シリア人権監視団:反体制派によるアレッポ市西部への砲撃で子供18人を含む53人が死亡(2016年11月1日)

シリア人権監視団は、アル=カーイダ系組織のシャーム・ファトフ戦線が主導するファトフ軍とアレッポ・ファトフ軍作戦司令室からなる反体制派が、アレッポ市東部解囲に向けた軍事作戦(「アレッポ大血戦」)を開始し、シリア政府支配下のアレッポ市西部一帯への砲撃を激化させた10月28日から31日までの犠牲者数が、53人にのぼっていると発表した。

うち子供は18人、女性は6人で、犠牲者はいずれも反体制派によるアレッポ市西部(旧メリディアン・ホテル一帯、ハムダーニーヤ地区、ザフラー協会地区、サラーフッディーン地区など砲撃の犠牲者だという。

AFP, November 1, 2016、AP, November 1, 2016、ARA News, November 1, 2016、Champress, November 1, 2016、al-Hayat, November 2, 2016、Iraqi News, November 1, 2016、Kull-na Shuraka’, November 1, 2016、al-Mada Press, November 1, 2016、Naharnet, November 1, 2016、NNA, November 1, 2016、Reuters, November 1, 2016、SANA, November 1, 2016、UPI, November 1, 2016などをもとに作成。

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