ロイター通信はアサド大統領と実弟マーヒル・アサド少将の化学兵器開発・使用への関与を疑う文書の存在を示唆(2017年1月13日)

ロイター通信(1月13日付)は、米財務省がシリア軍全軍と軍・諜報機関士官18人を化学兵器使用・開発に関与したとして財務省外国資産管理室(OFAC)のSDN(Specially
Designated Nationals and blocked Persons)リストに追加登録に追加登録したことに関して、アサド大統領とその弟マーヒル・アサド少将の関与を疑う文書が存在していると伝えた。

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一方、ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、ダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線が、シリアとイラク領内で化学兵器を使用したことを示すデータをロシアが有しているとしたうえで、両組織は「塩素ガスなどの、産業・家庭用の有毒化学物質だけでなく、神経ガス、サリン・ガスといった化学兵器さえ使用している」と述べた。

AFP, January 13, 2017、AP, January 13, 2017、ARA News, January 13, 2017、Champress, January 13, 2017、al-Hayat, January 14, 2017、Iraqi News, January 13, 2017、Kull-na Shuraka’, January 13, 2017、al-Mada Press, January 13, 2017、Naharnet, January 13, 2017、NNA, January 13, 2017、Reuters, January 13, 2017、SANA, January 13, 2017、UPI, January 13, 2017などをもとに作成。

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