シリア国民連合はシャーム解放機構などの戦闘員退去を定めたカタール仲介の停戦合意を拒否(2017年3月29日)

トルコのイスタンブールを拠点とする在外反体制活動家の組織シリア革命反体制勢力国民連立(シリア国民連合)は報道声明を出し、28日にファトフ戦線がカタールの仲介のもとにヒズブッラーおよびイラン・イスラーム革命防衛隊と交わした停戦合意(イドリブ県フーア市、カファルヤー町の住民の避難、ダマスカス郊外県ザバダーニー市などからの反体制武装集団戦闘員の退去)を拒否すると発表した。

声明では、ダマスカス郊外県ザバダーニー市一帯からの反体制武装集団戦闘員の退去を「強制移住」「非人道的犯罪」と指弾している。

AFP, March 29, 2017、AP, March 29, 2017、ARA News, March 29, 2017、Champress, March 29, 2017、al-Hayat, March 30, 2017、Iraqi News, March 29, 2017、Kull-na Shuraka’, March 29, 2017、al-Mada Press, March 29, 2017、Naharnet, March 29, 2017、NNA, March 29, 2017、Reuters, March 29, 2017、SANA, March 29, 2017、UPI, March 29, 2017などをもとに作成。

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