アレッポ県アフリーン市一帯に対するトルコ軍の「オリーブの枝」作戦に参加する反体制武装集団の一つで、シリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団のヤースィル・アブドゥッラヒーム司令官はロイター通信(1月21日付)に対して、作戦に参加しているシリア人戦闘員が約2万5,000人にのぼると述べた。
アブドゥッラヒーム司令官によると、反体制武装集団は今のところ、アフリーン市への突入は考えておらず、同地を包囲し、人民防衛隊を撤退させようとしているという。
そのうえで、作戦の主要な目的が、アレッポ市北部のタッル・リフアト市の奪還にあると強調した。
AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。
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