有志連合の航空支援とトルコ軍の砲撃支援を受けた「穏健な反体制派」がダーイシュを掃討し、アレッポ県北西部の「安全保障地帯」の一部を制圧(2016年4月4日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「穏健な反体制派」からなる「ハワール・キッリス作戦司令室」が、県北西部(米・トルコ領政府が2015年半ばに「安全地帯」設置で合意していた地域)での約2週間におよぶダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、ハワール・キッリス村一帯からラーイー村西方に至る国境沿いの全長約10キロの地域(ドゥーディーヤーン村、ハルファトリー村、ガザル村、カッラ・マズラア町、カンタラ村、ターター・フンムス村、ジャッカ村、ヤニー・ヤバーン村、ブガイディーン村、タッル・シャイール村、カッラ・クーズ村など)を制圧した。

ダーイシュとの戦闘に参加したのは、ムウタスィム・ビッラー旅団、ハムザ旅団、スルターン・ムラード旅団、山地の鷹、シャーム軍団、第99師団、第55師団などで、同地の拠点都市の一つラーイー村に向かって進軍を続けているという。

ARA News(4月4日付)によると、この戦闘と合わせて、トルコ軍はシリア領内に対して越境砲撃を行い、また有志連合が航空支援を行い、空爆を実施した。

Kull-na Shuraka', April 4, 2016

Kull-na Shuraka’, April 4, 2016

AFP, April 4, 2016、AP, April 4, 2016、ARA News, April 4, 2016、Champress, April 4, 2016、al-Hayat, April 5, 2016、Iraqi News, April 4, 2016、Kull-na Shuraka’, April 4, 2016、al-Mada Press, April 4, 2016、Naharnet, April 4, 2016、NNA, April 4, 2016、Reuters, April 4, 2016、SANA, April 4, 2016、UPI, April 4, 2016などをもとに作成。

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