シャーム・ファトフ戦線(シャームの民のヌスラ戦線)の最高指導者アブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏がカタールの衛星テレビ・チャンネル「ジャズィーラ」の独占インタビューに応じた(https://www.youtube.com/watch?v=-yASOax_bdo&feature=youtu.be)。
インタビューのなかでジャウラーニー氏は、シリア国内の反体制武装集団の「統合は正当な要求であり、戦場において火急に必要とされている。統合の代価は非常に大きなものとなり、戦場で大きなエネルギーを得ることができる…。統合がなされれば、戦場における力は政権の力を凌駕し、すべての軍事的問題を解決する」と述べた。
また「我々は自己防衛の段階にある…。シャームのスンナ派に敵対するラーフィディーン(シーア派)の計画が成功してしまえば、その脅威は地域全体のスンナ派に及ぶ」と主張した。
そのうえで、シャーム・ファトフ戦線の目標が「スンナ派のための強力な統一体を作ること」だと強調した。
AFP, September 17, 2016、AP, September 17, 2016、ARA News, September 17, 2016、Champress, September 17, 2016、al-Hayat, September 18, 2016、Iraqi News, September 17, 2016、Kull-na Shuraka’, September 17, 2016、al-Mada Press, September 17, 2016、Naharnet, September 17, 2016、NNA, September 17, 2016、Reuters, September 17, 2016、SANA, September 17, 2016、UPI, September 17, 2016などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.