YPG主体のシリア民主軍報道官「英国、米国、ドイツからの義勇兵がアフリーン市一帯でのトルコ軍との戦闘への参加を希望している」(2018年1月24日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のライドゥール・ハリール報道官は、ロイター通信(1月24日付)に対し、アレッポ県アフリーン市一帯に対するトルコ軍および反体制武装集団の攻撃を受け、「ラッカ県やダイル・ザウル県で戦闘に参加している外国人戦闘員がアフリーンに転戦したいとの意思を示している」と述べた。

ハリール報道官は「クルド人が主導するシリア民主軍の側についてダーイシュ(イスラーム国)と戦ってきた米国、英国、ドイツからの義勇兵が現在、トルコの攻撃に対峙するためにアフリーン市一帯に進駐している」と述べた。

ハリール報道官は、これら外国人義勇兵がいつアフリーン市一帯に移動したかについて明らかにしなかったが、その数は数十人にのぼるという。

AFP, January 24, 2018、ANHA, January 24, 2018、AP, January 24, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 24, 2018、al-Hayat, January 25, 2018、Reuters, January 24, 2018、SANA, January 24, 2018、UPI, January 24, 2018などをもとに作成。

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