2014年2月19日のシリア情勢:レバノンの動き(追記)

シリア日刊紙『ワタン』(2月19日付)は、シリアの刑事裁判所(ダマスカス第1刑事裁判所)が、レバノンのラフィーク・ハリーリー元首相暗殺事件におけるいわゆる「偽証人」2人に懲役禁固刑を宣告したと報じた。

有罪となったのは、ムラード・アクラム被告とムハンマド・ズハイル・スィッディーク被告。

Naharnet, February 20, 2014

Naharnet, February 20, 2014

アクラム被告は、禁固5年と懲役5年の刑を、スィッディーク被告は禁固20年と懲役1年の刑(欠席裁判)を言い渡された。

両被告は、ハリーリー元首相暗殺にアサド大統領らシリアの現政権幹部が関与しているとの証言を行ったが、その後の政情の変化を受けて、アサド政権への容疑は晴れ、ヒズブッラーに嫌疑が向けられている。

al-Watan, February 19, 2014をもとに作成。

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