シャーム・ファトフ戦線はシャーム自由人イスラーム運動の最期通告を拒否、力による反体制派の統合をめざすと表明(2017年1月28日)

シャーム・ファトフ戦線は声明を出し、組織解体を条件に戦闘を停止するとしたシャーム自由人イスラーム運動の27日の声明を拒否した。

シャーム・ファトフ戦線は「戦況は沈黙も休戦も許さない…。戦場では前線での組織の統合が試みられたが、何度も失敗した…」と指摘、「戦場での和平と平和を画一的に決定し、すべての物的、人的な能力を統合的な政治的・軍事的司令部のもとに置き、ほぼすべての組織や連合体を融解し、工程に沿って、一人の司令官(アミール)のもと、真に一つの組織に統合していく」べきだと主張、対立する反体制武装集団を力で吸収し、それによって停戦をめざすとの姿勢を示した。

Kull-na Shuraka', January 28, 2017

Kull-na Shuraka’, January 28, 2017

AFP, January 28, 2017、AP, January 28, 2017、ARA News, January 28, 2017、Champress, January 28, 2017、al-Hayat, January 29, 2017、Iraqi News, January 28, 2017、Kull-na Shuraka’, January 28, 2017、al-Mada Press, January 28, 2017、Naharnet, January 28, 2017、NNA, January 28, 2017、Reuters, January 28, 2017、SANA, January 28, 2017、UPI, January 28, 2017などをもとに作成。

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