イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がイドリブ市を白リン爆弾で空爆した。
ロシア軍はまた、サラーキブ市一帯に対しても断続的に空爆、住民数百世帯が避難した。
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ラタキア県では、SANA(8月8日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともにシャルフ砦、トゥーバール丘を完全制圧し、同地に近いキンサッバー町の治安と安定を回復した。
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ダマスカス郊外県では、イスラーム軍は声明を出し、フーシュ・ファーラ村一帯のシリア軍およびヒズブッラーの拠点複数カ所を制圧し、シリア軍兵士20人以上を殺害したと発表した。
またシリア人権監視団によると、ハムーリーン村近郊(アシュアリー農場)でラフマーン軍団司令官が何者かによる暗殺未遂に遭った。
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ハマー県では、ARA News(8月8日付)によると、反体制武装集団がハマー市郊外のハマー航空基地を砲撃した。
一方、SANA(8月8日付)によると、シリア軍がマアルカバ村周辺の丘陵地帯を反体制武装集団との戦闘の末に制圧した。
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ARA News(8月8日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動が主導する反体制武装集団がシャイフ・マスキーン市一帯でシリア軍への攻撃を開始した。
一方、SANA(8月8日付)によると、シリア軍がシャイフ・マスキーン市一帯で反体制武装集団と交戦した。
また、SANA(8月8日付)によると、2016年政令第15号に従い、120人が投降し、免罪となった。
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クナイトラ県では、SANA(8月8日付)によると、シリア軍がバアス市一帯でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)と交戦した。
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スワイダー県では、SANA(8月8日付)によると、シリア軍がハラバー村・ジュビーブ村間で反体制武装集団の拠点を攻撃、破壊した。
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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、8月7日に8件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。
停戦違反はダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍などが砲撃を行ったという。
米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は952件。
AFP, August 8, 2016、AP, August 8, 2016、ARA News, August 8, 2016、Champress, August 8, 2016、al-Hayat, August 9, 2016、Iraqi News, August 8, 2016、Kull-na Shuraka’, August 8, 2016、al-Mada Press, August 8, 2016、Naharnet, August 8, 2016、NNA, August 8, 2016、Reuters, August 8, 2016、SANA, August 8, 2016、UPI, August 8, 2016などをもとに作成。
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