米主導の有志連合所属の無人航空機がイドリブ県を爆撃し、フッラース・ディーン機構のメンバー1人を殺害(2025年2月21日)

イドリブ県では、「シリア革命の咆哮者たち」シリア人権監視団第80監視団アブー・アミーンなどによると、米主導の有志連合所属の航空機が、サルマダー市とタッル・カラーマ村を結ぶ高速道路沿線(ダーナー市)のタイイバ・レストラン近くの車1台を狙って爆撃を行った。

イナブ・バラディーによると、爆撃を行ったのは無人航空機1機。

標的となったのは、1月末に解散を宣言したアル=カーイダ系組織の一つフッラース・ディーン機構の内務治安責任者でライハーン・レストランのオーナーのタルハト・アブー・ウムラーン・シャーミー(ワスィーム・バイラクダール)。

タルハト・アブー・ウムラーン・シャーミーは、バイラクダール家の出で、イドリブ市に在住。

いわゆる「ダマスカス商人」で、ダマスカス県宗教関係局のサーミル・バイラクダール局長の兄弟。






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シリア・イスラーム評議会のムティーウ・バディーン報道官は、バイラクダール局長に弔意を示した。

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