ヒズブッラーはダマスカス郊外県バラダー渓谷へのロシア軍停戦監視団の派遣を拒否(2017年1月5日)

クッルナー・シュラカー(1月5日付)は、ダマスカス郊外県バラダー渓谷でシリア軍とともに、シャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団と戦闘を続けるヒズブッラーが、ロシア軍の使節団の同地訪問を拒否していると伝えた。

ロシア軍の使節団は、トルコとの仲介により12月30日午前0時に発効し、31日に国連安保理決議第2336号で国際承認された停戦合意に基づく停戦監視チームで、士官3人からなり、シリア軍第13師団司令官、同地の名士らとともに現地入りしようとしたが、ヒズブッラーは、ダイル・カーヌーン村の検問所で使節団を制止し、進入を拒否したという。

なお、クッルナー・シュラカーによると、ヒズブッラーがロシア軍士官の同地訪問を拒否するのはこれが2回目だという。

Kull-na Shuraka', January 5, 2017

Kull-na Shuraka’, January 5, 2017

AFP, January 5, 2017、AP, January 5, 2017、ARA News, January 5, 2017、Champress, January 5, 2017、al-Hayat, January 6, 2017、Iraqi News, January 5, 2017、Kull-na Shuraka’, January 5, 2017、al-Mada Press, January 5, 2017、Naharnet, January 5, 2017、NNA, January 5, 2017、Reuters, January 5, 2017、SANA, January 5, 2017、UPI, January 5, 2017などをもとに作成。

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