アレッポ県では、シリア人権監視団によると、バーブ市南西部一帯で、トルコ軍および同軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室が、ダーイシュ(イスラーム国)と激しく交戦し、トルコ軍側はグーズ村、アブー・ザンディーン村を制圧した。
これにより、トルコ軍は、バーブ市とアレッポ市を結ぶ街道の1.5キロ地点にまで接近した。
複数の消息筋によると、トルコ軍は度重なるバーブ市攻略に失敗したことを受け、同市制圧ではなく、シリア軍の進軍を遮るかたちでバーブ市とアレッポ市方面を結ぶ街道を掌握しようとしているという。
一方、シリア軍は、バーブ市南西7キロの地点にまで進軍している。
シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下に復帰したばかりのバーブ市南部ラスム・スィルハーン村で大きな爆発が発生した。
爆発は、ダーイシュが仕掛けた爆弾によるもので、これによりシリア軍兵士、親政権武装勢力戦闘員複数が死傷した。
なお、SANA(2月1日付)によると、シリア軍がアレッポ市東部校外の航空士官学校の北東部でダーイシュ(イスラーム国)に対して集中的な攻撃を行った。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がタドムル市西部郊外の柑橘農園、ドゥーワ地区、アブー・ファワーリス地区、ティヤース山一帯、タイフール航空基地(T4)北部の丘陵地帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。
一方、SANA(2月1日付)によると、シリア軍がタドムル市東部郊外のフィッダ農場、バイト・フィッダ村、西ハイル城一帯、アーイド・ハッスーン丘、ウンム・ハイイル丘一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。
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ダイル・ザウル県では、SANA(2月1日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部の工場地区、墓地地区などでダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆、交戦した。
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ダマスカス郊外県では、SANA(2月1日付)によると、シリア軍がスィーン航空基地東部でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。
AFP, February 1, 2017、AP, February 1, 2017、ARA News, February 1, 2017、Champress, February 1, 2017、al-Hayat, February 2, 2017、Iraqi News, February 1, 2017、Kull-na Shuraka’, February 1, 2017、al-Mada Press, February 1, 2017、Naharnet, February 1, 2017、NNA, February 1, 2017、Reuters, February 1, 2017、SANA, February 1, 2017、UPI, February 1, 2017などをもとに作成。
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