スワイダー県では、スワイダー24(7月25日付)、イナブ・バラディー(7月25日付)などによると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)などで反体制抗議デモを続けている活動家ら数十人がカナワート市で「政治評議会」のメンバーを選出する選挙を実施した。
活動家らは7月半ばに、平和的運動を代表する「総評議会」を設置すると主唱し、ドゥルーズ派トップのヒクマト・ヒジュリー師もこれに祝福の意を表明していた。
活動家の1人、クタイバ・アッザーム氏によると、選挙に立候補した活動家は51人で、うち11人が当選した。
11人の氏名と得票数は以下の通り:
ヤーミン・マアルーフ 46票
ラビーウ・ディブス 41票
マハー・ザインッディーン 38票
イサーム・ハッダージュ 37票
サリーム・ワフブ 32票
スクラート・ナウファル 32票
バースィマ・アクバーティー 28票
サーリフ・ハスバーニー 27票
ザハビーヤ・ジャブル 22票
イーナース・ナイーム 22票
ジャマール・シューフィー 21票
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一方、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)では、活動家らが抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴えた。
AFP, July 25, 2024、ANHA, July 25, 2024、‘Inab Baladi, July 25, 2024、Reuters, July 25, 2024、SANA, July 25, 2024、SOHR, July 25, 2024、Suwayda 24, July 25, 2024などをもとに作成。
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