トルコのエルドアン大統領はYPG主体のシリア民主軍とPKKを無関係だとした米軍の姿勢を強く非難(2017年1月12日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会使節団の米ワシントンDC訪問と米国高官との会談に関連して、「民主統一党(PYD)の軍事部門である人民防衛隊(YPG)がトルコ国内のクルド人武装勢力と無関係だなどと誰も主張する権利はない」と憤りを露わにした。

なお、この発言は、米中央軍(CENTCOM)がツイッターのアカウントを通じて、シリア民主軍はクルディスタン労働者党(PKK)と無関係だと綴ったことに直接応えたもの。

AFP, January 12, 2017、AP, January 12, 2017、ARA News, January 12, 2017、Champress, January 12, 2017、al-Hayat, January 13, 2017、Iraqi News, January 12, 2017、Kull-na Shuraka’, January 12, 2017、al-Mada Press, January 12, 2017、Naharnet, January 12, 2017、NNA, January 12, 2017、Reuters, January 12, 2017、SANA, January 12, 2017、UPI, January 12, 2017などをもとに作成。

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