アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、反体制武装集団が籠城を続けるアレッポ市南東部の南側のサラーフッディーン地区、マシュハド地区、アンサーリー地区を激しく砲撃した。
シリア軍はまた、アレッポ市北部のライラムーン地区、ダフラト・アブドゥラッブフ地区に対しても砲撃を行った。
シリア軍はさらに、UNESCO世界文化遺産に指定されているアレッポ市旧市街のウマイヤ・モスク一帯、バーブ・アンターキヤー一帯、バーブ・カンサリーン一帯、サッファーヒーヤ地区で爆発物処理作業を継続した。
**
ダルアー県では、SANA(12月13日付)によると、シリア軍がダルアー市内各所、ヤードゥーダ村でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。
**
ヒムス県では、SANA(12月13日付)によると、シリア軍がダイル・フール村、ラスタン市で反体制武装集団と交戦した。
**
ダマスカス郊外県では、SANA(12月13日付)によると、県南部(カナーキル村など)で反体制活動を行ってきた約1,500人が地元和解プロセスの一環で関係当局に投降、2016年政令第15号の規定に従い、放免となった。
AFP, December 13, 2016、AP, December 13, 2016、ARA News, December 13, 2016、Champress, December 13, 2016、al-Hayat, December 14, 2016、Iraqi News, December 13, 2016、Kull-na Shuraka’, December 13, 2016、al-Mada Press, December 13, 2016、Naharnet, December 13, 2016、NNA, December 13, 2016、Reuters, December 13, 2016、SANA, December 13, 2016、UPI, December 13, 2016などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.