米軍主導の有志連合は自らが支援するシリア民主軍の検問所を爆撃(2016年4月4日)

アレッポ県では、ARA News(4月4日付)は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に参加する革命家軍に近い複数の消息筋の話として、有志連合がタッル・リフアト市とシャイフ・イーサー村間の革命家軍検問所を空爆したと伝えた。

これに関して、革命家軍総司令部は声明を出し、有志連合がダーイシュ(イスラーム国)を標的とする口実で停戦に違反し空爆を行ったと批判、国連に対してこうした敵対行為の再発を防止するよう求めるとともに、合わせてトルコ軍によるシリア領内への越境砲撃を停止させるよう要求した。

AFP, April 4, 2016、AP, April 4, 2016、ARA News, April 4, 2016、Champress, April 4, 2016、al-Hayat, April 5, 2016、Iraqi News, April 4, 2016、Kull-na Shuraka’, April 4, 2016、al-Mada Press, April 4, 2016、Naharnet, April 4, 2016、NNA, April 4, 2016、Reuters, April 4, 2016、SANA, April 4, 2016、UPI, April 4, 2016などをもとに作成。

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