シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるタドムル市を集中的に爆撃(2015年7月7日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がタイフール航空基地にいたる街道のシリア軍検問所を攻撃し、制圧した。

これに対して、シリア軍は、タドムル市およびその周辺のダーイシュ支配地域に対して空爆を行った。

空爆は過去48時間で90回以上に及び、これを受け、数十世帯がタドムル市から避難したという。

また、クッルナー・シュラカー(7月7日付)によると、6日早朝、シリア軍はタドムル市一帯を60回以上にわたって「樽爆弾」で空爆し、25人が負傷したという。

一方、SANA(7月7日付)によると、タドムル市内のダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対してシリア軍が集中的に空爆を行い、ダーイシュ戦闘員35人を殲滅、拠点・装備を破壊した。

**

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がハサカ市南西部でダーイシュ(イスラーム国)と交戦する一方、シリア軍、国防隊も同市西ヌシューワ地区でダーイシュと交戦した。

一方、SANA(7月7日付)によると、シリア軍がシャッダーディー市、アリーシャ市のダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

アレッポ県では、SANA(7月7日付)によると、アレッポ市東部の航空士官学校一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, July 7, 2015、AP, July 7, 2015、ARA News, July 7, 2015、Champress, July 7, 2015、al-Hayat, July 8, 2015、Iraqi News, July 7, 2015、Kull-na Shuraka’, July 7, 2015、al-Mada Press, July 7, 2015、Naharnet, July 7, 2015、NNA, July 7, 2015、Reuters, July 7, 2015、SANA, July 7, 2015、UPI, July 7, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

カテゴリー: シリア政府の動き, 反体制勢力の動き, 国内の暴力, 諸外国の動き パーマリンク