米主導の有志連合は1月5日にラッカ市近郊などで23回の爆撃を実施(2017年1月6日)

米中央軍(CENTCOM)は、1月5日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して29回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は23回で、ラッカ市近郊(17回)、ダイル・ザウル市近郊(6回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOMはまた、2016年12月31日のラッカ市近郊に対する有志連合の空爆で、ダーイシュの幹部の一人マフムード・イーサウィー氏を殺害したことを確認したと発表した。

AFP, January 6, 2017、AP, January 6, 2017、ARA News, January 6, 2017、Champress, January 6, 2017、al-Hayat, January 7, 2017、Iraqi News, January 6, 2017、Kull-na Shuraka’, January 6, 2017、al-Mada Press, January 6, 2017、Naharnet, January 6, 2017、NNA, January 6, 2017、Reuters, January 6, 2017、SANA, January 6, 2017、UPI, January 6, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.