イランの最高指導者アリー・ハーメネイー師は、首都テヘランでイラン軍司令官らと懇談した。
懇談のなかで、ハーメネイー師は、7日の米軍によるヒムス県シャイーラート航空基地一帯へのミサイル攻撃に関して、「米国の前政権はテロ組織ダーイシュ(イスラーム国)を創出、ないしは支援したが、現政権はこの組織、ないしはそれに類するテロ組織を強化している」と非難した。
ハーメネイー師はまた「欧州は今日、タクフィール主義者支援という過ちを犯したがゆえに、自らの罪に苦しみ、住民は街でも家でも安全ではなくなっている。米国もこの過ちを繰り返そうとしている」と述べた。
SANA(4月9日付)が伝えた。
AFP, April 9, 2017、AP, April 9, 2017、ARA News, April 9, 2017、Champress, April 9, 2017、al-Hayat, April 10, 2017、Iraqi News, April 9, 2017、Kull-na Shuraka’, April 9, 2017、al-Mada Press, April 9, 2017、Naharnet, April 9, 2017、NNA, April 9, 2017、Reuters, April 9, 2017、SANA, April 9, 2017、UPI, April 9, 2017などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.