June 15, 2014、AP, June 15, 2014、ARA News, June 15, 2014、Champress, June 15, 2014、al-Hayat, June 16, 2014、Kull-na Shuraka’, June 15, 2014、al-Mada Press, June 15, 2014、Naharnet, June 15, 2014、NNA, June 15, 2014、Reuters, June 15, 2014、SANA, June 15, 2014、UPI, June 15, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年6月13日)

抵抗への忠誠ブロック(ヒズブッラーが主導する国会会派)に所属するワリード・スッカリーヤ人民議会議員(無所属)は『ジュムフーリーヤ』(6月13日付)に「ヒズブッラーはイラクとは無関係だ…。イラクは党の能力を超えている」と述べ、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の攻勢を受けるイラクにヒズブッラーが介入すべきでないと強調した。

しかしスッカリーヤ議員は「ダーイシュという異常な現象を終わらせる時が来た」と付言した。

ナハールネット(6月13日付)によると、レバノン軍は声明を出し、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外で、アブドゥッラー・アッザーム旅団(シャームの民のヌスラ戦線)のシリア人メンバー5人を逮捕したと発表した。

AFP, June 13, 2014、AP, June 13, 2014、ARA News, June 13, 2014、Champress, June 13, 2014、al-Hayat, June 14, 2014、al-Jumhuriya, June 13, 2014、Kull-na Shuraka’, June 13, 2014、al-Mada Press, June 13, 2014、Naharnet, June 13, 2014、NNA, June 13, 2014、Reuters, June 13, 2014、SANA, June 13, 2014、UPI, June 13, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年6月12日)

NNA(6月12日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外のワーディー・フマイド地区で、シャームの民のヌスラ戦線がシリア人避難民の野営地を襲撃し、避難民に発砲、1人が死亡、1人が負傷した。

ヌスラ戦線はまたシリア人2人を拉致し、連れ去った。

AFP, June 12, 2014、AP, June 12, 2014、ARA News, June 12, 2014、Champress, June 12, 2014、al-Hayat, June 13, 2014、Kull-na Shuraka’, June 12, 2014、al-Mada Press, June 12, 2014、Naharnet, June 12, 2014、NNA, June 12, 2014、Reuters, June 12, 2014、SANA, June 12, 2014、UPI, June 12, 2014などをもとに作成。

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アサド大統領インタビュー(2014年6月11日)

レバノン日刊紙『アフバール』(6月11日付)は、アサド大統領に単独インタビューを行った。

インタビューでのアサド大統領の主な発言は以下の通り:

「対話、対話の文化、他者との対話に人々を慣れさせることが次の段階のテーマとなった…。(ヒムス市旧市街での停戦合意は)国防隊と武装集団の対話の結果だ。彼らは互いを知っており、各地区で対話をしている。だから和解は成功した」。

「ロシアのプーチン大統領とはシリアの姿勢を支持し続けている。なぜなら彼は、シリアが曝されている現状が国民の怒りによるものでなく、シリアの役割を打ち砕こうとする諸外国によるものだと理解しているからだ」。

al-Akhbar, June 11, 2014
al-Akhbar, June 11, 2014

「同盟国イランは、シリアに対する戦争がイランを標的としていることを知っている。なぜならその戦争はレジスタンスとその支援国すべてを標的としているからだ…」。

「テロは彼ら(欧米諸国)の国内で始まった。シリア領内で自爆した米国人もいる…。だた米国は、あらゆる陰謀に与してはいるが、フランスよりも理性的だ。フランスが過激なのはサウジなどとの(武器)契約に起因しているのだと思う」。

「カタールは依然として武装集団に資金援助をしているが、イランに接近したいと考えるようになっている」。

(レバノン大統領選挙に関して)「我々はアラブのいかなる国の内政にも干渉しない。しかし、ミシェル・アウン元将軍(自由国民潮流代表)が大統領に選出されれば歓迎する。それはレバノンの国益、さらには両国関係にも視するためだ。我々は彼が愛国的であり、宗派主義的でなく、レジスタンスとウルーバ(アラブ性)を信奉していることを知っている」。

al-Akhbar, June 11, 2014をもとに作成。

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レバノンの動き(2014年6月10日)

LBCI(6月10日付)によると、ベカーア県バアルベック郡ラアス・バアルベック市郊外で、シャームの民のヌスラ戦線の武装集団が、シリア人、レバノン人労働者10人を拉致した。

レバノン軍の追跡によりうち6人は釈放されたが、残る4人は依然拘束中だという。

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レバノンの声(6月10日付)は、シリア軍戦闘機がレバノン領内に進入し、ベカーア県東レバノン山地の反体制武装集団拠点を空爆したと報じた。

AFP, June 10, 2014、AP, June 10, 2014、ARA News, June 10, 2014、Champress, June 10, 2014、al-Hayat, June 11, 2014、Kull-na Shuraka’, June 10, 2014、LBCI, June 10, 2014、al-Mada Press, June 10, 2014、Naharnet, June 10, 2014、NNA, June 10, 2014、Reuters, June 10, 2014、SANA, June 10, 2014、UPI, June 10, 2014、Voice of Lebanon, June 10, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年6月9日)

ナビーフ・ビッリー国民議会議長は、6月9日に予定していた大統領選出(第2回投票)のための臨時会が、定足数に達しなかったことを受け、6月18に臨時会を改めて(7度目)召集すると発表した。

NNA(6月9日付)が報じた。

AFP, June 9, 2014、AP, June 9, 2014、ARA News, June 9, 2014、Champress, June 9, 2014、al-Hayat, June 10, 2014、Kull-na Shuraka’, June 9, 2014、al-Mada Press, June 9, 2014、Naharnet, June 9, 2014、NNA, June 9, 2014、Reuters, June 9, 2014、SANA, June 9, 2014、UPI, June 9, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年6月6日)

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、ムスタファー・カスィール・アーミリー師追悼式典でテレビ演説を行い、大統領空位をシーア派勢力が望み、ターイフ合意に基づく「トロイカ体制」の権力分有を反故にしようとしているとの一部非難を否定した。

ナスルッラー書記長はまた演説のなかでシリアでの大統領選挙について触れ、「シリアにおける政治的解決がアサド大統領とともに始まり、彼とともに終わるということを、反体制勢力、諸外国、そして愛国的野党に示している。7年の任期を有する大統領がいる。解決を望む者は彼と議論せねばならない」と述べた。

ナスルッラー書記長はそのうえですべての武装集団に対して「政治的出口を検討するため…和解と対話に向かう」よう呼びかけた。

AFP, June 6, 2014、AP, June 6, 2014、ARA News, June 6, 2014、Champress, June 6, 2014、al-Hayat, June 7, 2014、Kull-na Shuraka’, June 6, 2014、al-Mada Press, June 6, 2014、Naharnet, June 6, 2014、NNA, June 6, 2014、Reuters, June 6, 2014、SANA, June 6, 2014、UPI, June 6, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年6月5日)

新華社通信(6月5日付)は、中国の習近平酒席が、北京で開催中の中国アラブ協力フォーラムで、レバノンとヨルダンのシリア人避難民のために1,600万ドル相当の人道支援を行うと表明したと報じた。

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NNA(6月5日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村で、シャームの民のヌスラ戦線メンバーのハーリド・ムスタファー氏が武装したシリア人グループによって撃たれ、死亡した。

AFP, June 5, 2014、AP, June 5, 2014、ARA News, June 5, 2014、Champress, June 5, 2014、al-Hayat, June 6, 2014、Kull-na Shuraka’, June 5, 2014、al-Mada Press, June 5, 2014、Naharnet, June 5, 2014、NNA, June 5, 2014、Reuters, June 5, 2014、SANA, June 5, 2014、UPI, June 5, 2014などをもとに作成。

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大統領選挙をめぐる動き(2014年6月5日)

SANA(6月5日付)、ARA News(6月5日付)などによると、ダマスカス県、アレッポ市、ラタキア市、タルトゥース市、ハマー市、ハサカ市、カーミシュリー市(ハサカ県)、クナイトラ市、ヒムス市、ダルアー市、イドリブ市、スワイダー市などで、アサド大統領の選挙での勝利を祝う集会が開かれ、バアス党支部幹部、人民諸委員会、職業諸組合、イスラーム教・キリスト教関係者、市民らが参加した。

SANA, June 5, 2014
SANA, June 5, 2014

 

クッルナー・シュラカー(6月5日付)は、地元特派員やSNSの情報として、6月4日晩から5日未明にかけて、ダマスカス県、アレッポ県、ラタキア県などでアサド大統領の再選を祝う「シャッビーハ」、「マンヘッバクジー」の祝砲で、26~30人が死亡、75人以上が負傷した(シリア人権監視団によると、祝砲により10人が死亡、200人以上が負傷した、という)、と報じた。

祝砲で死亡した「シャッビーハ」のなかには、カルダーハ・サッカー・クラブのアリー・ナースィル選手(ラタキア市で死亡)も含まれているという。

「マンヘッバクジー」とは、アサド大統領支持者が使用する「マンヘッバク」(私はあなたが好きです」に屋号を表す接尾辞「ジー」をつけた造語で、アサド大統領支持者を指す。

ARA News(6月5日付)もまた、カーミシュリー市などハサカ県各所で、アサド大統領の選挙での勝利を祝う祝砲で、複数が負傷したと報じた。

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SANA, June 5, 2014
SANA, June 5, 2014
SANA, June 5, 2014
SANA, June 5, 2014

アサド大統領は、イラン・シューラー議会(国会)のアラーッディーン・ボルージェルディー国家安全保障外交委員長を団長とする選挙監視団と会談した。

会談でアサド大統領は、投票率の高さを強調、選挙の成功が「シリア国民の勝利」だと述べるとともに、シリア国内での「テロとの戦い」に対するイランの支援に謝意を示した。

会談後、イラン選挙監視団は、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣と会談した。

SANA(6月5日付)が伝えた。

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SANA, June 5, 2014
SANA, June 5, 2014

アサド大統領は、6月3日の大統領選挙投票のため一時帰国した米国在住シリア人の使節団とダマスカスで会談した。

SANA(6月5日付)が伝えた。

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レバノン軍は声明を出し、北部県トリポリ市内で、アサド大統領の選挙での勝利を祝って銃や迫撃砲を撃ったとしてシリア人を含む23人を逮捕したと発表した。

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バアス党民族指導部は声明を出し、大統領選挙でのアサド大統領の当選に関して「アサド博士の勝利は、シオニストとの対決やレバノン、パレスチナでのレジスタンス支援において、シリアがアラブの心臓で有り続け…、シリアをはじめとするアラブ諸国にテロとタクフィール思想を植え付けようとする米国の計略を許さないことを保障する」と評した。

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バアス党シリア地域指導部は声明を出し、アサド大統領の当選に関して「6月3日(投票日)以降はこれまでとは異なり、シリア・アラブ人民は新たな時代への許しを与えた…。この時代は、単一のアラブ民族にふさわしく、その永遠の使命を表している…。この段階において、数百万人がバッシャール・アサド博士を選んだのは、彼の人格、行動のなかに自らの意思が体現されているからである」と表明した。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、大統領選挙が「シリア国内および近隣諸国にいる避難民900万人以上を無視」しており、「正統性を欠き、シリア国民を代表していない」と改めて非難した。

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英国のウィリアム・ヘイグ外務大臣は、アサド大統領の選挙での勝利に関して「シリア人への侮辱」だと非難、「アサドは選挙前も選挙後も正統性を失っている。この選挙は真の民主主義とは無縁だ」と述べた。

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サウジアラビアで事実上の亡命生活を送るレバノンのムスタクバル潮流代表のサアド・ハリーリー元首相は声明を出し、アサド大統領の選挙での勝利に関して「どのような人間の知性が、74%ものシリア国民が選挙に参加したなどと信じられようか」と非難、「シリア国民はバッシャールを政治の場から抹殺するための真のグローバルな結束を必要としている」と主張した。

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レバノンの進歩社会主義党党首のワリード・ジュンブラート議員は声明を出し、アサド大統領の選挙での勝利に関して「20万人を越える死者、800万人以上の国内外避難民、政治犯、失踪者の票があれば、シリア政府はもっといい結果を出せていたろうに…。(シリア大統領選挙は)古代、中世、現在の歴史における民主主義のなかでも前代未聞だ」と皮肉を込めて批判した。

しかしジュンブラート議員は、シリアの友連絡グループを名乗る欧米諸国、湾岸諸国、トルコについても「いわゆる国際社会、つまりは「シリアの敵」は…、西欧諸国の首都にある豪華な五つ星ホテルのロビーに集まって…知恵を絞り出すための会合を開き、反対と非難の声明を出しているだけだ」と酷評した。

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ロシア外務省報道官は声明を出し、シリア大統領選挙の監視にあたったロシアの「監視団は、この国の困難な状況にもかかわらず、この選挙が公正且つ透明性を持ったもので、シリア人有権者による積極的参加があったとの結論に達した」と述べるとともに、「民主主義の基準と照らし合わせ100%理想的だとみなし得るこの選挙の正統性に疑義を呈するいかなる根拠もない」と強調した。

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イラン外務省は声明を出し、シリアでの大統領選挙とアサド大統領の勝利に関して「イランはシリア人有権者の投票を尊重する。なぜなら彼らのみが自分たちの政治の行方を決めることができるからだ」と支持を表明した。

AFP, June 5, 2014、AP, June 5, 2014、ARA News, June 5, 2014、Champress, June 5, 2014、al-Hayat, June 6, 2014、Kull-na Shuraka’, June 5, 2014、al-Mada Press, June 5, 2014、Naharnet, June 5, 2014、NNA, June 5, 2014、Reuters, June 5, 2014、SANA, June 5, 2014、UPI, June 5, 2014などをもとに作成。

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大統領選挙をめぐる動き(2014年6月4日)

ムハンマド・ジハード・ラッハーム人民議会議長は午後10時前に、アサド大統領が得票数の88.7%にあたる10,319,723票を得て、大統領に再選したと発表した。

ラッハーム人民議会議長が発表した大統領選挙の投票結果は以下の通り:

有権者総数:15,845,575人

投票者数:11,634,412人(投票率73.4%)

バッシャール・アサド大統領:10,319,723票(88.7%)

ハッサーン・アブドゥッラー・ヌーリー元国務大臣:500,279票(4.3%)

マーヒル・アブドゥルハフィーズ・ハッジャール人民議会議員:372,301票(3.2%)

無効票:442,108票(3.8%)

SANA, June 4, 2014
SANA, June 4, 2014

ラッハーム議長は「我らシリア人民は、これまで起きた諸々の出来事によっても自らの指針を失うことはなく、その先鋭な視座が影響を受けることもなかった。むしろ、すべての現場で、その崇高な愛国心はもっとも輝かしいかたちで現れ、タクフィール主義傭兵に対する不屈の精神と、勝利を確かなものとする主権と自決の固持をもたらした」と明言した。

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SANA(6月4日付)によると、大統領選挙の結果発表(午後10時前)を受け、ダマスカス県、ダマスカス郊外県、アレッポ県、ハマー県、タルトゥース県、スワイダー県、ラタキア県の各所で、アサド大統領の当選を祝うデモ行進が行われた。

 

SANA, June 4, 2014
SANA, June 4, 2014

 

SANA, June 4, 2014
SANA, June 4, 2014

 

SANA, June 4, 2014
SANA, June 4, 2014

 

SANA, June 4, 2014
SANA, June 4, 2014

 

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SANA, June 4, 2014
SANA, June 4, 2014

ハッサーン・アブドゥッラー・ヌーリー元国務大臣は、大統領選挙の結果発表を受けて、ダマスカス県内のシェラトン・ホテルで記者会見を開き、アサド大統領当選に関して「その勝利によってシリア国民の大多数の信任を得た」と祝辞を述べる一方、選挙が「公正且つ透明性を持っていた」と高く評価し、その実施が「すべてのシリア人の愛国的勝利」を意味すると述べた。

SANA(6月4日付)が伝えた。

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アサド大統領は大統領選挙結果の発表を受け、フェイスブックを通じて「愛国的感情に基づく歓喜と熱狂の表明は祝砲を正当化せず、市民の声明を危険にさらす」との声明を出した。

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SANA, June 4, 2014
SANA, June 4, 2014

大統領選挙監視のためにシリアを訪問している各国監視団は、ダマスカス県内のダーマー・ルーズ・ホテルで会合を開き声明を発表、大統領選挙を「競争的雰囲気のなかで…完全なる自由と民主主義のもと、さまざまな見解や政策が参加し、競うかたちで初めて実施され、シリアの政治プロセスにおける顕著で重要な進歩とみなすことができ、新たな政治的段階を作り出す」と高く評価した。

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ARA News, June 4, 2014
ARA News, June 4, 2014

ARA News(6月4日付)によると、ハサカ県カーミシュリー市では早朝、大統領選挙の実施に反対する若者らが抗議のデモを行った。

 

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トルコで活動するシリア革命反体制勢力国民連立のナスル・ハリーリー氏(政治委員会メンバー)は、6月3日に投票が行われた大統領選挙で、軍事情報局(第215課、第291課、第293課)が拘置している政治犯多数がバスで各地の投票所に連行され、アサド大統領への投票を強要されたと主張した。

クッルナー・シュラカー(6月4日付)が伝えた。

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シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表はAFP(6月4日付)に、大統領選挙投票が行われた6月3日、ダマスカス県および政府支配地域に130発以上の迫撃砲弾が着弾し、ダマスカス県サブア・バフラート広場、ダマスカス郊外県ダーヒヤト・アサド町、同ジャルマーナー市でそれぞれ1人の計3人が死亡した、と主張した。

これに関して、フェイスブックのページ「ダマスカスの迫撃砲日記」(https://www.facebook.com/pages/%D9%8A%D9%88%D9%85%D9%8A%D8%A7%D8%AA-%D9%82%D8%B0%D9%8A%D9%81%D8%A9-%D9%87%D8%A7%D9%88%D9%86-%D9%81%D9%8A-%D8%AF%D9%85%D8%B4%D9%82/1412708045638419?ref=stream)は、6月3日にダマスカス県内各所に151発の迫撃砲弾が着弾し、4人が死亡したと発表した。

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レバノンでは、LBCI(6月4日付)によると、ベイルート県郊外、ベカーア県バアルベック市、北部県トリポリ市などで、アサド大統領の当選を受けて、支持者らが祝砲などを放ち、選挙での勝利を祝った。

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キャサリン・アシュトンEU外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は声明を出し、シリアでの大統領選挙に「正統性はない」と主張するとともに「真の政治的交渉」による紛争解決を呼びかけた。

『ハヤート』(6月5日付)が伝えた。

AFP, June 4, 2014、AP, June 4, 2014、ARA News, June 4, 2014、Champress, June 4, 2014、al-Hayat, June 4, 2014、Kull-na Shuraka’, June 4, 2014、LBCI, June 4, 2014、al-Mada Press, June 4, 2014、Naharnet, June 4, 2014、NNA, June 4, 2014、Reuters, June 4, 2014、SANA, June 4, 2014、UPI, June 4, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き(2014年6月3日)

在レバノン・シリア大使館の複数の消息筋は、『サフィール』(6月3日付)に対し、UNHCRに難民登録しているシリア人およびパレスチナ人に2014年6月1日以降にシリアに入国した場合、レバノン国内での難民の地位が失われることを告知するとしたレバノン内務省の決定(5月31日)を「報復措置」と非難した。

AFP, June 3, 2014、AP, June 3, 2014、ARA News, June 3, 2014、Champress, June 3, 2014、al-Hayat, June 4, 2014、Kull-na Shuraka’, June 3, 2014、al-Mada Press, June 3, 2014、Naharnet, June 3, 2014、NNA, June 3, 2014、Reuters, June 3, 2014、al-Safir, June 3, 2014、SANA, June 3, 2014、UPI, June 3, 2014などをもとに作成。

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大統領選挙をめぐる動き(2014年6月3日)

大統領選挙投票

大統領選挙投票が実施され、シリア政府が支配する地域において有権者が投票を行った。反体制武装集団制圧地域では投票は実施されず、また国内避難民の多くは投票に参加できなかった。

これに関して、ヒムス県のタラール・バラーズィー県知事はAFP(6月3日付)に対し、県内の約1,000カ所に投票所が設置されたとしつつ、ヒムス市旧市街での「停戦協定」で反体制武装集団が退去したラスタン市、タルビーサ市では投票は行われないと述べた。

投票時間は午前7時から午後7時までの予定だったが、SANA(6月3日付)によると、投票者が予想を上回ったため、高等司法選挙委員会は、投票時間を5時間延長し、12時まで投票を受け付けることを決定し、発表した。

また各県の司法委員会の発表によると、投票に訪れる有権者が予想を上回ったため、以下の通り各地の投票所で投票箱が増設された

ダマスカス県:1,800箱

アレッポ県アレッポ市:150箱

ヒムス県:75箱

ハマー県:60箱

ダイル・ザウル県:52箱

スワイダー県:33箱

イドリブ県:15箱

クナイトラ県:17箱

一方、LBCI(6月3日付)によると、在留シリア人が投票のため一時帰国し、ジャディード・テレビ(6月3日付)によると、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所の投票所には、レバノンに居住するシリア人5,519人がレバノン領側のマスナア国境通行所(ベアーア県)を経由して帰国し、投票を行った。

Twitt-Book
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これに関して、SANA(6月3日付)は、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所に予想を上回る有権者が一時帰国したため、投票所が急遽8カ所増設された、と報じた。

またNNA(6月3日付)によると、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所以外でも、レバノン北部県アッカール郡のアッブーディーヤ国境通行所を越えた在留シリア人約800人、アリーダ国境通行所経由で帰国した635人、ブカイア国境通行所経由で帰国した62人が投票を行った。

またSANA(6月3日付)によると、軍武装部隊も各地の基地で大統領選挙投票を行い、将兵が投票を行った。

SANA, June 3, 2014
SANA, June 3, 2014
SANA, June 3, 2014
SANA, June 3, 2014
SANA, June 3, 2014
SANA, June 3, 2014
Naharnet, June 3, 2014
Naharnet, June 3, 2014

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ARA News(6月4日付)は、アレッポ県アフリーン市では、ほとんどの住民が大統領選挙投票を行わず、通常通りの生活を送った、と報じた。

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大統領選挙投票には、ロシア、北朝鮮、ブラジル、イランなどが選挙監視団を派遣、クッルナー・シュラカー(6月3日付)によると、このうちロシアの選挙監視団はダマスカス郊外県ジャルマーナー市の投票所で、またイラン、ウガンダ、ジンバブエ、フィリピン、ポーランド、ヴェネズエラ、タジキスタンの監視団は、アレッポ市内の投票所で監視活動を行った。

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アサド大統領は、アスマー・アフラス夫人とともに、ダマスカス県マーリキー地区のナイーム・マアスラーニー学校に設置された投票所で投票を行った。

SANA, June 3, 2014
SANA, June 3, 2014

大統領選挙に立候補しているハッサーン・アブドゥッラー・ヌーリー元国務大臣とマーヒル・アブドゥルハフィーズ・ハッジャール人民議会議員は、それぞれダマスカス県ウマウィーイーン広場前のシェラトン・ホテルの投票所とバグダード通りのバースィル・アサド学校の投票所で投票を済ませた。

Champress, June 3, 2014
Champress, June 3, 2014
Champress, June 3, 2014
Champress, June 3, 2014

ムハンマド・ジハード・ラッハーム人民議会議長は、人民議会議事堂に設置された投票所で投票を済ませた後、大統領選挙に関して「民主主義の挙式であり、新たな政治的多元主義の始まり」だと賞賛した。

ラッハーム議長はその後、イラン・シューラー議会(国会)のアラーッディーン・ボルージェルディー国家安全保障外交委員長を団長とする選挙監視団と会談した。

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣は大統領選挙投票後、「今日、復興と包括的和解のための治安と安定がシリアに戻った。今日、シリアにおける危機の政治的解決の道のりは始まった…。シリア国民以外に正統性を付与できる者などいない…。我々はジュネーブで述べた通り、改めて言いたい。シリア国民に自分の意思を押しつけられる者などこの世にいない」と述べた。

SANA, June 3, 2014
SANA, June 3, 2014

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投票時間終了後、内務省は声明を出し、各投票所において開票・集計作業が開始されたと発表した。

SANA, June 3, 2014
SANA, June 3, 2014
SANA, June 3, 2014
SANA, June 3, 2014

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クッルナー・シュラカー(6月3日付)は、大統領選挙の投票所の監督者が有権者のIDカードの画像をモバイルで受け取り、投票用紙を発行し、IDカードの持ち主に代わって代理投票を行っていると報じ、その写真を公開した。

Kull-na Shuraka', June 3, 2014
Kull-na Shuraka’, June 3, 2014
Kull-na Shuraka', June 3, 2014
Kull-na Shuraka’, June 3, 2014

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マサール・プレス(6月3日付)は、ハマー県カルナーズ町で、軍が大統領選挙での投票を拒否した村人の家を焼き討ったと報じた。

西クルディスタン移行期統治局実効支配(優勢)地域の動き

クッルナー・シュラカー(6月3日付)は、ハサカ県のハサカ市、カーミシュリー市などで大統領選挙に反対するクルド人青年らがデモを行い、ハサカ市(タッル・ハジャル地区、サーリヒーヤ地区、フムティー地区などの20カ所の投票所)では、西クルディスタン移行期民政局が実効支配する両市内各所などにある投票所を閉鎖したと報じた。

しかし同サイトは、その一方で、ハサカ市とカーミシュリー市で、西クルディスタン移行期民政局アサーイシュが投票用紙がいっぱいに入れられた投票箱を投票所に持ち込んだとの情報があると伝えた。

またハサカ市のカーミシュリー通り地区、県庁一帯、カッラーサ地区、ナシュワ地区、カーミシュリー市のワスター地区、スィヤーヒー通り、クーワトリー通り、ワフダ通りなどでは、大統領円挙の投票が実施されたと付言した。

またアームーダー市、ダイリーク市では、大統領選挙に反対する青年らがデモを行い、投票は実施されなかったという。

ARA News, June 3, 2014
ARA News, June 3, 2014
ARA News, June 3, 2014
ARA News, June 3, 2014
ARA News, June 3, 2014
ARA News, June 3, 2014

反体制勢力の反応

アジュナード・シャーム・イスラーム連合、シャーム軍団、ムジャーヒディーン軍、イスラーム戦線は「血塗られた選挙に関する武装諸組織の声明」と題した声明を出し、大統領選挙の運営を行う「選挙事務所は軍事作戦の標的とはならない。これは、民間人を紛争の輪から巻き込まないことを決定し、我らが革命家同胞にそのことを遵守するよう求めているためである」と発表し、投票当日の市街地への攻撃を行わない意向を表明した。

しかし声明は「愛すべきシリアへのイラン占領による軍事治安、そして政治的覇権のもと、彼らの手先である犯罪者バッシャール・アサドは一連の嘘、偽り、暴挙を続け…正統性を求めて自らを売り物にしようとしているが…、アサドには正統性はなく、いうまでもなく選挙にも正統性はない」と非難した。

Kull-na Shuraka', June 3, 2014
Kull-na Shuraka’, June 3, 2014

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シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表は、AFP(6月3日付)によると、シリア各地からの情報として、治安当局が「市民に商店を閉め、バッシャール・アサドの写真を貼るよう強要している…。有権者は逮捕されると脅されたり、体制に恐怖を抱いて投票を余儀なくされている」と主張した。

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米国が「穏健」(非ジハード主義)とみなす反体制武装集団のハズム運動は声明を出し、「選挙は違法で、ごまかしだ…。この選挙は、ジュネーブ2会議を主催し、政治的解決にいたろうとする国々へのアサドからの真の答えだ」と批判、「大統領選挙を通じて、政権とその同盟者がアラブ・西側世論に再び受け入れることはないだろう」と断じた。

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シリア革命総合委員会は2日付で声明を出し、「アサドの選挙は茶番であり、政権に改めて正統性を与えることはなく、革命を妨げることはない」と大統領選挙に異議を表明した。

また同委員会は「殺戮、追放、拷問、樽爆弾使用、イランとその革命防衛隊、ヒズブッラー民兵、さらにはダーイシュ(イラク・シャーム・イスラーム国)による占領の推進を駆使して歴史を逆行させようと試み、政治解決への道を閉ざすために破壊と殺戮を行うなかで、いかなる選挙にも正統性はない」と非難した。

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地元調整諸委員会は声明を出し「この投票を支持し、自発的に参加する者は…蛮行を犯す悪党の協力者だ」としたうえで、大統領選挙投票をボイコットするよう呼びかけるとともに、選挙を「茶番」、「殺戮者がその指導者に殺戮を続けさせるよう忠誠を尽くす紙の上だけでのプロセスに過ぎない」と批判した。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長は、大統領選挙に関して『ワシントン・ポスト』(6月3日付)に「結果はあらかじめ決まっている」と述べた。

アブドゥルハリーム・ハッダーム前副大統領は、大統領選挙投票に関して『シャルク・アウサト』(6月3日付)に「アサドが国際社会や地域諸国を無視して集めた紙の山」だと批判した。

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LBCI(6月3日付)によると、対レバノン国境に位置するジュダイダト・ヤーブース国境通行所(ダマスカス郊外県)に設置された大統領選挙投票所に対して、ザバダーニー山方面から何者かが投票を行う住民を狙撃した。

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『ハヤート』(6月3日付)によると、反体制活動家は、SNS、ユーチューブを通じて、「血の選挙」(https://www.facebook.com/BloodElections)などと銘打ったキャンペーンを張り、大統領選挙に反対の意思を示した。

また『ハヤート』(6月3日付)によると、アレッポ市では、活動家がゴミ箱を白く塗り、「投票箱」、「おまえ(アサド大統領)の居場所だ」、そして2007年の大統領選挙でのアサド大統領陣営のスローガンだった「ムンヒッバク」(私たちはあなたが好き)を皮肉った「ムンクッバク」(私たちはあなたを捨てる)といった標語を書き、大統領選挙に抗議の意を表した。

諸外国の反応

国連のステファン・ドゥジャリック報道官(事務総長付)は声明を出し、シリア大統領選挙に関して「何も変わらない。我々はこの選挙が行われる状況を注視している」とする潘基文事務総長の姿勢を発表した。

AFP, June 3, 2014、AP, June 3, 2014、ARA News, June 3, 2014、June 4, 2014、Champress, June 3, 2014、al-Hayat, June 3, 2014、June 4, 2014、al-Jadid TV, June 3, 2014、Kull-na Shuraka’, June 3, 2014、LBCI, June 3, 2014、al-Mada Press, June 3, 2014、Masar Press Agency, June 3, 2014、Naharnet, June 3, 2014、NNA, June 3, 2014、Reuters, June 3, 2014、SANA, June 3, 2014、al-Sharq al-Awsat, June 3, 2014、UPI, June 3, 2014、The Washington Post, June 3, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年6月1日)

ラシード・ディルバース社会問題大臣は、LBCI(6月1日付)に対し「我々は人種主義者ではないが、1,250カ所ものシリア人避難民キャンプが無作為に作られている…。安全でない地域からシリア人だけが難民として分類される…。我々はレバノンのシリア人難民に関する完全な記録を保有している」と述べた。

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NNA(6月1日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線は、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外の対シリア国境地帯で16歳の青年1人を含む村人3人を拉致、バイクを盗んだとの嫌疑をかけて拷問を加えた。

3人は31日朝に拉致され、1日早朝に釈放されたという。

AFP, June 1, 2014、AP, June 1, 2014、ARA News, June 1, 2014、Champress, June 1, 2014、al-Hayat, June 2, 2014、Kull-na Shuraka’, June 1, 2014、LBCI, June 1, 2014、al-Mada Press, June 1, 2014、Naharnet, June 1, 2014、NNA, June 1, 2014、Reuters, June 1, 2014、SANA, June 1, 2014、UPI, June 1, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年5月31日)

レバノン内務省は、UNHCRに難民登録しているシリア人およびパレスチナ人に対して2014年6月1日以降にシリアに入国した場合、難民の地位を失う、との告知を発表した。

NNA(5月31日付)が報じた。

AFP, May 31, 2014、AP, May 31, 2014、ARA News, May 31, 2014、Champress, May 31, 2014、al-Hayat, June 1, 2014、Kull-na Shuraka’, May 31, 2014、al-Mada Press, May 31, 2014、Naharnet, May 31, 2014、NNA, May 31, 2014、Reuters, May 31, 2014、SANA, May 31, 2014、UPI, May 31, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年5月30日)

NNA(5月30日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村にあるワーディー・フマイイド検問所で、レバノン軍がシリア領内から不法入国しようとしたシリア人10人を逮捕した。

AFP, May 30, 2014、AP, May 30, 2014、ARA News, May 30, 2014、Champress, May 30, 2014、al-Hayat, May 31, 2014、Kull-na Shuraka’, May 30, 2014、al-Mada Press, May 30, 2014、Naharnet, May 30, 2014、NNA, May 30, 2014、Reuters, May 30, 2014、SANA, May 30, 2014、UPI, May 30, 2014などをもとに作成。

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大統領選挙をめぐる動き(2014年5月30日)

大統領選挙に立候補しているハッサーン・アブドゥッラー・ヌーリー元国務大臣は、ダマスカスのシェラトン・ホテルで国民民主陣営諸勢力連立の代表らと会談し、自身の選挙綱領などについて意見を交わした。

SANA, May 30, 2014
SANA, May 30, 2014

会談でヌーリー元国務大臣は、28日と29日にレバノンの首都ベイルートで行われた大統領選挙在外投票について、「シリア、シリア・アラブ軍支持、テロとの戦いにおける軍司令官(アサド大統領)支持をめぐる国民合意」の結果としたうえで、「政治問題、テロとの戦い、シオニスト政体との戦い、パレスチナ支持という点で、バッシャール・アサド候補と意見が一致している」と強調した。

SANA(5月30日付)が伝えた。

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シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)は政治決議を発表、そのなかで「狂信的独裁体制による殺戮、破壊、住民追放」を非難、クルド人に対して6月3日に投票が行われる「大統領選挙劇場」をボイコットするよう呼びかけた。

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Naharnet, May 30, 2014
Naharnet, May 30, 2014

NNA(5月30日付)によると、レバノンの北部県アッカール郡ヒルバト・ダーウド村で、6月3日に投票が行われるシリア大統領選挙に反対する座り込みが行われ、「(ベイルートの)シリア大使館でバッシャール・アサドに投票したほとんどは、シリア人などではない」と主張、選挙をボイコットするよう訴えた。

AFP, May 30, 2014、AP, May 30, 2014、ARA News, May 30, 2014、Champress, May 30, 2014、al-Hayat, May 31, 2014、Kull-na Shuraka’, May 30, 2014、al-Mada Press, May 30, 2014、Naharnet, May 30, 2014、NNA, May 30, 2014、Reuters, May 30, 2014、SANA, May 30, 2014、UPI, May 30, 2014などをもとに作成。

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大統領選挙をめぐる動き(2014年5月29日)

SANA(5月29日付)によると、レバノンの首都ベイルートにあるシリア大使館で、前日に引き続き大統領選挙在外投票が実施され、「数十万」の在留シリア人が投票に押し寄せた。

Naharnet, May 29, 2014
Naharnet, May 29, 2014
Naharnet, May 29, 2014
Naharnet, May 29, 2014
SANA, May 29, 2014
SANA, May 29, 2014

 

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高等司法選挙委員会は、6月3日の大統領選挙での投票のために一時帰国を予定している在留シリア人のために、空港での投票を認めることを決定した。

空港での投票は、パスポート、ないしはIDを提示することで行えるという。

SANA(5月29日付)が伝えた。

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SANA(5月29日付)によると、ラタキア市、クナイトラ県ハダル町、タルトゥース市、ハマー市、ダイル・ザウル市、ヒムス市などで、大統領選挙実施と軍による「テロとの戦い」を支持するデモ・集会が開かれ、バアス党支部幹部、人民諸委員会、職業諸組合らが参加し、アサド大統領への支持を訴えた。

AFP, May 29, 2014、AP, May 29, 2014、ARA News, May 29, 2014、Champress, May 29, 2014、al-Hayat, May 30, 2014、Kull-na Shuraka’, May 29, 2014、al-Mada Press, May 29, 2014、Naharnet, May 29, 2014、NNA, May 29, 2014、Reuters, May 29, 2014、SANA, May 29, 2014、UPI, May 29, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年5月28日)

ジャディード・テレビ(5月28日付)は、イスラエル軍兵士25人からなる部隊が、占領下のガジャル村(ナバティーヤ県マルジャアユーン郡)のゲートを越え、レバノン領内に一時侵入したと報じた。

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NNA(5月28日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外のワーディー・フマイイドにシリア軍戦闘機が侵入し、空爆を行った。

AFP, May 28, 2014、AP, May 28, 2014、ARA News, May 28, 2014、Champress, May 28, 2014、al-Hayat, May 29, 2014、Kull-na Shuraka’, May 28, 2014、al-Jadid TV, May 28, 2014、al-Mada Press, May 28, 2014、Naharnet, May 28, 2014、NNA, May 28, 2014、Reuters, May 28, 2014、SANA, May 28, 2014、UPI, May 28, 2014などをもとに作成。

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大統領選挙をめぐる動き(2014年5月28日)

SANA(5月28日付)などによると、シリア大統領選挙在外投票が在外公館で実施された。

これに関して、『ワタン』(5月28日付)は、外務在外居住者省筋の話として、在外投票に先だって、38の在外公館に約20万人の在留シリア人が選挙登録を行った、と報じた。

SANAなどによると、在外投票が実施された主な国は以下の通り:

アラブ諸国:ヨルダン、イラク、レバノン、スーダン、モーリタニア、オマーン、イエメン、アルジェリア。

そのほかの中東諸国:イラン、アルメニア、キプロス。

西中北欧諸国:スペイン、オーストリア、スウェーデン、チェコ。

東欧諸国:ロシア、ポーランド、ウクライナ、セルビア、ベラルーシ、ルーマニア。

中南米諸国:ヴェネズエラ、ブラジル、アルゼンチン、キューバ。

アフリカ諸国:南アフリカ、ナイジェリア、セネガル。

アジア諸国:日本、中国、北朝鮮、マレーシア、インド、パキスタン。

しかし、「シリアの友連絡グループ」に参加する11カ国を含むアラブ連盟加盟国12カ国、米、英、仏などの欧米諸国では在外投票は禁止された。

SANA, May 28, 2014
SANA, May 28, 2014
SANA, May 28, 2014
SANA, May 28, 2014
SANA, May 28, 2014
SANA, May 28, 2014
SANA, May 28, 2014
SANA, May 28, 2014
SANA, May 28, 2014
SANA, May 28, 2014
SANA, May 28, 2014
SANA, May 28, 2014
SANA, May 28, 2014
SANA, May 28, 2014
SANA, May 28, 2014
SANA, May 28, 2014
SANA, May 28, 2014
SANA, May 28, 2014

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SANA(5月28日付)によると、在外投票が実施された在外公館のうち、ベイルートのシリア大使館では、予定されていた投票時間(5月28日午前7時~午後5時)を過ぎても、在留シリア人による投票が終わらなかったため、外務在外居住者省は投票時間を午後10時まで延長、また29日も在外投票も行うことを決定した。

またSANAなどシリアの主要なメディアは、ベイルートのシリア大使館に投票に向かう在留シリア人の車が渋滞する様子を報じた。

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AFP(5月28日付)によると、ヨルダンの首都アンマン(アブドゥーン地区)にあるシリア大使館で、大統領選挙在外投票が行われ、治安当局が厳戒態勢を敷くなか、大使館前には数百人の在留シリア人が列を作り、投票の順番を待った。

しかし、SANA(5月28日付)は「数万人の在留シリア人」が在外投票を済ませたと報じた。

またAFP、SANなどによると、投票を行った在留シリア人は、シリア国旗やアサド大統領の掲げ、選挙実施への支持を表明した。

これに対し、大使館から200メートル弱の場所で、反体制活動家数十人が集まり、「血の選挙に反対」、「と殺人再選に反対」といったプラカードを掲げて選挙に抗議した。

なおヨルダンには、60万人以上がUNHCRに難民登録を行っているが、ヨルダン当局によると避難民を含む在留シリア人は約700万人に達するという。

国連によると、周辺諸国などで避難生活を送るシリア人の数は2014年4月の段階で280万人以上おり、うち100万人以上がレバノン、77万人がトルコ、60万人がヨルダン、22万人がイラク、13万7,000人がエジプトで避難生活を送っている。

また国内で避難生活を余儀なくされているシリア人は650万人に達している。

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イラクの首都バグダードでは、SANA(5月28日付)によると、予定されていた投票時間(5月28日午前7時~午後5時)を過ぎても、在留シリア人による投票が終わらず、投票時間が深夜まで延長された。

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日本では、東京都港区赤坂にあるシリア大使館に「日本の南北から多数」の在留シリア人が訪れ、で在外投票が行われた。

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なおSANA(5月28日付)によると在外投票が行われた各国(ロシア、ヨルダン、レバノンなど)では、投票に訪れた在留シリア人が選挙実施を支持する示威行動を行った。

また、大統領選挙在外投票が実施されなかった米国(ウィスコンシン州)、エジプト(カイロのシリア大使館前)、スイス、フランス、ドイツ、ベルギーでは、在留シリア人が、大統領選挙実施を禁じた当局に抗議するためのデモ集会を開き、参加者が用意した投票箱に投票用紙を入れ、抗議の意を示した。

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最高憲法裁判所のマージド・フドラ報道官はAFP(5月28日付)に対し「(6月3日に投票が行われる大統領)選挙は、ラッカ市以外のすべての都市で実施される」と述べた。

これに関して『ハヤート』(5月29日付)は、「すべての都市」という言葉に、ダマスカス郊外県、シリア北部よび東部、さらにはアレッポ市やダイル・ザウル市の反体制勢力制圧地区での選挙は想定されていない、としたうえで、約600万人が居住するシリア領内の40%の地域で選挙が行われるに過ぎないとの見方を示した。

なお、シリアの総人口(2013年)は約2,300万人。

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SANA, May 28, 2014
SANA, May 28, 2014

SANA(5月28日付)によると、アレッポ市(アレッポ大学)で、大統領選挙実施と軍による「テロとの戦い」を支持する集会が開かれ、バアス党支部幹部、学生、人民諸組織、職業諸組合メンバーらが参加し、アサド大統領への支持を訴えた。

集会には、バアス党シリア地域指導部のヒラール・ヒラール副書記長が出席した。

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クッルナー・シュラカー(5月28日付)は、ラタキア県ジャブラ市で、6月3日に行われる大統領選挙への投票をボイコットするよう呼びかけるビラが配布されたと報じた。

Kull-na Shuraka', May 28, 2014
Kull-na Shuraka’, May 28, 2014

AFP, May 28, 2014、AP, May 28, 2014、ARA News, May 28, 2014、Champress, May 28, 2014、al-Hayat, May 29, 2014、Kull-na Shuraka’, May 28, 2014、al-Mada Press, May 28, 2014、Naharnet, May 28, 2014、NNA, May 28, 2014、Reuters, May 28, 2014、SANA, May 28, 2014、UPI, May 28, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年5月27日)

AFP(5月27日付)は、ヒズブッラーのメンバーでFBIによって指名手配されていたファウズィー・アイユーブ氏がシリアでの戦闘で死亡し、26日に故郷のアイン・カーナー村(ナバティーヤ県ナバティーヤ郡)で埋葬された、と報じた。

AFPによると、アイユーブ氏はアレッポ県におけるヒズブッラー戦闘員の司令官を務めていたという。

Naharnet, May 27, 2014
Naharnet, May 27, 2014

アイユーブ氏は2000年(当時はカナダ在住)にイスラエルで逮捕されたのち、2003年にヒズブッラーとの捕虜交換で釈放されたが、イスラエルで爆弾テロを行うために密入国を試みたとの容疑で2009年にFIBに指名手配されていた。

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NNA(5月27日付)によると、北部県アッカール郡ダバービーヤ村で、シリア領内から不法入国しようとしたシリア人がレバノン軍によって敷設された地雷に触れ、重傷を負った。

AFP, May 27, 2014、AP, May 27, 2014、ARA News, May 27, 2014、Champress, May 27, 2014、al-Hayat, May 28, 2014、Kull-na Shuraka’, May 27, 2014、al-Mada Press, May 27, 2014、Naharnet, May 27, 2014、NNA, May 27, 2014、Reuters, May 27, 2014、SANA, May 27, 2014、UPI, May 27, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年5月26日)

レバノンの声(5月26日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外にシリア軍戦闘機が領空侵犯し、ミサイル4発を発射した。

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ナビーフ・ビッリー国民議会議長は、6月9日に大統領を選出(第2回投票)するための臨時会を改めて(6度目)召集すると発表した。

NNA(5月26日付)が報じた。

AFP, May 26, 2014、AP, May 26, 2014、ARA News, May 26, 2014、Champress, May 26, 2014、al-Hayat, May 27, 2014、Kull-na Shuraka’, May 26, 2014、al-Mada Press, May 26, 2014、Naharnet, May 26, 2014、NNA, May 26, 2014、Reuters, May 26, 2014、SANA, May 26, 2014、UPI, May 26, 2014、Voice of Lebanon, May 26, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年5月25日)

2014年5月25日0時0分をもって任期終了となったミシェル・スライマーン前大統領は、バアブダー市にある大統領宮殿を去り、故郷のアムシート市(レバノン山地県ジュバイル郡)に「凱旋」、住民らの歓迎を受けた。

Naharnet, May 25, 2014
Naharnet, May 25, 2014

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ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は解放記念日に合わせてテレビ演説を行った。

Naharnet, May 25, 2014
Naharnet, May 25, 2014

演説において、ナスルッラー書記長は、ミシェル・スライマーン大統領の任期終了によって「憲政上の真空」が生じたことに関して「一部の党派がいうような深刻な事態であったとしても…静かに、そして緊迫せず」対処するよう呼びかけ、「国際情勢や地域情勢の変化を待つのではなく、大統領を選出することで、この段階を可能な限り短縮する」と強調した。

また大統領選挙を「真に国内的な問題」だとしたうえで、「真に人気があり…、この困難な時期を乗り越えることができるとすべての党派が再確認できる大統領」、「レジスタンスに反抗せず、レジスタンスを後退させないような大統領」を選出すべきだと述べた。

そのうえで、「対立的な候補者」の登場によって、こうした大統領の選出が妨げられ、スライマーン前大統領の任期延長が画策されたと主張、レバノン軍団のサミール・ジャアジャア代表、そして3月14日勢力を暗に批判した。

一方、シリア情勢について、ナスルッラー書記長は「シリアは勝利し、レジスタンス枢軸は勝利する」と述べた。

また「シリアは大統領選挙に向かっており…、自称「シリアの友」による外国からの脅迫や嘲りには妨害、制止などできない」と付言した。

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マロン派のビシャーラ・ラーイー総大司教は、ローマ法王フランシスコとともに、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のベツレヘム市を訪れ、マフムード・アッバース大統領と会談した。

NNA(5月25日付)によると、アッバース大統領はラーイー総大司教に、エルサレムの星勲章を授与した。

会談でラーイー総大司教は、エルサレムを首都とするパレスチナ国家樹立への支持を表明した。

 

AFP, May 25, 2014、AP, May 25, 2014、ARA News, May 25, 2014、Champress, May 25, 2014、al-Hayat, May 26, 2014、Kull-na Shuraka’, May 25, 2014、al-Mada Press, May 25, 2014、Naharnet, May 25, 2014、NNA, May 25, 2014、Reuters, May 25, 2014、SANA, May 25, 2014、UPI, May 25, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年5月24日)

ミシェル・スライマーン大統領は2014年5月25日0時0分0秒の任期終了を前に、バアブダー市の大統領宮殿で退任式を行った。

Naharnet, May 24, 2014
Naharnet, May 24, 2014

退任式で、スライマーン大統領は「解放記念日を記念し、私は対立し合うすべての党派に国家建設のための国防戦略を確立し、民主的システムを発展させることを求める」と述べた。

スライマーン大統領はまた、国内の政治対立について「外国の干渉によって不和がもたらされた」としたうえで「会話こそが唯一の解決策だ」と訴えた。

シリアとの関係に関して、スライマーン大統領は「任期当初、我々はシリアとの外交関係樹立を実現し、両国の特別な関係を体現した…。レバノンとシリアの関係強化は、両国間の条約の再考を必要とする」と述べる一方、「バアブダー宣言(2012年6月の国民対話会合で採択)は、シリアの紛争の悪影響へのレバノンの不関与…を保障している」と強調した。

次期大統領選挙については、国民議会に対して「遅れることなく、新たな元首を選ぶ」よう求めた。

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大統領選挙(第2回投票)のための国民議会臨時会がナビーフ・ビッリー議長によって召集されたが、3月14日勢力、民主会合ブロックなど48人が議場に姿を現しただけで、定足数に達せず流会となった。

AFP, May 24, 2014、AP, May 24, 2014、ARA News, May 24, 2014、Champress, May 24, 2014、al-Hayat, May 25, 2014、Kull-na Shuraka’, May 24, 2014、al-Mada Press, May 24, 2014、Naharnet, May 24, 2014、NNA, May 24, 2014、Reuters, May 24, 2014、SANA, May 24, 2014、UPI, May 24, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年5月21日)

内務治安軍総局は、シリアからレバノンに避難しているパレスチナ人に対して、1ヶ月以内に身元登録を行うよう告知した。

登録は22日から各地の内務治安軍総局で開始されるという。

ナハールネット(5月21日付)が伝えた。

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ナハールネット(5月21日付)によると、内務治安軍総局がベカーア県バアルベック郡アルサール村の検問所で、偽造IDなどを使ってレバノンに密入国していたシリア人18人を逮捕した。

AFP, May 21, 2014、AP, May 21, 2014、ARA News, May 21, 2014、Champress, May 21, 2014、al-Hayat, May 22, 2014、Kull-na Shuraka’, May 21, 2014、al-Mada Press, May 21, 2014、Naharnet, May 21, 2014、NNA, May 21, 2014、Reuters, May 21, 2014、SANA, May 21, 2014、UPI, May 21, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年5月18日)

『ナハール』(5月18日付)は、5月25日に任期終了となるミシェル・スライマーン大統領の後任をめぐって、政界・宗教(キリスト教マロン派)界内で、マロン派政治指導者を含まない4人の大統領候補の名前があがっている、と報じた。

そのなかの最有力人物がジャーン・カフワジー国軍総司令官だが、レバノンの憲法は国軍司令官を含む第1級公務員の大統領就任を認めておらず、カフワジー司令官の大統領選出には、エミール・ラッフード元大統領やスライマーン現大統領就任時と同じく、憲法改正が必要となる。

また、同紙によると、スライマーン大統領と自由国民潮流代表のミシェル・アウン元国軍司令官との間で、軍幹部の人事と合わせて綱引きが行われているという。

一方、『アンバー』(5月18日付)同報道は、アウン元司令官が、シャーミル・ルクーズ少将の参謀長就任を条件に、スライマーン大統領の1年間の任期延長に応じる構えを示している、と伝えた。

しかし、大統領の任期延長も、ラッフード元大統領就任時と同様、憲法の改正を必要とする。

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ナハールネット(5月18日付)によると、ベカーア県バアルベック郡ハウル・タアラー村郊外の無人地帯にロケット弾2発が着弾した。

AFP, May 18, 2014、al-Anba’, May 18, 2014、AP, May 18, 2014、ARA News, May 18, 2014、Champress, May 18, 2014、al-Hayat, May 19, 2014、Kull-na Shuraka’, May 18, 2014、al-Mada Press, May 18, 2014、al-Nahar, May 18, 2014、Naharnet, May 18, 2014、NNA, May 18, 2014、Reuters, May 18, 2014、SANA, May 18, 2014、UPI, May 18, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年5月17日)

LBCI(5月17日付)によると、ベカーア県ヘルメル市とバアルベック郡アルサール村にロケット弾複数発が着弾した。

AFP, May 17, 2014、AP, May 17, 2014、ARA News, May 17, 2014、Champress, May 17, 2014、al-Hayat, May 18, 2014、Kull-na Shuraka’, May 17, 2014、LBCI, May 17, 2014、al-Mada Press, May 17, 2014、Naharnet, May 17, 2014、NNA, May 17, 2014、Reuters, May 17, 2014、SANA, May 17, 2014、UPI, May 17, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年5月16日)

ベカーア県バアルベック郡アルサール村北東部で、内務治安軍総局が指名手配者を追跡中に襲撃され、3人が負傷した。

ナハールネット(5月16日付)が伝えた。

AFP, May 16, 2014、AP, May 16, 2014、ARA News, May 16, 2014、Champress, May 16, 2014、al-Hayat, May 17, 2014、Kull-na Shuraka’, May 16, 2014、al-Mada Press, May 16, 2014、Naharnet, May 16, 2014、NNA, May 16, 2014、Reuters, May 16, 2014、SANA, May 16, 2014、UPI, May 16, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年5月15日)

ナビーフ・ビッリー国民議会議長は、大統領選挙(第2回投票)のための臨時会が定足数に達しなかったこと(128人中73人が出席)を受け、会合を5月22日に再び延期すると決定した。

AFP, May 15, 2014、AP, May 15, 2014、ARA News, May 15, 2014、Champress, May 15, 2014、al-Hayat, May 16, 2014、Kull-na Shuraka’, May 15, 2014、al-Mada Press, May 15, 2014、Naharnet, May 15, 2014、NNA, May 15, 2014、Reuters, May 15, 2014、SANA, May 15, 2014、UPI, May 15, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年5月13日)

変化改革ブロック(自由国民潮流が主導する国会会派)は定例会合を開き、5月25日に任期終了となるミシェル・スライマーン大統領の1年間の任期延長を求める動きに関して「民主主義を殺すもの」と非難、拒否することを確認した。

ナハールネット(5月13日付)が伝えた。

AFP, May 13, 2014、AP, May 13, 2014、ARA News, May 13, 2014、Champress, May 13, 2014、al-Hayat, May 14, 2014、Kull-na Shuraka’, May 13, 2014、al-Mada Press, May 13, 2014、Naharnet, May 13, 2014、NNA, May 13, 2014、Reuters, May 13, 2014、SANA, May 13, 2014、UPI, May 13, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年5月12日)

NNA(5月12日付)によると、北部県アッカール郡ワーディー・ハーリド地方で、シリア軍がシリア領からレバノン領内に向けて発砲、シリア領に潜入しようとしていたレバノン人2人が負傷した。

AFP, May 12, 2014、AP, May 12, 2014、ARA News, May 12, 2014、Champress, May 12, 2014、al-Hayat, May 13, 2014、Kull-na Shuraka’, May 12, 2014、al-Mada Press, May 12, 2014、Naharnet, May 12, 2014、NNA, May 12, 2014、Reuters, May 12, 2014、SANA, May 12, 2014、UPI, May 12, 2014などをもとに作成。

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