2014年3月8日のシリア情勢:レバノンの動き

NNA(3月8日付)によると、ベカーア県バアルベック市のヘルメル国立病院の近くにロケット弾複数発が着弾した。死傷者はなかった。

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NNA(3月8日付)によると、北部県アッカール郡のカシュラク村、ワーディー・フール村、ヒクル・ジャニーン村、アマール・ビーカー村郊外にシリア領から発射された迫撃砲弾複数発が着弾した。

AFP, March 8, 2014、AP, March 8, 2014、ARA News, March 8, 2014、Champress, March 8, 2014、al-Hayat, March 9, 2014、Iraqinews.com, March 8, 2014、Kull-na Shuraka’, March 8, 2014、Naharnet, March 8, 2014、NNA, March 8, 2014、Reuters, March 8, 2014、SANA, March 8, 2014、UPI, March 8, 2014などをもとに作成。

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2014年3月7日のシリア情勢:レバノンの動き

NNA(3月8日付)によると、ベカーア県バアルベック郡のルブーワ村、ナビー・ウスマーン村に、シリア領内から発射されたロケット砲3発が着弾した。死傷者はなかった。

砲撃に関して、イラク・シャーム・イスラーム国ダマスカス州がツイッターを通じて声明を指し、「ヤブルードの我らがスンナ派住民からの報復」と発表し、犯行を認めた。

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NNA(3月7日付)によると、南部県スール郡マジャーディル村の農地に設置された迫撃砲2基を軍当局が発見、近くにいたシリア人1人を逮捕した。

AFP, March 7, 2014、AP, March 7, 2014、ARA News, March 7, 2014、Champress, March 7, 2014、al-Hayat, March 8, 2014、Iraqinews.com, March 7, 2014、Kull-na Shuraka’, March 7, 2014、Naharnet, March 7, 2014、NNA, March 7, 2014、Reuters, March 7, 2014、SANA, March 7, 2014、UPI, March 7, 2014などをもとに作成。

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2014年3月6日のシリア情勢:レバノンの動き

レバノンの声(3月6日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール地方のヒルバト・ユーニーン村一帯をシリア軍が空爆した。

AFP, March 6, 2014、AP, March 6, 2014、ARA News, March 6, 2014、Champress, March 6, 2014、al-Hayat, March 7, 2014、Iraqinews.com, March 6, 2014、Kull-na Shuraka’, March 6, 2014、Naharnet, March 6, 2014、NNA, March 6, 2014、Reuters, March 6, 2014、SANA, March 6, 2014、UPI, March 6, 2014、Voice of Lebanon, March 6, 2014などをもとに作成。

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2014年3月5日のシリア情勢:レバノンの動き

NNA(3月5日付)によると、ベカーア県バアルベック郡ナビー・シート村郊外の農地に迫撃砲弾1発が着弾した。

これに関して、シャームの民のヌスラ戦線はツイッターを通じて声明を出し、「イランの党(ヒズブッラー)の隠れ家」にロケット弾3発を打ち込んだと発表し、犯行を認めた。

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ベカーア県バアルベック郡アルサール地方へのシリア軍の越境空爆に関して、MTV(3月5日付)は、レバノン軍が対空砲で迎撃したと報じた。

しかし、LBCI(3月5日付)はこれを否定した。

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『アフバール』(3月5日付)は、シャームの民のヌスラ戦線とイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のレバノンでの活動に関して、「両組織はイラクと同様、レバノンでも攻撃を行う兵站面での能力を持っているが、紛争をレバノンに拡大するとの決定はない」とするヌスラ戦線指導者のコメントを伝えた。

AFP, March 5, 2014、al-Akhbar, March 5, 2014、AP, March 5, 2014、ARA News, March 5, 2014、Champress, March 5, 2014、al-Hayat, March 6, 2014、Iraqinews.com, March 5, 2014、Kull-na Shuraka’, March 5, 2014、LBCI, March 5, 2014、MTV, March 5, 2014、Naharnet, March 5, 2014、NNA, March 5, 2014、Reuters, March 5, 2014、SANA, March 5, 2014、UPI, March 5, 2014などをもとに作成。

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2014年3月5日のシリア情勢:イスラエルをめぐる動き

イスラエル軍は声明を出し、早朝、ゴラン高原北部のイスラエル・シリア国境近くで爆弾を仕掛けようとしていたヒズブッラーの「テロリスト」2人を発見し、ただちに発砲、2人を負傷させたと発表した。

ただしイスラエル軍がこの「テロ細胞」がヒズブッラーのメンバーであることをどのようにして確認したかは不明。

イスラエル消息筋はAFP(3月5日付)に対して、ヒズブッラーの「テロリスト」細胞は2人、ないしは3人から構成されていたと述べるとともに、「この事件は偶発的なものではない。ヒズブッラーとの戦闘は今後も数日間は続くだろう」と述べた。

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イスラエル軍による発砲に関して、SANA(3月5日付)は、1974年5月の国連安保理決議第350号(シリア・イスラエルの停戦、ゴラン高原の兵力引き離しに関する合意)に違反しているとする軍消息筋の談話を伝えた。

同報道によると、イスラエル軍は、占領下のゴラン高原にあるタッラト・サトフ、タッラト・フワインからハミーディーヤ村の学校やモスクに向かってロケット弾4発を打ち込むとともに、同村とフッリーヤ村を戦車および中火器で砲撃し、これにより民間人4人と治安部隊兵士4人が負傷した。

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シリア外務在外居住者省は、国連事務総長と安保理議長に宛てて書簡を送り、イスラエル軍がゴラン高原の兵力引き離し地域にあるハミーディーヤ村、フッリーヤ村をロケット弾などで攻撃し、民間人4人と治安部隊兵士4人を負傷させたと報告、この攻撃が1974年の兵力引き離し協定、国連憲章、国際法に違反する侵害行為だと非難、「こうしたイスラエルの敵対行為を安保理が明確に非難する」よう求めた。

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イスラエル軍は、パレスチナのガザ地区に届けられる予定だった「高性能ロケット弾」を積んだイランの船舶を拿捕したと発表した。

イスラエル軍によると、シリアで製造され、イランに陸路で輸送された地対地M302ロケット「数十発」を積んでガザ地区に向かっていた貨物船「Klos-C」が、紅海のスーダンとエリトリアの間で拿捕された。

AFP(3月5日付)などが伝えた。

AFP, March 5, 2014、AP, March 5, 2014、ARA News, March 5, 2014、Champress, March 5, 2014、al-Hayat, March 6, 2014、Iraqinews.com, March 5, 2014、Kull-na Shuraka’, March 5, 2014、Naharnet, March 5, 2014、NNA, March 5, 2014、Reuters, March 5, 2014、SANA, March 5, 2014、UPI, March 5, 2014などをもとに作成。

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2014年3月4日のシリア情勢:レバノンの動き

NNA(3月4日付)によると、シリア領内から発射されたロケット弾3発が、ベカーア県バアルベック郡ラブワ村に着弾した。

この攻撃の直後、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)ダマスカス州を名乗る組織が声明を出し、「ヤブルードのスンナ派住民に対する悪魔の党(ヒズブッラー)の攻撃への報復として同党の拠点をカチューシャ砲5発で攻撃した」と発表、犯行を認めた。

Naharnet, March 4, 2014
Naharnet, March 4, 2014

 

Naharnet, March 4, 2014
Naharnet, March 4, 2014

ザーミズ・アムハズ村長によると、この攻撃での人的被害はなかった。

一方、LBCI(3月4日付)は、ラブワ村・アルサール村間の街道が、武装集団によって一時封鎖されたが、住民らが対抗し、武装集団の車2台を破壊し、撃退したと伝えた。

AFP, March 4, 2014、AP, March 4, 2014、ARA News, March 4, 2014、Champress, March 4, 2014、al-Hayat, March 5, 2014、Iraqinews.com, March 4, 2014、Kull-na Shuraka’, March 4, 2014、LBCI, March 4, 2014、Naharnet, March 4, 2014、NNA, March 4, 2014、Reuters, March 4, 2014、SANA, March 4, 2014、UPI, March 4, 2014などをもとに作成。

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2014年3月3日のシリア情勢:レバノンの動き

NNA(3月3日付)によると、ベカーア県バアルベック郡タルヤー村・ブリータール村街道とブリータール村の住宅地などに迫撃砲弾8発が着弾し、4人が軽傷を負った。

この攻撃に関して、シャームの民のヌスラ戦線は「イランの党(ヒズブッラー)の虐殺への報復として党のねぐらを迫撃砲で攻撃した」とする声明を出し、犯行を認めた。

またナハールネット(3月3日付)によると、同郡アルサール村郊外のワーディーハイル地区にシリア軍戦闘機が侵犯し、同地に潜伏する反体制武装集団をミサイル18発で攻撃した。

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シリア人権監視団は、2月24日にイスラエル軍がベカーア県バアルベック郡に対して行った空爆にで、ヒズブッラー戦闘員2人が死亡したとの情報を得たと発表した。

AFP, March 3, 2014、AP, March 3, 2014、ARA News, March 3, 2014、Champress, March 3, 2014、al-Hayat, March 4, 2014、Iraqinews.com, March 3, 2014、Kull-na Shuraka’, March 3, 2014、Naharnet, March 3, 2014、NNA, March 3, 2014、Reuters, March 3, 2014、SANA, March 3, 2014、UPI, March 3, 2014などをもとに作成。

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2014年3月2日のシリア情勢:レバノンの動き

NNA(3月2日付)によると、シリアのダマスカス郊外県カラムーン地方での戦闘に参加していたチュニジア人のバースィム・ビン・ムハンマド・スィルティー氏が、シリアから敗走してレバノンのベカーア県バアルベック郡アルサール地方に潜入し、レバノン軍によって逮捕された。

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LBCI(3月2日付)によると、シリアのダマスカス郊外県カラムーン地方での軍と反体制武装集団との戦闘で、シリア人戦闘員5人とともに、レバノン人のハサン・ムハンマド・アンムーン氏が死亡し、ベカーア県バアルベック郡アルサール村に搬送された。

アンムーン氏は、2月にアルサール村・ラブワ村間の検問所で、爆弾を積んだ自動車を爆破しようとした最重要容疑者として、指名手配されていた。

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NNA(3月2日付)によると、イスラエル軍が、ナバティーヤ県ビント・ジュバイル郡ラーミヤ村に向かって発砲した。

AFP, March 2, 2014、AP, March 2, 2014、ARA News, March 2, 2014、Champress, March 2, 2014、al-Hayat, March 3, 2014、Iraqinews.com, March 2, 2014、Kull-na Shuraka’, March 2, 2014、LBCI, March 2, 2014、Naharnet, March 2, 2014、NNA, March 2, 2014、Reuters, March 2, 2014、SANA, March 2, 2014、UPI, March 2, 2014などをもとに作成。

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2014年3月1日のシリア情勢:レバノンの動き

『サフィール』(3月1日付)は、自爆ベルトを着用し、ヒジャーブを纏った女性4人がシリアからレバノンに潜入、軍および治安当局が捜索活動を行っていると報じた。

同報道によると、女性4人は、アブドゥッラー・アッザーム大隊のシャイフ、スィラージュッディーン・ズライカート氏の命令を受けて、シリアのダマスカス郊外県ヤブルート市からベカーア県に潜入したという。

AFP, March 1, 2014、AP, March 1, 2014、ARA News, March 1, 2014、Champress, March 1, 2014、al-Hayat, March 2, 2014、Iraqinews.com, March 1, 2014、Kull-na Shuraka’, March 1, 2014、Naharnet, March 1, 2014、NNA, March 1, 2014、Reuters, March 1, 2014、al-Safir, March 1, 2014、SANA, March 1, 2014、UPI, March 1, 2014などをもとに作成。

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2014年2月28日のシリア情勢:レバノンの動き

NNA(2月28日付)によると、ベカーア県バアルベック郡ブリータール村に、シリア領から発射された迫撃砲弾3発が着弾し、3人が負傷した。

この砲撃に関して、ナハールネット(2月28日付)は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が「ウタイバにおける我らが民への要撃とスンナ派に対する「悪魔の党」(ヒズブッラー)の行いへの報復として、イスラーム国の獅子たちは、ブリータール地方にある党の陣地をロケット弾3発で攻撃した」との犯行声明を出したと伝えた。

またバアルベック郡アルサール地方(ザマラーニー渓谷)を、シリア軍戦闘機が数回にわたって越境空爆した。

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NNA(2月28日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール地方郊外で、シャームの民のヌスラ戦線が、「アサド政権に協力した」との罪状でシリア人2人を処刑した。

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NNA(2月28日付)によると、ベカーア県バアルベック市で、レバノン軍がシリア人複数名を逮捕、所持していた武器・装備を押収した。

AFP, February 28, 2014、AP, February 28, 2014、ARA News, February 28, 2014、Champress, February 28, 2014、al-Hayat, March 1, 2014、Iraqinews.com, February 28, 2014、Kull-na Shuraka’, February 28, 2014、Naharnet, February 28, 2014、NNA, February 28, 2014、Reuters, February 28, 2014、SANA, February 28, 2014、UPI, February 28, 2014などをもとに作成。

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2014年2月26日のシリア情勢:レバノンの動き

ヒズブッラーは声明を出し、24日晩に行われたとされるイスラエル軍による空爆に関して、「抵抗運動はベカーア高原のジャンター地方近くへの空爆に報復するべく、適切な時期と場所を選ぶだろう…。この攻撃は抵抗運動の報復なしには済まされない」と発表し、空爆があったことを認めた。

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NNA(2月26日付)などによると、ベカーア県バアルベック郡マシュルーア・カーア地区で軍治安当局がシャームの民のヌスラ戦線の司令官の一人ニダール・スワイダーン氏を逮捕した。

スワイダーン氏は、ベイルート県コルニーシュ・マズラア地区にあるイスラーム系団体のタクワー協会の幹部で、シリア・レバノン国境地帯でのヌスラ戦線の活動を指揮していたという。

またMTV(2月26日付)によると、スワイダーン氏逮捕と合わせて、ベイルート県コルニーシュ・マズラア地区でタクワー協会の別の幹部アブー・ウマイル・ヒムスィー氏と、アブドゥッラー・アッザーム大隊のナーイム・アッバース氏にイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)からの資金2万ドルを渡したとされるウマル・ジュワーイナ氏も逮捕された。

タクワー協会は、トリポリ市のサラフィー主義者イスラーム・シャッハール氏に近いアブド・アラウィーヤ氏が運営する団体。

AFP, February 26, 2014、AP, February 26, 2014、ARA News, February 26, 2014、Champress, February 26, 2014、al-Hayat, February 27, 2014、Iraqinews.com, February 26, 2014、Kull-na Shuraka’, February 26, 2014、MTV, February 26, 2014、Naharnet, February 26, 2014、NNA, February 26, 2014、Reuters, February 26, 2014、SANA, February 26, 2014、UPI, February 26, 2014などをもとに作成。

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2014年2月25日のシリア情勢:レバノンの動き

UNICEFは、2013年10月から11月にかけてレバノン国内で行ったシリア避難民に関する調査で、約2,000人が飢餓状態にあると発表した。

ナハールネット(2月25日付)が伝えた。

AFP, February 25, 2014、AP, February 25, 2014、ARA News, February 25, 2014、Champress, February 25, 2014、al-Hayat, February 26, 2014、Iraqinews.com, February 25, 2014、Kull-na Shuraka’, February 25, 2014、Naharnet, February 25, 2014、NNA, February 25, 2014、Reuters, February 25, 2014、SANA, February 25, 2014、UPI, February 25, 2014などをもとに作成。

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2014年2月24日のシリア情勢:レバノンの動き(追記)

AFP(2月25日付)は、レバノンの治安筋の話として、イスラエル軍が24日晩に、ベカーア県バアルベック郡ナビー・シート村にある対シリア国境のヒズブッラーの拠点を空爆した、と報じた。

これに関して、NNA(2月25日付)は、イスラエル軍の戦闘機2機がナビー・シート郊外を空爆したと伝えた。

シリア人権監視団によると、標的となったのはヒズブッラーのミサイル基地で、ダマスカス郊外県カラムーン地方で、反体制武装集団の掃討をめざすシリア軍の作戦に参加していたという。

ナハールネット(2月25日付)は、ナビー・シート村住民の話として、ヒズブッラーの武器庫があると思われる場所か炎があがり、その直前に戦闘機が低空で飛行するのが確認されたという。

アラビーヤ(2月25日付)は、イスラエル軍の空爆がベカーア県バアルベック郡のブリータール村、ナビー・シート村、アリー・ナフリー村郊外のヒズブッラーの拠点を標的としたもので、これによりヒズブッラーのメンバー1人が死亡したと伝えた。

また空爆時に、ヒズブッラーがシリアからレバノンに弾道ミサイルを移送しようとしていたとの未確認情報もあると付言した。

一方、MTV(2月25日付)、LBCI(2月25日付)は、イスラエル軍の空爆がシリア領内を標的としたものだと伝えた。

他方、マナール・チャンネル(2月25日付)は、治安筋が東レバノン山脈のレバノン領内でイスラエルによる空爆があったとまだ確認していないと伝えた。

AFP, February 25, 2014、Alarabia, February 25, 2014、LBCI, February 25, 2014、MTV, February 25, 2014、Naharnet, February 25, 2014、NNA, February 25, 2014、Qanat al-Manar, February 25, 2014などをもとに作成。

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2014年2月24日のシリア情勢:レバノンの動き

シャームの民のヌスラ戦線はツイッターを通じて「分別のあるレバノン国民への書簡」と題した声明を発表した。

声明のなかで、ヌスラ戦線は「分別のある者であれば、イランの党(ヒズブッラー)がシリアとレバノンにおいて行う専制…、そしてそこでの罪に気づくはずだ」としたうえで「イランの党のあらゆる隠れ家が我々にとって合法的な標的である。多大な犠牲が生じる対決から身を遠ざけろ…。ヴェラーヤテ・ファギーフによる戦争に対して、子息たちに中立を守らせよ」と警鐘を鳴らした。

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LBCI(2月24日付)によると、北部県トリポリ市ジャバル・ムフスィン地区で、住民が何者かに狙撃され、負傷した。

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ナハールネット(2月24日付)によると、2013年8月15日のベイルート県南部郊外(ダーヒヤ)でのアブドゥッラー・アッザーム大隊による自爆テロの実行犯のリーダーと目されるナーイム・アッバース容疑者(アブー・イスマーイール、パレスチナ人)が軍治安当局に逮捕された。

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ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリー氏がUNHCR親善大使と称して、レバノンを訪問、シリア人避難民キャンプを視察、またミシェル・スライマーン大統領、ナビーフ・ビッリー首相、タマーム・サラーム首相と相次いで会談した。

AFP, February 24, 2014、AP, February 24, 2014、ARA News, February 24, 2014、Champress, February 24, 2014、al-Hayat, February 25, 2014、Iraqinews.com, February 24, 2014、Kull-na Shuraka’, February 24, 2014、LBCI, February 24, 2014、Naharnet, February 24, 2014、NNA, February 24, 2014、Reuters, February 24, 2014、SANA, February 24, 2014、UPI, February 24, 2014などをもとに作成。

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2014年2月22日のシリア情勢:レバノンの動き

NNA(2月22日付)によると、ベカーア県ヘルメル市入り口に設置された軍の検問所で爆弾を積んだ車が自爆し、兵士2人が死亡(マヤーディーン(2月22日付)によると3人)、複数が負傷した。

この自爆テロに関して、シャームの民のヌスラ戦線がツイッターを通じて声明を出し、犯行を認めた。

Naharnet, February 22, 2014
Naharnet, February 22, 2014

声明でヌスラ戦線は「シリアでイランの党(ヒズブッラー)が犯している罪」への報復として自爆テロを行ったと主張した。

AFP, February 22, 2014、AP, February 22, 2014、Champress, February 22, 2014、al-Hayat, February 23, 2014、Iraqinews.com, February 22, 2014、Kull-na Shuraka’, February 22, 2014、Qanat al-Mayadin, February 22, 2014、Naharnet, February 22, 2014、NNA, February 22, 2014、Reuters, February 22, 2014、Rihab News, February 22, 2014、SANA, February 22, 2014、UPI, February 22, 2014などをもとに作成。

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2014年2月21日のシリア情勢:レバノンの動き

NNA(2月21日付)によると、ベカーア県バアルベック郡ナビー・シート村で、シャームの民のヌスラ戦線に女性を勧誘していた「ウンム・ジャマール」を名乗るシリア人女性をレバノン軍が逮捕した。

ジャディード・テレビ(2月21日付)によると、この女性は18日に逮捕されたという。

AFP, February 21, 2014、AP, February 21, 2014、Champress, February 21, 2014、al-Hayat, February 22, 2014、Iraqinews.com, February 21, 2014、al-Jadid TV, February 21, 2014、Kull-na Shuraka’, February 21, 2014、Naharnet, February 21, 2014、NNA, February 21, 2014、Reuters, February 21, 2014、Rihab News, February 21, 2014、SANA, February 21, 2014、UPI, February 21, 2014などをもとに作成。

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2014年2月21日のシリア情勢:シリア政府の動き

シリアの内務省は声明を出し、レバノンで頻発するシャームの民のヌスラ戦線などによる自爆テロを非難するとともに、「テロと戦い、テロリストを追い詰め、レバノン、シリアそして地域全体を不安定化させようとする犯罪手段を掌握するため、レバノン内務省と協力する用意がある」と発表した。

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バアス党民族指導部は、アラブ連合共和国建国記念日(2月21日)に合わせて声明を出し、アラブ統一を阻止する外国の唱導や干渉を拒否し、「あらゆるかたちの統一、あらゆる種類の実質的なアラブの団結」を実現するために活動を続けるとの意思を表明した。

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SANA(2月21日付)によると、ヒムス県サダド村で、軍による「テロとの戦い」を支持するデモが行われ、カルヤタイン市、マヒーン町、マワーリーン村、ナアーミヤ村、シャイーラート村、フハイラ村、ブライジュ村、アイン・ナスル村の住民らが参加した。

またラタキア県北部のウンム・トゥユール村でも同様のデモが行われ、多数の住民が参加した。

さらにダマスカス郊外県ドゥーマー市郊外のハズラマー村では、「武装テロ集団」のテロ活動拒否を訴えるデモが行われ、約1,000人の住民が参加した。

AFP, February 21, 2014、AP, February 21, 2014、Champress, February 21, 2014、al-Hayat, February 22, 2014、Iraqinews.com, February 21, 2014、Kull-na Shuraka’, February 21, 2014、Naharnet, February 21, 2014、NNA, February 21, 2014、Reuters, February 21, 2014、Rihab News, February 21, 2014、SANA, February 21, 2014、UPI, February 21, 2014などをもとに作成。

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2014年2月20日のシリア情勢:レバノンの動き

軍事裁判所のサクル・サクル長官は19日にベイルート南部郊外で発生した同時自爆テロに関して、DNA鑑定の結果、容疑者の1人を特定したと発表した。

DNA鑑定で特定された容疑者は、ニダール・ムガイヤル氏(パレスチナ人)で、犯行現場から同氏の顔写真が張られた偽造IDカードも発見されたという。

NNA(2月20日付)は、ムガイヤル氏に関して、サイダー市のサラフィー主義シャイフ、アフマド・アスィール師を支持していたと報じた。

Naharnet, February 20, 2014
Naharnet, February 20, 2014

またLBCI(2月20日付)は、ムガイヤル氏が、厳格なサラフィー主義者で、ヒズブッラーと戦うためにアスィール師によってシリアに送り込まれ、同地でシャームの民のヌスラ戦線に加入した、と伝えた。

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AFP(2月20日付)は、保健省からの情報として、19日のベイルート県南部郊外での同時自爆テロによる死者が10人に増加したと報じた。

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ナハールネット(2月20日付)によると、北部県トリポリ市ミナー地区で、アラブ民主党幹部のアブドゥッラフマーン・ディヤーブ氏が何者かに銃で撃たれ死亡した。

ディヤーブ氏はジャバル・フムスィン地区在住のアラウィー派宗徒で、息子のユースフ・ディヤーブ氏は、トリポリ市内のモスク2カ所で8月に発生した爆破事件の容疑者として身柄拘束されている。

AFP, February 20, 2014、AP, February 20, 2014、Champress, February 20, 2014、al-Hayat, February 21, 2014、Iraqinews.com, February 20, 2014、Kull-na Shuraka’, February 20, 2014、LBCI, February 20, 2014、Naharnet, February 20, 2014、NNA, February 20, 2014、Reuters, February 20, 2014、Rihab News, February 21, 2014、SANA, February 20, 2014、UPI, February 20, 2014などをもとに作成。

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2014年2月19日のシリア情勢:レバノンの動き(追記)

シリア日刊紙『ワタン』(2月19日付)は、シリアの刑事裁判所(ダマスカス第1刑事裁判所)が、レバノンのラフィーク・ハリーリー元首相暗殺事件におけるいわゆる「偽証人」2人に懲役禁固刑を宣告したと報じた。

有罪となったのは、ムラード・アクラム被告とムハンマド・ズハイル・スィッディーク被告。

Naharnet, February 20, 2014
Naharnet, February 20, 2014

アクラム被告は、禁固5年と懲役5年の刑を、スィッディーク被告は禁固20年と懲役1年の刑(欠席裁判)を言い渡された。

両被告は、ハリーリー元首相暗殺にアサド大統領らシリアの現政権幹部が関与しているとの証言を行ったが、その後の政情の変化を受けて、アサド政権への容疑は晴れ、ヒズブッラーに嫌疑が向けられている。

al-Watan, February 19, 2014をもとに作成。

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2014年2月19日のシリア情勢:レバノンの動き

ベイルート県南部郊外(ダーヒヤ)のビイル・ハサン地区のイラン文化センター近くで、爆弾を積んだ車2台が相次いで自爆し、保健省によると少なくとも6人が死亡、129人が負傷した。

Naharnet, February 19, 2014
Naharnet, February 19, 2014

二つの爆発現場の距離は100メートルたらずで、レバノンの声ラジオ(2月19日付)によると、最初の自爆は、自爆犯が警察官の職務質問を受けている最中に行ったという。

また2件目の自爆は、対向車線を走っていた自動車によるもので、最初の爆発の直後に発生したという。

事件発生後、アル=カーイダとつながりのあるアブドゥッラー・アッザーム大隊がツイッターを通じて犯行声明を出した。

声明のなかでアブドゥッラー・アッザーム大隊は「大隊の兄弟であるフサイン・ブン・アリー大隊がイラン文化センターに対して攻撃を行った…。我々はイランとレバノンにおけるイランの党(ヒズブッラー)を標的とし続ける」と発表したうえで「シリアからのイランの党の部隊の撤退、レバノンの刑務所からの我らが収監者の釈放」を要求した。

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NNA(2月19日付)によると、ベカーア県バアルベック郡のバリータール村、ハーム村、フール・タアラー村の周辺に、シリア領から発射された迫撃砲弾5発が着弾した。

AFP, February 19, 2014、AP, February 19, 2014、Champress, February 19, 2014、al-Hayat, February 20, 2014、Iraqinews.com, February 19, 2014、Kull-na Shuraka’, February 19, 2014、Naharnet, February 19, 2014、NNA, February 19, 2014、Reuters, February 19, 2014、Rihab News, February 19, 2014、SANA, February 19, 2014、UPI, February 19, 2014、Voice of Lebanon, February 19, 2014などをもとに作成。

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2014年2月19日のシリア情勢:シリア政府の動き

SANA(2月19日付)によると、ダマスカス郊外県サイイダ・ザイナブ町で軍による「テロとの戦い」支持を訴えるデモが行われ、同市、バフダリーヤ村、フサイニーヤ町、ヒルバト・ワルド市、パレスチナ難民キャンプの住民ら数千人が参加した。

またダマスカス県産業省前(人民議会議事堂裏)でも、産業省、商業会議所職員、民間セクターの従業員らがシリア軍による「テロとの戦い」を支持するデモ行進を行ったほか、ハマー県スカイラビーヤ市、ヒムス県アクラビーヤ町でも同様のデモが行われ、市民数千人が参加した。

SANA, February 19, 2014
SANA, February 19, 2014

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ワーイル・ハルキー首相は、ベイルート県南部郊外での同時自爆テロに関して「テロを支援・保護し、武器・資金を提供する国々に、ビイル・ハサン地区などでのテロ行為の責任がある」と批判した。

SANA(2月19日付)が伝えた。

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またウムラーン・ズウビー情報大臣も、ベイルート県南部郊外での同時自爆テロが「地域全体を標的とする一つのテロ計画」の一環をなすと指摘、シリアでの「テロとの戦い」をレバノン、イラクと分かつことなく共同で推し進める必要があると強調した。

SANA(2月19日付)が伝えた。

AFP, February 19, 2014、AP, February 19, 2014、Champress, February 19, 2014、al-Hayat, February 20, 2014、Iraqinews.com, February 19, 2014、Kull-na Shuraka’, February 19, 2014、Naharnet, February 19, 2014、NNA, February 19, 2014、Reuters, February 19, 2014、Rihab News, February 19, 2014、SANA, February 19, 2014、UPI, February 19, 2014などをもとに作成。

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2014年2月18日のシリア情勢:レバノンの動き

レバノン軍は声明を出し、ベカーア県バアルベック郡の対シリア国境に位置するバッザーリーヤ村郊外などにシリア領内から発射されたロケット弾複数発が着弾した。

これに関して、マナール・チャンネル(2月18日付)は、ロケット弾がシリア領内からではなくレバノン領内のアルサール村郊外から発射されたとしたうえで、「タクフィール主義者」の犯行である可能性が高いと報じた。

一方、LBCI(2月18日付)などによると、シリア軍のヘリコプターがベカーア県バアルベック郡に領空侵犯し、のアルサール村郊外を空爆、1人が負傷した。

AFP, February 18, 2014、AP, February 18, 2014、Champress, February 18, 2014、al-Hayat, February 19, 2014、Iraqinews.com, February 18, 2014、Kull-na Shuraka’, February 18, 2014、LBCI, February 18, 2014、Naharnet, February 18, 2014、NNA, February 18, 2014、Reuters, February 18, 2014、Rihab News, February 19, 2014、SANA, February 18, 2014、UPI, February 18, 2014などをもとに作成。

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2014年2月17日のシリア情勢:レバノンの動き

UNHCRはレバノン国内にいるシリア人避難民の数が92万7,638人に達していると発表した。

このうち87万9,907人が難民登録を終え、のこる4万7,731人が登録申請中だという。

AFP, February 17, 2014、AP, February 17, 2014、Champress, February 17, 2014、al-Hayat, February 18, 2014、Iraqinews.com, February 17, 2014、Kull-na Shuraka’, February 17, 2014、Naharnet, February 17, 2014、NNA, February 17, 2014、Reuters, February 17, 2014、Rihab News, February 17, 2014、SANA, February 17, 2014、UPI, February 17, 2014などをもとに作成。

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2014年2月16日のシリア情勢:レバノンの動き

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長はマナール・チャンネル(2月16日付)を通じてテレビ演説を行い、タマーム・サラーム内閣を「和解内閣」と評価する一方、11ヶ月にわたって組閣が実現しなかったことに関して「ヒズブッラーを内閣から消し去ろうとする者が…組閣を拒否してきた」からだと非難した。

一方、シリアの紛争に関して、ナスルッラー書記長は以下の通り述べた。

Naharnet, February 16, 2014
Naharnet, February 16, 2014

「我々は、アッラーの意思により、この戦争に勝利するだろう…。計画も準備もある…。あとは時期が問題なだけだ」。

「我々はこの問題(レバノン国内で頻発する自爆テロ)が忍耐に値することを知らねばならない…。これらの爆破事件で犠牲となった殉教者は、シリアで命を落とした若者とまさに同じだ。これは同じ戦いなのだ」。

「もし武装集団がシリアを支配したら、レバノンの未来はどうなる? これはすべてのレバノン人を脅かす危険だ…。彼らジハード主義者が国境地帯を制圧する機会を得たのなら、彼らが言うところのイスラーム国にレバノンを組み込もうとめざすだろう」。

「シリアから(ヒズブッラーが)撤退すれば爆破テロはなくなるというのはウソだ」。

 

AFP, February 16, 2014、AP, February 16, 2014、Champress, February 16, 2014、al-Hayat, February 17, 2014、Iraqinews.com, February 16, 2014、Kull-na Shuraka’, February 16, 2014、Qanat al-Manar, February 16, 2014、Naharnet, February 16, 2014、NNA, February 16, 2014、Reuters, February 16, 2014、Rihab News, February 17, 2014、SANA, February 16, 2014、UPI, February 16, 2014などをもとに作成。

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2014年2月15日のシリア情勢:レバノンの動き

タマーム・サラーム首相は、大統領宮殿で、ミシェル・スライマーン大統領、ナビーフ・ビッリー国民議会議長と会談後、10ヶ月10日におよぶ組閣交渉を経て24閣僚からなる内閣発足で合意したと発表した。

Naharnet, February 15, 2014
Naharnet, February 15, 2014

サラーム新内閣は、3月14日勢力の閣僚8人、3月8日勢力の閣僚8人、中道派(スライマーン大統領、進歩社会主義党)の閣僚8人からなる。

内閣発足の動きは、1月17日にサアド・ハリーリー元首相が、3月8日勢力閣僚が参加する挙国一致内閣に参加の意思を示したことで一気に加速していた。

しかし3月14日勢力を構成するレバノン軍団は、ヒズブッラーからの閣僚輩出に異議を唱え、入閣を拒否した。

一方、3月8日勢力内では、自由国民潮流が電力水資源大臣の維持を主張する一方、アシュラフ・リーフィー前内務治安軍総局長の内務大臣に推すヒズブッラーと対立していたが、自由国民潮流が要求を受け入れられたかたちとなった。

 

AFP, February 15, 2014、AP, February 15, 2014、Champress, February 15, 2014、al-Hayat, February 16, 2014、Iraqinews.com, February 15, 2014、Kull-na Shuraka’, February 16, 2014、Naharnet, February 15, 2014、NNA, February 15, 2014、Reuters, February 15, 2014、Rihab News, February 16, 2014、SANA, February 15, 2014、UPI, February 15, 2014などをもとに作成。

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2014年2月14日のシリア情勢:レバノンの動き

サウジアラビアで事実上の亡命生活を送るサアド・ハリーリー元首相は、ベイルートで行われたムスタクバル潮流による父ラフィーク・ハリーリー元首相追悼記念集会に向けてビデオ演説を行った。

演説のなかでハリーリー元首相は「ムスタクバル潮流は、ヒズブッラー、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線のイメージのなかにある身を置くことを拒否する。ヒズブッラーとアル=カーイダの戦争に同潮流とレバノンのスンナ派が巻き込まれることを拒否する…。ムスタクバル潮流は、ラフィーク・ハリーリーのイメージのなかに身を置くか、さもなければその存在を止めるだろう」と述べた。

またハリーリー元首相は、ナビーフ・ビッリー国民議会議長に向けてメッセージを発し、ヒズブッラーをシリアから撤退させるよう呼びかけた。

Naharnet, February 14, 2014
Naharnet, February 14, 2014

AFP, February 14, 2014、AP, February 14, 2014、Champress, February 14, 2014、al-Hayat, February 15, 2014、Iraqinews.com, February 14, 2014、Kull-na Shuraka’, February 14, 2014、Naharnet, February 14, 2014、NNA, February 14, 2014、Reuters, February 14, 2014、Rihab News, February 15, 2014、SANA, February 14, 2014、UPI, February 14, 2014などをもとに作成。

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最新論考「ヒズブッラーとは何か――抵抗と革命の30年」(Synodos)

ヒズブッラーとは何か――抵抗と革命の30年
末近浩太 / 中東地域研究
http://synodos.jp/international/7006
中東情勢をめぐる報道のなかでしばしば登場する「ヒズボラ」。最近では、とくに2011年からのシリア「内戦」において、バッシャール・アサド政権を支持・支援する勢力として、新聞やテレビのニュースで取り上げられている。かつては、自爆攻撃や欧米人の誘拐を繰り返す「イスラーム原理主義」や「テロ組織」として、その名がたびたび報じられたこともある。・・・

2014年2月12日のシリア情勢:レバノンの動き

レバノン軍は声明を出し、ベイルート県の軍諜報機関が、自爆テロを計画していたパレスチナ人のナーイム・アッバース氏を逮捕、100キロの爆発物などが積まれた車をベイルート県コルニーシュ・マズラア地区で押収したと発表した。

NNA(2月12日付)によると、アッバース氏はベイルート県南部郊外で自爆テロを計画していたという。

またMTV(2月12日付)などは、コルニーシュ・マズラア地区にあるアッバース氏の自宅で自爆未遂犯のムハンマド・マフムード氏も逮捕されたと報じた。

AFP, February 12, 2014、AP, February 12, 2014、Champress, February 12, 2014、al-Hayat, February 13, 2014、Iraqinews.com, February 12, 2014、Kull-na Shuraka’, February 12, 2014、Naharnet, February 12, 2014、NNA, February 12, 2014、Reuters, February 12, 2014、Rihab News, February 12, 2014、SANA, February 12, 2014、UPI, February 12, 2014などをもとに作成。

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2014年2月11日のシリア情勢:レバノンの動き

NNA(2月11日付)によると、ベカーア県ヘルメル郡カーア村の国境地帯に、シリア領内から発射されたロケット弾が着弾した。

AFP, February 11, 2014、AP, February 11, 2014、Champress, February 11, 2014、al-Hayat, February 12, 2014、Iraqinews.com, February 11, 2014、Kull-na Shuraka’, February 11, 2014、Naharnet, February 11, 2014、NNA, February 11, 2014、Reuters, February 11, 2014、Rihab News, February 11, 2014、SANA, February 11, 2014、UPI, February 11, 2014などをもとに作成。

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2014年2月10日のシリア情勢:レバノンの動き

NNA(2月10日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外のユニーン村をシリア軍が2度にわたって空爆した。

AFP, February 10, 2014、AP, February 10, 2014、Champress, February 10, 2014、al-Hayat, February 11, 2014、Iraqinews.com, February 10, 2014、Kull-na Shuraka’, February 10, 2014、Naharnet, February 10, 2014、NNA, February 10, 2014、Reuters, February 10, 2014、Rihab News, February 10, 2014、SANA, February 10, 2014、UPI, February 10, 2014などをもとに作成。

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