YPG主体のシリア民主軍は有志連合の爆撃支援を受け、マンビジュ市でダーイシュとの戦闘を続ける(2016年7月28日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が、ダーイシュ(イスラーム国)が籠城を続けるマンビジュ市一帯を空爆、また同地では西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュとの戦闘を続けた。

有志連合の空爆はマンビジュ市郊外のガンドゥーラ地区にもおよび、複数の死傷者が出たという。

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スワイダー県では、SANA(7月28日付)によると、シリア軍がラーミー村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

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ハマー県では、SANA(7月28日付)によると、シリア軍が県東部のクライブ・サウル村一帯、ティバーラト・ディーバ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(7月28日付)によると、県東部のタリーラ保護区などでダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(7月28日付)によると、シリア軍がマリーイーヤ村東部、ジャフラ村北部、サルダ山一帯でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆、またダイル・ザウル市ハウィーカ地区などでダーイシュと交戦した。

AFP, July 28, 2016、AP, July 28, 2016、ARA News, July 28, 2016、Champress, July 28, 2016、al-Hayat, July 29, 2016、Iraqi News, July 28, 2016、Kull-na Shuraka’, July 28, 2016、al-Mada Press, July 28, 2016、Naharnet, July 28, 2016、NNA, July 28, 2016、Reuters, July 28, 2016、SANA, July 28, 2016、UPI, July 28, 2016などをもとに作成。

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