米主導の有志連合はロシア軍長距離爆撃機によるタドムル市一帯での爆撃に合わせて同地を爆撃(2016年7月13日)

米軍主導の米中央軍(CENTCOM)は、有志連合がロシア軍が長距離爆撃機を投入し、ヒムス県タドムル市一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点への空爆を再開した12日、タドムル市近郊に対して1回の空爆を実施し、ダーイシュの車輌1台を破壊したことを明らかにした。

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米中央軍(CENTCOM)は、7月11日~12日までの2日間のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。

7月11日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して23回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は16回で、ラッカ市近郊(2回)、マンビジュ市近郊(14回)に対して攻撃が行われた。

7月12日はシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して27回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は10回で、ダイル・ザウル市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(8回)、タドムル市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

AFP, July 13, 2016、AP, July 13, 2016、ARA News, July 13, 2016、Champress, July 13, 2016、al-Hayat, July 14, 2016、Iraqi News, July 13, 2016、Kull-na Shuraka’, July 13, 2016、al-Mada Press, July 13, 2016、Naharnet, July 13, 2016、NNA, July 13, 2016、Reuters, July 13, 2016、SANA, July 13, 2016、UPI, July 13, 2016などをもとに作成。

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