ダマスカス郊外県サイイダ・ザイナブ町一帯地域でレバノンのヒズブッラーの民兵に所属するセルの摘発を目的とした治安作戦が始まる:各地で住民の殺害が相次ぐ(2025年3月27日)

ダマスカス郊外県では、SANAによると、県治安局がサイイダ・ザイナブ町一帯地域でレバノンのヒズブッラーの民兵に所属するセルの摘発を目的とした治安作戦を開始した。

作戦は、同地での犯罪的な作戦の実施計画を受けたもので、多数を逮捕した。

一方、シリア人権監視団によると、クラー・シャーム村(旧クラー・アサド村)で、前政権の国防隊のダマスカス・センター司令官の書記官を務めていた男性1人が自宅でイスに縛られ、頭を銃で撃たれて死亡、遺体で発見された。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナジーフ村に至る交差点近くで前政権の国防隊の司令官1人が頭を銃で撃たれて死亡、遺体で発見された。

また、内務省総合治安局がサムリーン村を強襲し、住民らに暴行を加えた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、オートバイに乗った正体不明の武装グループがスルンファ町のムンズィル・アサド邸近くに設置されている内務省総合治安局の検問所を襲撃し、隊員2人が負傷した。

このうち1人は28日に死亡した。

また、ジャブラ市近郊のハルフ・ムサイティラ村で、内務省総合治安局が若い男性2人に向けて発砲し、殺害した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ガソリンやディーゼル燃料のボトルを販売する屋台で働いていた若い男性1人が、ザハビーヤ村で車に乗った正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、マンビジュ市のアッバース学校近くで、オートバイに乗った正体不明の武装グループが若い男性1人を銃で撃ち殺害した。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、バーニヤース市近郊のハリースーン村、ブスターン・ハマーム村に設置されている内務省総合治安局の検問所が銃を発砲した。

また、内務省総合治安局が指名手配者を摘発するため、車6台でブスターン・ハマーム村を強襲、逃走しようとした和解男性1人を殺害した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局が、前政権時代の政治治安部学校局に勤務していたムハンマド・アリー・ガドバーン容疑者を逮捕した。

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内務省総合治安局と国防軍部隊によるアラウィー派などの住民殺害や略奪の被害を受けたタルトゥース県民にシャルア暫定政権が提供した財政支援金が配布される(2025年3月27日)

タルトゥース県では、SANAによると、内務省総合治安局と国防軍部隊によるアラウィー派などの住民殺害や略奪の被害を受けたバーニヤース市一帯の農村とカドムース市の住民に対して、アフマド・シャーミー県知事の後援のもと、アフマド・シャルア暫定政権から提供された財政支援金が配布された。

財政支援金が配布されたのは、バーニヤース市カウズ地区とクスール地区、バールマーヤー村、クルーウ村、ハリースーン村、タアニーター村、ターリーン村、ハッターニーヤ村、ハマーム村、アスル村、フナイティク村、マイダーン村の2000世帯。

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イドリブ市で、「攻撃抑止」作戦の準備において重要な役割を果たしたとして、アフマド・シャルア暫定政権の国防省軍事徴兵局(旧シリア救国内閣)の職員らが表彰を受ける(2025年3月27日)

イドリブ県では、SANAによると、イドリブ市で、「攻撃抑止」作戦の準備において重要な役割を果たしたとして、アフマド・シャルア暫定政権の国防省軍事徴兵局(旧シリア救国内閣)の職員らが表彰を受けた。

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トランプ米政権はシリア民間防衛隊(ホワイト・ヘルメット)への資金の大部分を打ち切る(2025年3月26日)

CNNは、ドナルド・トランプ米政権がシリア民間防衛隊(ホワイト・ヘルメット)への資金の大部分を打ち切ったことが、内部文書および同団体の話で明らかになったと伝えた。

打ち切られたのは、アメリカ国際開発庁(USAID)から提供されていた消火活動、捜索・救助、地域の回復力強化に関わる支援で、トランプ政権による大規模な対外援助契約の中止方針の一環。

ただし、説明責任に関する活動を支援する国務省からの小規模な契約は継続されているという。

これに関して、ホワイト・ヘルメットのファールーク・ハビーブ副代表はCNNに対して、今回の資金打ち切りは、「壊滅的」な影響をもたらすと述べ、「必要性は劇的に増大している」「他の欧州のドナーからの資金を振り分けて危機の回避を図っているが、年間予算全体をまかなうには明らかに不十分だ」と語った。

USAIDの幹部が米議会に宛てた書簡によると、3月21日時点で計5,341件の契約が打ち切られ、そのなかには、ホワイト・ヘルメッツへの約3,000万ドル規模の契約が終了扱いになっていたという。

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欧州3ヵ国はシャイバーニー暫定外務在外居住者大臣と会談し、「過激派への取り締まり」が最優先課題であり、断固とした行動がなければ国際的支援は失われる可能性があると伝える(2025年3月26日)

<a href=”https://www.reuters.com/world/middle-east/there-is-no-blank-check-syrian-leader-told-rein-jihadis-2025-03-26/” target=”_blank”>ロイター通信</a>は、欧州の3人の使節団の代表らが3月11日、シリアの首都ダマスカスでアスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣と会談し、「過激派への取り締まり」が最優先課題であり、断固とした行動がなければ国際的支援は失われる可能性があると伝えたと報じた。

この会談については、これまで報じられていなかった。 フランス外務省のクリストフ・ルモワン報道官は、これに関して「ここ数日の人権侵害は到底容認できず、責任者を特定し、非難する必要がある」と語った。

<p align=”right”><font color=”Black” size=”2″ face=”MS Pゴシック”><font size=”-1″>(C)<a href=”http://cmeps-j.net/aljabal/” target=”_blank”>青山弘之</a> All rights reserved.</font></font></p>

シリア国民軍に所属するスルターン・ムラード師団のメンバー3人が2ヵ月にわたって給与支払いを受けることができず、トルコ占領地からシャルア暫定政権の支配地に脱走(2025年3月26日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア国民軍に所属するスルターン・ムラード師団のメンバー3人が2ヵ月にわたって給与支払いを受けることができず、トルコ占領下の「平和の泉」地域からアフマド・シャルア暫定政権の支配地に脱走した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ウンム・バラーミール村近くに設置されているシリア民主軍の検問所の要員が住民らに向けて発砲、若い男性1人が死亡、その母親が負傷した。

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シリア人権監視団はラタキア県で民間人11人が殺害されていたことを新たに確認したと発表:3月6日以降に沿岸地域で確認された虐殺の件数は62件となり、殺害された民間人は1,639人に(2025年3月26日)

シリア人権監視団は、ラタキア県で民間人11人が殺害されていたことを新たに確認したと発表した。

新たに確認された虐殺などでの犠牲者の内訳は以下の通り:

ラタキア県11人
シャーミーヤ村11人

これにより、3月6日以降に沿岸地域で確認された虐殺の件数は62件となり、殺害された民間人は1,639人となった。

県別の内訳は以下の通り:
ラタキア県853人
タルトゥース県503人
ハマー県265人
ヒムス県13人

日にち・県別の内訳は以下の通り:

3月6日:1人
ヒムス県1人

3月7日:160人
タルトゥース県62人
ラタキア県98人

3月8日:366人
ラタキア県227人
タルトゥース県55人
ハマー県79人
ヒムス県5人

3月9日:303人
タルトゥース県103人
ラタキア県194人
ハマー県6人

3月10日:263人
ラタキア県79人
タルトゥース県92人
ハマー県86人
ヒムス県6人

3月11日:132人
タルトゥース県72人
ラタキア県60人

3月12日:158人
タルトゥース県49人
ラタキア県25人
ハマー県84人

3月13日:93人
タルトゥース県33人
ラタキア県52人
ハマー県7人
ヒムス県1人

3月14日:24人
タルトゥース県14人
ラタキア県10人

3月15~16日
ラタキア県50人
タルトゥース県7人

3月17~20日
ラタキア県41人
タルトゥース県16人

3月21~25日
ラタキア県6人
ハマー県3人
タルトゥース県5人

3月26日
ラタキア県11人

犠牲者のなかには、アラウィー派以外の宗派の信者も含まれている。

なお、民間人の他にも国防省部隊の兵士と内務省総合治安局の隊員273人、「旧体制の残党」の戦闘員259人が死亡しており、民間人の死者と合わせた死者総数は2,171人となっている。

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マンサー国防大臣を代表とするレバノンの安全保障関連使節団がシリア訪問を延期(2025年3月26日)

LBCは、ミシェル・マンサー国防大臣を代表とするレバノンの安全保障関連使節団がシリアへの訪問を延期したと伝えた。

延期は「シリア当局からの要請」によるものだという。

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北・東シリア地域民主自治局の養育教育委員会の代表がシャルア暫定政権の養育教育省の代表と会談(2025年3月26日)

ラッカ県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の養育教育委員会の代表が、国際連合児童基金(UNICEF)の仲介のもと、アフマド・シャルア暫定政権の養育教育省の代表と会談し、中高等教育の修了生への対処などについて議論した。

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イラクのカイス・ムハンマダーウィー合同作戦司令室副司令官:シャルア暫定政権との調整のもと、前政権時代のシリア軍の関係者1900人が帰国(2025年3月26日)

ムラースィルーン(Syrian Reporters)などによると、イラクのカイス・ムハンマダーウィー合同作戦司令室副司令官が、アフマド・シャルア暫定政権との調整のもと、前政権時代のシリア軍の関係者1900人を帰国させたことを明らかにした。

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シャルア暫定大統領の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣は首都ダマスカスのザーヒラ・ジャディーダ地区に新設されたシリア法医学検証センターの開設式を訪問(2025年3月26日)

SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣は首都ダマスカスのザーヒラ・ジャディーダ地区に新設されたシリア法医学検証センターの開設式に訪れた。

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前共和国ムフティーのアフマド・ハッスーン師がダマスカス国際空港の貴賓室で逮捕:ヒムス県、ラタキア県、ハマー県アレッポ県で住民が殺害される(2025年3月26日)

シリア人権監視団によると、ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、前共和国ムフティーのアフマド・ハッスーン師がダマスカス国際空港の貴賓室で逮捕された。

ハッスーン師は、アフマド・シャルア暫定政権当局に対して、緊急外科手術を受けるためヨルダンに渡航したい旨を申し出、妻と子どもたちとともに、車2台で空港を訪れ、貴賓室でフライトへの搭乗を待っていたが、入室してから数分後に治安要員が彼を拘束、連行したという。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス県バイヤーダ地区の警察の拘置所に拘留されていた若い男性が身体的・精神的拷問を受けて死亡した。

また、ヒムス市ワアル地区で、サンカリー村出身の男性1人が何者かに殺害され、遺体で発見された。

さらに、ヒムス市カラム・シムシム地区では、3月7日に誘拐され、消息を立っていた住民1人が何者かに即決処刑され、死亡した。

このほか、武装グループがジャービリーヤ村を強襲し、住民らを罵倒、多数を逮捕した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、10日前に誘拐され、消息が取れなかった12歳の少年がラタキア市のバグダード通りの建設中のビルで遺体で発見された。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、10日前に誘拐され、消息を立っていた住民1人が、サアン町で何者かによって殺害され、遺体で発見された。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ハムダーニーヤ地区で退職した技師が自宅で何者かによって殺害され、遺体で発見された。

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ダマスカス県では、SANAによると、県治安局がタダームン区での虐殺に関与したとされる軍事情報部のマーヒル・ズィヤード・ハディード容疑者を逮捕した。

また、県内の複数地区で「旧体制の残党」が所持していた即席爆弾、武器、弾薬を発見、これを押収した。

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シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は石駐シリア中国大使を代表とする使節団と会談(2025年3月26日)

SANAによると、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、石宏偉駐シリア中国大使を代表とする使節団と会談し、両国間の関係強化の重要性を確認、またシャイバーニー暫定外務在外居住者大臣はダルアー県に対するイスラエル軍の砲撃を中国が非難したことを歓迎した。

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フランチェスキ米国務省レバノン・シリア担当副次官補はシャイバーニー暫定外務在外居住者大臣に化学兵器の残存保有分の破棄、テロ対策への協力、外国人戦闘員が政府内要職に就かせないことを制裁緩和の条件として提示(2025年3月25日)

ロイター通信は、米当局者とシリア関係者ら6人(いずれも匿名)の話として、米国がシリアに対して制裁の一部緩和の条件を示したリストを提示したと伝えた。

同通信によると、ナターシャ・フランチェスキ米国務省レバノン・シリア担当副次官補が、3月18日にブリュッセル9会議2025が開催されていたベルギーのブリュッセルで、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣に条件リストを直接手渡したという。

米国が示した条件には、化学兵器の残存保有分の破棄、テロ対策への協力、外国人戦闘員が政府内要職に就かせないこと、2012年にシリアで消息を絶った米国人記者オースティン・タイス氏の捜索を支援するためのシリア側の連絡担当者の指名などが含まれており、これらが満たされた場合、シリア政府機関との取引を対象とした既存の例外措置(制裁緩和免除)の2年間の延長や、新たな免除措置、さらにはシリアの領土保全を支持する声明の発表の用意があるという。

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シリア人権監視団:ラタキア県、ハマー県、タルトゥース県で民間人14人が殺害されていたことを新たに確認したと発表:虐殺の件数は62件となり、殺害された民間人は1,628人に(2025年3月25日)

シリア人権監視団は、ラタキア県、ハマー県、タルトゥース県で民間人14人が殺害されていたことを新たに確認したと発表した。

新たに確認された虐殺などでの犠牲者の内訳は以下の通り:

ラタキア県6人
アワミーヤ村1人
スヌーバル村4人
フマイミーム村1人

ハマー県3人
アルザ村3人

タルトゥース県5人
バーニヤース市5人

これにより、3月6日以降に沿岸地域で確認された虐殺の件数は62件となり、殺害された民間人の数は1,628人となった。

県別の内訳は以下の通り:
ラタキア県836人
タルトゥース県503人
ハマー県262人
ヒムス県13人

日にち・県別の内訳は以下の通り:

3月6日:1人
ヒムス県1人

3月7日:160人
タルトゥース県62人
ラタキア県98人

3月8日:366人
ラタキア県227人
タルトゥース県55人
ハマー県79人
ヒムス県5人

3月9日:303人
タルトゥース県103人
ラタキア県194人
ハマー県6人

3月10日:263人
ラタキア県79人
タルトゥース県92人
ハマー県86人
ヒムス県6人

3月11日:132人
タルトゥース県72人
ラタキア県60人

3月12日:158人
タルトゥース県49人
ラタキア県25人
ハマー県84人

3月13日:93人
タルトゥース県33人
ラタキア県52人
ハマー県7人
ヒムス県1人

3月14日:24人
タルトゥース県14人
ラタキア県10人

3月15~16日
ラタキア県50人
タルトゥース県7人

3月17~20日
ラタキア県41人
タルトゥース県16人

3月21~25日
ラタキア県6人
ハマー県3人
タルトゥース県5人

犠牲者のなかには、アラウィー派以外の宗派の信者も含まれている。

なお、民間人の他にも国防省部隊の兵士と内務省総合治安局の隊員273人、「旧体制の残党」の戦闘員259人が死亡しており、民間人の死者と合わせた死者総数は2,160人となっている。

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シリア民主軍アレッポ県ティシュリーン・ダム一帯でトルコ軍の無人航空機2機を撃墜(2025年3月25日)

ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは声明を出し、アレッポ県ティシュリーン・ダム一帯でトルコ軍の無人航空機2機を撃墜したと発表した。

ANHAによると、広報センターはまた、トルコ軍、シリア国民軍との戦闘で2人の兵士が死亡したと新たに発表した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるスルーク町近郊に設置されている土塁を越えて、トルコ占領下の「平和の泉」地域に入ろうとした若い男性1人がシリア国民軍によって射殺された。

また、ANHAによると、アイン・イーサー市近郊のウンム・バラーミール村でシリア国民軍が若い男性1人を狙撃し、殺害した。

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ダマスカス県、ダイル・ザウル県で内務省総合治安局が「シャッビーハ」、国防隊メンバーを逮捕(2025年3月25日)

タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がバーニヤース市内各所、ダイル・バシャル村に至る街道などに展開した。

展開は、指名手配中の前政権関係者を逮捕するのが目的と見られる。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がシャッビーハとして知られているアリー・ハンムード容疑者を逮捕した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がダイル・ザウル市ハミーディーヤ地区で、「ヴィルジニー」の名で知られていた前政権の国防隊のメンバーを逮捕した。

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ラタキア県では、SANAによると、内務省総合治安局はカルダーハ市の名士や社会平和委員会のメンバーらと会合を開き、FPV型の無人自爆航空機多数の引き渡しを受けた。

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SANAによると、通信科学技術省の広報局は、ダマスカス郊外県マアルーラー区とヒムス県ハスヤー区で光ファイバー・ケーブルに対して破壊工作があり、全土で数時間にわたりインターネット回線が不通となったが、徐々に復旧していると発表した。

ファルハーン独立調査国民委員会報道官:「沿岸地域での真相究明を30日以内に完了することは困難で、期限の延長を要請する可能性がある」(2025年3月25日)

SANAによると、独立調査国民委員会のヤースィル・ファルハーン報道官が記者会見を行い、沿岸地域での内務省総合治安局と国防省部隊によるアラウィー派などの住民に対する虐殺についての調査の進捗を説明した。

記者会見でのファルハーン報道官の発表の骨子は以下の通り。

ラタキア県の9ヵ所を視察し、軍・治安関係者、民間関係者の証言を聴取した。
法的基準に則って95件の証言の記録、また事件に関する30件以上の通報を受け取った。これを受けて、事実確認のため、タルトゥース県のタルトゥース市、バーニヤース市、ハマー県、イドリブ県への訪問を計画している。
市民社会および地域社会の代表者と面会し、その意見に触れた。証人および犠牲者の家族の協力に感謝するとともに、そのプライバシーを尊重している。
真相解明のためにはすべての関係者の協力が必要で、調査結果を公表するには、時期尚早である。
国連関係者との会合は非常に前向きなもので、国際機関は委員会の設立とその活動を歓迎している。
すべての事件現場に足を運び、証人の声に耳を傾け、現地の実情を確認しながら活動を継続する意向である。
「旧体制の残党」に属する武装勢力が、委員会の活動地周辺に存在している。
沿岸地域の事件に関与した者を追及するため、特別法廷の設置がなされる可能性が高いと見ている。30日以内に任務を完了することは困難で、期限の延長を要請する可能性がある。
事件があった地域への移動はいまだ危険を伴い、一部の証人や犠牲者の家族は、委員会との接触を恐れている。


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シャルア暫定大統領の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣はUNFPAの使節団と会談、政治問題局のアーイシャ・ディブス女性事務局長がカタールのミスナド国際協力担当国務大臣と会談(2025年3月25日)

SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣は、国連人口基金(UNFPA)の使節団と会談し、救急車輛4台の供与を受けた。

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SANAによると、政治問題局のアーイシャ・ディブス女性事務局長が、カタールのマリヤム・ミスナド国際協力担当国務大臣と会談し、女性支援におけ協力やエンパワーメントの方途などについて議論した。

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SANAによると、バースィル・アブドゥルハナーン経済工業大臣が世界銀行の使節団と会談し、経済発展における優先事項について議論した。

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ANHA:トルコ軍はシリア沿岸部でのアラウィー派に対する虐殺に関与した「傭兵」をハサカ県ラアス・アイン市に逃がす(2025年3月24日)

ANHAはハサカ県ラアス・アイン(スィリー・カーニヤ)市の複数の地元筋の話として、トルコ軍が、シリア沿岸部でのアラウィー派に対する虐殺に関与した「傭兵」を同市に逃がしたと伝えた。

虐殺では、シリア国民軍に所属するハムザ師団やスルターン・スライマーン・シャー師団(アムシャート師団)のメンバーらが関与していることを示す映像や、背後にトルコがいるといった情報がSNS上で拡散されていた。

同筋によると、トルコ軍は、彼らを一端トルコ領内に入国させた後、カシュトゥー村に設置されている非公式の国境通行所を通じてラアス・アイン市に移動させたという。

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シリア人権監視団:独立調査国民委員会の委員はシリア沿岸部で発生したアラウィー派などに対する虐殺を「個別の事案」と表現、住民らは不信感を抱く(2025年3月24日)

シリア人権監視団は、シリア沿岸部で発生したアラウィー派などに対するアフマド・シャルア暫定政権の内務省総合治安局や国防省部隊によるとされる虐殺に関して、地元住民や活動家らが、独立調査国民委員会の活動について不信感を抱いていると発表した。

独立調査国民委員会の委員のなかには、「個別の事案」と表現するなどして、虐殺の存在そのものを否定した者もいるという。

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トルコ軍とシリア国民軍はラッカ県アイン・イーサー市一帯、ハサカ市郊外を攻撃(2025年3月24日)

ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後1時頃、アイン・イーサー市東のスカイルー村を砲撃した。

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ハサカ県では、ANHAによると、トルコ軍の無人航空機1機が午後4時頃、ハサカ市郊外のヒルバト・ジャームース村近くでオートバイを狙って爆撃を行い、1人を殺害した。

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ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは声明を出し、23日にアレッポ県のティシュリーン・ダム一帯、カラ・クーザーク橋一帯での戦闘で、トルコ軍の無人航空機6機(うち自爆型3機)を撃墜、シリア国民軍の戦闘員多数を殺傷したと発表した。

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シャルア暫定政権の情報省は、政府、一部市民、非政府組織のページやアカウントを標的とした組織的な電子通報キャンペーンが行われていることを確認したと発表(2025年3月24日)

SANAによると、アフマド・シャルア暫定政権の情報省は声明を出し、政府、一部市民、非政府組織のページやアカウントを標的とした組織的な電子通報キャンペーンが行われていることを確認したと発表した。

声明によると、こうしたキャンペーンはとくにフェイスブック上で顕著で、通報は主に情報省を偽ったメールアドレスを通じて、政府の成果や革命的な行事に関連する映像資料の著作権を主張するという手口行われているという。

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シャルア暫定大統領の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣が民間防衛隊(ホワイト・ヘルメット)のラーイド・サーリフ代表ら使節団と会談(2025年3月24日)

SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣が、民間防衛隊(ホワイト・ヘルメット)のラーイド・サーリフ代表ら使節団と会談し、救急、患者の移送、災害大作などでの協力と連携の方途について議論した。

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SANAによると、ムハンマド・アバーズィード暫定財務大臣が世界銀行使節団と会談し、国際金融システムへの適用の方途などについて議論した。

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ダマスカス郊外県治安局は、前政権の軍事情報局第277課で勤務し、最近のシリア沿岸部での内務省総合治安局隊員や国防省部隊兵士への要撃に関与していたとされるシャーディー・アーディル・マフフーズ容疑者を逮捕(2025年3月24日)

ダマスカス郊外県では、SANAによると、県治安局が、前政権の軍事情報局第277課で勤務し、徴兵担当者を務め、最近のシリア沿岸部での内務省総合治安局隊員や国防省部隊兵士への要撃に関与していたとされるシャーディー・アーディル・マフフーズ容疑者を逮捕した。

一方、シリア人権監視団によると、ジャルマーナー市で若い男性1人が何者かによって銃で撃たれて死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がタッフ村、ジスル・シュグールなどで前政権関係者や武器引き渡しを拒否した者らに対する治安作戦を実施し、多数の指名手配者を逮捕した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局が県南部のクースィンヤー村などで治安作戦を実施した。

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ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、治安当局は、2013年の首都ダマスカスのタダームン区での虐殺の責任者の1人カーミル・アッバース容疑者を逮捕した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、オートバイに乗った内務省総合治安局の隊員2人がシャイフ・ムスタファー村・マアッラト・ハルマ村間で襲撃を受けて死亡した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ブーカマール市で前政権を支持していた武装グループと内務省総合治安局が交戦し、総合治安局の責任者1人が死亡した。

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SANAによると、イード・アル=フィトルに備えて、タルトゥース県タルトゥース市、ラタキア県ラタキア市、ダマスカス県、アレッポ県アレッポ市各所に内務省総合治安局や交通警察が展開し、住民の安全確保と渋滞緩和にあたった。




シリア人権監視団によると、内務省総合治安局はジャブラ市にも展開した。

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シリア民主軍はアレッポ県ティシュリーン・ダム一帯とカラ・クーザーク橋一帯に侵攻したトルコ軍とシリア国民軍を迎撃(2025年3月23日)

アレッポ県では、ANHAによると、シリア民主軍は、ティシュリーン・ダム一帯とカラ・クーザーク橋一帯に侵攻したトルコ軍とシリア国民軍を迎撃した。

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シリア国民軍所属ハムザ師団のサイフッディーン・ブーラード(アブー・バクル)司令官が、国防省部隊(新シリア軍)の第76師団(アレッポ県)の司令官に任命(2025年3月23日)

ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、シリア国民軍所属のハムザ師団の司令官を務めてきたサイフッディーン・ブーラード(アブー・バクル)が、国防省部隊(新シリア軍)の第76師団(アレッポ県)の司令官に任命された。

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ムハンマド・ジャースィム(アブー・アムシャ)はXで、ブーラードが准将として第76師団の司令官に任命されたことに祝意を示した。

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ヒムス県、ラタキア県で住民が相次いで殺害(2025年3月23日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ハーリム市の刑務所に収監されていたシリア軍の元将兵ら11人が釈放された。

シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がハーン・シャイフーン市で旧政権の指名手配者を捜索・摘発するための治安作戦を実施し、多数を逮捕した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ハーリディーヤ地区でアラウィー派の若い男性1人が即決処刑され、遺体で発見された。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、ドゥライキーシュ市で国防省部隊が民家複数棟に対して無差別発砲を行い、また手りゅう弾を投げ、拡声器でイスラーム教の宣言を行うなどして、住民を不安と恐怖に陥れた。

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ラタキア県では、「シリア革命の咆哮者たち」によると、カルダーハ市近郊のアイン・アルース村近くで一家3人が遺体で発見された。

SANAによると、ラタキア市で和解センターが再開された。

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スワイダー県では、スワイダー24によると、内務省総合治安局がダーラ村を強襲し、ウナイズィー族の2人を逮捕した。

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ハマー県では、ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、ハマー市の羊市場で部族どうしの戦闘で4人が死亡、多数が負傷した。

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ダマスカス県では、SANAによると、警察学校の新規訓練生の修了式が執り行われた。

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トルコ軍とシリア国民軍はアレッポ県ティシュリーン・ダム一帯を砲撃:シリア民主軍タッル・タムル軍事評議会はハサカ県でトルコ軍の無人航空機を撃墜(2025年3月22日)

アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後12時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

ANHAによると、シリア民主軍は、ティシュリーン・ダム一帯、マンビジュ市一帯で、ノウルーズを狙って攻撃を試みたトルコ軍とシリア国民軍を迎撃したと発表した。

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ハサカ県では、ANHAによると、シリア民主軍に所属するタッル・タムル軍事評議会が午後8時頃、タッル・タムル町前線でトルコ軍の無人航空機1機を撃墜した。

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