反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室)はシリア軍によって制圧されていたアレッポ市東部の複数の街区を奪還(2016年12月5日)

アレッポ県では、シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(12月5日付)、スマート・ニュース(12月5日付)によるとなどによると、アレッポ市南東部で籠城を続ける反体制武装集団(アレッポ・ファトフ作戦司令室)が、4日にシリア軍によって制圧された街区(カーディー・アスカル地区のウユーン病院一帯、カルム・マイサル地区、カルム・カーティルジー地区、カラム・タッハーン地区)を奪還した。

これに対して、シリア軍はシャッアール地区で攻勢を強め、反体制武装集団と激しく交戦した。

シリア軍は東西、そして北から進軍し、反体制武装集団を同地区の南部に撤退させようとしているという。

またシリア軍と反体制武装集団はシャイフ・サイード地区、シャイフ・ルトフィー地区、ブスターン・カスル地区、サラーフッディーン地区で戦闘を続けた。

Kull-na Shuraka', December 5, 2016

Kull-na Shuraka’, December 5, 2016

AFP, December 5, 2016、AP, December 5, 2016、ARA News, December 5, 2016、Champress, December 5, 2016、al-Durar al-Shamiya, December 5, 2016、al-Hayat, December 6, 2016、Iraqi News, December 5, 2016、Kull-na Shuraka’, December 5, 2016、al-Mada Press, December 5, 2016、Naharnet, December 5, 2016、NNA, December 5, 2016、Reuters, December 5, 2016、SANA, December 5, 2016、SMART News, December 5, 2016、UPI, December 5, 2016などをもとに作成。

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