UNHCR報道官は反体制派も戦争犯罪を犯していると批判(2016年11月1日)

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のラヴィナ・シャムダサニ(Ravina Shamdasani)報道官は、アレッポ市での戦闘に関して、シリア政府と反体制派の双方が戦争犯罪を犯している可能性があると指摘した。

シャムダサニ報道官は「アレッポのすべての当事者が戦闘を行い、多数の民間人犠牲者を出し、市内で依然として暮らしている人々に恐怖を与えている」と述べたうえで、シリア政府が支配するアレッポ市西部への反体制派の砲撃を「決して受け入れられず、戦争犯罪となるだろう」と批判した。

『ハヤート』(11月2日付)などが伝えた。

AFP, November 1, 2016、AP, November 1, 2016、ARA News, November 1, 2016、Champress, November 1, 2016、al-Hayat, November 2, 2016、Iraqi News, November 1, 2016、Kull-na Shuraka’, November 1, 2016、al-Mada Press, November 1, 2016、Naharnet, November 1, 2016、NNA, November 1, 2016、Reuters, November 1, 2016、SANA, November 1, 2016、UPI, November 1, 2016などをもとに作成。

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