ヒズブッラーのナスルッラー書記長はクンタール氏暗殺に対して「イスラエルに適切な時に、適切な場所で、適切な方法で報復する」と宣言(2015年12月21日)

ナハールネット(12月21日付)などによると、20日のイスラエル軍によると思われるダマスカス郊外県ジャルマーナー市への攻撃で死亡したヒズブッラーの幹部サミール・クンタール氏の葬儀がベイルート県南部郊外(ダーヒヤ)のグライビー地区で執り行われ、住民やヒズブッラー支持者数千人が参列した。

Naharnet, December 20, 2015

Naharnet, December 20, 2015

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葬儀後、ハサン・ナスルッラー書記長がテレビ演説を行い、イスラエルに対して「適切な時に、適切な場所で、適切な方法で報復する」と明言した。

ナスルッラー書記長は、クンタール氏殺害に関して「イスラエルという敵があからさまな軍事攻撃による暗殺の背後にいることは疑う余地がない…。イスラエルの戦闘機が誘導ミサイルで(クンタール氏がいた)建物を攻撃した…。シオニストという敵がサミール・クンタール氏を暗殺したことを明白且つ公に非難する」と述べた。

クンタール氏殺害に関しては、「自由シリア軍」を名乗るハウラーンの騎士大隊が関与を認めるビデオ声明を公開していたが、ナスルッラー書記長はこれを否定し、イスラエルの犯行だと断じた。

Naharnet, December 20, 2015

Naharnet, December 20, 2015

 

AFP, December 21, 2015、AP, December 21, 2015、ARA News, December 21, 2015、Champress, December 21, 2015、al-Hayat, December 22, 2015、Iraqi News, December 21, 2015、Kull-na Shuraka’, December 21, 2015、al-Mada Press, December 21, 2015、Naharnet, December 21, 2015、NNA, December 21, 2015、Reuters, December 21, 2015、SANA, December 21, 2015、UPI, December 21, 2015などをもとに作成。

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