ロシア国防省は、シリア領内での空爆を開始した9月30日以降の出撃回数が4,201回(うち145回が長距離爆撃機による攻撃)に及び、ダーイシュ(イスラーム国)などのテロ組織のインフラ、拠点、基地などを破壊したと発表した。
国防省によると、ロシア軍の空爆は現在、シリア領内のテロリストの収入源を破壊することに力点を置いており、過去3日間で違法な石油生産施設6カ所、タンクローリーの車列7つを破壊、また9月30日以降の攻撃で1,200輌のタンクローリーを破壊したという。
AFP, December 15, 2015、AP, December 15, 2015、ARA News, December 15, 2015、Champress, December 15, 2015、al-Hayat, December 16, 2015、Iraqi News, December 15, 2015、Kull-na Shuraka’, December 15, 2015、al-Mada Press, December 15, 2015、Naharnet, December 15, 2015、NNA, December 15, 2015、Reuters, December 15, 2015、SANA, December 15, 2015、UPI, December 15, 2015などをもとに作成。
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