シャーム解放機構幹部は旧ジュンド・アクサー機構を「ダーイシュに忠誠を誓うハワーリジュ派」と批判(2017年2月14日)

シャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)の幹部の一人のアブドゥッラヒーム・アトゥーン氏(アブー・アブドゥッラー・シャーミー)は、SNSを通じて音声声明を発表、そのなかでジュンド・アクサー機構から離反したアクサー旅団を「ダーイシュ(イスラーム国)のアブー・バクル・バグダーディーに忠誠を誓うハワーリジュ派」と批判した。

アクサー旅団はイドリブ県南部、ハマー県北部でシャーム解放機構の支配地域に侵攻し、勢力を拡大している旧ジュンド・アクサー旅団の「主流派」

なお、シリア人権監視団によると、イドリブ県南部およびハマー県北部一帯での旧ジュンド・アクサー機構とシャーム解放機構の戦闘により、過去24時間で69人の戦闘員が死亡した。

AFP, February 14, 2017、AP, February 14, 2017、ARA News, February 14, 2017、Champress, February 14, 2017、al-Hayat, February 15, 2017、Iraqi News, February 14, 2017、Kull-na Shuraka’, February 14, 2017、al-Mada Press, February 14, 2017、Naharnet, February 14, 2017、NNA, February 14, 2017、Reuters, February 14, 2017、SANA, February 14, 2017、UPI, February 14, 2017などをもとに作成。

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