ボルトン米国家安全保障問題担当大統領補佐官「シリア政府が化学兵器を使ったら、非常に強い対応をとるだろう」(2018年8月22日)

ジョン・ボルトン米国家安全保障問題担当大統領補佐官は、イスラエルのエルサレムを訪問中に記者会見を開き、シリア情勢に言及、シリアのアサド政権がイドリブ県奪還に向けた攻撃で化学兵器を再び使用したら「非常に強い」かたちで対抗措置をとるだろう、と述べた。

ボルトン補佐官は「我々はシリア政府がイドリブ県に軍事攻撃を再開しようと計画しているのを目の当たりにしている…。我々はアサドが再び化学兵器を使用する可能性を強く懸念している…。もしシリア政府が化学兵器を使ったら、我々は何の迷いもなく、非常に強い対応をとるだろう。彼らはこのことをずっと考えておくべきだ」と述べた。

ロイター通信(8月22日付)などが伝えた。

AP, August 22, 2018

AFP, August 22, 2018、ANHA, August 22, 2018、AP, August 22, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 22, 2018、al-Hayat, August 23, 2018、Reuters, August 22, 2018、SANA, August 22, 2018、UPI, August 22, 2018などをもとに作成。

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