ヒズブッラー、ロシア軍機甲戦車大隊の支援を受けるシリア軍がバーブ市南部のハワーラ丘などを制圧(2017年2月7日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、ヒズブッラーなどからなる親政権武装勢力、ロシア軍の機甲戦車大隊が、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市バーブ市に対する包囲を強化するため、同地一帯での進攻作戦を継続した。

ARA News(2月7日付)、SANA(2月7日付)によると、シリア軍はこれにより、バーブ市南部のマジュバル村、ハワーラ丘を制圧するとともに、ウワイシーヤ丘およびウワイシーヤ村一帯でダーイシュと激しく戦闘を続けたという。

また、シリア軍はマンビジュ市(西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍支配地域)とターディフ市を結ぶ街道を制圧、ターディフ市とバザーア村(トルコ軍制圧下)方面を結ぶダーイシュの兵站路を寸断したという。

シリア軍はバーブ市とラッカ市、ダイル・ザウル県を結ぶ幹線道路の封鎖をめざしている。

AFP, February 7, 2017、AP, February 7, 2017、ARA News, February 7, 2017、Champress, February 7, 2017、al-Hayat, February 8, 2017、Iraqi News, February 7, 2017、Kull-na Shuraka’, February 7, 2017、al-Mada Press, February 7, 2017、Naharnet, February 7, 2017、NNA, February 7, 2017、Reuters, February 7, 2017、SANA, February 7, 2017、UPI, February 7, 2017などをもとに作成。

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